2018年8月25日更新

映画監督ルッソ兄弟、『アベンジャーズ4』の次は超話題の小説を映画化か

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映画監督ルッソ兄弟、『アベンジャーズ4』の次は超話題の小説を映画化か

アベンジャーズ インフィニティウォー
©Supplied by LMK

歴代のMCU作品の中でも随一のヒットを飛ばした映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を監督し、作品とともに喝采を浴びたルッソ兄弟。 2019年5月の全米公開を予定していながら、未だ正式なタイトルすら謎に包まれている続編『アベンジャーズ4 (仮題)』の監督も務めることになっている2人ですが、彼らの次回作に関するニュースが米Deadlineなどによって報じられています。 Deadlineによると、2018年現在『Cherry (原題)』という自伝的小説の映画化プロジェクトの監督として、ルッソ兄弟に対して交渉が進められているようです。

原作となる小説『Cherry (原題)』は、ある男の波乱に満ちた人生を描いた作品

スーパーヒーローたちが一堂に会する映画で一躍有名になったルッソ兄弟ですが、「アベンジャーズ」チームに訪れた衝撃的な展開を描ききったあとは、ある男の波乱に満ちた人生の物語を描くつもりのようです。 原作となるのはニコ・ウォーカーによる自伝的小説『Cherry (原題)』。映画化されるにあたり、『ザ・パス』で注目を集めたジェシカ・ゴールドバーグが脚本を務めることになっています。 ニコ・ウォーカーは衛生兵としてイラクに派遣され、その凄惨な現場体験からPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患い、さらにオピオイド(麻薬の一種)の依存症になり、挙句、銀行強盗をはたらくようになってしまったことで2011年に逮捕され、現在も服役している人物。 『Cherry (原題)』は、彼のこうした体験を基に刑務所の中で執筆された物語であり、Buzzfeedに掲載されてすぐ、たちまち書籍化に至った稀有な作品として非常に注目を集めています。 「アベンジャーズ」の物語とは一味も二味も異なるテイストの作品ですが、ルッソ兄弟はこの波乱に満ちた物語をどのように描くのでしょうか? ルッソ兄弟が監督を務めるかどうかはまだ正式な決定には至っていませんが、大注目の一本となりそうです。