2019年12月3日更新

『リゼロ』エミリアの活躍や秘められた謎を振り返りつつ、ヒロインとしての魅力に迫る!嫉妬の魔女との関係は?

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リゼロ
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会

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「リゼロ」ヒロイン・エミリアの魅力を徹底解説!サテラとの関係は?【Re:ゼロから始める異世界生活】

『Re:ゼロから始める異世界生活』のヒロイン役である美少女、エミリア。困っている人を見たら手助けするのに、それを「あくまで自分のために行ったのだ」と言い張る、ちょっと不器用で優しい女の子です。 エミリアは人間とエルフの間に生まれたハーフエルフであり、人間よりはるかに長命。7歳の時から6年前まで100年ほど眠りについていたという過去があるため、年齢にしたらなんと、100歳を超えています。誕生日は9月23日。 今回は、エミリアの活躍や彼女にまつわる謎を振り返りながら、その魅力に迫っていきたいと思います!

エミリアは精霊・パックと契約したハーフエルフ!強さは?

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エミリアは、火を司る大精霊であるパックと契約している精霊術師です。エミリアは意外と好戦的で、パックをはじめ、契約した精霊たちを使って何度か敵と交戦しています。氷系統の魔法が得意。 相棒として常にエミリアに寄り添っている猫の形をした精霊のパックは、ふだん可愛い姿をしていますが、正体は「エミリアが死んだとき終焉の獣として世界を滅ぼす」という契約をしている大精霊です。 エミリアは、パックがいない時は自らの魔法で戦うこともあります。集団戦や遠距離戦では、かなりの腕前を誇っているようです。

ルグニカ王国の王候補のひとりとして王選に立候補するお嬢様

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やや世間知らずのところもあるエミリア。彼女は、ルグニカ王国の次代の国王候補のひとりです。王選の候補は他に四人いて、それぞれ性格や目的・国に望むことなどが異なっており、エミリアは自分の目的を果たすために、自ら権力争いに身を投じることとなります。 エミリアは、ピエロのような格好をした風変わりの貴族・ロズワールの後ろ盾により、王選に立候補しました。王宮一の魔術師と呼ばれるロズワールは謎が多く、これからの物語のキーパーソンになりそうです。王選の行方と合わせて、ロズワールの正体にも注目です。

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主人公スバルとエミリアの関係は?スバルだけに残された“出会い”の記憶

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中二病全開の主人公・ナツキスバルは、自身がオタクだったこともあり、異世界転移もすぐに受け入れました。そして一番最初に出会ったのがエミリアです。 スバルは「エミリアこそが自分の世界物語のヒロインだ」と認識し、その後エミリアと行動を共にすることにします。 スバルは不器用ながらも一生懸命エミリアのために死力を尽くします。エミリアも、スバルが何かを抱えながらも必死で自分のために行動してくれる姿に胸を打たれます。 すれ違ったり喧嘩することもあるふたりですが、互いを大切に思っていることが随所から感じられます。

1周目の世界で“サテラ”とスバルとが出会う

エミリアとスバルの最初の出会いは、スバル1周目の世界。フェルトに徽章を盗まれたエミリアは、路地裏でスバルと出会い、チンピラに絡まれていた彼を助けたのです。 ハーフエルフとして差別を受けてきた彼女はスバルにも最初は無関心な態度をとっていました。しかし、差別なく接してくるスバルを邪険にすることもできず、一緒に迷子を送り届けたり徽章を探したりすることに。ここでエミリアは偽名“サテラ”を名乗ります。 一方でスバルは、彼女こそこの世界における自分のヒロインと認識。すっかり彼女に惚れ込み、なんとか力になろうとします。 しかし、1周目は盗品蔵で遭遇したエルザによって2人共切りつけられ死亡してしまいました。

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1周目のような出会いイベントが発生しない2周目・3周目

死に戻りによって、スバルはエミリアと出会う前のセーブポイントに戻ります。2周目は先回りして盗品蔵に向かったものの、エルザと対峙し再び死亡。 3周目でスバルは再び町なかでエミリアと出会いますが、1周目の記憶があるのは彼のみ。唐突に馴れ馴れしくしてしまったせいで、彼女からは訝しがられ、さらには盗人の仲間だと思われてしまいます。 彼女を怒らせてしまったため、スバルは去ってしまったエミリアを追いかけました。その先の路地裏で、3人組のチンピラに遭遇し、そのうちの1人に背中を刺され死亡してしまいます。

