©MARVEL

【ネタバレ】『X-MEN2』共存か、滅亡か…人気シリーズ2作目のあらすじを徹底紹介

2017年12月29日更新

スーパーヒーロー映画ブームの火付け役となった「X-MEN」シリーズ。その第2作目『X-MEN 2』のネタバレ・あらすじを復習していきましょう。

人気シリーズ第2作目『X-MEN 2』のネタバレ・あらすじをご紹介!

スーパーヒーロー映画ブームの先駆けとなった「X-MEN」シリーズは、ウルヴァリンたちX-MENの活躍を描く三部作と、プロフェッサーXやマグニートーの若き日を描く新三部作に分かれています。 その最初の三部作の2作目『X-MEN 2』は、2003年に公開されヒットを記録しました。 人間とミュータントが共存できる社会を目指すのか、それともどちらかを滅亡させるのか、というスリリングな展開が見どころです。 そんな『X-MEN 2』のネタバレ・あらすじを復習していきましょう。

ミュータントが大統領暗殺未遂事件を起こす

X-MENがマグニートーの人類抹殺計画を止めることに成功したものの、依然として社会のミュータントへの風当たりは強いまま。 そんななか、ミュータントによる大統領暗殺未遂事件が起きてしまいます。 事件を知ったプロフェッサーXは、セレブロという装置を使って使って能力を増幅させ、犯人の居場所を特定。ジーンとストームを捜索に向かわせました。 彼女たちは無事に事件を起こしたミュータント、ナイトクローラーを発見し「恵まれし子らの学園」連れて行こうとします。 その頃、プロフェッサーXからの情報で、自分の過去に関連があるというアルカリ湖の軍事基地を訪れていたウルヴァリンも、学園に戻ってきました。

「恵まれし子らの学園」の生徒たちが政府に捕らえられる

時を同じくして、アメリカ政府のミュータント対策本部顧問ウィリアム・ストライカーは、暗殺未遂事件の犯人は「恵まれし子らの学園」に匿われているとして、摘発計画を提案します。 手始めとしてストライカーは、特別な牢屋に入れられていたマグニートーに面会に来たプロフェッサーXとサイクロップスを拉致しました。 その夜、ストライカーが送り込んだ部隊が学園を襲撃。ウルヴァリンは、ローグ、アイスマン、パイロの3人の生徒を連れて逃げることができましたが、何人かの生徒が捕らえられてしまいます。 同じ頃、マグニートーは部下のミスティークの協力で、監獄から脱出することに成功しました。

ストライカーの真の目的

ストラーカーは拠点であるアルカリ湖のダムにプロフェッサーを連れて行きます。彼は幻覚を見せる能力を持つ息子ジェイソンを使って、プロフェッサーを操ろうとしていました。 実はストライカーが学園を襲撃したのは、セレブロか第2のセレブロをつくるために必要なものを奪うため。 その頃、ウルヴァリンたちはボビー(アイスマン)の実家を訪れていましたが、家族の通報で警察に囲まれてしまいます。 そこにジーンたちが乗った戦闘機が現れ、ウルヴァリンたちを救出。軍の戦闘機に狙われた彼らはストームの能力で回避しようとしますが、ミサイルを避けられず落下しそうになります。 彼らを救ったのはマグニートー。セレブロの在処をストライカーに教えてしまった彼は、ウルヴァリンらと協力してプロフェッサーを救うことに。 そして彼らは、ストライカーの拠点であるダムに向かいます。

マグニートーの裏切りと仲間の死

ストライカーの基地に潜入したウルヴァリンたちは、ミスティークの能力を使った作戦を決行します。 ミスティークはウルヴァリンに姿を変え、マグニートーとともにストライカーたちがいる部屋へ。ストームとナイトクローラーは子供たちを、ジーンはサイクロップスを救出します。 ウルヴァリンはストライカーの部下デスストライクを倒し、ヘリで逃げようとしていたストライカーに自分の過去について詰め寄りました。 プロフェッサーはジェイソンの見せる幻覚によって、世界中のミュータントを殲滅させられそうになっていました。 そこにマグニートーたちが現れ、プロフェッサーにミュータント以外の人間を根絶させるよう、ジェイソンを使って命令を変えます。

