福士蒼汰×吉沢亮!今だからこそ見返したい「仮面ライダーフォーゼ」の魅力とは?

2018年6月25日更新

福士蒼汰と吉沢亮、今や大人気のイケメン俳優たちが共演した、仮面ライダーシリーズ生誕40周年記念作品「仮面ライダーフォーゼ」。今回は、3人のライダーの再共演が話題のこの機会に、本シリーズの魅力を振り返ります!

今こそ「仮面ライダーフォーゼ」の魅力を振り返ろう!

人気若手俳優となった福士蒼汰、実写映画『銀魂』などに出演し話題沸騰中の吉沢亮と、2人のイケメンが共演した「仮面ライダーフォーゼ」シリーズ。 2011年3月11日、東日本大震災が発生したこの日は本シリーズの制作会議の真っ只中で、新ライダーは震災後初のヒーローとなることに。スタッフの子どもたちをとにかく明るく元気にしたい、との思いから生まれたヒーローが、"仮面ライダーフォーゼ"でした。 こうした経緯もあり、友情に厚い高校生で宇宙飛行士の仮面ライダーが誕生しました。 そこで今回は、成長を遂げたキャストの再共演に注目が集まる今だからこそ、話題に事欠かなかった本作の魅力を振り返りたいと思います!

40周年記念作品「仮面ライダーフォーゼ」シリーズとは

『仮面ライダーフォーゼ』は、2011年9月4日から2012年8月26日までテレビ朝日系列で全48話が放送された、仮面ライダー生誕40周年記念作品。平成仮面ライダーシリーズの第13作目であり、『仮面ライダーW』から始まる平成第2期の3作品目です。 キャッチコピーは、「青春スイッチオン」、「宇宙キター!」。 奇しくも2011年は、有人宇宙飛行50周年という記念すべき年で、スペースシャトル退役などの時事にも合わせてテーマに「宇宙」が選ばれました。物語は仮面ライダーシリーズ初の「学園青春ドラマ」を土台に、「宇宙開発」の要素を取り入れつつ進行していきます。 本作では、第1作目『仮面ライダー』から続くシリーズの40周年記念作品として、過去の作品を意識した設定があるのも特徴の一つでした。

特撮テレビドラマ『仮面ライダーフォーゼ』のあらすじ

近未来では宇宙開発が進み、月面基地が建造されるほど発展していました。しかしある日、宇宙服姿の男性2人が争う背後で爆発が発生し、基地は壊滅――。 それから17年後、自由を尊ぶ校風で知られる天ノ川学園高校に、一昔前の不良のような恰好の転校生・如月弦太朗がやって来ました。彼は転校早々、一筋縄ではいかない個性的な生徒たちに対し、「この学校の全生徒と友達(ダチ)になる!」と驚きの宣言をします。 そんな中、謎の怪人ゾディアーツが現れ、破壊活動を始めました。弦太朗は学園の危機を前に、謎のスイッチと月面基地を持つ同級生・歌星賢吾と出会うことに。賢吾から託されたフォーゼドライバーで変身し、仮面ライダーフォーゼが誕生したのでした。 学園と宇宙を舞台に、弦太朗は青春真っ盛りの高校生活と宇宙を股にかけたヒーロー活動を両立しながら、友達と共に成長していくのです!

仮面ライダーフォーゼは福士蒼汰!メインキャストを紹介

如月弦太朗/仮面ライダーフォーゼ:福士蒼汰

本作の主人公で、昭和の不良のような外見の高校2年生。学園ヒエラルキーの階級は最も立場が低く、問題児扱いのバッドボーイ(不良)です。歌星賢吾との出会いによって仮面ライダーフォーゼに変身し、勢いで非公式の部活「仮面ライダー部」を設立しました。 転校初日に学園の全員と友達になると宣言し、友達になった相手とは友情の確認として、握手と共に互いの拳を数回打ち合わせる"友情のシルシ"を交わします。 そんな愛すべき馬鹿こと、弦太朗を演じたのは福士蒼汰。デビューの3ヶ月後に主役オーディションを受け、約3000人の中から抜擢されました。その後は、『神さまの言うとおり』を始め主演映画が大ヒットを記録し、2015年に日本アカデミー賞新人賞を受賞しています。 2018年は4作の映画で主要キャラを演じるなど、人気と実力を兼ね備えた若手俳優です。

