2018年7月17日更新

このドラマ金かけ過ぎ!海外ドラマの制作費ランキングベスト10【1位はちょっと意外なあの作品】

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センス8
センス8

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製作費では映画にも負けない海外ドラマ!

映画に並び人気の海外ドラマ。現在では映画並みに、もしくは映画以上のクオリティの高さを誇る海外ドラマが次々と製作されています。そして質の高さのみならず製作費の高さも映画を超えるものが続出。 製作費の高騰の理由は、映画を超えるスケールの大きさ、また出演者のギャラ、そして時代を忠実に表現するセットや衣装などが挙げられます。ちなみに、日本のドラマの製作費の平均は1話あたり2000万円から5000万円と言われているのですが、海外ドラマは1話辺りでこの数十倍になるものも! この記事では、そんな桁違いな海外ドラマの中でも、特に制作費をかけている作品をランキング形式で紹介していきます!

第10位!『それないぜ!? フレイジャー』

第10位に輝くのは1993年から2004年にかけてアメリカのNBCで放送された『それないぜ!? フレイジャー』です。最終シーズンの1話ごとの製作費は520万ドル(約5億7200万円、1ドル110円で換算)にまで跳ね上がりました。その理由は出演者のギャラが高騰したためと言われています。 本作の主人公はローカルラジオ局のお悩み相談番組のパーソナリティで人気を博しているケルシー・グラマー演じる精神科医フレイジャー。ケルシー・グラマーは舞台やテレビドラマ、そして映画界と幅広く活躍する俳優として有名です。 フレイジャーの周りで起こる騒動をコメディータッチで描いた本作は、1993年から5年連続エミー賞のコメディ賞の受賞を果たしました。

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第9位!『CAMELOT キャメロット〜禁断の王城〜』

第9位に輝くのは2011年にアメリカのStarzで放送された『CAMELOT キャメロット〜禁断の王城〜』で、1話あたりの製作費は約700万ドル(約7億7000万円)と言われています。 本作はイギリスに伝わるアーサー王の伝説をモチーフにしたドラマで、主役アーサー王を演じたのはイギリス出身で2007年公開の映画『スウィーニー・ドット フリート街の悪魔の理髪師』で注目を集めたジェイミー・キャンベル・バウアー。モデルとしても活躍するイケメン俳優です。 本作は中世を忠実に表現するためのセットや衣装に多額の費用がかかったのが製作費高騰の理由とされており、また過激な性描写でも放送当時注目を集めました。

第8位!『Sense8 センス8』

センス8
センス8

第8位に輝くのは2015年からNetflixで配信された『Sense8 センス8』です。シーズン2の1話ごとの製作費が約900万ドル(約9億9000万円)と言われています。 本作は映画「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー姉妹が監督・脚本を務めたSFドラマで、出演俳優陣も各国からキャストされ、多国籍な雰囲気溢れる作品です。 離れた暮らす8人が突然お互いの知識や感情を共有できることになり、その8人を狙う組織と戦う様子が描かれた本作は、批評家からの評価もよく、またプライムタイム・エミー賞を始め様々な賞の受賞を果たしました。

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第8位!『マルコ・ポーロ』

マルコ・ポーロ
© 2014 - Netflix

同じく第8位に輝くのはNetflixで2014年から2016年にかけて配信された『マルコ・ポーロ』。 実在の冒険家マルコ・ポーロの若き日を描いた本作品はロケや当時を再現する衣装にお金がかかり、1話あたりの製作費は約900万ドル(約9億9000万円)! 主役マルコ・ポーロを演じたのはイタリア出身の俳優ロレンツォ・リケルミで、また『ラストエンペラー』などに出演し、中国のエリザベス・テーラーとも称される中国出身の女優ジョアン・チェンも出演しています。 本作品は映画に引けを取らない壮大なスケールで描いた歴史ドラマでしたが、残念ながら批評家からの評価は悪く、Netflixは2億ドルもの損失を出したと噂されています。

第6位!『ROME[ローマ]』

第6位に輝くのはアメリカのHBOとイギリスのBBCが共同製作し、2005年から2007年まで放送された歴史ドラマ『ROME[ローマ]』。 内乱期のローマ共和国の様子が描かれた本作は製作期間がおよそ8年間に及ぶと言われており、1話あたりの製作費はおよそ900万ドル(約9億9000万円)から1,000万ドル(約11億円)と言われています。 本作で主役ルキウス・ヴォレヌスを演じるのは1996年公開の大ヒット映画『トレインスポッティング』で映画デビューを果たしたケヴィン・マクキッド。さらにヴォレヌスの部下役ティトゥス・プッロ役としてハリウッド映画でも活躍するイギリス出身の俳優レイ・スティーヴンソンが登場しています。 本作は製作費の高さも話題を呼びましたが、古代ローマにタイムスリップした感覚を味わうことのできる作品であり、エミー賞5部門を受賞しました。