しかし、ストームとナイトクローラーが「第2のセレブロ」の中にテレポートし、ストームの能力でジェイソンを阻止。 プロフェッサーを無事に救出しますが、ジーンとサイクロップスが戦った際にできた亀裂から水があふれてしまいます。 濁流を止めるためジーンは戦闘機の外に飛び出し、自らの能力で水をせき止め戦闘機を離陸させます。無事に戦闘機が脱出したのを見ると、ジーンはそのまま濁流に飲み込まれてしまいました。 事件は解決したものの、X-MENは仲間をひとり失ってしまったのです。 その後プロフェッサーXはストライカーの陰謀を大統領に報告し、「ミュータントと人間が共存できる社会の実現を願っている」と伝えました。

『X-MEN 2』の登場人物/キャスト

プロフェッサーX /チャールズ・エグゼビア(演:パトリック・スチュワート)

プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアは、X-MENおよび「恵まれし子らの学園(エグゼビア・スクール)」の創設者です。 自身もミュータントで地上最強のテレパス。温厚で思慮深い性格をしており、人間とミュータントの共存を目指しています。 本作ではストライカーに捕らえられ、ダーク・セレブロという装置でミュータントを皆殺しにさせられそうになりました。

マグニートー/エリック・レーンシャー(演:イアン・マッケラン)

マグニートーことエリック・レーンシャーは、地上最強のミュータントのひとりで金属を操る能力を持っています。 ナチスにミュータント能力を研究され、ホロコーストを生き延びた経験を持つため人間を憎んでいます。 若い頃にはプロフェッサーXの親友でしたが、次第に「ミュータントが人間を支配するべき」という思想を持つようになり、考え方の違いから袂を分かち、ブラザーフッドを組織しました。 本作では、当初は政府に捕らえられていましたがミスティークの協力で脱走。ストライカーを倒すため、一時ウルヴァリンたちと協力します。

ウルヴァリン/ローガン(演:ヒュー・ジャックマン)

アダマンチウム合金の骨格と爪を持つウルヴァリンは、過去の記憶を失ったミュータント。前作からX-MENに加わり、仲間とともにミュータントの未来のために戦っています。 本作の冒頭では、自分の過去を思い出そうと旅に出ていました。 旅から戻ってきたウルヴァリンは、ストライカーによる「恵まれし子らの学園」襲撃からなんとか3人の生徒を連れて逃げ出し、彼らとともに陰謀に立ち向かうことになります。

ジーン・グレイ(演:ファムケ・ヤンセン)

ジーン・グレイは強力なテレパシーとテレキネシス能力を持つミュータントで、「恵まれし子らの学園」で働いています。 スコット・サマーズと恋愛関係にありますが、ウルヴァリンが現れてからは三角関係に。 本作では、ストームとともにナイトクローラーを「恵まれし子らの学園」に連れてきたり、拉致されたプロフェッサーXの救出のために大きな役割を果たしました。 しかし、本作終盤で仲間を助けるため命を落としてしまいます。

ストーム(演:ハリー・ベリー)

ストームは気候を操る能力を持つミュータントで、X-MENの一員として「恵まれし子らの学園」で教師をしています。 本作では、ジーンとともにナイトクローラーの捜索に出たり、サイクロップスやウルヴァリン、そして若い3人のミュータントの生徒とともにプロフェッサーX救出に向かいました。

サイクロップス/スコット・サマーズ(演:ジェームズ・マースデン)

サイクロップスことスコット・サマーズは、目からオプティック・ブラストと言われる赤い破壊光線を発するミュータントです。 幼い頃に飛行機事故にあい、そのときに負った脳の障害が原因で能力を制御することができません。そのため、常にルビー・クォーツ・レンズのサングラスやバイザーを着用しています。 ジーン・グレイとはX-MENの仲間として、また恋人として支え合っています。 本作では仲間たちとともに、ストライカーの陰謀に立ち向かいました。

ローグ/マリー・ダンキャント(演:アナ・パキン)

マリー・ダンキャントは、手で触れることで相手の生命力や能力を吸収することができるミュータントです。 その能力のため、人を傷つけてしまうことに悩んでいましたが、「恵まれし子らの学園」にやってきてからは、常に手袋を着用して生活しています。 『X-MEN 2』では、ウルヴァリンらとともにストライカーの襲撃を逃れ、まだ正式なX-MENメンバーではないものの、メンバーたちとともにプロフェッサーXを救いに向かいました。

