2018年7月11日更新

マーベルの厳格な神の王・オーディンを紹介!【ソーとロキの父親】

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オーディン

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マイティ・ソーの父であり神々の王、オーディン

神の子でありながら人間界に落とされてしまったスーパーヒーロー、マイティ・ソー。彼の父親であり、ソーを追放した存在がオーディンです。 神々の王であり、自身も偉大な戦士であるオーディンについて、基本プロフィールから映画で描かれるストーリーまでご紹介します。

オーディンの基本プロフィール

オーディンは神々が暮らすアスガルドを統べる王です。人間界にあたるミッドガルドの女神ジョオドとの間に息子ソーをもうけ、後継として育ててきました。ソーは立派な戦士として成長しますが、自身の力に自惚れ、横柄な態度をとるようになってしまいます。見兼ねたオーディンは、ソーを人間界に追放してしまいます。 ソーの義弟にして、最大の宿敵であるロキを引き取り、養子として育てたのもオーディンです。 オーディンもまた偉大な戦士です。千年以上にわたって9つの世界を守護しており、地球では知識の神として崇められています。

映画の中で描かれるオーディンは?

「マイティ・ソー」シリーズは今まで3回実写映画が制作されています。それぞれにおけるオーディンの活躍を紹介しましょう。

2011年『マイティ・ソー』

実写版第一弾は、ソーが父オーディンから王位継承するための儀式を受けているところから始まります。そこに、オーディン率いるアスガルド軍と現在は休戦中にあるフロスト・ジャイアントが襲ってきます。 儀式を邪魔されたソーは、オーディンの静止を聞かずジャイアントが住むヨトゥンヘイムに攻め込み激戦を繰り広げます。戦いはオーディンの介入により収まりますが、休戦を壊した息子に父は怒り、罰として地球に追放してしまうのです。 ソーは、追放されたニューメキシコ州で人間の女性ジェーンと恋仲になり、地球での生活を受け入れていきます。一方のアスガルドでは、オーディンは力を使い果たしてしまい、回復のための深い眠りについていました。 その機会を狙い、自分が本当はジャイアントの長ラウフェイの息子であることを知ったロキが動きます。自らが王となり、オーディンが隠していた、ジャイアントのパワーの源である箱をラウフェイに奪い取る機会を与えてしまうのです。 危機を感じた三銃士により、アスガルドに呼び戻されたソーはロキと戦います。実はロキは、ラウフェイすら殺して、自らが支配者になろうとしていました。そんな彼を阻止すべく、ソーは眠りから覚めたオーディンの協力のもと戦い、勝利します。 そんな息子にオーディンは信頼を取り戻すのでした。

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2013年『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』

前作で父親との関係を修復したソー。次は惑星直列によって起きた世界の混乱を止めていました。 一方で地球に残されたジェーンは、惑星直列の影響で起こった歪により、アスガルドの地中に転移してしまいます。そこには、かつて邪悪なダークエルフの王マレキスが宇宙を支配するために使おうとしたエーテルが埋められていました。ジェーンはそのエーテルを吸収してしまったのです。 異変を察知したソーは、地球からジェーンをアスガルドへ連れていきます。それを察知し、目覚めたマレキスはジェーンを追い、彼女を守っていたオーディンの妻フリッガを殺害してしまいます。 マレキスに迎え撃つため、ソーは前作の処遇により牢に入れられていたロキに協力を仰ぎます。ロキと共にマレキスとソーは戦いますが、ロキはマレキスの腹心の剣に敗れてしまいます。最終的に、ソーは物体転送装置を使いマレキスをダークワールドへ転送させます。 戦いを終えアスガルドへ戻ったソーは、オーディンに「偉大な王より偉大な男になりたい」と伝えます。王座を捨てる決意をした息子を送り出すオーディンでしたが、その正体は変身したロキだったのです。

2017年『マイティ・ソー バトルロイヤル』

前作のラストで登場したオーディンは、ロキが化けていた偽物でした。本物はというと、ロキにより記憶を奪われ地球に送られてしまっていたのです。 ソーはロキとともに、父を探しに地球へ向かいます。しかしロキがオーディンを預けたという老人ホームは破壊されてしまっており、居場所がわからなくなっていました。そこにあわられたのは魔術師ドクター・ストレンジ。密かにオーディンをノルウェーへ匿っていたのです。 ドクター・ストレンジに転送してもらい、ソーはオーディンと再開します。アスガルドへの帰還を促す息子に対し、オーディンは自身の寿命が近いことと、アスガルドに迫る重大な危機について語ります。ソーには死を司る女神であるヘラがおり、オーディンが死ぬと幽閉されている彼女が解き放たれてしまうというのです。 そして、それを告げると光となってオーディンは消滅してしまいます。そこに封印から解き放たれたヘラが現れます。 父を失ってしまったソーですが、彼には今やたくさんの仲間たちがいました。ハルク、元アスガルドの戦士だったヴァルキリー、そしてロキとともに“リベンジャーズ”を結成したソーは、戦いの末ヘラに勝利するのでした。

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オーディン役を演じたのはアンソニー・ホプキンス

映画版「マイティ・ソー」シリーズ全作において、オーディン役を演じたのはイギリス人俳優のアンソニー・ホプキンスです。 ホプキンスは俳優のほか、作曲家、画家としても才能を発揮しています。彼の代表作といえば、アカデミー主演男優賞を受賞した1991年の『羊たちの沈黙』です。ホプキンスが演じたハンニバル・レクター博士はその後の映画史にも大きく影響を与えたキャラクターです。 そんな病質的なキャラクターの印象が強い彼ですが、私生活では妻子に囲まれ、ナイトの称号を持つ紳士でもあります。神々の父、オーディンを演じるのにふさわしい風格を持っているのです。