2017年11月30日更新

『スパイダーマン:ホームカミング』豪華吹き替え声優一覧

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『スパイダーマン:ホームカミング』日本語吹き替え版の声優を紹介

サム・ライミ監督の『スパイダーマン』3部作(2002〜2007)、マーク・ウェブ監督の『アメイジング・スパイダーマン』2部作(2012〜2014)。そして新たなシリーズの幕開けとなる、『スパイダーマン:ホームカミング』が2017年8月11日公開。 メガホンをとったのは、『COP CAR/コップ・カー』(2015)のジョン・ワッツ。ピーター・パーカー=スパイダーマンを、トム・ホランドが演じます。悪役のヴァルチャーは、『バットマン』(1989)などのマイケル・キートン。 本作は『マーベル・シネマティック・ユニバース』に属するので、アイアンマンやキャプテン・アメリカも登場するという豪華キャストです。 日本語吹き替え版も公開されますが、こちらもオリジナル・キャストに引けをとらない豪華さ! この記事では吹き替えを担当した声優陣をまとめて紹介します。

ピーター・パーカー/スパイダーマン(トム・ホランド):榎木淳弥

ピーター・パーカーは、科学好きの冴えない高校生で、スパイダーマンに変身します。すでに『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)でも、トム・ホランドがこの役を担当しました。 日本語吹き替えは、声優の榎木淳弥です。1988年東京都出身の榎は『天元突破グレンラガン』に感動して声優を志したそうです。 これまでテレビアニメ、『カードファイト!! ヴァンガードG』(2014)の主人公・綺場シオンや、『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(2015)の館脇正太郎の声優などで活躍。 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』や『ウィンターストーム 雪山の悪夢』(2016)でも、トム・ホランドの吹き替えを担当していました。

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ヴァルチャー(マイケル・キートン)/大川透

本作の悪役は原作にも登場するヴァルチャーです。実生活ではエイドリアン・トゥームスという、残骸を処理する会社の経営者で、ある事情からウィングスーツを着て犯罪行為に耽ります。 吹き替え担当は、1960年生まれの声優・俳優・ナレーター、大川透です。『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(2002)のサイトー役など、脇役としての活躍が多かったのですが、『鋼の錬金術師』(2003)のロイ・マスタング役でブレイク。 海外ドラマ・映画の吹き替え、アニメ、ゲームと幅広い活動を続けているベテランです。『恋する履歴書』(2009)、『ニード・フォー・スピード』(2014)でもマイケル・キートンの声を担当しました。

ハッピー・ホーガン(ジョン・ファヴロー)/大西健晴

ハッピー・ホーガンはトニー・スタークの側近で運転手です。2008年以来、映画監督であるジョン・ファヴローがこの役を演じ続けています。本作ではピーター・パーカーを監視する役目を担うようです。 声を当てるのは1970年生まれの声優、俳優、ナレーター、大西健晴です。1994年以来、アニメのバイプレーヤーとして活躍し、今や洋画、ドラマ、ゲームの声などでも活躍しています。 主な仕事として、『銀魂』(2007)の村田鉄矢、『HUNTER×HUNTER』(2012)のシャッチモーノ=トチーノなどがあります。劇団「あかぺら倶楽部」を創設し、今でも主要メンバーです。

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ミシェル(ゼンデイヤ)/真壁かずみ

Stealing hearts since 96'

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本作のヒロインの1人はミシェルです。口数が少なく風変わりな女の子で、突然ピーターに「あなた、何か隠してない?」と尋ねる神秘的な雰囲気を持っています。 日本語吹き替えは声優の真壁かずみです。洋画、海外ドラマの吹き替えの仕事が主で、特に『シェキラ!』(2010)、『ティーン・スパイ K.C.』(2015)などゼンデイヤの吹き替えはほとんど真壁かずみが担当してきました。 他には『エクスペンダブル2』(2012)のパイラー、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(2012)のパイの妻の声などを担当。特技はアクションで、舞台にも度々出演しているようです。

