2021年1月12日更新

『ここは今から倫理です。』をネタバレあらすじ解説!教師が語る哲学者たちの名言【ドラマ化決定】

ここは今から倫理です。

グランドジャンプPREMIUMにて絶賛連載中の漫画『ここは今から倫理です。』。原作は漫画『ALL OUT!!』の雨瀬シオリ。2021年現在5巻が発売され、話題の漫画として注目を集めています。今回は本作がもし実写化されたらという前提の下に紹介していきます!

目次

『ここは今から倫理です。』の魅力は?イケメン高校教師による倫理の時間

漫画『ここは今から倫理です。』は2018年「次にくるマンガ大賞」にて、エントリー数3711作品の中から50作品の中に選出。さらに「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2018」のネクストブレイク部門2位も獲得している話題作です。 本作は2021年1月現在、5巻まで刊行されています。高校のイケメンな倫理教師が生徒たちの抱える問題に、独自の哲学とスタイルで向き合い解決していくというストーリーです。 いわゆる熱血教師とはまた違う、新たな教師像が人気を博している本作。2021年1月からはNHK総合「よるドラ」枠にて山田裕貴主演で実写ドラマもスタートします。ドラマ化を機に、ますます注目を集めている本作の魅力を、人気エピソードと共に紹介します。 ※この記事は2021年1月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

『ここは今から倫理です。』原作のあらすじ

クールな高校教師・高柳は倫理の教師。彼の赴任先の高校では倫理は選択授業となっていて、特に倫理は抽選にもれた生徒が集まってくる人気のない教科でした。 高柳は倫理についてこう述べます。よりよく生きるとは?幸せとは?いのちとは何か?これらを考える学問なのだと。 最初は興味を示さない生徒たちですが、性的問題、いじめ、嫉妬、対人恐怖、ネット依存、覚醒剤などについての問題を高柳と共に議論していきます。 すべてが倫理で救えるはずもなく、高柳も時に傷つきながら教師とはどう在るべきなのか自身に問うていく物語です。作中、高柳が生徒たちに投げかける哲学者たちの名言が深く心に刺さるはず。

『ここは今から倫理です。』おすすめエピソードをネタバレ解説①

「それがどんな理由でも 命に換わる程 重い絶望になるんです!!」

2話「くだらない人間」のメインとなるのは、本を読み漁り多くの知識を持っている酒井です。周りを低能だと見下している彼女は、気さくに話しかけてくるクラスの女子・八木のことも見下していました。 ある日、八木は屋上から飛び降りようとします。彼女は彼氏に裏切られレイプされたのです。酒井は彼女の考えが理解できず、そんなことは死ぬことに比べれば小さなことだと言うと、高柳はすごい剣幕で「違います」と叫んだのです。 彼は失恋や家族の死、いじめ、就職の失敗、仕事、貧困、そして人生が退屈だというどんな理由であっても、「命に換わるほど重い絶望になる」と言います。人が絶望によって死にたくなる気持ちを肯定する彼の言葉は、八木に生きる希望を、酒井には本では分からない経験を与えたのでした。

『ここは今から倫理です。』おすすめエピソードをネタバレ解説②

「結束力の強い集団の怖いところは、結束を乱す異端分子がいれば猛烈に排除する点」

倫理を受けている南は、クラスの結束力の強さに違和感を感じていました。仕方なしにクラスのグループチャットにも参加しているものの、彼女自身は狭く深い交友関係を持てればいいという考えの持ち主。 資本主義と社会主義についての倫理の授業後、クラスの結束に不気味さを感じると南は高柳に打ち明けます。 高柳は日本のかつての村社会について説明し、「結束力の強い集団の怖いところは、結束を乱す異端分子がいれば猛烈に排除する点」だと説くのでした。この排除はやがていじめにも繋がっていきます。 幸いクラスにいじめはありませんが、自らチャットを抜けることを決意した南。どんな主義主張でも最後に目指されるべきは幸福だという高柳の言葉が、彼女を突き動かしたのです。

『ここは今から倫理です。』1章の最終回ネタバレ解説!2章では新たな生徒12人が登場

18話では1話から登場してきた生徒たちが卒業を迎えます。高柳とのやり取りをきっかけに、彼に見合うような教養のある女性になろうと決意した元問題児のいち子は、卒業の日についに高柳に告白。 1話で高柳が彼女に掛けた「愛こそ貧しい知識から豊かな知識への架け橋である」を引用して、想いを伝えます。 恋をきっかけに勉強を頑張り大学への進学も決めたいち子でしたが、高柳の答えはノー。「私は結婚には懲りたからもうしません」と伝え、いち子にはいつか誰かと幸せな結婚をして欲しいと伝えるのでした。 19話で過去編を挟み20話から2章へ。新たな12人の生徒を前に、再び高柳の「倫理の時間」が始まります。