アイスマン/ボビー・ドレイク(演:ショーン・アシュモア)

ボビー・ドレイクは冷気を操るミュータントであり、「恵まれし子らの学園」の生徒です。 ストライカーが学園を襲撃した際にウルヴァリンに助け出され、ジーンやストーム、ナイトクローラーらとともに、ストライカーの陰謀に挑みます。 また本作では、家族にミュータントであることを打ち明けますが、拒絶されてしまいました。

パイロ/ジョン・アラダイス(演:アーロン・スタンフォード)

ジョン・アラダイスは炎を自在に操ることができるミュータントですが、自分で炎を発生させることはできないため、いつもライターを持ち歩いています。 「恵まれし子らの学園」の生徒で、ウルヴァリンやマリー、ボビーとともに襲撃から逃れ、プロフェッサーX救出の任務に参加することに。 ボビーの実家で警察に囲まれた際、能力を使ってしまい騒動になってしまいました。

ナイトクローラー/カート・ワグナー(演:アラン・カミング)

青い肌と先の尖った尻尾に、驚異的な俊敏さとテレポート能力を持つミュータントのナイトクローラーは、ドイツ出身のミュータントです。母国ではサーカスで育ち、アクロバットとして活躍していました。 悪魔のような外見ですが、敬虔なキリスト教徒です。 『X-MEN 2』の冒頭では、ホワイトハウスに忍び込んで大統領暗殺未遂事件を起こしてしまいました。 その後、ストームとミスティークとともに「恵まれし子らの学園」にやってきますが、彼を口実にストライカーの部隊が学園を襲撃します。 ナイトクローラーは、匿ってくれたX-MENたちとともにプロフェッサーXを救出に向かいます。

ミスティーク/レイブン・ダークホルム(演:レベッカ・ローミン・ステイモス)

姿を自在に変える能力を持つミスティークは、マグニートーの部下のミュータントです。本来の姿は、青い肌で髪は赤く、黄色の目をしています。 本作では、マグニートーが特殊な牢屋から脱走する手助けをしたり、ストライカーに化け彼の息子ジェイソンを操ったりとその能力を存分に発揮しました。

ウィリアム・ストライカー(演:ブライアン・コックス)

元軍人のウィリアム・ストライカーは、アメリカ政府のミュータント対策本部顧問です。 ミュータントを憎んでおり彼らの殲滅を目指していますが、自身の息子ジェイソンもミュータント。他人に幻覚を見せることができる彼の能力を使って、プロフェッサーXに世界中のミュータントを殺させようとしました。 ウルヴァリンの過去についても何か知っているようです。

マイノリティと差別…『X-MEN 2』に隠されたテーマとは?

『X-MEN 2』には、マイノリティ差別に関するわかりやすいシーンがあります。 それは、ボビーの実家にミュータントたちが立ち寄る場面。 ボビーは、ミュータントであることを家族に告白しますが、ボビーの家族はセクシャルマイノリティが家族にカミングアウトする際によく見られる反応をします。 ボビーの母は「いつから気づいたの?」、「普通の人間になることはできないの?」と訊きます。 このような反応は、セクシャリティが生まれつきのもので、変えられないと理解していない場合よく見られるとか。 マグニートー役でゲイを公言しているイアン・マッケランは、このシーンの脚本にアドバイスをしたそうです。

また、ストライカーもミュータントの子供をもつ親です。彼は息子の能力を「病気」と考え「治療」しようとしました。 その結果、息子のジェイソンは話すことも歩くこともできなくなってしまいましたが、皮肉なことにミュータントの能力だけが残ります。 異性愛以外のセクシャリティを病気と考える傾向は近年では減りましたが、一部にはまだ根強く残っていることを感じさせる設定です。 本シリーズでは、ミュータント全体が差別される存在として描かれていますが、特にマグニートー側のミュータントたちは、人間とはかけ離れた外見をしている者が多くいます。 青い肌のミスティークは、肌の色の違いや外見による差別を受ける存在を暗示しているのではないでしょうか。

『X-MEN 2』のあらすじ・ネタバレをご紹介しました。 今後も続々と新作の公開が控えている本シリーズですが、2017年にはヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンの物語も一段落し、これからの行方が気になるところですね。