ロキ、ソーの弟でMCU界きっての愛しきクズを紹介!【アベンジャーズ・ネタバレ注意!】

2018年6月22日更新

チャーミングな見た目とは裏腹に、姑息で狡猾な裏切りのデパートである人気ヴィラン・ロキ。『アベンジャーズ』以降は失敗も目立ち、人間味溢れる神としても人気を集めました。今回はそんな愛しきクズ・ロキというキャラクターを紹介したいと思います。

ロキ、ソーの弟で最強にして最弱のヴィランを紹介!

『アイアンマン』(2008)を皮切りに始まった壮大なプロジェクト「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」は2018年に10周年を迎え、最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が歴史的大ヒットを記録しています。 今や映画界でなくてはならない存在となったMCUにおいて、その人気を確立した立役者・ロキは中でも人気のあるキャラクターのひとりです。アスガルドの王・オーディンを父に持ち、MCU最強の雷神・ソーの義弟である彼は、幾度にも渡って壮大ないたずらを仕掛けては多くの人を困らせる問題児です。 今回は、そんなお茶目でかわいい最強で最弱なヴィラン・ロキについてご紹介したいと思います。ネタバレを含みますのでご注意ください。

演じるのは英国の貴公子トム・ヒドルストン!

トム・ヒドルストン
FayesVision/WENN.com

ロンドンに生まれ、英国随一の名門・イートン校を卒業後ケンブリッジ大学に進むという超エリートであるトム・ヒドルストン。 『マイティ・ソー』(2011)では元々主役であるソーのオーディションを受けており、何度か審査を重ねるうちにケネス・ブラナー監督から「ロキをやらないか?」と持ちかけられたことがきっかけで正式にMCU参加が決まりました。 このロキ役を掴んだことにより大ブレイクし、鬼才ジム・ジャームッシュの『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ』(2013)やアカデミー賞監督ギレルモ・デル・トロの『クリムゾン・ピーク』(2015)などの人気作にも出演を果たしました。 どこか影を感じる中にも爽やかさがあり、ニヒルでキュートなハニカミ笑顔で多くの女性ファンを虜にしている貴公子です。

歴史的大敗を喫した『アベンジャーズ』!

ロキ アベンジャーズ
出典 : amzn.asia

「アイアンマン」「ハルク」「キャプテン・アメリカ」「ソー」といったマーベルが誇る大人気ヒーローたちが一堂に会すという史上最大のワクワクを提供してくれた『アベンジャーズ』(2012)。 私利私欲のためにサノスに従い、NYを襲うことでアベンジャーズ結成のきっかけを作ってくれたのが、他ならぬこのロキです。杖に仕込んだマインドストーンを使ってセルウィグ博士やホークアイを操り、ありとあらゆる姑息な手で四次元キューブを狙う彼でしたが、力及ばずボコボコにやられてしまいます。 この時ハルクにやられた仕打ちは彼の中でトラウマになっており、「バトルロイヤル」で再会した時は震え上がるほど怯えていました。

良き弟として命を捧げた『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』!

ロキ ダークワールド
出典 : amzn.asia

『アベンジャーズ』での大敗の後で上の写真をみると「よく笑ってられるなぁ…」と関心してしまいますが、嘘といたずらの神様であるロキはそんなことでは諦めません。 NY大戦のあとアスガルドにて牢獄に入れられいたロキですが、ダークエルフの侵略を受けて義兄ソーの力を借りて脱獄します。ソーの恋人・ジェーンの中に眠るエーテルを守るべく、そして殺された母親の仇を打つべく兄弟二人で立ち上がる姿は、多くのファンの胸を打ちました。 信じては裏切ることを繰り返してきた彼が、最後に取った行動は「兄をかばって死ぬ」という意外なもので、これをきっかけに「愛すべきあまのじゃく」というイメージを確立させました。

いや生きてるんかい!『マイティ・ソー/バトルロイヤル』!

バトルロイヤル ロキ
出典 : amzn.asia

前作で「良き弟」としての死を迎えたロキでしたが、それも全て嘘でした。 義兄ソーがひと仕事終えて地元に帰ると、堕落した父・オーディンの姿が。かつての覇気を失った父を不審に思った彼が、胸ぐら掴んでムジョルニア(ソーのハンマー)で脅してみると、なんとその正体は変身したロキでした。 その後現れた狂気の姉・ヘラとの戦いで再び兄弟タッグを組むことになるのですが、その間も裏切りまくり。もはや息をするように嘘をつく彼に笑うしかない義兄ソーでしたが、最後にはロキの助けを受けてこの戦いに勝利します。 揉めに揉めた神様家族の大げんかの末、手に入れたのは確かな兄弟の絆でした。

【ネタバレ注意!】ロキで涙を流すとは……『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

その時は突然に訪れました。 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の冒頭で、最強のラスボス・サノスに襲われほぼ全滅しているアスガルドの民たち。かろうじて生きていたのがソー、ロキ、ハルク、ヘイムダルの4人でした。 ヘイムダルは最後の力を振り絞り、ビフレストを使ってハルクを地球に送り、命を絶ちました。ソーはサノスの部下の力によって完全に身動きを封じられており、状況を傍観するしかありません。 そんな中唯一動けるロキがサノスに服従を誓い、四次元キューブを渡そうとしています。「またか…」そう思った矢先、彼は隠し持ったナイフを取り出しサノスの喉元を突こうと攻撃を繰り出すのでした。 しかし振り絞った勇気も虚しく、圧倒的な脅威であるサノスの返り討ちに合い、命を落としてしまいます。 これまで偽りばかりだった彼の命は、巨悪に立ち向かうという正義を胸に散っていくのでした。

結局ブラコンな雷神ソーのかわいい愚弟・ロキ【アベンジャーズ4へ期待】

紛うことなき稀代の嘘ツキであるいたずらの神・ロキですが、その行動原理は実に単純。本当は「父に認められたい」「義兄を見返したい」という、世間の弟くんたちと変わらない悩みを抱えた可愛い不良なのです。 何度裏切ってもかまってくれるお兄ちゃんが大好きだし、決して見放さないお父ちゃんを尊敬しているのです。 しかし何千年も嘘をつき続けてきた彼にとって、素直になるのは至難の技。お兄ちゃんの知り合いがたくさんいる地球を襲ってみたり、死んだふりしてお父ちゃんを幽閉してみたり、紆余曲折はありましたが、サノスに立ち向かったその最後は、自分の心に素直になれた証拠ではないでしょうか。 2019年に公開される『アベンジャーズ4(仮)』までの間、騙しすぎて手口を見抜かれてしまう愛すべきポンコツ・ロキの復活を願うばかりです。