強くも儚い!『魔法少女まどか☆マギカ』の巴マミを徹底解説!【ネタバレ注意】

2017年11月16日更新

可愛らしい絵柄とは裏腹にシリアスで奥深いストーリーが話題となり、社会現象になったアニメ『魔法少女まどかマギカ』。「巴マミ」はそのヒロインの一人で、優しい人柄と思わぬ展開で高い人気を誇っています。今回はそんな彼女の魅力について解説いたします。

巴マミ、「まどマギ」の心優しきお姉さん的存在!

巴マミはアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のヒロインの一人です。年齢は14歳で中学3年生、鮮やかな金色で縦ロールの髪と、ややふくよかな身体が特徴。心優しくおしとやかな性格をしており、2年生のまどか達にとっては面倒見の良いお姉さん的存在として慕われています。 誰に対しても優しく接するまさに女神の様な彼女ですが、魔法少女として、先輩として、強くあろうとしながらも、不安や孤独といった年相応の弱さも見せたりします。そんな人間臭さも彼女の魅力の一つでしょう。

『魔法少女まどか☆マギカ』ってどんなアニメ?

『魔法少女まどか☆マギカ』は2011年の冬に放送されたアニメです。とても可愛らしい絵柄と、魔法少女ものということで、当初はほのぼのとした作品と予想されていました。 しかし、いざ始まると少女達の心の葛藤や重いストーリー展開が続いていくシリアスな作品として話題になっていき、遂には社会現象と言えるほどの知名度になっていきました。特に、3話での巴マミを巡る「ある事件」は大きな話題となり、一気に知名度を上げるきっかけとなったのです。

「魔法少女」巴マミの誕生と願い

作中では魔法少女は人の言葉を喋る謎の生物「キュゥべえ」と契約して、願いを叶えてもらう代償として人類の敵である「魔女」と戦う運命を強いられます。巴マミはどうして魔法少女になったのでしょうか。 マミは交通事故に遭い、一緒にいた家族と共に瀕死状態になってしまいます。そんな時、目の前にキュゥべえが現れ、「君の願いは?」と契約を持ちかけ、死ぬ寸前だった彼女は一言「助けて」と言いました。契約は成立してマミは魔法少女に。自身は助かりましたが、家族はそのまま死んでしまいました。 マミは生き延びた後も、自分だけが助かった自責の念にかられます。魔力の根源となる「ソウルジェム」に込められた願いは「生きること」でした。

魔法少女・巴マミの戦い方とその強さ

魔法少女としての巴マミの武器はリボンとライフル銃です。リボンは「命をこの世界に縛り付ける」という彼女の想いから授かった能力でした。まさに彼女を象徴する武器と言えます。 リボンを自在に操り相手を拘束・切断したり自らを守る術に使う他、リボンから様々な銃を自在に発生させ攻撃するのが彼女の主な戦い方です。魔法少女になりたての頃はリボンのみで戦っていましたが、修行を積むにつれ、リボンから銃を生成できるようになったのだそう。 銃はマスケット銃が主ですが、大砲のような巨大な銃も出現させることが可能で、これを使って放つ必殺技は彼女自ら「ティロ・フィナーレ」と名付けています。 その戦闘力は作中でもトップクラスであり、特に対応力や判断力に優れ、10話である行動に出たときは冷静沈着に事を進めています。しかし、その戦闘力を発揮してる場面はそれほど多くありません。何故なら「あの事件」があったからです。

「もう何も怖くない」、魔女・Charlotteとの戦いと衝撃の展開

人々を守るために一人孤独に魔女と戦っていた巴マミ。後輩のまどかやさやかと出会い打ち解けていきますが、心の内に潜む不安や孤独感を隠し、頼れる先輩を演じていました。 そんな中、まどかから「マミさんのような魔法少女になりたい」と、共に戦う事を言われた際には様々な感情が溢れだし涙を流しています。「自分はもう一人じゃない」「もう何も怖くない」と新たな決意を固めたマミでしたが……。遂に「あの事件」が起こってしまいます。 お菓子の魔女・Charlotteと戦った際に一瞬の油断から、まどかとさやかの目の前で「頭部を食い千切られる」という凄惨な死を迎えることになります。Charlotteはほむらが倒したものの、ソウルジェムまで破壊されたマミが復活することはありませんでした。 1話から物語を彩ってきたヒロインが3話にして突然退場するというのは、衝撃以外の何物でもありませんでした。しかも死に方がほのぼのとした絵柄からは想像もつかない壮絶なものであったために、話題は急速に拡大。一アニメとしてそこまで注目されていなかった今作が一気に話題作となった瞬間でもあります。

