ドローレス・アンブリッジ、ハリポタ至上最高に嫌味なオバサンの秘密に迫る【最後はアズカバンへ投獄】

2017年11月3日更新

映画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』に登場した、ピンクにまみれたビジュアルのドローレス・アンブリッジ。劇中では、ハリーをはじめ多くの生徒に厳しくあたり、校則を増やしたり罰する事がもはや趣味のように思えます。そんなドローレス・アンブリッジの過去や、性格を徹底解説します。

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』に登場するドローレス・アンブリッジ

大人気「ハリー・ポッター」シリーズの第5作目である『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』。ヴォルデモートやデスイーターと対峙する不死鳥の騎士団や、ダンブルドア団、ハリーとヴォルデモートの戦いと、かなり見どころの多い今作ですが、忘れてはならないキャラクターが一人います。 ズバリ、ドローレス・アンブリッジです。一度見れば忘れ難いそのピンクなヴィジュアルに、強烈な性格の彼女について、こちらの記事では紐解いていきたいと思います。

1.ホグワーツに来る前は魔法省に勤めていた

ドローレス・アンブリッジは、ホグワーツの先生になる前は魔法省で働いていました。ハリーが映画の冒頭で、人間界に突如現れダドリーに襲いかかったディメンターを追い返すために使用した魔法に関して、魔法省で尋問をしていた際にも、そこにいました。彼女の役職は魔法大臣上級次官といって、簡単に言うと補佐官です。 その後、魔法省の指令によってホグワーツで教鞭を取る事になるのです。この指令の背景には、魔法省がダンブルドアを脅威に感じ、故に彼女を監視役として近くに置いておこうとした事がありました。

2.「闇の魔術に対する防衛術」の担任に就任

さて、ドローレス・アンブリッジは魔法省に言われた通りホグワーツの「闇の魔術に対する防衛術」の担任になります。しかし、彼女は実践的な魔法を教えるどころか使う事を許さず、「防衛術の理論」という教科書を読ませるだけ。これにはワケがあり、彼女が敵視していたダンブルドアに倣う生徒が術を学んで力をつけ、魔法省に対抗するような組織を作らせないようにしていたためでした。

3.性格が悪い理由、スリザリン生を気に入っている理由は?

さて、アンブリッジはとにかく性格が悪いです。特にハリーをはじめとするダンブルドア生に対してのあたりが強く、彼らが「ダンブルドア団」を結成した時も何かを勘づき、スリザリン生を中心とした「高等尋問官親衛隊」を結成させ、スパイさせました。 実は、アンブリッジはホグワーツのスリザリン寮の出身なのです。それを考慮すると、彼女の性格の悪さやスリザリン生ばかり贔屓する事も納得がいくのではないでしょうか。 そんな彼女は、シリウス・ブラック家の財宝でもあった「スリザリンのロケット」という、後にわかる「分霊箱」の一つを持っていました。

4.ドローレス・アンブリッジ、最速昇進して校長になった!?

ドローレス・アンブリッジの恐ろしい点のまず一つに挙げられるのは、その悪事(仕事)の早さです。彼女は「闇の魔術に対する防衛術」の先生に過ぎなかったのに、あっという間にホグワーツ高等尋問官の座につき、トレローニ先生やハグリッドを停職へ追い込みます。勿論、この昇進はまた魔法省によるお達しでした。 その勢い留まらず、ついにはホグワーツの唯一無二の校長であるダンブルドアまでもを追い出し、自称校長としてフィルチを良いように使いながら校内を支配していきます。

5.小猫大好き、絶対ピンク主義なドローレス・アンブリッジ

ドローレス・アンブリッジを語るうえで欠かせないのが、猫です。とにかく小猫が好き、「闇の魔術に対する防衛術」の先生が使う、教室上にあるオフィスの壁一面には猫の写真がぎっしりと立てかけられています。しかもその猫の写真、ただ可愛いだけではなく、アンブリッジの言いつけを守るかのようにオフィスを見張る役割を担っているのです。 そして、ピンク。彼女のファッションスタイルは全体的に少女趣味を倒錯したもので、ピンクを基調としたコーディネートが多いです。むしろ、ピンク以外着ません。映画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』では、そんな彼女のファッションスタイルにも注目してみるべきかも。

6.実は半純血!子供時代、劣悪な家庭環境で育っていた

しかし、彼女には実は意外な過去が存在します。というのも、彼女は魔法省で働く父親とマグルの母親の元に産まれた半純血の魔女だったのです。スリザリン生といえば純血が一番という考えが強いので、それ故に苦悩した事もあるのだとか。 しかも大変貧しい家庭であり、在学中に家庭崩壊の危機に陥ったことも。このようなアンブリッジの過去が、彼女をあのような性格の人間にしてしまったのかもしれません。

7.ドローレス・アンブリッジを演じた女優は?

ドローレス・アンブリッジを演じたのは、イギリスの女優イメルダ・スタウントン。王立演劇学校で演技を学んだ彼女ですが、実はあんとスネイプ先生役のアラン・リックマンや、ピーター・ペティグリュー役のティモシー・スポールと一緒に勉強していたのです!凄いですよね、このメンツ! 『恋に落ちたシェイクスピア』(98)や、主演を勤めた『ヴェラ・ドレイク』(04)では英国アカデミー賞主演女優賞を受賞しています。 近年だと、アンブリッジとは打って変わって『マレフィセント』(14)でオーロラ姫を大切に育てる妖精の一人、 ノットグラスを演じています。ノットグラスの色は、勿論ピンク。

8.ドローレス・アンブリッジの最後は?

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』での彼女の最後は、ケンタウロスによってどこかに連れていかれた描かれ方でした。実は彼女はルーピン先生のような狼人間や、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で出てきた水中人間、ケンタウロスといった「半人間」が大嫌い。実際、「反人狼法」たるものを魔法省で起草し、これのせいでルーピン先生は職に就く事が困難になってしまったのです。 そこまで嫌っているケンタウロスに撃退されるとは、なんとも皮肉なラストでしたが、彼女はその後なに喰わぬ顔で魔法省に戻り、働いていました。最終的に、マグル生まれの魔法使いや魔女を迫害する行為や過去の悪事が糾弾され、アズカバンに投獄されてしまうのでした。 彼女がアズカバンの中でも自分の意思やキャラクター(ピンク)を貫けたのか、気になるところですね。