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チャン・ツィイーの魅力を丸ごと紹介!代表作&トリビアも【アジアン・ビューティー】

2018年7月9日更新

中国が生んだアジアン・ビューティーの代表、チャン・ツィイー。日本にもファンの多い国際派女優のキャリアと魅力、また素顔に迫ってみたいと思います。

中国が生んだ美しき国際派女優、チャン・ツィイー

デビュー前の10代の頃から注目され、清楚で透き通った美貌と確かな演技力でまたたく間に国際派女優の階段を駆け上ったチャン・ツィイー。今やアジアを代表する人気女優として、多岐に渡る活躍をみせています。 日本でもテレビのCMに登場したり、また映画の中で日本人女性を演じたりするなど縁も深く、多くのファンを抱えています。 ここでは、そんなチャン・ツィイーの魅力とキャリアについて、代表作ともいえる5作の紹介を中心に、プライベートやその他トリビア情報を交えて詳しくご紹介したいと思います!

チャン・ツィイーのプロフィール

チャン・ツィイーは1979年2月9日、中国の北京に生まれました。幼い頃からダンスを始め、名門校として知られる中央戯劇学院に学びます。当時から複数のダンス・コンクールで受賞を果たすなど注目を集め、中国や香港のテレビCMにたびたび出演して人気を博していました。 学院在学中の1996年には、テレビドラマ『星に願いを〜星星点灯』のヒロインとして女優デビューを果たします。3年後には名匠チャン・イーモウ監督の『初恋のきた道』で映画デビューも遂げ、一躍若手女優の筆頭へと躍り出ました。 以後、世界的ヒットを記録した大作『グリーン・デスティニー』、ハリウッドデビューとなった『ラッシュアワー2』など次々と話題作に抜擢され、着実に国際派女優としてのキャリアを重ねて行きます。 演技以外でも、2006年の第59回カンヌ国際映画祭で審査員を務めたほか、北京オリンピックの公式特派員に任命されたり、また映画のプロデュースを手掛けたりするなど、名実ともにアジアを代表するセレブ女優としての地位を確立しています。

1.初々しい魅力を放つチャン・ツィイーの映画デビュー作【1999年】

中国映画界が世界に誇る巨匠チャン・イーモウ監督が、のどかな農村を舞台に描いた感涙ラブストーリーです。ベルリン国際映画祭で銀熊賞に輝き、また純粋で健気な主人公を演じたチャン・ツィイーもいきなりデビュー作にして百花奨最優秀主演女優賞を受賞しました。 都会から赴任してきた教師に恋した18歳の素朴な少女ディ。文盲のディはお弁当を手作りすることで想いを伝え、やがて心を通わせますが、文化大革命が2人を引き裂きます。父の葬儀のため久しぶりに故郷の村に戻った青年が、両親の過去を回想する形で物語は進みます。 チャン・ツィイーは本作以後、チャン・イーモウ監督作品に何度も起用され、コン・リーに続く監督の二代目ミューズとなりました。

2.米アカデミー賞4部門受賞の大ヒットアクション【2000年】

全4巻からなる王度廬の武俠小説『臥虎蔵龍』を、『ブロークバック・マウンテン』や『ラスト、コーション』などで知られる名匠アン・リー監督がダイナミックに映画化したアクション大作です。米アカデミー賞では作品賞含む10部門にノミネートされた末、4部門で受賞を果たしました。 幻の名剣として知られる「グリーン・デスティニー」の使い手であるリーと女弟子のユー。引退を決めたリーの依頼でユーは寄贈先として北京のティエのもとに剣を届けますが、その夜、何者かによって盗まれてしまいます。 チョウ・ユンファ、ミシェール・ヨーという2大スターが主人公師弟を演じた一方、チャン・ツィイーが盗みの疑いのかかる貴族の娘イェンに扮し、ハリウッドへと飛躍するきっかけの作品となりました。スリリングなワイヤーアクションを担当したのは『マトリックス』のユエン・ウーピンです。

3. チャン・イーモウ監督が手掛けた豪華絢爛な歴史大作【2003年】

巨匠チャン・イーモウが初めて手掛けた歴史武侠アクションです。壮大なスケールと色彩豊かな映像世界が高く評価され、香港電影金像奨で7部門を受賞したほか、とりわけ本国では記録的なヒット作となりました。 紀元前200年の戦国時代、後の始皇帝となる秦王の前に、王の命を狙う3人の刺客を討ち取ったという謎の男ウーミンが謁見に現れます。秦王はその褒美としてウーミンを傍に招くのですが、事態は思わぬ方向に……。 ジェット・リー、マギー・チャン、トニー・レオン、ドニー・イェン、そしてチャン・ツィイーら中国を代表する豪華スターを主要キャストに配したほか、撮影を『恋する惑星』のクリストファー・ドイル、衣装を日本人のワダエミが担当するなど、国際色豊かなスタッフ陣も大きな話題をよびました。 チャン・ツィイーはトニー・レオン扮する刺客に仕える侍女ルーユエ役です。