魔法少女の象徴的な存在、巴マミ

3話にて突然退場したマミは10話でほむらが時間逆行を繰り返すシーンで再登場します。その内3回目のルートでは魔法少女と魔女の真相を知り絶望.。ほむらを拘束し、杏子を自らの手で射殺します。直後に自らもまどかに矢を向けられ死亡。実に7話ぶりの再登場に歓喜するのもつかの間でした。 3話での突然すぎる死亡、そして10話での真相を知っての絶望……どちらも後の展開に非常に大きく関わっています。3話でのマミの死亡は杏子の招集やさやかの容易な契約等、10話での行動もまどかがほむらに託した願いやほむらの決意等に繋がっています。登場話は少ないものの、まさに巴マミは「作品の方向性を決めたキャラクター」と言えます。 また、ヒロイン達が魔法少女になるきっかけは物語の本筋やほむらの時間逆行等で様々ですが、マミのみは交通事故による瀕死からの契約という既に決められた事実として存在しています。そのために「魔法少女の使命」そのものに対しての想いが一番強いのは彼女でしょう。その結果が10話での行動にも出たと言えるのではないでしょうか。

賛否両論を生んだ10話での行動

久々に登場した10話での行動は衝撃を与え、賛否両論を生みました。何故マミは同士討ちという凶行に出たのか。最も魔法少女として戦ってきた彼女だからこそ魔女化したさやかの殺害、そして魔女の根源は魔法少女にあるという事実を知った故に負の連鎖を止めようとしたのかもしれません。 また、ずっと戦ってきた使命そのものが打ち砕かれた事、信頼してきたキュゥべえに裏切られたも同然なことで絶望した故の凶行だという説もあります。しかし、完全に絶望していたならばソウルジェムが濁ったり魔女化していてもおかしくありません。そもそも彼女が何の理由もなしに仲間を撃つことはあり得ません。彼女の行動にどんな理由があったのか、それは正しかったのか結論をつけるのは難しいでしょう。 その後、最終話で全ての魔法少女を救うために、世界の再編をしようとするまどかの前に杏子と共に現れます。そして先輩として、年上のお姉さんとして、その覚悟を問うています。その後再編された世界では生還を果たし、まどかの事は忘れてしまったようですが、魔法少女として活動しているようです。

巴マミの声優は変わり者?水橋かおりってどんな声優?

巴マミの声を担当しているのは声優の水橋かおりです。1974年8月28日生まれ、北海道札幌市出身で『ひだまりスケッチ』の宮子や、『げんしけん』の荻上千佳等を演じてきました。 無邪気・ツンデレ・大人しめ等様々な性格の女キャラの他、少年キャラも見事に演じ分ける実力の持ち主です。また、同一作品で複数のキャラを担当することもあり、「困った時の水橋かおり」などと評されることも。巴マミはその知名度からも彼女の代表的キャラとも言われます。 2005年頃から殆どテレビを見ていないため、世間の話題には疎いことで有名。2016年12月の『ひだまりラジオ×ハニカム リメイク』に出演した際に「最近薄型テレビで見るようになった」と言っています。また、身長が低く年齢不詳に見えるうえに、年を取るたびに若くなっていくように見えるとファンの間で噂されています。 声優として実力があるだけでなくその人間性や不思議っぷりも人気なのですね!

マミの誕生日と声優・水橋かおり

『魔法少女まどか☆マギカ』のキャラの誕生日は公式には明かされていません。唯一、まどかのみは10月3日と判明していますがそれ以外は不明です。 そこで、マミさんの誕生日はファンの間では8月28日ということになっています。そう、水橋かおりさんの誕生日です。まさにマミさん=水橋かおりとファンにも認められている証と言えますね!

愛されキャラのマミさん、未だに衰えないその人気

魔法少女としての信念、心優しきお姉さん、そして過酷な運命。様々な形で巴マミは多くの人の心に残るヒロインとなりました。アニメが終わっても話題や二次創作などはどんどん増えていき、今でもトップクラスの人気を誇るアニメヒロインとして名を残しています。 その愛されっぷりは呼ばれ方にも現れており、多くの人が彼女を呼ぶとき「マミさん」とさんづけで呼んでいます。彼女の包容力や柔らかい雰囲気からすれば全く不思議ではありません。

本編以外でも見たい!マミさんの活躍

アニメ本編ではその運命から出番が少なめになってしまったマミさん。奇しくもその儚さがマミさんの魅力の一つになった感じはありますが、もっと出番が欲しかったという人もいたでしょう。 『魔法少女まどか☆マギカ』は多くのスピンオフ作品が作られており、そこで様々なマミさんを見る事が出来ます、特に『The different story 』では巴マミを主人公として物語が展開されており「アニメとは異なるまどか☆マギカの物語」を楽しむことが出来ます。 2013年には映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』が公開され、そこでは途中で退場することなく最後までその姿を見る事が出来ます。あの因縁の相手が相棒になったりと意外な展開も目白押しです。 今でも多くの人を引き付けるマミさん、こと巴マミのさらなる活躍を見る機会は訪れるのか注目です!