2018年3月9日更新

『プリズン・ブレイク』ティーバッグ の鬼畜の所業を徹底紹介

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『プリズン・ブレイク』ロバート・ニッパー

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『プリズン・ブレイク』ティーバッグを徹底紹介!

無実の罪で死刑囚となった兄を救うため、自ら囚人となり脱獄計画を練る主人公の活躍を描いたドラマ『プリズン・ブレイク』。個性的な囚人仲間も本作の見所の一つです。 その中でも全シーズンに登場し、主人公マイケルを凌ぐほどの人気を誇るキャラクター、ティーバッグ。6人の子どもへの強姦殺人で終身刑となっているシリアルキラーです。 この記事ではティーバッグを徹底紹介します!

ティーバッグの基本プロフィール

ティーバッグことセオドア・バグウェルは、1959年8月8日生まれ。とある男がダウン症の妹を暴行し妊娠させた結果産まれたのがティーバッグの設定です。 父親から虐待を受けて育った彼は、幼少期から百科事典と辞書を読み漁り高い知識と教養を身につける一方で、動物を虐待するなど残酷な面も持ち合わせていました。小学4年生のときに学校の先生の家に放火し鑑別所送りに。その後も非行・犯罪を繰り返し、青春時代の大半を刑務所の中で過ごしていたようです。 成人後も彼の残虐性はエスカレートし、ついには少年少女6人をレイプし殺害。逃亡生活を続ける中で、スーザン・ホランダーという未亡人の女性と恋に落ちます。ホランダー夫人の前では紳士的に振る舞い、彼女の子どもたちからも受け入れられ幸せな生活を送っていたのも束の間。テレビを見ていて彼が指名手配犯であることに気づいたホランダー夫人の通報により逮捕されました。 その後は誘拐・強姦・殺人等6つの罪で有罪判決を受け終身刑に。フォックスリバー刑務所に収監されます。両性愛者で人種差別主義者の彼は、その狡猾さと残虐性から囚人仲間からも恐れられています。 マイケルたちの脱獄計画にむりやり参加した後も平気で仲間を裏切り、逃亡中にも良心の呵責なく一般人を殺害するなど、恐ろしい異常犯罪者のティーバッグ。 そんな彼はシリーズ通じて最大の憎まれ役です。

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ティーバッグを演じた俳優&吹き替え声優

ロバート・ネッパー

演じるロバート・ネッパーは1959年生まれ、オハイオ州出身の俳優です。1986年に映画デビュー後、多くの映画やテレビドラマで脇役として出演。しかし代表作といえるものはなく、俳優を引退しパークレンジャーに就職することも考えていたそうです。 2005年に開始した本シリーズで一気にブレイク。高い演技力が話題となった遅咲きの俳優です。 私生活では、妻子とともにロサンゼルスに居住。「24 -TWENTY FOUR-」シリーズで知られる俳優キーファー・サザーランドとは親友の仲で、ネッパーに俳優業を継続するようアドバイスしたのも彼のようです。 ティーバッグ役でのブレイク後は、テレビドラマ『HEROES/ヒーローズ』の最終シーズンの敵サミュエル・サリバン役や『ARROW/アロー』『THE FLASH/フラッシュ』のクロック・キング役など、悪役を演じることが多くなったネッパー。彼自身は人種差別を嫌い、真面目で紳士的な人柄であることでも知られています。

日本語吹き替え声優は若本規夫

ティーバッグの日本語吹き替えを担当する声優は若本規夫です。1970年代から数多くのアニメや吹き替え版映画で活躍。『サザエさん』の穴子さんをはじめ、日本人なら一度は彼の声を耳にしたことがあると言ってもよいほどの大御所声優です。 本作以外にも『HEROES/ヒーローズ』や『ARROW/アロー』など、ロバート・ネッパーの吹き替えは若本規夫が担当していますが、来日の際にそのことを知らされたネッパーは若本の存在に非常に興味を抱いた様子だったとのことです。

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『プリズン・ブレイク』シーズン1での悪事を紹介!

フォックスリバー刑務所に収監されたマイケルのことを気に入ったティーバッグ。しかしマイケルを意のままに操れないことがわかると敵意を抱き付け狙います。 マイケルに仕向けられ暴動を起こしましたが、マイケルとスクレの房に脱獄用の穴があることを知り、看守を殺害した上、他の収容者にばらすと脅迫。他のメンバーに嫌がられながらも、無理やり脱獄チームに加わります。 脱獄メンバーを一人減らさなければいけなくなった際、マフィアの幹部アブルッチから抜けるよう言い渡されますが、ティーバッグは反撃しアブルッチの喉を切り大怪我を負わせます。 脱獄決行の当日、ティーバッグは自分とマイケルの腕を手錠でつなぎ、鍵を飲み込みました。マイケルが絶対に自分を裏切らないようにするためです。他のメンバーがなんとか手錠を外そうとする中、アブルッチは過去の復讐とばかりにティーバッグの手首を斧で切断。 置き去りにされたティーバッグは、切り落とされた片手を持ったまま林の中を逃げ惑うのでした。

シーズン2での悪事を紹介!

