2022年10月17日更新

『耳をすませば』(2022)のキャスト・登場人物まとめ 実写版の主題歌は「翼をください」に

『耳をすませば』
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会

スタジオジブリ製作のアニメーション映画で知られる『耳をすませば』の実写映画が公開中です。『春待つ僕ら』や『集団左遷!!』の平川雄一朗がメガホンを取り、松坂桃李と清野菜名がW主演を務める本作。

そんな実写版『耳をすませば』について、本記事ではキャストや登場人物、主題歌を紹介していきましょう。

実写『耳をすませば』の評判は?

実写映画『耳をすませば』は、原作マンガやアニメ版にあまり触れていない層からは一定の評価を得ています。一方でジブリファンからは厳しい声もあがっています。

実写『耳をすませば』あらすじ・ネタバレはこちら

アニメ版のあらすじはこちら

実写版『耳をすませば』登場人物・キャスト一覧

10年後の4人 月島雫役/清野菜名 天沢聖司役/松坂桃李 杉村⻯也役/山田裕貴 原田夕子役/内田理央
雫の仕事仲間 雫の担当作家/田中圭 出版社の先輩/松本まりか 出版社の後輩/中田圭祐 出版社の部長/音尾琢真
雫と聖司の家族 雫の父/小林隆 雫の母/森口瑤子 地球屋の店主/近藤正臣 猫のムーン役/ぽんず
子役 月島雫役/安原琉那 天沢聖司役/中川翼 杉村⻯也役/荒木飛羽 原田夕子役/住友沙来

【10年後の4人】

月島雫役/清野菜名

『耳をすませば』
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会

大人になった10年後の雫を演じるのは、清野菜名。清野は、2020年1月からのドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』で横浜流星と共にダブル主演を務めて注目を集めました。その後も「今日から俺は!!」シリーズや『婚姻届に判を捺しただけですが』など、注目度の高い作品に出演しています。 『耳をすませば』の世界に雫として存在できることを、嬉しく光栄に思っていると言う清野。雫の思いに寄り添い、ピュアな心を大切に、丁寧に演じたいと意気込みを語っています。

天沢聖司役/松坂桃李

『耳をすませば』
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会

アニメ版では天沢聖司はバイオリン職人を目指していましたが、実写版ではチェロ奏者に変更されています。 そんな10年後の彼を演じるのは、松坂桃李。松坂は、2019年にはNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』に出演し、『居眠り磐音』と『新聞記者』の2本の映画に主演するなどの活躍を見せました。 2021年にも映画『あの頃。』と『孤狼の血 LEVEL2』で主演を務め、後者では日本アカデミー賞で優秀主演男優賞を受賞しています。 アニメ版を何度も観たという松坂は、歯がゆさや甘酸っぱさといったあの頃にしかないものが詰まっていると感じていたそう。自分も想像していたその後の物語に関われることを嬉しく思うと発言しています。

杉村⻯也役/山田裕貴

『耳をすませば』
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会

野球部に所属し雫に甘酸っぱい片想いをしていた杉村。彼の10年後を、『東京リベンジャーズ』(2021年)などで人気を博す俳優の山田裕貴が演じます。 山田はコロナ渦で完成が危ぶまれた本作の完成に安堵するコメントを寄せ、作品の内容については「その10年があるから今が、未来が、輝く。この作品がどんな形で皆さんに受け取ってもらえるか楽しみです」と語りました。

原田夕子役/内田理央

『耳をすませば』
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会

そんな杉村に片想いしている雫の親友、原田夕子を演じるのは内田理央です。モデル出身の内田ですが、ドラマ『来世ではちゃんとします』ではシーズン3まで主役を務め女優としての才能を開花させています。 本作について「原作から10年後という時代背景なので、平成の懐かしさも感じつつ、成⻑したみんなの姿にちょっとド キドキしながら撮影をしました。」と語っています。また「大人になった夕子と杉村の関係性にも是非注目してください。」と気になるコメントを残しました。

【雫の仕事仲間】

雫の担当作家/田中圭

出版社に勤める雫の担当作家である園村を演じるのは田中圭です。ドラマ『あなたの番です』などで人気絶頂を迎えている田中が、本作でもどんな活躍を見せてくれるのか楽しみですね。

出版社の先輩/松本まりか

『耳をすませば』雫の先輩
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会

雫が務める出版社の先輩を演じるのは松本まりかです。「あざとかわいい」で注目された松本ですが、ドラマ『先生を消す方程式。』(2020年)や『名探偵ステイホームズ』(2022年)などでたしかな実力を見せ、活躍し続けています。

