2017年10月18日更新

「海猿」シリーズに出演していたキャストまとめ【伊藤英明主演】

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人気映画「海猿」シリーズに出演していた主要キャストたちは今?

「海猿」シリーズは、映画『海猿 ウミザル』(2004年)、ドラマ『海猿 UMIZARU EVOLUTION』(2005年)、映画『LIMIT OF LOVE 海猿』(2006年)、映画『THE LAST MESSAGE 海猿』(2008年)、映画『BRAVE HEARTS 海猿』(2012年)の5作にわたり製作されてきた人気シリーズです。 主演の仙崎を演じた伊藤英明をはじめとする、人気若手俳優たちが「海猿」と呼ばれる潜水士の役を演じ、その肉体美を惜しみなく披露しています。 また、同じ夢に向かって切磋琢磨する中で芽生える友情や、試練を乗り越えて成長していく姿、そして恋愛模様を描いていて、さまざまな角度から楽しめる映画となっています。 そんな、「海猿」シリーズを盛り上げた主要キャストたちのその後と現在を追いかけました。

仙崎大輔/伊藤英明

本作の主人公・仙崎大輔を演じたのは伊藤英明です。全作品に出演しています。1993年に行われた「第6回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」において準グランプリになったのをきっかけに、芸能界入りします。 翌年、「サントリー・オールド」のCMでデビューを飾り、その後約2年間の活動休止を経て活動を再開。2004年に公開された主演映画『海猿 ウミザル』で一躍脚光を浴びることとなり、数々の賞を受賞しました。 2012年に公開された主演映画『悪の教典』では、サイコパスの殺人犯役を演じ、以降役の幅を広げていきます。現在も、数々の作品で活躍する実力派俳優です。

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伊沢環菜/加藤あい

仙崎の恋人で、後に妻となるファッション雑誌編集者・伊沢環菜を演じたのは加藤あいです。全作に出演しています。 中学時代に雑誌「ピチレモン」のモデルとして活動。中学3年生のとき上京し、1997年放送のドラマ『ギフト』で女優デビューを果たしました。その後、人気女優として活躍していきますが、女優業の合間を縫って、亜細亜大学国際関係学部で学び、無事卒業しています。 大学卒業後も「海猿」シリーズをはじめ、テレビドラマにCMにと活躍していましたが、2013年に結婚。2015年に出産した後、2017年放送のドラマ『貴族探偵』で3年ぶりに女優復帰しました。

吉岡哲也/佐藤隆太

仙崎を先輩と慕う潜水士・吉岡哲也を演じたのは佐藤隆太です。2005年に放送された連続ドラマ以降、4作目の映画『BRAVE HEARTS 海猿』まで出演しています。 佐藤は1999年に、舞台『BOYS TIME』で俳優としてデビューを果たしました。「海猿」シリーズでは主役に次ぐ重要な役を担っています。また、2008年放送のドラマ『ROOKIES』で主演を務め、自身の代表作となりました。 現在、ドラマや映画など数多くの作品に出ずっぱりの人気俳優です。最近の出演作品としては、ドラマ『ウチの夫は仕事ができない』(2017年)、映画『ひるなかの流星』(2017年)があります。

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下川嵓/時任三郎

仲間たちのことをいつも気にかける潜水士隊長・下川嵓を演じたのは時任三郎です。ドラマから映画『BRAVE HEARTS 海猿』まで登場しています。 上京し、通っていた俳優養成所時代の1980年、舞台『ヘアー』でデビューしました。1983年放送のドラマ『ふぞろいの林檎たち』で注目を浴び、その後は数多くの作品に出演しています。また1984年と1987年の二度にわたり、日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞しました。 医者、パイロット、教授などといった知的な役柄を演じることが多く、佐々木希や佐藤ありさといった、女性芸能人のファンも多いそうです。

三島優二/海東健

訓練生のリーダー的存在で仙崎のライバル・三島優二を演じたのは海東健です。1作目の映画『海猿 ウミザル』に出演しています。映画好きの両親の影響を受け、俳優の道へ進んだとのことです。 あまりプライベートを明かさない主義のようですが、テレビドラマ、映画、舞台、CMなど、数多くの作品で活躍しています。 中でも映画『海猿 ウミザル』は、海東にとっての代表作といえるでしょう。2016年には『復讐したい』で、無差別テロ事件の首謀者役を演じています。バイプレイヤーとして活躍しているようです。

