2023年2月17日更新

【ネタバレ解説】実写版モードックは『アントマン』のヴィラン!「クアントマニア」で登場したキャラの正体とは?

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2023年2月17日公開の「アントマン」シリーズ最新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』。 本作にはマーベルファンにはおなじみの敵キャラ、モードックが登場!この記事では映画や原作におけるモードックの正体や能力について詳しく解説していきます。

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MCUの実写版モードックの正体は『アントマン』のヴィラン!

原作では素顔を露出して登場しているモードックですが、本作ではマスクをした姿で登場。そして予告編の57秒付近で一瞬そのマスクを外した姿を確認できます。その素顔はなんと『アントマン』(2015年)にヴィランとして登場した、イエロージャケットことダレン・クロスでした。 『アントマン』のラストでアントマンによりスーツのシステムを破壊され、消滅したと思われたダレン・クロス。彼は量子世界で生き残り、征服者カーンの手によってモードックに変貌していました。 スコットとダレンの因縁にまつわる戦いについては、あとの見出しで詳しく解説します!

「アントマン&ワスプ3:クアントマニア」でのモードックの活躍は?

「アントマン3:クアントマニア」では、アントマンことスコット・ラングが実験中の事故により娘のキャシーらと量子世界に迷い込むことに。そこでスコットは恐ろしき征服者カーンと出会い、世界を巡る壮大な物語に巻き込まれてしまいます。 モードックはそんな征服者カーンの手下として、量子世界で彷徨っていたスコットと娘のキャシーを征服者カーンのもとへ連行します。やはり、自身の野望を砕いたスコットやハンク達に恨みを抱いており、モードックとしての新たな自分を気に入っている様子です。 しかし、映画終盤にはキャシーの言葉でクズだった自分から改心し、征服者カーンを倒すために自らを犠牲に。最終的には、スコットたちに看取られて亡くなりました。

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実写版モードックの正体!『アントマン』のヴィランをおさらい

『アントマン』でのイエロー・ジャケットの活躍

『アントマン』でヴィランとして立ちはだかったのは、ダレン・クロスという人物。ピムの元弟子で、ピム粒子をもとに、独自にクロス粒子という物質を生み出しましたが、その影響で精神が不安定です。 もともとはピムが保有していたピムテックという会社を引き継ぎ、CEOの座についています。スーツを軍事利用されることを懸念しているピムと反対に、より兵器として優れたスーツを開発しようと企んでいます。 映画ではそんな彼の悪事を防ぐために、ピムがスコット・ラングにアントマンとなって、ダレンが保有しているイエロージャケットを盗むように依頼します。

「アントマン3」につながる!イエロー・ジャケットの最後を詳しく深堀り!

劇中では、アントマンとなったスコットに対し、ダレンもスーツを着用しイエロージャケットになって戦います。 スコットは、娘のキャシーを人質に取られつつも抗戦。ついに亜原子レベルまで自分の体を縮小させ、イエロージャケットのスーツに入り込むことに成功します。そして、小さくなったアントマンによってイエロージャケットのスーツは破壊されることに。 ダレンはこれにより極限まで縮小を続け、ついには消滅したかに思われました。しかし実際は、縮小を続けたことで量子の世界へと迷い込み、そこで何らかの手段によってモードックとなり復活したと思われます。新作で彼がどのような活躍をするのか、続報を楽しみに待ちましょう!

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ダレン・クロス/イエロージャケットの能力は? 

イエロージャケットの能力は基本的にはアントマンと同じです。自身の体を小さくしたり、通常よりも優れたパワーを身につけることができます。 実写映画に登場したイエロージャケットは、レーザー光線をうったり、物体を巨大化することもできる設定になっています。アントマンことスコット・ラングと戦った際には、おもちゃの機関車トーマスと蟻を巨大化し、攻撃をしかけました。

モードック(ダレン・クロス)役/コリー・ストール

コリー・ストール
©Debby WongimageSPACE/Sipa USA/Newscom/Zeta Image

『アントマン』にてダレン・クロスを演じたのはコリー・ストールです。最新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』ではモードックとして一瞬顔が映っていました。 ニューヨーク出身でユダヤ系のコリー・ストールは、舞台や短編映画などに出演し、キャリアを重ねます。長編映画デビューは、シャーリーズ・セロンが世界初のセクハラ訴訟を起こした人物を演じた2005年の『スタンドアップ』です。 2013年に、ケヴィン・スペイシーが悪徳議員を演じヒットしたドラマシリーズ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』に出演。アル中の政治家ピーター・ルッソ役が高く評価され、ゴールデン・グローブ賞助演男優賞など複数の賞にノミネートされました。 『アントマン』では、主演のポール・ラッドが実際にスーツを着て演じているのに対し、コリー・ストールはモーションキャプチャーでイエロージャケットを演じています。これは、監督のペイトン・リードがイエロージャケットスーツを実際作るよりも、その方が良いと判断した結果だそうです。

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「アントマン3」では描かれていない?モードックの基本情報

モードックは英語表記でM.O.D.O.K.と書き、「Mental Organism Designed Only for Killing」の略称です。これは直訳すると「殺人のために設計された可動式有機体」という意味になります。 モードックは超人的な知能とサイオニック・パワーを、残虐で性格で使いこなす恐ろしい存在。自らを「至高の科学者」と称しA.I.M.という組織の首領を務めています。

コミックでのモードックのオリジン・能力

モードックはもともとA.I.M.という組織で働く下っ端の技術者でした。しかし組織がおこなうコンピューター人間製造計画の実験台にされていしまい、モードックとして生まれ変わることに。 彼は改造によって手に入れた超人的な知能と能力で組織内で反乱を起こし、最終的にA.I.M.の首領として組織を乗っ取ることになります。 モードックは精神エネルギーの発射や他者の精神を読み取っての行動予測、はたまた自身をデータ化してインターネットに潜り込むなど多彩な能力でヒーローたちを苦しめました。

モードックが支配するA.I.Mとは?

A.I.M.は「アドバンスド・アイデア・メカニックス」の略称で、科学の力で世界征服を目論む科学者たちの集団です。もともと秘密結社ヒドラの科学組織として成立された過去があります。 A.I.M.の3大発明として「モードック」の他に、「コズミックキューブ」と「スーパーアダプトイド」が存在。コズミックキューブはMCU作品にも登場しており、かつてスペースストーンを保護するキューブとして使用されていました。 またA.I.M.の名前についても『ブラック・ウィドウ』(2021年)のワンシーンに一瞬登場しています。

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『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でMCU入り!モードックのぶっ飛んだ活躍に期待!

マーベルのヴィランのなかでもとびきり残虐でめちゃくちゃな性格のモードック。 『アントマン&ワスプ:クアントマニア』での破天荒な活躍を是非劇場で確かめてみましょう!