歌星賢吾:高橋龍輝

弦太朗の同級生。階級はブレイン(ガリ勉)で、仮面ライダー部の作戦指揮や技術面を担当し、サポートに回る部の頭脳ポジションです。父親が遺したフォーゼの力を使おうとするも、虚弱体質で変身に多大な負担がかかるため、弦太朗にフォーゼドライバーを託しました。 名前の歌星賢吾は、仮面ライダー1号こと本郷猛(『仮面ライダー』)のアナグラム。 賢吾役の高橋龍輝は、本作でテレビドラマ初出演を果たす前から、ミュージカル『テニスの王子様』の5代目青学キャスト・越前リョーマ役で有名でした。男性俳優集団「D-BOYS」としても活動していましたが、長期療養のため2016年6月8日に芸能界引退を発表。 現在は、2017年8月よりYouTubeでチャンネルを開設し、動画投稿を行っています。

城島ユウキ:清水富美加(千眼美子)

本作のヒロインで、階級はギーク(オタク)。幼いころから宇宙に興味を持ち、放課後にJAXAに通い、小惑星探査機はやぶさの仮装までする宇宙オタクです。弦太朗とは幼馴染みで、彼が転校して来るまで賢吾が持つアストロスイッチなどの秘密を知る唯一の人物でした。 名前の城島ユウキは、ライダーマンこと結城丈二(『仮面ライダーV3』)のアナグラム。 ユウキを演じた清水富美加は、その可愛らしさで特撮ファンの心を掴み、2015年の朝ドラ『まれ』の出演で一躍知名度を上げました。 数々の話題作に出演する人気女優でしたが、2017年に幸福の科学への出家や芸能界引退が報じられ、事務所との専属契約終了を公表。同年7月に法名「千眼美子(せんげん・よしこ)」として女優復帰を発表し、出演映画の主題歌で歌手デビューも果たしました。

朔田流星 /仮面ライダーメテオ:吉沢亮

本作2人目の仮面ライダーで、昴星学園からの特別編入生。ゾディアーツスイッチにより意識不明になった友達を救うため、「反ゾディアーツ同盟」の潜入員としてやって来ました。 本編の中盤から登場し、それと同時に重要キャラクターが登場、敵幹部の動向や「仮面ライダーフォーゼ」の全容が明かされていきます。目的のために仮面ライダー部を利用し、すぐには馴染まないこともあって、弦太朗と正反対の陰の要素で人気を博しました。 流星を演じたのは、2017年に実写映画『銀魂』の沖田総悟役に抜擢され、原作でも人気が高いイケメン役を見事に再現したと話題の吉沢亮。2018年は『マーマレード・ボーイ』、『リバース・エッジ』などの少女漫画原作の映画で主演に起用されました。 2次元のような端正なルックスで女性を魅了し、大躍進を続ける注目の若手俳優です。

スタッフには前々作『仮面ライダーW』の面々が集結

スタッフには、平成仮面ライダーシリーズ第11作目『仮面ライダーW』以来の起用となるメンバーが集結し、チーフプロデューサーに塚田英明。同作のゲストライターだった中島かずきがメインを、反対にメインライターの三条陸がサブを担当しました。 特撮ファンを公言している中島は、本作で初めて特撮作品でメイン脚本を手がけました。 同じく「W」からゲストライターで長谷川圭一、メイン監督で坂本浩一、「龍騎」から助監督を担当してきた山口恭平らが起用されました。音楽の鳴瀬シュウヘイも含め「W」の面々が多く、シナリオ構成やキャラクター描写などに共通した要素が感じられます。 また、『サイレントメビウス』などの漫画家・麻宮騎亜が仮面ライダーシリーズに初参加し、クリーチャーデザインを担当したことも話題になりました。

テレビシリーズ『仮面ライダーフォーゼ』の見どころは?

仮面ライダー史上初の学園ドラマ×宇宙もの!

