2018年7月29日更新

モービウスについて知っておきたい5つのこと!【ヴァンパイア化した経緯とは?】

モービウス・ザ・リヴィング・ヴァンパイア

「スパイダーマン」シリーズのヴィランでダークヒーロー、モービウス。マーベルコミックスの世界を生きる吸血鬼です。映画化の企画が進行中の注目キャラクターに迫ります!

マーベル世界のヴァンパイア、モービウスって?

「X-MEN」シリーズのスピンオフ映画『デッドプール』(2016)や「アベンジャーズ」シリーズのスピンオフ『エージェント・オブ・シールド』(2013〜)など数々のスピンオフにも力を入れてきたマーベル。そんなマーベルが次に実写化を企画しているのが、「モービウス」です。 モービウスは、「スパイダーマン」シリーズに登場するヴァンパイア人間で、スパイダーマンの敵として誕生しました。キャラクターとして人気を得た後には、『モービウス ザ・リヴィング・ヴァンパイア』という単独シリーズ化もされています。

1.なぜヴァンパイアになったのか?

モービウスは、マーベルのクリエイターであるロイ・トーマスとギル・ケインによって生み出されました。1971年に出版された『The Amazing Spider-Man』101号でコミックス初登場を果たします。 モービウスは吸血鬼として知られていますが、生まれながらの吸血鬼ではありません。もともとは、マイケル・モービウスというギリシア人の人間でした。ノーベル賞を受賞するほどの優秀な科学者でしたが、非常に稀な血液の病気を患ってしまいます。 病気を治すために、吸血コウモリの血清と電気ショックを用いた治療を試みます。ところが、その治療は思いもよらぬ結果を招き、結局彼はヴァンパイアのような肉体へと変異してしまったのでした。

2.モービウスの能力と弱点

モービウスの能力は一般的にイメージされるヴァンパイアの能力とほとんど変わりません。スーパーヒューマン級の怪力やスピード、俊敏性、驚異的な視力や回復力、するどい牙と爪を備えています。また本物のヴァンパイアと同じように、他者を噛むことで新たなヴァンパイアをつくることもできます。 本物のヴァンパイアではないがゆえに、十字架や銀に弱いということがないのも強みかもしれません。もちろん、優秀な科学者としての頭脳も彼の強みです。 弱点は光に過敏であること。焼け死にはしませんが、夜のほうが活動しやすいようです。

3.親友を殺してしまった罪の意識

モービウスにはエミル・ニコスという親友がいました。幼い頃から多くの時間を共に過ごし、同じ大学へと進んだ彼らは研究仲間でもあり、エミルはモービウスのために珍しい血清を見つけることに人生を捧げていました。ノーベル賞をとったのも、そうした彼らの研究が評価されてのことでした。 ヴァンパイア化の突然変異が起きたときも、2人は一緒にいました。それが悲劇につながります。 ヴァンパイアになった彼は衝動を抑えきれず、そばにいたエミルを殺害してしまったのです。この事件はモービウスの心に大きな傷を残し、罪の意識に苛まれることになります。

4.スパイダーマンの敵だけど、根っからの悪ではない。

はじめてスパイダーマンと遭遇したのは、彼がギリシアからアメリカへ渡ってきたとき。ちょうどその頃、スパイダーマンことピーター・パーカーは実験の失敗で腕が6本になってしまっていました。もとの身体に戻る方法を探していたピーターはモービウスの血が鍵であることに気づきます。そして、トカゲの姿から人間の身体に戻る方法を探していたドクター・コナーと協力して、モービウスと対立するのです。 それ以後、モービウスは「スパイダーマン」シリーズでヴィランとして扱われてきました。アニメシリーズ『アルティメット・スパイダーマン』ではヒドラの科学者として登場しました。 しかし、彼は根っから悪に染まった人物ではないのです。悪の組織から少女と助け、その両親を探す手伝いをするなど、ヒーロー的な一面を持っています。

5.映画版モービウスはジャレッド・レトか?

ジャレッド・レト
Euan Cherry/WENN.com

「スパイダーマン」シリーズのスピンオフとして制作される映画『モービウス (原題)』は、『デンジャラス・ラン』(2012)『チャイルド44 森に消えた子供たち』(2015)『ライフ』(2017)などで知られるダニエル・エスピノーサが監督を務めます。 そして、実写版モービウスの有力候補がジャレッド・レト。DC映画『スーサイド・スクワッド』(2016)ではジョーカーという大役に挑んだ彼ですが、ダークヒーローとしてMCUの世界に参加するようです。『ダラス・バイヤーズ・クラブ』(2013)でアカデミー賞助演男優賞を獲得しているジャレッド・レトは、その役作りの徹底ぶりが話題になりますね。モービウス役にはどんな準備をして挑むのでしょうか。