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松原エリカ/香里奈

環奈の高校時代の後輩で、友人でもある看護師・松原エリカを演じたのは香里奈です。映画1作目と3作目に出演しています。 既にモデル活動をしていた姉に影響を受け、2000年からファッション雑誌「Ray」の専属モデルとしてデビュー。18歳で上京すると同時に女優としても活動し始め、ドラマ、映画、舞台に数多く出演してきました。最近では、2017年放送のドラマ『嫌われる勇気』の庵堂蘭子役が記憶に新しいですね。 3人姉妹の三女で、2人の姉もモデル業を中心として芸能活動をしており、「東京ガールズコレクション」やドラマ『リアル・クローズ』などで共演を果たしています。

工藤始/伊藤淳史

仙崎の最初のバディで、いじられキャラの工藤始を演じたのは伊藤淳史です。映画1作目に登場しています。 幼い頃から子役として活動していましたが、1988年頃、バラエティー番組『とんねるずのみなさんのおかげです』のコーナーで「仮面ノリダー」として登場し注目されました。その後も俳優として数多くの作品に出演していく中、2005年に放送された、ドラマ『電車男』の主人公を演じ、ブレイク。 2015年に公開された映画『ビリギャル』では、第39回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞しました。主人公の相棒役を演じることも多く、名バイプレイヤーとしての地位を確立しています。

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源太郎/藤竜也

訓練生たちを厳しく鍛える主任教官・源太郎を演じたのは藤竜也です。映画1作目に出演しています。大学在学中にスカウトされたことをきっかけに、芸能界入りしたそうです。 当初はエキストラ的な役や、悪役を演じることが多かったようですが、1976年に公開された映画『愛のコリーダ』で濃厚な濡れ場シーンを演じ、大きな話題に。 俳優が肉体美を追求することは、最近では当たり前になってきていますが、藤はその先駆者と言われています。また、タバコのCMへの出演をきっかけに「ダンディーな中年男性」というイメージが定着しました。現在も数々の作品に出演するベテラン俳優です。

池澤真樹/仲村トオル

仙崎を育てることに価値を見出す先輩潜水士・池澤真樹を演じたのは仲村トオルです。2005年に放送された『海猿 UMIZARU EVOLUTION』に出演しています。 専修大学在学中の1985年に行われた、映画『ビー・バップ・ハイスクール』主演オーディションに合格し、俳優デビュー。また、当時大人気だったドラマ『あぶない刑事』シリーズでも主要な役を演じ、特に女性の間でアイドル的存在として人気を得ていきました。 年齢を重ねた現在は、上司役などさまざまな役柄を演じる味のある実力派俳優として数々の作品に出演しています。記憶に新しいのは、2017年公開映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-』で演じた真犯人役ですね。

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本間恵/大塚寧々

恋愛に詳しいくろーばー号売店販売員・本間恵を演じたのは大塚寧々です。映画2作目『LIMIT OF LOVE 海猿』に登場しました。 大塚寧々は女子大生だった1988年に、雑誌『週刊朝日』の表紙を飾ったのをきっかけにモデルデビューしています。当初カメラマンになる夢を追いかけていた大塚でしたが、将来を案じた母親が表紙モデルに応募したのだそうです。 その後、1992年に放送されたドラマ『君のためにできること』で女優デビューを果たして以降は、CMなどのオファーが絶えなかったということです。CMでの共演をきっかけに、同じモデル出身の俳優・田辺誠一と再婚し、現在も夫婦共に役者として活躍を続けています。

海老原真一/吹越満

くろーばー号の乗客で中古車販売会社経営者・海老原真一を演じたのは吹越満です。2作目『LIMIT OF LOVE 海猿』に出演しています。 吹越は1984年に、久本雅美らの所属する劇団「WAHAHA本舗」に参加。同時にお笑い系のソロパフォーマーとしても活動し、現在も定期的な公演を続けているそうです。劇団退団後は、数多くの作品に出演する実力派俳優となっていきます。 最近は人気ドラマに引っ張りだこで、『探偵・日暮旅人』(2017年)、『花実のない森』(2017年)、『ハロー張りネズミ』(2017年)など、立て続けに出演しています。 プライベートでは1994年に女優の広田レオナと結婚するも離婚、復縁、離婚をくり返しているようです。