アーロン・デイビス(ドナルド・グローヴァー)/渡邉隼人

様々な情報を総合すると、ドナルド・グリーヴァー演じるアーロン・デイビスはどうやらヴィラン側の役割を担うようです。 吹き替えを担当するのは1977年生まれの声優・渡邉隼人。以前は劇団ムーンライトに所属し、舞台俳優としても活動していました。 声優としてのキャリアは、外国映画のバイプレイヤーとして数々の作品に参加しています。主な出演作には、『ラスベガスをやっつけろ』(1998)、『アバター』(2009)、韓国版『のだめカンタービレ ~ネイル カンタービレ』(2011)、『キャプテン・フィリップス』(2013)、『チャイルド44 森に消えた子供たち』(2015)などがあります。

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アン・マリー・ホーグ(タイン・デイリー)/西宏子

アン・マリー・ホーグは、『アベンジャーズ』(2012)で破壊された街を復旧する政府関連の会社のディレクターではないかと見られています。 吹き替え担当は声優の西宏子です。1980年代からアニメ、外国ドラマ、映画の吹き替えで活躍しています。 アニメの出演作としては、『銀河漂流バイファム』(1983)、『アタッカーYOU!』(1984)、『地獄少女 三鼎』(2008)などがあります。 ドラマ・映画の吹き替えの仕事は、『サスペリア』(1977)、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980)、『複製された男』(2013)など多彩で、特にキャシー・ベイツ(『P.S.アイラブユー』、『ボーイソプラノ ただひとつの歌声』、『ミッドナイト・イン・パリ』)の声を当てることが多いようです。

ネッド(ジェイコブ・バタロン)/吉田ウーロン太

ネッドは、ピーター・パーカーがスパイダーマンであることを知っている人物です。 日本語吹き替えは吉田ウーロン太。1978年東京都出身で、お笑いタレント、俳優、声優、脚本家、演出家と、広範な肩書きの持ち主です。 2002年にお笑いトリオ「フラミンゴ」を結成し、『爆笑オンエアバトル』などに出演。以後、『ブスの瞳に恋してる』(2006)などのドラマ、『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』(2007)、『シン・ゴジラ』(2016)などの映画に俳優として参加しています。 また、映画『ポールダンシングボーイ☆ず』(2011)などの脚本を手がける傍ら、声優としては、『怪盗グルーのミニオン危機一発』(2013)、『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(2013)などに参加するなど、マルチな活躍を続けているのです。

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リズ (ローラ・ハリアー)/美山加恋

本作のWヒロインのうちの、もう1人がリズです。学校一の人気者で、ピーター・パーカーも密かに思いを寄せる美女。 吹き替え担当は、1996年生まれの女優・声優である美山加恋です。子役として活動しており、2004年のドラマ、草彅剛主演『僕と彼女と彼女の生きる道』で小柳凛を演じ、「天才子役」として評判になりました。 その後もドラマ、映画への出演を続け、声優としての仕事は『魔法つかいプリキュア!』(2017)など、プリキュア関連の作品が多く、また、ポン・ジュノ監督の映画『オクジャ/okja』(2017)における主人公の声の吹き替えなども行っています。

メイ・パーカー(マリサ・トメイ)/安藤麻吹

メイ・パーカーはピーターの叔母に当たり、両親のいないピーターを養育した育ての親です。 メイおばさんの声を当てるのは、1969年生まれの女優・声優である安藤麻吹。2009年までは劇団俳優座に所属し、主に舞台女優として活動していました。 声優としては外国ドラマ・映画の吹き替えが中心で、ナオミ・ワッツ、ハル・ベリー、ジェニファー・ガーナーなどの持ち役もあるほどです。『イン・ザ・ベッドルーム』(2001)や『アルフィー』(2004)でもマリサ・トメイの吹き替えを担当しました。 また、映画『真・女立喰師列伝』(2007)、テレビドラマ『携帯捜査官7』(2008)、劇場アニメ『スカイ・クロラ』(2008)など、押井守関連作品に顔を出すことが多いようです。

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トニー・スターク ( ロバート・ダウニー・Jr)/藤原啓治

ロバート・ダウニーjr
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トニー・スタークは実業家で、アイアンマン・スーツを発明した天才でもあります。本作におけるスタークは、ピーターを保護する師匠的存在で、時に父親の顔も見せるのです。 日本語吹き替えは1964年生まれの声優、俳優、ナレーターである藤原啓治。主なアニメにおける担当キャラクターは、『クレヨンしんちゃん』(1992~)の野原ひろし、『鋼の錬金術師』(2003~)シリーズのマース・ヒューズ、『交響詩篇エウレカセブン』(2005)のホランド・ノヴァクなどです。その他、膨大な数の作品に出演しています。 藤原啓治が吹き替える定番俳優も、エミリオ・エステベス、クリスチャン・スレーター、ロバート・ダウニー・Jrなど多数です。

