2019年7月13日更新

柄本佑おすすめドラマ11選!『なつぞら』、「いだてん」と大活躍!

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柄本家・安藤家ダブルの芸能家族を持つ柄本佑のおすすめドラマ11選!

柄本佑は1986年生まれ、東京都出身の俳優です。柄本明と角替和枝の間に生まれた長男で弟の時生も俳優活動をしています。 高校の時に映画『美しい夏キリシマ』のオーディションに合格して、2003年にいきなり主演で俳優・映画デビューをしました。翌年にはその作品でキネマ旬報ベスト・テン新人男優賞、本映画批評家大賞新人賞を受けます。 高校卒業後は早稲田大学芸術学校空間映像科に進学。大学で短編映画の自主制作をしながら俳優としての活動もつづけ、弟の時生と演劇ユニット『ET×2』を組み小劇場での公演を重ねるなどをしました。 2012年に女優の安藤サクラと結婚をします。安藤サクラの両親は奥田瑛二と安藤和津というやはり芸能一家です。 結婚後はドラマでの活躍も活発となりエランドール賞新人賞を受賞、NHKの朝ドラ『あさが来た』大河ドラマ『風林火山』の出演を果たしました。デビューしてから数多くの映画ドラマに出演し受賞も重ねて、勢いに乗りつづけている俳優です。

主演の山田孝之の幼馴染役を演じた『世界の中心で、愛をさけぶ』

2004年にTBS系の金曜ドラマ枠で放送されました。片山恭一の小説が原作で、これまで漫画化、映画化、舞台化ラジオドラマ化されています。 オーストラリアを旅行している松本朔太郎(山田孝之)は高校のころを思い出します。高校のころ成績も運動も人並みだった朔太郎は、学級委長でしっかり者の廣瀬亜紀(綾瀬はるか)と恋に落ち交際をしていました。 大人になっても忘れられない亜紀と過ごした日々を、旅行しながら朔太郎が回想していく形でそんな過去が描かれるドラマです。 朔太郎の幼馴染でクラスメイトでもある中川顕良を柄本佑が演じました。実家が寺なのであだ名は「ボウズ」です。朔太郎とは友人でありつつ亜紀に思い寄せているので途中まではライバル関係にあります。 柄本佑にとってドラマデビューしてから3作目になる作品です。

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数々の賞を受賞した『空飛ぶタイヤ』では整備士役を演じる

2009年にWOWOWの連続ドラマWで5話放送されました。人気作家・池井戸潤の小説が原作で、吉川英治文学新人賞を受賞しています。 赤松運送会社のトレーラーのタイヤが外れて母子が死傷する大事故が起きました。原因は運送会社にあるものと疑われ警察に調べられる社長の赤松徳郎(仲村トオル)。 警察にマークされていることで会社の評判は落ち多くの仲間も去っていきます。そこで徳郎はトレーラーを製造したホープ自動車に再調査を依頼。沢田悠太(田辺誠一)が再調査をしだしたことで浮かび上がってくる会社のリコール隠しの実態を描いたドラマになっています。 2002年の三菱自動車工業製の大型トラックの脱輪による死傷事故を基にした作品です。日本民間放送連盟賞の番組部門テレビドラマ番組、東京ドラマアウォード2009の連続ドラマ部門で最優秀賞などを受賞しました。 柄本佑が演じたのは 赤松運送の整備士、門田駿一です。一度は首にされますが状況が変わり、連れ戻されることになります。

殺人事件の犯人とされる人物として登場した『夜光の階段』

2009年にテレビ朝日の木曜ドラマ枠で放送されました。松本清張の生誕100年を記念したスペシャルドラマで、これまで松本清張のドラマ化に携わってきた竹山洋が脚本を手がけています。1983年、1986年、1995年にもドラマ化がされました。 貧しく辛い生い立ちを経て美容師になった佐山道夫(藤木直人)。佐山は美容師として優秀な上に、甘いルックスと母性本能をくすぐるような魅力を持ち合わせ女性客を虜にしています。 そんな自分の武器を使って女性客を利用するようなこともあり、他にも何かしでかしたのか殺人事件を追う検事の桑山(小林稔侍)に目をつけられることに。そうして検事に疑われながらも野心のままに己の道を突き進んでいく恐ろしい美容師を描いたドラマです。 桑山が追う殺人事件の犯人とされている蓮田重男を柄本佑が演じました。精神鑑定をした結果、責任能力がないと判断され、5年後に脳梗塞で死亡するという犯人がどうか怪しい人物です。

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『遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~』では生田斗真・真木よう子と共演!

