映画『犬ヶ島』日本語吹き替え版声優もスゴいぞ!
『犬ヶ島』日本語吹き替え版キャストが豪華!
ベルリン国際映画祭で見事に銀熊賞を受賞した話題の新作映画『犬ヶ島』。原因不明の「ドッグ病」が蔓延した、今から20年後の日本・メガ崎市を舞台とした、ストップモーション・アニメ作品です。 本作にはたくさんのキャラクターが登場し、それを演じる豪華な声優キャストが話題に。しかし、日本を代表するベテラン声優がたくさん抜擢されている日本語吹き替え版もあなどれません。本記事では、そんな気になる新作映画『犬ヶ島』の日本語吹き替え版キャストについてご紹介します。 下の記事では、オリジナル版の声優キャストを紹介しています。こちらも合わせてどうぞ!
主人公の護衛犬・スポッツに森川智之
オリジナル版:リーヴ・シュレイバー
主人公アタリの元護衛犬で親友だったのに「ドッグ病」が蔓延したせいで犬ヶ島に追放されていまった、スポッツ。そんなスポッツ役の日本語吹き替えを『オール・ユー・ニ ード・イズ・キル』(2014年)や「ミッション:インポッシブル」シリーズでトム・クルーズの声を担当している森川智之が担当します。
トム・クルーズの他にも、アダム・サンドラーやキアヌ・リーブスなど数々の海外俳優の吹替えを担当。森川智之は1994年デビュー以来、「ONE PIECE」シリーズのコミカルなはっちゃんをはじめとしたアニメ作品だけでなく、「頭文字D Special Stage」などゲームやナレーションなど幅広く活躍しています。
独りで生きてきた野良犬・チーフに楠大典
オリジナル版:ブライアン・クランストン
スポッツ探しをする主人公を手助けするヒーローわんこの一匹である、ケンカの強い野良犬・チーフ。チーフの日本語吹き替えは、アニメ「テニスの王子様」シリーズの真田弦一郎や「ワイルド・スピード」シリーズのヴィン・ディーゼルの声で知られている楠大典(くすのきたいてん)が担当します。 彼は世界でいまブームになっている人気ゲーム「オーバーウォッチ」のメインキャラクター・ソルジャー76の声や、『ALL OUT!!』残波琉人など数々の人気作品に出演している人気声優です。
そんな楠大典の最新の日本語吹き替え作品には、『ランペイジ 巨獣大乱闘』があります。ロック様ことドウェイン・ジョンソンの声を担当していますので、『犬ヶ島』公開前に楠大典の声を聞きたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
平和を愛する庶民的な犬・レックスに川島得愛
オリジナル版:エドワード・ノートン
頭の回転が速く、ヒーローわんこの中でも一番リーダシップを発揮するレックス。平和をこよなく愛するレックス役には、『ベイマックス』でベイマックスの声を演じた川島得愛(かわしまとくよし)が抜擢されました。彼は二枚目のキャラクターから冷酷な悪党まで、幅広いキャラクターを演じ上げることで知られています。
2018年4月に公開され、翌月5月20日までの興行収入が72億を超えた大ヒット作品『名探偵コナン ゼロの執行人』では、東京地検公安部の検事である日下部誠を演じています。丁寧で優しい印象の川島得愛の声は、今回の『犬ヶ島』でも必聴です!
ミステリアスな美女犬・ナツメグに遠藤綾
オリジナル版:スカーレット・ヨハンソン
ゴミだらけで汚れている犬ヶ島に住んでいながらも、いつもとても美しい毛並みを保っているどこかミステリアスな美女犬のナツメグ。そんなナツメグ役を、『らき☆すた』の高良みゆき役や『マクロス F』ヒロインのシェリル・ノームを演じていることで知られる遠藤綾(えんどうあや)が担当します。
彼女は『銀河英雄伝説 Die Neue These』フレデリカや『機動戦士ガンダムAGE』のユノア・アスノなどアニメの声優だけでなく、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でアリソン・スドルが演じたクイニー・ゴールドスタインの役など、海外映画の吹き替え作品への出演を増やしています。 清楚な声が人気の遠藤綾は、ナツメグの声にとてもぴったりですね!
頼れる老犬・ジュピターに屋良有作
オリジナル版:F・マーリー・エイブラハム
テレピン油のブランデーを入れたおおきな樽を首からさげた、セントバーナード犬のジュピター。威厳を持つ物知りな老犬・ジュピター役を屋良有作(やらゆうさく)が担当します。 屋良有作といえば、国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』のお父さん・さくらヒロシがいちばん有名。みなさんの頭にも不思議と声がすぐに浮かび上がるのではないでしょうか? 屋良有作は、他にも『コマンドー』『プレデター』などでアーノルド・シュワルツェネッガーを担当したり、報道番組を中心としたナレーションにも大きく活躍するベテラン声優です。
交換留学生トレイシー・ウォーカーに戸松遥
オリジナル版:グレタ・ガーウィグ
メガ崎市高等学校にアメリカからやってきた交換留学生で、自己主張の強いトレイシー・ウォーカー。学校の新聞部に所属し犬ヶ島に迫る危機を解明しようとする彼女を、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の安城鳴子で知られる、戸松遥(とまつはるか)が演じます。
他にも代表作に『ハピネスチャージプリキュア!』の氷川いおなや、『妖怪ウォッチ』のケータなどがあるため、彼女の声に聞きなじみがあるかもしれません。『犬ヶ島』以降には、2018年8月公開予定の劇場版アニメ『七つの大罪 天空の囚われ人』への出演を控えている、いま注目の声優のひとりです。
ナレーターには石塚運昇が抜擢
オリジナル版:コートニー・B・ヴァンス
ウェス・アンダーソン監督ならではのなんとも独特な世界観を言葉で綴る重要なナレーターの役に、石塚運昇(いしづかうんしょう)が選ばれました。数々の作品に出演するベテラン声優の石塚運昇ですが、いちばん有名なキャラクターに「ポケットモンスター」シリーズのオーキド博士があります。 他にも「96時間」シリーズや『フライト・ゲーム』のリーアム・ニーソンや、『CSI:マイアミ』のホレイショ・ケインなどを担当。声優業の傍らで演技指導も手掛けている、石塚運昇のナレーター声は安定感が期待できますね。
TVスポットのナレーションはあの人が担当!
『犬ヶ島』のTVスポットでは、芸能界一の犬好きとして知られる坂上忍が担当。愛犬家の彼は、お家で12匹もの犬を飼っているそうで「少年と犬の熱い絆と冒険に、僕も泣いてしまいました!」と想いのこもったナレーションをしています。 スピーディーで楽しい雰囲気が満載の映像ダイジェストからも伝わってくる、映画好き・犬好きだけでなく、すべての日本人の心が温まるハートフルストーリー『犬ヶ島』。これは今年いちばん見逃せない作品かもしれません!
公開目前!『犬ヶ島』は2018年5月25日(土)公開
今回は『犬ヶ島』の日本語吹き替えキャストについてご紹介しました。メガ崎市に住む人間たちを演じるのは、ほとんどが日本人キャストなので日本語吹き替え版でもそのまま楽しむことができます。 世界トップレベルの日本のアニメ業界を引っ張る豪華キャスト陣によって、わんこたちと少年の大冒険はどのように描かれていくのでしょうか?そんな気になる『犬ヶ島』は2018年5月25日(土)より全国で公開となります。豪華な日本語吹き替えキャストを従えた本作品を、ぜひ劇場でお楽しみください!