フラッシュ・トンプソン(トニー・レヴォロリ)/畠中祐

フラッシュ・トンプソンは原作ではピーターの同級生で、彼をいじめる人物として描かれていますが、本作では良い奴のようです。 吹き替え担当は1994年生まれの声優、畠中祐。映画『ナルニア国物語/第1章: ライオンと魔女』(2005)の主人公役の一般公募に合格して、声優デビューしました。 2011年、高校1年生の時に、『遊☆戯☆王ZEXAL』のオーディションに合格して、主人公・九十九遊馬の声を担当します。大学進学とともに本格的な声優活動を開始しました。 洋画の吹き替えの仕事としては、『ナルニア国物語』シリーズ以外では、『ミュータント・タートルズ』(2014)、『6才のボクが、大人になるまで。』(2014)などがあります。

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ハーマン・シュルツ ( ボキーム・ウッドバイン)/諏訪部順一

ハーマン・シュルツは「ショッカー」と呼ばれる犯罪者で、エンジニアとしての才能を活かして、強力な震動波を発生させる装置を発明し、銀行強盗を繰り返すキャラクターです。 吹き替えを担当するのは1972年生まれの声優、ナレーター、諏訪部順一。活動当初は、テレビ番組、CMのナレーターが中心でしたが、『テニスの王子様』(2002)の跡部景吾の声を担当して声優としてブレイクしました。 それ以来、『バクマン。』(2011)など、少年役から大人役まで、数々のアニメで多彩な声を演じ分けています。 また、「フェロ☆メン」というユニットで歌手としても活動しているのです。

ジャクソン・ブライス(ローガン・マーシャル=グリーン)/浪川大輔

ジャクソン・ブライスも「ショッカー」と記述されているので、ハーマン・シュルツとコンビを組んで犯罪を繰り返しているのかもしれません。 日本語吹き替えは、1976年生まれの声優、俳優、歌手、ナレーターの浪川大輔が担当しました。子役時代から声優として活動していたので、参加作品は膨大な数に上ります。 特に、外国映画の吹き替えの仕事においては、声を当てる定番の俳優が複数います。イライジャ・ウッド、エドワード・ファーロング、ジャスティン・ティンバーレイク、トニー・ジャー、ヘイデン・クリステンセン、レオナルド・ディカプリオなどです。

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モリタ校長(ケネス・チョイ)/遠藤大智

モリタ校長は、ピーターの高校の校長先生なのですが、どうやらキャプテン・アメリカと深い因縁を持っている人物らしいのです。 吹き替え担当は、1981年生まれの声優、遠藤大智。アニメ、洋画のバイプレーヤーとして、数多くの作品で活躍しています。 特に洋画では、『クリフハンガー』(1993)、『キック・アス』(2010)、『J・エドガー』(2011)、『グランド・イリュージョン』(2013)などに参加しています。また、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)では、ケネス・チョイ演じるジム・モリタなる人物の声を担当。

ペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)/岡寛恵

ペッパー・ポッツは、『アイアンマン』3部作(2008〜2013)にも登場する、トニー・スタークの秘書であり恋人。 声を当てるのは岡寛恵です。1970年生まれで、女優、声優として活躍しています。 女優としては、映画『時をかける少女』(1983)、ドラマ『セーラー服反逆同盟』(1986〜1987)などに出演しました。 声優としては『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999)でデビュー。グウィネス・パルトロウをはじめ、ケイト・ウィンスレット、シャーリーズ・セロン、ダイアン・クルーガー、ミラ・ジョヴォヴィッチなどの大物女優の吹き替えを多数担当してきました。

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スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)/中村悠一

キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)で、スパイダーマンに盾を奪われた彼は、今回どのように登場するのでしょうか? 日本語吹き替えは1980年生まれの声優、ナレーター、中村悠一です。アニメの代表作に、『おおきく振りかぶって』(2007)、『機動戦士ガンダム00』シリーズ(2007〜2008)、『おそ松さん』(2015〜2016)などがあります。 また、吹き替えの定番担当俳優は、クリス・エヴァンス、リアム・ヘムズワースらです。