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桜木浩一郎/加藤雅也

東アジア海洋石油開発・レガリアプロジェクト設計主任・桜木浩一郎を演じたのは加藤雅也です。映画『THE LAST MESSAGE 海猿』に登場。 ファッション誌「メンズノンノ」のモデルを務めたのを機にモデルとして活動していましたが、後に俳優の道へと進みます。1988年公開の映画『マリリンに逢いたい』で主演を務めた後、ハリウッド俳優を目指して渡米した経験も。 プライベートでは、かつて藤原紀香と交際していたことで有名ですが、撮影中の怪我で通院していた際の担当医女性と2006年に結婚。一児をもうけています。 最近は、ドラマ『名奉行!遠山の金四郎』(2017年)や、ドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』(2017年)に出演しました。

西沢夏/吹石一恵

「レガリア」の常駐医で、仙崎に思いを寄せる西沢夏を演じたのは吹石一恵です。3作目『THE LAST MESSAGE 海猿』に出演。幼い頃から赤ちゃんタレントや子役として芸能活動をしており、1997年公開の映画『ときめきメモリアル』でメジャーデビューを果たし、アイドルタレントとして認識されるようになります。 以降は、さまざまな役柄を演じ分ける演技派女優として数々の作品に出演。平行してグラビアやCM、バラエティー番組など多岐にわたった活躍をみせています。2008年には女性誌「anan」で初ヌードを披露し話題になりました。 プライベートでは2015年に福山雅治と結婚し、世の中の女性の羨望を集めました。

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服部拓也/三浦翔平

若手潜水士で仙崎とバディを組むことになる服部拓也を演じたのは三浦翔平です。3作目『THE LAST MESSAGE 海猿』と4作目『BRAVE HEARTS 海猿』に出演。 2007年に行われた「第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で「フォトジェニック賞」と「理想の恋人賞」を同時に受賞し、注目されます。その後、2008年放送の人気ドラマ『ごくせん 第3シリーズ』に生徒役で出演したのをきっかけに、若手イケメン俳優として大ブレイクしました。 映画『THE LAST MESSAGE 海猿』での演技が認められ、第34回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、現在も多くの作品に出演する人気俳優です。 最近の出演作には、ドラマ『僕たちがやりました』(2017年)や、映画『ひるなかの流星』(2017年)などがあります。

矢部美香/仲里依紗

キャビンアテンダントで、吉岡の恋人の矢部美香を演じたのは仲里依紗です。4作目の映画『BRAVE HEARTS 海猿』に出演しました。 今井康絵の漫画『シンデレラコレクション』の主人公に似ている女子を探す「ニーナをさがせ!!モデルオーディション!!」に妹が応募し、特別賞を受賞したのをきっかけに芸能界入りします。 雑誌モデルをしながら女優としても活動し、2010年公開の映画『ゼブラーマン-ゼブラシティの逆襲-』で、ヒロインの「ゼブラクイーン」を演じ注目されはじめました。 以降は数々の作品に出演する人気女優です。プライベートでは、2013年に俳優の中尾明慶と結婚し、一児の母親でもあります。

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嶋一彦/井原剛志

海上保安本部特殊救難隊第二隊副隊長・嶋一彦を演じたのは井原剛志です。映画4作目の『BRAVE HEARTS 海猿』に出演しました。 幼い頃は教師になるのが夢でしたが、外国籍の者は教師になれないと知り、断念。芸能界を目指すことに。1982年にジャパンアクションクラブに入り、1982年に舞台『真夜中のパーティ』で俳優デビューを果たします。1996年に放送されたドラマ『ふたりっ子』での出演を機に、広く知られるようになりました。 2006年公開のハリウッド映画『硫黄島からの手紙』にも出演するなど、ベテラン俳優の中の一人です。 2016年には、桂雀々に弟子入りし、落語家として活躍するなど、マルチな才能も発揮しています。

今回は「海猿」シリーズで主要な役を演じた俳優や女優の現在までを追ってみました。みんなそれぞれに芸能界で活躍を続けているのですね。