2019年4月5日更新

マンティスは原作だと緑色のキャラだった?「GotG」の不思議系美女を徹底紹介

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不思議系美女マンティスのプロフィール&トリビアを紹介

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のなかでも、宇宙を舞台としている「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズには、肌の色や外見が地球人とは大きく違うキャラクターが多数登場します。 第2作目である『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』に登場したマンティスもその1人。後にはガーディアンズの一員として「インフィニティ・ウォー」にも参加することになる彼女がどんなキャラクターなのか、詳しく探っていきましょう。

マンティスってどんなキャラクター?【『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』】

マンティスの基本プロフィール

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』ポム・クレメンティエフ マンティス
©︎Supplied by LMK

黒目がちな瞳と頭の2本の触覚が特徴のマンティス。 彼女は、スター・ロードことピーターの父であるエゴに拾われ、それ以降彼の世話係をしています。彼女の主な仕事はエゴを眠らせること。また、長い間エゴと2人きりで暮らしてきたため、まったく空気が読めず、人との接し方がよくわからないという不思議ちゃんな側面もあります。 また、「マンティス」は「カマキリ」という意味で、カマキリはメスがオスを食べることから“強い女”を表しています。

どんな能力を持っているの?

マンティスは頭に生えた触角の力で、人に触れると相手の感情を読み取ることができます。また、逆に相手の感情をコントロールする力も持っています。 映画では描かれていませんが、コミックでのマンティスは格闘の達人で神経システムを操作する能力を修行によって得ました。また、テレパシーや幽体離脱、植物操作能力、パイロキネシス(発火・火炎操作)に加え、予知能力もあります。さらに超忍耐力と自己治癒能力まであるのだとか。

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MCUで大活躍のマンティス

『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー:リミックス』(2017)

マンティスは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』で初登場。 彼女はエゴの世話係として彼と2人きりで暮らしていましたが、ガーディアンズのメンバーたちとの交流によって、次第に彼らに心を開くようになります。最終的にはエゴの正体を明かし、彼を倒すためにガーディアンズと共闘。惑星生命体であるエゴの心臓部を破壊することを提案し、ベビー・グルートが爆弾を仕掛ける間、彼を眠らせることに成功しました。 そしてエゴを倒したマンティスも、ガーディアンズのメンバーに迎え入れられたのです。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)

マンティスはガーディアンズの一員として「インフィニティ・ウォー」にも参加しています。 マンティスは、惑星タイタンでアイアンマン、スター・ロード、ドラックス、ロケット、ネビュラ、ドクター・ストレンジとともにサノスと大乱闘を繰り広げました。マンティスは自身の能力を使って、サノスのつらい思い出を引き出し動きを止めるという、重要な役割を担いました。

演じている女優はポム・クレメンティーフ

ポム・クレメンティフ
©︎Sheri Determan/WENN.com

マンティスを演じるポム・クレメンティーフは、カナダ生まれのフランス人女優です。父はフランスとロシアのハーフ、母は韓国人。幼いころに父を亡くし、母も精神疾患のため、兄と彼女は父方の祖父母に育てられました。その後も身内に不幸がつづき、若いころはかなり苦労したようです。 その後、パリでウェイトレスや販売員を経験した後、19歳で有名な演劇学校クール・フロランに入学。その数ヶ月後にコンペティションで優勝し、2年間特待生として学校に通いました。

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マンティスはコミックでは緑色の肌のキャラクターですが、ガモーラと同じになってしまうため、別の色が検討されていました。初期のメイクアップ案では、クレメンティーフは肌をオレンジ色に塗っていたそうです。 フランスを中心に多くの映画に出演してきたクレメンティーフは、MCUでマンティスを演じることにとても喜んだようで、撮影時やプロモーションの際には多くの写真を自身のInstagramに投稿していました。 また、フランス語吹替版では、クレメンティーフ本人が声をあてています。

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原作コミック版マンティスの意外なトリビア

木と結婚していた!?

原作コミックでマンティスがアベンジャーズに所属していたころ、彼女の記憶は封印されていました。しかし、征服者カーンというヴィランから、彼女は“セレスティアル・マドンナ”という宇宙の救世主を産む母親候補であると告げられ、それが正しいことがわかります。 自分の運命を受け入れたマンティスは、“ハラ”という惑星に起源を持つ“コンティ”という種族のエイリアンと結婚。この種族は、テレパシー能力を持った植物です。 実はマンティスのテレパシー能力は、将来コンティとコミュニケーションを取れるように与えられていたのでした。

さまざまな出版社のコミックを渡り歩いた!?

マンティスは、スティーブ・イングルハートとドン・ヘックによって生み出されました。マンティスがアベンジャーズを去って少し経った後、イングルハートもマーベルを去り、「ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ」を描くためにDCに移籍しました。 そのなかのあるエピソードでは、“ウィロー”というキャラクターが登場。ウィローはマーベルコミックのマンティスと同じように肌が緑色で、“I(私)”という主語を使わないという特徴があり、明らかに同じキャラクターを別の名前で登場させたものです。 当時マンティスは妊娠しており、出産のためマーベル・ユニバースから姿を消していました。ウィローが登場したのは、その間の1回だけ。 これはキャラクター著作権をイングルハートが持っていたためで、マーベル、DC以外にもイクリプス・コミックス、イメージ・コミックスと、合計4社の作品にそれぞれ別名義で登場しています。

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マンティスの今後の活躍にも期待!

ガーディアンズオブギャラクシー リミックス
©MARVEL STUDIOS

ポム・クレメンティーフ演じるマンティスは、『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』に登場するかどうかは不明ですが、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」3作目にも登場することがわかっています。 「ガーディアンズ」の3作目はMCUフェーズ4の2作目となる作品ですが、それ以降の作品は全く詳細が明らかにされていません。どのような形になるのかはわかりませんが、マンティスに今後も活躍してほしいですね!