実は2018年からの予想が的中!?ciatr編集部の実写化予想はこれだ

本記事では2018年時点で『ここは今から倫理です。』の実写化を予想していました。この予想は見事に当たり、2021年1月からNHKにて実際に実写ドラマがスタート。ここからは当時の予想も踏まえて、最新のドラマ情報をお伝えします。

ドラマ版で主人公・高柳を演じるのは山田裕貴

淡々とした語り口調で倫理の授業を進めていく主人公・高柳先生を演じるのは山田裕貴(やまだゆうき)です。愛想は悪いものの、端正な顔立ちから一部の女子生徒にも人気を得ているという高柳を演じるのにぴったりなキャスティングと言えます。 『ホームルーム』や『先生を消す方程式。』で教師役が続いている山田。これらの作品ではド変態ストーカー教師や反社会的な教師を演じてきた彼が、高柳という真摯な教師役をどう演じるのか注目です。

予想ハズレ!ciatr予想では中村倫也だった

『ここは今から倫理です。』の主人公は高校で倫理を教えている高柳先生です。性格はクールですが堅物という訳ではなく喫煙者でもあります。 雰囲気が独特で色気がある高柳。そんな高柳のイメージキャストはズバリ中村倫也です。 中村倫也は1984年生まれ、東京都出身。2005年に映画『七人の弔』で俳優デビュー。2014年には『ヒストリーボーイズ』にて舞台初主演を果たしました。その後も映画、テレビドラマ、舞台と精力的にこなし、2018年NHK朝のテレビ小説『半分、青い。』にて全国的にブレイク。 カメレオン俳優と言われる中村を予想していましたが、この予想は外れてしまいました。

制作統括は尾崎裕和と管原浩

ドラマ『ここは今から倫理です。』の制作統括は尾崎裕和と管原浩です。尾崎は連続テレビ小説シリーズや、林遣都主演ドラマ『アオゾラカット』などの演出を担当してきた人物。菅原は千葉雄大主演で話題となった『いいね!光源氏くん』の制作統括を担当しています。 これまで数多くのNHKドラマに携わってきた2人が制作統括をするということで、NHKらしい骨太感のある作風になるのではないでしょうか。

予想ハズレ!ciatr予想では豊島圭介だった

今回はチーフ監督のスタッフィングに焦点を当ててみました。この物語は倫理というちょっと難しそうな学問がテーマではありますが、軸となる物語は高校を舞台とした学園ストーリー。 基本は人間ドラマが得意であること、倫理という学問にきちんと向き合うことのできる監督であること。そこを鑑みて、様々なタイプの映画やドラマシリーズ「マジすか学園」などの豊島圭介監督をイメージしてみました。 豊島圭介監督は、1971年生まれ、静岡県出身。東京大学卒業後、ロサンゼルスのAFI(アメリカン・フィルム・インスティテュート)監督コースへ留学。 帰国後、篠原哲雄監督の映画『張り込み』で脚本家としてデビューし、『怪談新耳袋 劇場版』で映画監督デビューも果しています。映画やドラマを中心に幅広いジャンルで活躍しています。 豊島監督でしたらこれまでの経験を活かしながら人間ドラマをしっかり描き、尚且つわかりやすいドラマにしてくれそうです。編集部の予想は外れてしまいましたが、豊島監督だったら……と想像しながらドラマを楽しむのもいいかもしれません。

『ここは今から倫理です。』作者が語る誕生秘話

本作『ここは今から倫理です。』は題名の通り倫理という学問をテーマに扱った物語です。作者・雨瀬シオリの叔母が突然自殺、その遺品の中から倫理の教科書や哲学書が見つかったことがきっかけで漫画にしたそうです。 作者曰く、それはまさに生きるための勉強だったとのこと。その言葉通り、この物語に登場する生徒たちもまた自分の悩みを倫理によって解決すべく奔走し、自らの生きる道を見つけていきます。 また今回は高校が舞台ということで、ドラマ版では生徒役の演技にも注目です。高柳と最初に関わるいち子役の茅島みずきや、映画『約束のネバーランド』ノーマン役で話題の板垣李光人(いたがきりひと)など、ネクストブレイクな若手の活躍も楽しみですね。

『ここは今から倫理です。』が熱い!高柳が語る日常に隠れた真理とは

2021年1月からドラマがスタートする『ここは今から倫理です。』について紹介しました。原作では1章が終わり、新たな生徒たちが登場。Xジェンダーやスマホ依存症の生徒たちが、倫理の授業を受けています。 高柳が生徒に向ける言葉は、倫理の授業とあって誰にでも当てはまる内容ばかり。『ここは今から倫理です。』は人生についてじっくり考えてみたいときにおすすめの作品です。