高校生ライダーは珍しくないものの、学園生活や部活動を物語の主軸にし、地球外(宇宙)要素と組み合わせたのは仮面ライダー史上初でした。 舞台となる天ノ川学園では、理事長の方針でアメリカのようなプロム、クイーンフェスや宇宙飛行士適性試験といった特殊イベントを開催。学園ヒエラルキーの風習が根付いているのが特徴的で、ヒエラルキーへの不満がゾディアーツ事件の発端にもなりました。 一方の宇宙要素は、弦太朗が設立した仮面ライダー部の部室や、宇宙の意思とされる「プレゼンター」などに見られます。部室へは学園の廃部室のロッカーから行くことができ、この部の活動拠点こそが月面基地「ラビットハッチ」だったのでした。 狭い学園内と壮大な宇宙のギャップが、「フォーゼ」ならではの面白さを生みました。

ロケットと宇宙服をモチーフにした変身フォームが個性的

ロケットと宇宙服を模した白いフォームは、ファンから座薬、イカと指摘されるほど衝撃を与えたようで、前情報の段階から大きな注目を浴びました。 弦太朗は超科学アイテム「アストロスイッチ」と、変身ベルト「フォーゼドライバー」により、宇宙の力を持つ仮面ライダーフォーゼに変身。アストロスイッチをベルトに装填し、両腕・両脚にロケット、ドリルといった特殊装備(モジュール)を装着して戦うのです。 40周年記念作品にちなんで、各部位に対応するアストロスイッチの個数は40個あり、スイッチの付け替えによってフォームも変化します。 さらに、フォーゼは「日本を元気にするヒーロー」と定義されたため、マスクデザインに"涙ライン"が存在していません。涙ラインとは、改造人間としての悲哀や戦う苦しみの象徴と言われ、初代から受け継がれてきた伝統的なものでした。

昭和のヤンキー風主人公が繰り広げる友情ドラマ

本作の最大の魅力と言えば、やはり主人公・如月弦太朗のキャラクターそのものでしょう! 外見からして歴代の主人公とは一線を画し、髪型はリーゼント、服装は短ラン、真っ赤なTシャツ、ボンタンという昭和の不良スタイル。しかし、それに反して正義感が強く、情に厚い真っ直ぐな性格で、相手の善悪に関係なく積極的に関わろうとします。 そのため、自分のことが嫌いな人物や気の合わない人物とこそ友達になろうとし、仲間を得ていく過程が『仮面ライダーフォーゼ』の大きな見どころでした。 脚本の中島かずきによれば、弦太朗のこの行動には"仮面ライダーであることとはどういうことなのか?"というテーマも含まれているそうです。

渡部秀、菅田将暉ら歴代のイケメンライダーと劇場版で共演!

如月弦太朗の初登場は、前作『仮面ライダーオーズ/OOO』初の単独劇場版『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』(2011年)でした。福士蒼汰とユウキ役の清水富美加が先行出演し、渡部秀演じる火野映司 /仮面ライダーオーズらと初対面しました。 テレビシリーズの時間軸とされる、『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』(2011年)でも、過去に共闘した設定があります。 「MOVIE大戦MEGA MAX」には、スタッフ的にも関わりが深い「W」から仮面ライダーWこと左翔太郎役の桐山漣と、フィリップ役の菅田将暉も参戦!

さらに福士は、『仮面ライダードライブ』の竹内涼真を除く、平成第2期のライダー全員と共演を果たしているのです!

映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』(2017年)は、主役のビルドとエグゼイド、レジェンドライダーのゴースト、鎧武、フォーゼ、オーズとその相棒アンクを、放送時と同じキャストが演じて話題になりました。 特に福士は、「電王」の佐藤健の例もあり「トップ俳優となった今では難しいのでは?」と、ファンの間で出演が絶望視されていたのだとか。 当時、レジェンドライダーの出演告知ツイートは、東映映画公式Twitterアカウント史上最高の1日で5万リツイートと5万いいねを記録。福士は映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』(2012年)と同じく、新・天ノ川学園高校の教師となった如月弦太朗を演じました。 共演歴のある渡部秀と佐野岳、新たに西銘駿、 飯島寛騎、犬飼貴丈らと共演しています。

劇場版には美女たちも!真野恵里菜は女性ライダーに

「MOVIE大戦MEGA MAX」と「MOVIE大戦アルティメイタム」では、ドラマ「逃げ恥」などで話題の女優・真野恵里菜が、仮面ライダーなでしこ/美咲撫子を演じました。 撫子は文化祭を控えた弦太朗たちの前に、突然空から降ってきた少女。弦太朗の一目惚れ相手でもあり、仮面ライダーなでしことしてフォーゼと共闘します!また本編の5年後を描く「MOVIE大戦アルティメイタム」には、"宇宙"仮面ライダー部唯一の部員となった大木美代子役として、タレントで女優の足立梨花も出演しているのです。 単独映画『仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!』(2012年)には、タレントの原幹恵が出演しており、美女たちも劇場版を盛り上げました。 そのほか、劇場版では本職の俳優や女優以外にも意外な人たちと共演しているので、キャストを確認せずに見返してみても楽しいかもしれません。

「仮面ライダーフォーゼ」シリーズの評価と人気は?