4. チャン・ツィイーが日本人芸者役で主演!ベストセラー小説の映画化【2005年】

日本人芸者の半生を綴ったアーサー・ゴールデンによるベストセラー小説『さゆり(Memoirs of a Geisha)』を原作に、監督ロブ・マーシャル、主演チャン・ツィイーで描いた日本が舞台の異色ハリウッド映画です。 1929年、貧しい漁村から京都祇園にある置屋に売られてきた9歳の少女・千代。不思議な瞳の色を持つ美しい芸者さゆりとして成長していく姿を、戦争と敗戦を迎える日本の近代史を背景に描きます。 さゆりが恋する会長を渡辺謙、ライバル芸者をコン・リー、その他ミシェール・ヨー、役所広司、桃井かおりら国際色豊かなキャストが顔を揃えました。日本人芸者のヒロインを中国人が演じたことは物議をかもしましたが、それでもチャン・ツィイーの抜きん出た美しさは必見です。 米アカデミー賞では6部門にノミネートされ、衣装デザインや撮影など3部門で受賞しました。

5.実在した伝説の武術家の活躍を描く!ウォン・カーウァイ監督作【2013年】

『恋する惑星』や『ブエノスアイレス』など、香港を代表する名匠ウォン・カーウァイ監督が、約6年のブランクを経て初めて手掛けたカンフーアクション大作です。 ブルース・リーの師匠としても知られる伝説の武術家・葉問(イップ・マン)にまつわる実話を軸に、各流派のトップに立つ真の宗師(グランド・マスター)をかけた闘いを描きます。 1930年代、八掛拳の宗師・宝森は、流派を統一する継承者として、自身の一番弟子である馬三と詠春拳の宗師・葉問を指名します。自らも後継者を名乗り出る宝森の娘・宮若梅らも加わり、愛憎入り混じる壮絶な跡目争いと復讐劇が展開します。 葉問をトニー・レオン、宮若梅をチャン・ツィイーが演じました。撮影に3年をかけたという圧巻の映像美は、まさにウォン・カーウァイ監督の独壇場です。

チャン・ツィイーのプライベートや恋愛遍歴は?

チャン・ツィイーはデビュー作でチャン・イーモウと組んで以来、コン・リーに代わる主演女優となったことから一部で監督との熱愛が噂されていました。コン・リーは監督の元恋人だったため、女性2人の不仲まで言われましたが、『SAYURI』で共演した際にそれを否定しています。 2008年に会社経営のイスラエル人、ヴィヴィ・ネヴォと結婚しますが2010年に離婚。2015年には中国人歌手のワン・フォン(汪峰)とバツイチ同士で再婚し、同年12月に女児をもうけています。 こうしたプライベートでの華やかな恋愛遍歴、大スターゆえの過熱報道やパパラッチ、さらに一部メディアで性的接待疑惑まで報じられたこともあって、チャン・ツィイーは大のマスコミ嫌いになったと言われています。

ファッション界でも愛されるアジアン・ビューティー

チャン・ツィイーの類まれなる美貌と抜群のスタイルを、ファッション業界が放っておくはずはありません。 日本では「アジエンス」のCMがよく知られていますが、クリスチャン・ディオールやドルチェ&ガッバーナなどさまざまな海外のラグジュアリーブランドがチャン・ツィイーをモデルやイメージ・セレブとして起用しています。 とりわけ広く知られているのがイタリアを代表するブランドであるジョルジオ・アルマーニとの関係です。映画祭のレッドカーペットや雑誌の表紙に登場する際にはたびたびアルマーニを選び、さすが洗練された抜群の着こなしを披露しています。 2005年に東京で開催されたジョルジオ・アルマーニのショーでは、スペシャルゲストとして顔を添えました。

チャン・ツィイーの新作情報は?

2009年のサスペンス映画『ホースメン』を最後にハリウッド映画からは遠ざかっていましたが、7年ぶりに出演したのが『クローバーフィールド・パラドックス』です。 J・J・エイブラムスが製作した近未来SFスリラーであり、チャン・ツィイーは宇宙ステーションのエンジニアであるタムを演じています。当初の劇場公開の予定を変更し、Netflixで2018年2月から公開されています。 さらに2019年5月全米公開予定の大作『Godzilla:King of Monsters(原題)』に、サリー・ホーキンスや渡辺謙らとともに出演することが発表されています。チャン・ツィイーの役どころはまだ明らかではありませんが、2014年の映画『GODZILLA ゴジラ』の続編とのことで、大変楽しみです!