出版社の後輩/中田圭祐

『耳をすませば』雫の後輩
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会

雫の後輩社員を演じるのは、雑誌「メンズノンノ」モデルの中田圭祐です。俳優としてはこれまで『花の地晴れ〜花男 Next Season〜』(2018年)などに出演してきました。

出版社の部長/音尾琢真

『耳をすませば』雫の上司
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会

雫の上司である出版社の部長を演じるのは音尾琢真です。音尾は北海道の名優が集う演劇ユニット「TEAM NACS」の1人です。近年は『死刑に至る病』(2022年)などに出演していました。

【子役】

月島雫役/安原琉那

『耳をすませば』
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会

中学時代の雫を演じるのは、本作が映画初出演となる15歳の安原琉那です。 キッズモデルや子役として活躍してきた彼女は、2019年の朝ドラ『スカーレット』で桜庭みなみ演じるヒロインの妹・川原直子の幼少期を演じたことで知られています。

天沢聖司役/中川翼

『耳をすませば』
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会

中学時代の聖司を演じるのは、4歳のときにキッズモデルとして活動をはじめた中川翼。 その後子役として活躍するようになった彼は、映画『浅田家!』では妻夫木聡が演じた主人公の兄・浅田幸宏の幼少期の役を演じ、『光を追いかけて』では主人公の中島彰役を務めました。

杉村⻯也役/荒木飛羽

雫たちのクラスメイト、杉村の学生時代を演じるのは、ドラマ「あなたの番です」や『るろうに剣心 最終章 The Final』などに出演した荒木飛羽です。伝説の神社の名シーンが再現されるのか、期待が高まります。

原田夕子役/住友沙来

雫の親友・夕子を演じるのは、映画『糸』(2021年)やドラマ「ラジエーションハウス」へ出演した住友沙来です。杉村への思いはどうなったのか、甘酸っぱいときめきを思い出させてくれる場面写真も公開され期待が高まっています。

【雫と聖司の家族】

猫のムーン役/ぽんず

耳をすませば
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会

雫を地球屋へと導いた、デブ猫のムーンを演じるのはタレントねこのぽんず。映画『コーヒーが冷めないうちに』(2019年)にも出演している売れっ子です。 オーディションではすべての演技を唯一完璧に披露し、その実力で役を勝ち取りました。

地球屋の店主/近藤正臣

バロンを置いていたお店・地球屋の店主であり、聖司のおじいちゃんを演じるのは近藤正臣です。アニメ版では優しく2人を導いてくれるような存在だった店主が、実写版ではどんな名言を残してくれるのか楽しみです。

雫の父/小林隆

雫の父を演じるのは俳優の小林隆です。代表的な役は『古畑任三郎』シリーズの向島音吉役。近年は「義母と娘のブルース 新年スペシャル」などに出演していました。

雫の母/森口瑤子

雫の母を演じるのは森口瑤子です。アニメでは社会人学生として大学院に通っている設定でしたが、10年経った今はどんな仕事をしているのでしょうか。

主題歌:杏「翼をください」

杏 アー写
©Junko Tamaki(t.cube)

主題歌は、誰もが知る名曲の「翼をください」です。アニメ版では主題歌「カントリーロード」が物語の重要な要素となっていましたが、「翼をください」にも同じように、雫の思いとリンクした重要な意味合いが込められているのでしょうか。 歌っているのは女優・歌手の杏。透明感あふれる歌声でカバーしています。杏は歌手として過去にも、ドラマ『おじいちゃんは25歳』でKANの「愛は勝つ」をカバーしていました。

実写版や10年後は見たくない!?懸念の声も

『耳をすませば』
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会

今回の実写化は再現度が云々よりも、ファンがあの頃の2人の延長上にある未来だと納得する作品なのか、という点が評価の分かれ目だと思われます。 原作もアニメ版も女性を中心に支持されましたが、メインのファン層は幼い子どもたちでした。20代~30代になった彼女らの目線で共感できる、適度なリアリティが必要になるでしょう。その上で、ピュアな2人の夢を壊さない範囲でまとめられるかどうかが成功の鍵です。

ロケ地はどこ?