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第5位!『フレンズ』

フレンズ
©WARNER BROS. TELEVISION

第5位に輝くのは日本でも大人気となったラブコメ『フレンズ』。アメリカNBCで1994年から2004年まで放送された作品で、ニューヨークに住む男女6人の恋愛や友情を描いています。 本作にはブラッド・ピットの元妻としても有名なジェニファー・アニストン、1980年代の人気ドラマ『ファミリー・タイズ』で知られるコトニー・コックス・アークゥエットなどのレギュラーキャストのほか、ジョージー・クルーニーやジュリア・ロバーツなどのハリウッドを代表する俳優女優が数多くゲスト出演しており、豪華キャスト陣が本作を世界的ヒット作品に導いた理由の一つであることは間違いないでしょう。 シーズンが進むごとに、出演者のギャラもアップしていったため、最終シーズンの1話あたりの製作費は約1000万ドル(約11億円)にまで達したと言われています。

第5位!『ゲーム・オブ・スローンズ』

同じく第5位に輝くのはアメリカHBOで2011年から放送中のドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。架空の7つの王国の名家がすべての王国の覇権を握る「鉄の王座」をめぐり戦う壮大なファンタジードラマで、史上最多の173国で同時放送され、ギネス世界記録を獲得しました。 『ゲーム・オブ・スローンズ』にはメイジー・ウィリアムズやソフィー・ターナーを始め、本作がデビュー作という俳優女優も多く、フレッシュな演技も見どころの一つです。 本作の製作費は現在約1000万ドル(約11億円)と言われており、2019年に放送となる最終シーズンでは製作費がさらに高騰し1500万ドル(約16 億5000万円)となると噂されています。

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第3位!『ゲットダウン』

第3位に輝くのは2016年から配信中の音楽ドラマ『ゲットダウン』。1970年代のニューヨークを舞台に貧困や犯罪がはびこる中、音楽で自身を表現しようとする青年を描いた作品です。 1970年代の様子を忠実に表現するために、セットや衣装に多額の費用がかかり、1話あたりの製作費は約1100万ドル(約12億1000万円)にまで到達しました。 本作にはウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスや2017年の大ヒット映画『グレイテスト・ショーマン』で重要な役どころを演じたヤハウェ・アブドゥル・マーティン2世など今後の活躍に期待が集まる俳優陣が多く出演しています。

第2位!『ER 緊急救命室』

『ER緊急救命室』
© Warner Bros. Entertainment Inc.

第2位に輝くのはアメリカNBCで放送された『ER 緊急救命室』。1994年から2009年にかけて放送された長寿番組で、ジョージ・クルーニーを一躍人気者とさせたドラマとしても有名です。 総合病院の救急救命室で働く医師や看護師たちの日常生活を交えながら医療の現場をリアルに描いた作品で、1話あたりの製作費は約1300万ドル(約14億3000万円)とも言われました。 本作は批評家からの評価も高くエミー賞を5年連続受賞する快挙も成し遂げています。

堂々の1位!『ザ・クラウン』

堂々の1位に輝くのは2016年からNetflixで配信中のドラマ『ザ・クラウン』。イギリスのエリザベス2世を描いた伝記的ドラマで、2018年7月現在91歳となるエリザベス女王の現在までを描く予定であり、エリザベス女王自身もお気に入りとの噂されています! 本作品で登場するエリザベス女王の衣装はすべてハンドメイド、とくに結婚式や戴冠式に着用されたドレスなどには多額の費用がかかり、またインテリアなども忠実に再現されており、1話あたりの製作費は約1300万ドル(約14億3000万円)! 本作にはイギリスを代表する女優ヘレナ・ボナム・カーターや人気テレビドラマシリーズ『ドクター・フー』のドクター役で知られるマット・スミスなど、日本でもおなじみの俳優女優陣が出演しています。

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海外ドラマはケタ違い!

『ER緊急救命室』
© Warner Bros. Entertainment Inc.

海外ドラマの製作費ランキングトップ10を紹介しました。 もちろん製作費をかけたからといって視聴率が上がることが保証されるわけではありませんが、それでもクオリティの高い作品になっていくことは間違いありません!