3度の死を乗り越えエミリアの本名と笑顔を知る

4周目では、彼女を巻き込まないように行動をとったスバル。ところが、フェルトがエミリアを盗品蔵に連れてきたことで彼女と遭遇してしまうことに。そこでエルザとの戦闘が発生しますが、パックの活躍とスバルの奮闘、ラインハルトの助けによりエルザを撃退します。 ここで改めてスバルは“サテラ”に本当の名前を聞き、初めてエミリアという本名と彼女の笑顔を手に入れるのでした。 しかし、スバルが彼女に惚れるきっかけとなった1周目の「エミリアがスバルを助ける」というイベントの記憶があるのはスバルのみ。エミリアは盗品蔵で出会った以降の記憶しかありません。

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アニメ「リゼロ」でのエミリアの死亡回数は?

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貧民街、エルザとの戦い

貧民街のセーブポイントでは、エミリアの死は1周目で描かれています。このルートでは、生き残った4周目も含めて、もっともスバルと良好な関係が築けていました。 最初のスバルをチンピラから助けるシーンに始まり、一緒に町中を散策したり2人で語り合ったり。2人は短い時間ながら言葉を交わし、警戒心の強い彼女もスバルに対して少し心を開いていました。 彼女がヒロインだと確信したスバルは、盗まれてしまった徽章探しを手伝い、盗品蔵に行き着きます。そこで2人を待っていたのは、蔵の主・ロム爺の死体でした。そのまま2人も闇のなかでエルザに切られ、死を迎えます。 2・3周目ではエミリアが死んだ描写はなく、4周目でエルザを撃退し生存ルートに入ります。

魔女教との戦いでの死

3つ目のセーブポイントで繰り返される対白鯨・魔女教との戦い。このセーブポイントでは、エミリアは3度死んでいます。 1周目は、スバルが王都からロズワール邸に帰り着くと、隠し通路が凍っていました。スバルは奥の小部屋のドアノブに触れた瞬間凍死してしまいましたが、この力はパックによるものと考えられます。パックが終焉の獣になっているということは、すでにエミリアが死んでいるということです。 2周目も魔女教の手によってエミリアは死亡、パックが巨大化しスバルは凍死します。3周目では彼女が生きている間に屋敷に帰り着くことができますが、気が狂いかけているスバルは死に戻りのことを彼女に伝えようとし、罰として彼女が呪い殺されてしまいました。 4周目にして、ようやくスバルは白鯨討伐を成功させ、エミリアも死なないルートに入ります。

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エミリア=嫉妬の魔女・サテラ説は本当なのか?

エミリアは銀色の髪を持つハーフエルフです。その特徴は、世界中で恐れられている嫉妬の魔女・サテラと同じもの。そのため人々から忌み嫌われ、エミリアは人里離れた場所で生活をしていました。 外見の共通点があるため、ファンからは「エミリアの正体はサテラなのではないか」と考察されています。 ですがサテラは封印されているだけで滅んだわけではありません。もしエミリアがサテラだとすると、同じ人間がふたり存在してしまい、矛盾が生じます。 アニメでは、嫉妬の魔女は基本的に言葉を発しません。ですが最終回で、嫉妬の魔女は一言だけ言葉を発しました。多くの人が「エミリアとサテラの声優名が同じなのではないか」とエンドロールに注目しましたが、嫉妬の魔女の声優の名前は、残念ながら載っていませんでした。 そのため、サテラとの関係はいまも謎に包まれたままとなっています。

エミリアとレム、真のヒロインはどっち……!?

re:ゼロから始める異世界生活 リゼロ 2期 レム
(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員

メインヒロインはエミリアとなってはいるものの、本編でスバルが長い時間ともに行動したのは、ロズワールのメイドである鬼属のレムという少女です。レムは最初は毒舌でクールな雰囲気でしたが、スバルに少しずつ心を許し、その後は献身的にスバルを支えるようになります。 スバルがエミリアに振られて追い詰められたときや、命をかけた白鯨との戦いの際、スバルの隣にいたのはレムでした。そのためネットでは、「真のヒロインがエミリアなのかレムなのか」という話題で盛り上がることもしばしば。 ですがアニメの最終回では、スバルの気持ちがやはりエミリアに向いていることが明らかになっています。

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エミリアが放った名言を紹介!