手首を切断されて取り残されたティーバッグは動物病院を発見します。獣医を脅して縫合させたあとに殺害。服と車を手に入れ、変装のため髪をブロンドにし、ウエストモアランドがマイケルに託した埋蔵金を手に入れるためユタに向かいます。 行く先々で女性を襲い、時には親切なドライバーを殺して車を奪いなど、非業の限りを尽くしてユタに到着したティーバッグ。マイケルとリンカーンに捕まりますが、今度は金の在処が描かれた地図を飲み込み、無理矢理仲間に加わります。 マイケルたちを欺き、大金の入ったバッグの中身をすり替えたティーバッグは、その後に元看守のギアリーとベリックに捕まるも執念で逃げ出し、郵便局員を殺害しホランダー夫人の家をつきとめます。 恐怖に怯える彼女と子供たちを実家に連れて行き、ホランダー母子の存在が自分にとって救済であること、この地で家族として一緒にやり直したいことを語るティーバッグ。しかし夫人に拒絶され、ティーバッグは泣きながら警察に電話し彼女たちを保護するよう伝えた後、逃走します。 その後殺害した精神科医になりすましパナマに飛び立つものの、マイケルに追いつかれ一騎打ちに。敗れたティーバッグは逮捕され、凶悪犯の巣窟とされるSONAに収監されたのでした。

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シーズン3での悪事を紹介!

マイケル、マホーン、ベリックとともにパナマのSONA刑務所に収監されたティーバッグ。早速SONAを牛耳る麻薬王ルチェロに取り入ります。ルチェロの取り巻きたちをも殺害し自らの地位を高めていく中で、またしてもマイケルの脱獄計画を知り参加しようとします。 結果的には、マイケルたちはティーバッグを脱獄のためのおとりとして使い、連れて行くことはありませんでした。しかしそれでへこたれるティーバッグではありません。 SONAに残った彼はルチェロを騙して大金を用意させると、札束を使ってルチェロを窒息死させ、「すべての囚人は平等だ」と演説しSONAの新統治者となったのでした。

ティーバッグのシーズン4での悪事を紹介!

マイケル、リンカーンと組織の、データカード「スキュレ」をめぐる戦いを描いたシーズン4。前シリーズの終盤に鳥の図鑑を手に入れたティーバッグは、暴動の混乱に乗じてSONAを脱獄します。 コール・ファイファーというゲート社のセールスマンになりすまし、未払いの給与をかすめ取ろうと社を訪れます。そこでグレッチェンに捕らえられたティーバッグは、スキュラの捜索に参加することに。マイケルたちと手を組んだように見せかけ、スキュラを奪って売りさばこうと画策します。 マイケルたちが組織のボスであるクランツ将軍にスキュラを渡すよう脅迫される一方で、ティーバッグは将軍に取り入ります。将軍と対立するクリスティーナがマイケルの母であるという情報を売って将軍の信頼を得たあとは、サラを監禁しマイケルをおびき出します。 実母クリスティーナとの壮絶な争奪戦の末にスキュラを手にしたマイケルは、かつてリンカーンを死刑にしようとしたケラーマンにそれを渡すことに。ケラーマンが組織の存在を証言してくれたため、将軍は逮捕されマイケルたちは放免されます。 しかし、裏切り者のティーバッグだけは、再びフォックスリバー刑務所に送り返されたのでした。

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ティーバッグのシーズン5での悪事を紹介!

前シーズンから7年後。出所したティーバッグは1枚の写真を手にし、病死したはずのマイケルが生きていることをリンカーンに伝えに行きます。リンカーンは他の男と再婚したサラにも伝えました。 マイケルはテロリストのオウティスとしてイエメンの刑務所で服役していることが判明。囚人仲間とともに脱獄を果たし、イエメンに渡ったリンカーンと再会を果たしますが、テロリストたちが彼らの行く手を阻みます。 一方最先端の義手手術を受けられることになったティーバッグは、国内に残ったサラとともに、マイケル死亡の謎に迫ります。ポセイドンなる人物がマイケルを脅し、イエメンの刑務所に送り込んだようです。やがてティーバッグは、サラの現在の夫ジェイコブがポセイドンであることを掴みます。 脱獄チームの一員でマイケルの片腕的な存在の若者ウィップでしたが、彼の前にティーバッグが姿をあらわします。実はウィップはティーバッグの生き別れの息子で、それを知ったマイケルが二人を引き会わせたのでした。自分にも家族がいることがわかり喜ぶティーバッグ。二人は再会の感動を噛み締めました。 その後マイケルとその仲間たちは、ポセイドン一味と対決することに。銃撃戦の末ウィップが撃たれてしまいます。怒りと悲しみの叫び声をあげたティーバッグは敵の首をへし折り、息子の最期を見とどけた後、駆けつけたFBIに逮捕されたのでした。 その後マイケルたちによって捕らえられ、刑務所に入ることになったポセイドン。すぐに出所できるとふてぶてしい態度でしたが、同房にはティーバッグの姿が。息子を殺した黒幕と「再会」したティーバッグは、復讐とばかりに彼に襲いかかるのでした。