2012年にフジテレビ系列で放送されました。『僕の生きる道』をはじめ「僕」シリーズ3部作を手がけた橋部敦子が脚本を書いたオリジナルの作品です。 大学卒業後、派遣社員として働いていた小平丈太郎(生田斗真)は派遣先との契約が終了したのを機に、四万十市の臨時職員の地域おこし協力隊員になります。地域おこし協力隊員として働いているうちに地域の不安になるような実情や問題点に気づいてくことに。 そんな丈太郎と赴任をしてきた医師、二階堂かほり(真木よう子)など若者の仲間たちが本当の地域興しをしようと奮闘する物語です。文化庁芸術祭の参加作品テレビ、ドラマ部門で優秀賞を受けたドラマでもあります。 柄本佑が演じるのは四万十市に暮らす若者の一人、松本弘樹です。四万十中央市民病院に理学療法士アシスタントとしてリハビリ科で働いています。四万十市出身で高校のころにかほりと交際をしていて、また甲子園に行ったことで地元では有名です。

浮気をされる鈍感なお坊ちゃまを演じた『書店員ミチルの身の上話』

2013年にNHK総合テレビジョンのよる★ドラ枠で放送されました。原作は佐藤正午の小説『身の上話』です。 長崎県の書店で働く古川ミチル(戸田恵梨香)は彼氏と付き合いながら、東京の出版社からたまに営業にくる豊増一樹(新井浩文)と不倫をしています。豊増が東京に戻る時に別れがたくて一緒に飛行機に乗ってしまい、そのまま帰らず東京で過ごすことに。 怒った父親に銀行口座を空っぽにされて困っていたところ、頼まれた買った宝くじが2億円を当選していることに気がつきます。2億円を手にして東京で暮らしつづけようとしたミチルですが、そうもいかず……そんなミチルの身の上話をミチルの夫と名乗る男が語るというサスペンスドラマです。 ミチルの彼氏、上林久太郎を柄本佑が演じました。父親が上林宝飾店の経営者というお坊ちゃまで、プレゼントなどにお金を惜しまないものの高級な釣竿を贈るなど感覚がずれています。そうしたことでミチルに不満を抱かせ、またその不満に気づかない鈍感なキャラです。

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『雲霧仁左衛門』では希代の大盗賊の子分・因果小僧六之助!

2013年にNHKBSプレミアムのBS時代劇で放送されました。2018年の4期まで放送されています。原作は池波正太郎の時代小説です。 徳川吉宗が治める世の時代。江戸だけでなく東海道、中仙道から上方まで広く縄張りとする盗賊の一味がいました。盗みはしても人を決して殺さず怪我もさせず大金持ちしかターゲットにしない盗賊です。 そんな一味の希代の大盗賊と言われる雲霧仁左衛門(中井貴一)と腕の立つ子分4人は今日も盗みを働きます。それを追う火付盗賊改方の長官、安部式部(國村準)らとの攻防を描いた物語です。 雲霧仁左衛門が率いる子分の一人、因果小僧六之助を柄本佑が演じています。他のメンバーは七化けのお千代(内山理名)、木鼠の吉五郎(伊武雅刀)、州走りの熊五郎(手塚とおる)です。因果小僧六之助が登場するのは第1期と2期になります。

妻夫木聡が率いる5人兄弟の三男を演じた『若者たち2014』

2014年にフジテレビ系の水曜22時枠で放送されました。フジテレビ開局55周年を記念した企画として、1966年の『若者たち』をリメイクして作られた作品です。 両親を亡くした佐藤家の5人兄弟。長男の旭(妻夫木聡)が高校を中退して親代わりに家庭を支えるため働き、兄弟とすったもんだありつつ助け合って暮らしていく模様を描いたドラマです。 5人兄弟は旭をはじめ、次男の暁(瑛太)、長女のひかり(満島ひかり)、三男の陽(柄本佑)、四男の旦(野村周平)になります。 柄本佑が演じた陽は国立大学の5年生、そして学生劇団「bluehall」座長です。演劇の道を進もうとして、安定した職業に就いてもらいたい旭と衝突することになります。

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『天皇の料理番』では佐藤健が演じる篤蔵と料理人を目指す若者に

2015年にTBS系の日曜劇場枠でTBSテレビ60周年特別企画として放送されました。これまで1980年に堺正章主演、1993年に高嶋政伸主演で放送されています。 原作は杉森久英の小説です。実在する宮内省大膳職司厨長を務めた秋山徳蔵がモデルになっていますが、主人公の名前を変えてあり内容の細部はフィクションになっています。 福井県にある村に生まれた秋山篤蔵(佐藤健)は寺から破門されるほどのやんちゃ坊主。両親は手には負えないということで、篤蔵を海産物問屋の松前屋の婿養子に出します。 松前屋で跡取りとして働いていた篤蔵ですが、炊事軍曹・田辺祐吉と出会いふるまってくれたカツレツに感動してから料理を習い始めることに。料理への思いが募ってとうとう松前屋を飛び出していった篤蔵が天皇の料理番になるまでの軌跡を描いた物語です。 篤蔵の友人の山上辰吉を柄本佑が演じました。篤蔵と同じく料理人を目指し、一流西洋料理店の華族会館で見習いとして篤蔵と共に励む同僚です。