Re:ゼロから始める異世界生活 リゼロ ラム エミリア
(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員

私の名前はエミリア。ただのエミリアよ。ありがとうスバル、私を助けてくれて。

最初のセーブポイントの4周目。エミリアもフェルトもロム爺も死なずに、エルザを撃退した生存ルートでのエミリアのセリフです。 エルザの攻撃から身を挺してエミリアを守ったスバル。命は助かったものの、大きな傷を負いました。彼女は助けてもらったお礼をしたいと申し出、それに対して彼が要求したのが本当の名前を教えて欲しいというものでした。 命を救ってくれたお礼にしてはあまりに欲がないことに彼女は笑いながら、柔らかな笑顔で本名とお礼を告げました。それがこのセリフです。

私が好きなのはパック、パックが好きなのは私。ハイお話おしまい。

ロズワール邸での朝がセーブポイントとなってから5周目の朝。正体の分からない呪術師に呪い殺され、レムやラムに殺され。どう振る舞うことが正解なのかが分からなくなっているスバルが、必死に明るく脳天気な自分を演じている際に、エミリアとのやりとりで登場したのがこのセリフです。 恋バナを持ちかけられたエミリアは、自分と相思相愛なのはパックだと言い放ちます。それを聞いたスバルは、自分の入る余地はないのかと軽口を叩き、賑やかなやりとりが繰り広げられるワンシーン。 エミリアの可愛さが際立つセリフでもあり、同時に5周目で憔悴しているスバルの心中を思うと複雑な心境になるセリフです。

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もう、スバルのおたんこなす!

「もう、スバルのおたんこなす!」は、アニメ1話から登場するエミリアの可愛さが凝縮されているセリフです。彼女はハーフエルフとしてパックと森の中で長い年月生活していた影響なのか、ときどき時代遅れの言葉を使うことがあります。 その度にスバルが「きょうび聞かないな」とツッコミを入れていますが、この「おたんこなす」もそのひとつです。時世とちょっとズレたところがあって、一見クールにしようとするものの意外と子供っぽい一面もある。そんな彼女の魅力がつまっているセリフのひとつです。

ごめんって何度も言われるより、ありがとうって1回言ってくれたほうが相手は満足するの。謝って欲しいんじゃなくて、してあげたくてしたことなんだから。ね。

ロズワール邸での5周目の朝。前回のルートで全員を助けたいと覚悟を決めたスバルは、パックに魔法の指南を受けます。ところがうまくいかず……。 繰り返す死に戻りで精神的にも疲弊しているスバルは、何度も謝罪の言葉を口にしました。そんな彼に対して、エミリアが優しく伝えた言葉がこのセリフです。 誰にも秘密を明かせず1人で背負い込んで苦しくなっている彼にとって、大きな救いとなったセリフのひとつ。彼女は死に戻りのことはもちろん知りませんが、優しさあふれるこの言葉によって折れかけていたスバルの心をそっと包んであげたのでした。

「リゼロ」のエミリアの声優は最近大注目の新人・高橋李依

高橋李依
©S.Y,S/TKG 2022

エミリアを演じたのは、声優の高橋李依です。2011年、第5回81オーディションで特別賞を受賞し、高校を卒業後俳優養成所に入所しています。 声優として活躍し始めたのは2013年のことで、まだまだ新人の彼女ですが、第10回声優アワードの新人女優賞や、第3回アニラジアワードの最優秀女性ラジオ賞を受賞するなど、すでに声優として注目され始めています。 これまで演じてきたキャラクターは、初主演となった『それが声優!』の 一ノ瀬双葉、『がっこうぐらし!』の直樹美紀、『魔法使いプリキュア!』の朝比奈みらい、『Fate/Grand Order -First Order-』のマシュ・キリエライトなどです。

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アニメ2期に早くも期待高まる!エミリアとスバルを待ち受ける残酷な運命とは?

今回はエミリアの登場エピソードや可愛い名セリフなどを振り返りながら、彼女の魅力を紹介してきました。 ハーフエルフとしてつらい生い立ちを辿りながらも、とてつもないお人よし、そして天然なところが可愛いエミリア。「実際にこんなヒロインが目の前に現れたら……」と願う視聴者も多いのでは。 エミリアだけでなく、レムやラム、フェルトなど、可愛いキャラクターが多数登場する『Re:ゼロから始める異世界生活』は、ゆるふわな日常とは一変しシリアス展開になるギャップも見どころです。 アニメ第2期の特報映像では、スバルが歩く傍らにエミリアやレム、ラムたちの亡骸と思わしき人たちが横たわり――。そして彼の目の前には、あの“嫉妬の魔女”の姿が!? 2019年12月現在、アニメ第2期の放送日などは明らかではありませんが、今後の展開も楽しみですね。エミリアとスバルのラブコメ展開も楽しみつつ、異世界冒険譚の行く末を見届けましょう!