イタリア

公開延期の理由について、「コロナ禍で海外渡航や密集しての撮影が不可能になり、撮影スケジュールに遅れが出たため」と公式から発表がありました。具体的な国名までは触れられませんでしたが、本作の撮影では海外ロケが行われたようです。 原作でもアニメ版でも、天沢聖司の修行先にはイタリア(クレモナ)が設定されていました。そのため、実写版のロケ地として使われているのはほぼ間違いないでしょう。

聖蹟桜ヶ丘駅

耳をすませば

アニメ版『耳をすませば』の聖地で特に有名な京王線・杉の宮駅。実在しない駅ですが、駅構内のつくりから「聖蹟桜ヶ丘駅」がモデルとされています。 本作の撮影でも聖蹟桜ヶ丘駅周辺が使われているのか注目されているものの、今のところ付近でのキャストの目撃情報はなく、映画の公開まで国内ロケ地はわかりません。 他にも、愛宕団地や金比羅神社、いろは坂など名シーンの舞台だと噂されている聖地があるので、それらの場所が登場するのかも気になるところですね!

ジブリのアニメ『耳をすませば』を振り返ろう

アニメ映画のあらすじ

耳をすませば

読書が大好きな中学3年生の月島雫。あるとき彼女は、図書室で借りた本の貸出カードを見て「天沢聖司」という人がいつも自分より先に同じ本を借りていることに気づきます。いったいどんな人なのかと期待を膨らませていた雫でしたが、実際に会った聖司はとても嫌なヤツでした。 そんなある日、雫は電車の中で出会った大きな猫に導かれて「地球屋」という不思議なアンティークショップにたどり着きます。その後彼女が「地球屋」に行くとそこには聖司がおり、彼が店主の孫であることが判明。そしてバイオリン職人を目指してイタリアで修行しようと考えていると話します。 聖司に対するイメージが変わった雫は、次第に彼に惹かれていきました。 雫は聖司に比べて進路も目標も決まっていない自分に焦りを感じ、小説を書くことを決意します。そして「地球屋」の店主にその店にあるバロンという猫の男爵の人形を主人公にしたいと申し出るのでした。

アニメ映画のラストは?

耳をすませば

バロンの物語を書きはじめた彼女でしたが、そのせいで成績が下がってしまいます。学校から注意を受け家族で話し合いをすると、両親は小説を最後まで書くことを認めてくれました。 小説を書き上げた雫は、それを「地球屋」の店主に見せに行きます。それを読んだ彼は、バロンがこの店に来たいきさつを語ってくれました。それは、雫の書いた物語と酷似していたのです。 “受験生に戻る”ことを決意した雫がある朝目を覚ますと、窓の外には聖司の姿がありました。「秘密の場所に連れて行く」という彼とともに、雫は朝の街並みを見渡せる高台にやってきます。そこで聖司は雫にプロポーズ。 彼が一人前のバイオリン職人になったら結婚しようという聖司に、雫は「うれしい」と答えるのでした。

原作漫画『耳をすませば』の結末は?ネタバレ注意

ジブリ映画『耳をすませば』の原作は、1989年に集英社の少女マンガ雑誌『りぼん』に連載された柊あおいによる同名作品です。 原作では雫と聖司は中学1年生の設定で、王道の青春ラブストーリー。また聖司が目指しているのは画家だったり、映画には登場しない聖司の兄と雫の姉が付き合っていたりと、多少映画と設定が違っているものの、紆余曲折のすえ2人がお互いの気持ちを確かめ合ってハッピーエンドとなっています。 原作の続編『耳をすませば 幸せな時間』はそれから2年後の物語で、雫たちは中学3年生です。受験生として少し憂鬱な気分になっていた雫は、あるとき空から降ってきた不思議な羽根を拾います。 それについて調べているうちに、彼女は「猫の図書館」にたどり着き……というファンタジー色の強い内容。もちろん雫と聖司は結婚していません。 ファンにとっていちばん気になる「雫と聖司は結婚したのか」という疑問については、原作でも明かされていないのです。

『耳をすませば』実写版のあらすじ・キャストも名作の予感!?

耳をすませば 実写
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会

原作でもアニメ版でも明かされていない、20代の雫の物語を描く実写版『耳をすませば』。今もなお愛される作品であるだけに、ファンの注目度もレベルが違います。 キャストも主演の清野菜名と松坂桃李に加え、田中圭、松本まりから豪華俳優陣が集結。まさに盤石の布陣でファンの期待を超えるものに! 初恋のトキメキともどかしさを原動力に描いた2人の夢の、新たな始まりをぜひ見届けてください。