明るく元気な友情に厚い仮面ライダーは、震災後の日本にたくさんの勇気と夢を与え、メインターゲットの子どもたちを中心に大人気になりました。 多くの人が経験する学校生活を軸にしたことや、福士蒼汰の甘いマスクがお母さんの心も掴み、幅広い世代の人気を集めた様子。ゾディアーツの動機が一種の"若気の至り"で、絶対的な悪ではなく多くの場合は弦太朗を通して更生する点も、親しみやすかったようです。 その人気ぶりは、バンダイナムコホールディングスが公表した、仮面ライダーシリーズのキャラクター商品売上高の数字にも表れました。「フォーゼ」関連商品の合計売上は、詳細データのない昭和シリーズを除く、平成仮面ライダー最高の310億円でした。 2018年6月現在まで、未だに破られていないシリーズトップの売上成績です!

ヒーローとして異色過ぎる設定に戸惑う意見も・・・・・・

その一方で、「フォーゼ」は新たな試みが多い設定上、仮面ライダーシリーズの中でも賛否が分かれた作品の一つとされています。奇抜なフォームデザインが一部で「ダサい」と言われ、主人公の不良イメージが強すぎることに、親世代から抗議が寄せられました。 そして、本作の批判の焦点となったのが、作品の最大の魅力である主人公・如月弦太朗と彼が言う"友情"とは何か?という点でした。弦太朗は作中で、目的のため自分に殺意を向けた友達でも、「お前は何も悪くない」と許す懐の深さを示します。 こうした言動に、「友達なら殺意すら肯定するのか?」「撲滅する敵と友達になる敵の線引きが曖昧では?」と、違和感を覚える人は少なくありませんでした。 見返す際は如月弦太朗という人間に共感するか、にも注目すると面白いかもしれません。

実写映画『BLEACH』で福士、吉沢、真野が再び共演!

如月弦太朗/仮面ライダーフォーゼを演じた福士蒼汰は、2018年7月20日公開の映画『BLEACH』で、主人公の黒崎一護役に起用されました。 同作は久保帯人による大ヒット漫画の実写化映画。福士演じる霊が見える高校生・黒崎一護は、突然現れた死神を自称する少女・朽木ルキア(杉咲花)から死神の力を与えられ、人間の魂を食べる悪霊「虚(ホロウ)」との戦いに身を投じていきます。 一護のクラスメイトで、死神に対抗する種族「滅却師(クインシー)」の生き残り・石田雨竜に吉沢亮、一護に思いを寄せる井上織姫には真野恵里菜が決定しました。 これを受け、フォーゼ、メテオ、なでしこの再共演が話題になっているのです!

Twitter公式アカウントでは3人の貴重なオフショットを公開

映画『BLEACH』のTwitter公式アカウントは、両手をグーにして上に掲げた福士、吉沢、真野の仲良しっぷりが伝わるオフショットを公開しました。 これはまさに、弦太朗が「宇宙キター!」のキメ台詞に合わせてとる、「仮面ライダーフォーゼ」ファンにはお馴染みの変身ポーズ!この貴重な3ショットに、「BLEACHにフォーゼキター!」「めちゃくちゃ感動!最高のトリオ!」などのコメントが殺到しています。

この機会に「仮面ライダーフォーゼ」を見返そう!

今回は、仮面ライダー史上初の学園×宇宙ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」シリーズの魅力を振り返りましたが、いかがだったでしょうか? 実写映画『BLEACH』での福士蒼汰、吉沢亮、真野恵里菜の共演は、やはり「フォーゼ」ファンにとっては見逃せないですよね。この機会にぜひ、ぶっ飛んだ設定や駆け出しのころのキャストの姿などに注目しながら、シリーズを見返してみてください。 もし今、落ち込んだり苦しんでいるなら、明るく元気にしてくれるヒーローがおすすめです!