中山美穂をはじめ豪華4姉妹と共演をした『平成細雪』

2018年にNHKBSプレミアムのプレミアムドラマ枠で4話放送されました。谷崎潤一郎の小説『細雪』が原作です。ドラマ化は6度目で、1983年に公開された映画『細雪』から35年ぶりの映像化となりました。 平成4年の春、大阪でのこと。大手企業マキオカグループが経営破綻をして会社を他の人の手に渡すことにしました。 そのことでこれまで不自由なく暮らしていた名家・蒔岡家の4人姉妹は自分の身の振り方を考えねばならなくなります。本家を守ろうとする長女の鶴子をはじめ、次女の幸子、三女の雪子、四女の妙子の新たな歩みが描かれた物語です。 4人姉妹は上から順に中山美穂、高岡早紀、伊藤歩、中村ゆりが演じました。柄本佑が演じているのは写真スタジオ店の店主で写真家の板倉潤一です。妙子の幼馴染の奥畑啓三(福士誠治)、その奥畑家の元運転手でもあります。

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『いだてん~東京オリムピック噺~』ではオリンピック出場を夢見る妻を応援する夫に!

2019年にNHKで放送されている第58作目の大河ドラマです。宮藤官九郎が脚本を手がけたオリジナルの作品になります。 日本が初めて参加した1912年のストックホルムオリンピック。それから1940年に開催する予定だったのが戦争で返上して幻となった東京オリンピックを経て、1964年に今度こそ東京オリンピック実現させることになるまでの52年の軌跡が描かれています。 日本人初のオリンピック選手で「日本のマラソンの父」と言われる金栗四三(中村勘九郎)と東京オリンピック招致に命を懸けた田畑政治(阿部サダヲ)を中心とした日本人が1964年の東京オリンピックに突き進んでいく物語です。 オリンピックに関わってくる三島子爵家。その家に仕える女中シマ(杉咲花)の夫、増野を柄本佑が演じています。オリンピック出場の夢を持つシマの背中を押してくれる優しい夫です。 柄本佑は2007年に出演した『風林火山』につづいて2作目の大河ドラマ出演となりました。

朝ドラ出演3作目『なつぞら』では演劇命の熱血教師

2019年の前期にNHKで放送された第100作目の朝ドラです。『てるてる家族』で有名な大森寿美男が再び朝ドラの脚本を手がけたオリジナルの作品になります。ヒロインには広瀬すずが抜擢されました。 戦争孤児となった奥原なつ(広瀬すず)は初め、兄の咲太郎(渡邉蒼)と暮らしていましたが警察に確保されてしまいます。それから一人で孤児院にいたところ柴田剛男(藤木直人)が訪ねてきます。 なつの父の戦友であるというよしみから剛男はなつを引き取ることに。剛男に連れられて北海道で暮らすことになったなつは、牧場を手伝いながら絵の上手な少年と出会ったのとアメリカの漫画映画を見た影響でアニメーターになりたいと思うようになります。 実は昭和30年代に多く活躍していたという女性のアニメーター。そんな女性アニメーターの一人の生い立ちをフィクションで描いた物語です。 なつが通う学校の教師で演劇部顧問の倉田隆一を柄本佑が演じています。なつを強引に演劇部に入部させるなど、演劇命の熱い教師です。 柄本佑はこれまで2010年『ゲゲゲの女房』2015年『あさが来た』に出演してきました。今作の『なつぞら』で朝ドラ3作目の出演となります。

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2019年10月ドラマ『令和元年版 怪談牡丹燈籠』では色悪に挑戦!

 怪談牡丹燈籠・怪談乳房榎 (角川ソフィア文庫) 文庫
出典 : www..co.jp

2019年にNHKBSプレミアムのプレミアムドラマ枠で4話放送されます。「京都人の密かな愉しみ」シリーズで有名な源孝志が脚本を書いて演出もした作品です。 恋仲に落ちたお露と新三郎。しかし籠を下げて新三郎を訪ねてくるお露は実は幽霊だったという怪談が怪談牡丹灯籠」です。実のところこの話は一部に過ぎず初代三遊亭圓朝の長編落語では他にも多く語られています。 ドラマではお露の父親、飯島平左衛門(髙嶋政宏)に対し、希代の悪女と言われるお国(尾野真千子)と間男の宮辺源次郎がお家乗っ取りをしようとする模様が描かれます。怪談でありながらワイヤーアクションや特殊メイク、チャンバラなど派手な要素が盛り込まれた時代劇です。 お国の間男、宮辺源次郎を柄本佑が演じています。歌舞伎では情けない男として描かれているものの、ドラマでは色悪(二枚目ながら性根が腐っている悪人)になっていると柄本佑がコメントをしていました。

柄本佑はこれまで数多くの作品に出演して大河ドラマは2作、朝ドラは3作も出演をしました。これ以上どれだけの功績を残すのか、まだまだ期待したいところです。