相武紗季おすすめドラマ13選!2019年は「グッドワイフ」出演!
活躍を続ける相武紗季のおすすめドラマを紹介!
相武紗季は1985年6月20日生まれ、兵庫県出身の女優です。血液型はO型。 2002年に朝日放送主催の「夏の高校野球PR女子高生」に応募し、約1000人の中から選出され、その姿がプロダクションのマネージャーの目に留まったことがきっかけで芸能界入り。翌2003年にはフジテレビ系列のドラマ『WATER BOYS』で女優デビューを果たします。 その後も話題作に次々と出演し女優として頭角を現す一方、2005年以降は『まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん』『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~』などで声優としても活動。また2013年4月から8月まで、語学留学のために渡米。サンフランシスコやボストンで学び、さらに多才な一面を発揮していきます。 私生活では2016年に、5歳年上の一般男性との結婚を発表。公私ともに充実し、今後の活躍がますます期待される、日本を代表する女優のひとりです。
1.『アテンションプリーズ』
『アテンションプリーズ』は1970年にTBS系列で放送された同名の人気ドラマをリメイクし、2006年にフジテレビ系列で放送された連続ドラマです。2007年と2008年には、後日談を描いたスペシャルドラマがそれぞれ放送されています。 主人公は、幼少期から男性に囲まれて育ったせいか男勝りで破天荒な現代っ子・美咲洋子(上戸彩)。女性らしさなどかけらもない洋子が、ひょんなことから世の女性憧れの職業であるキャビンアテンダント(CA)を目指すことになります。 紆余曲折を経てなんとかCA訓練生にまでたどり着いた洋子でしたが、その強すぎる個性ゆえに、クセのある同期生や厳しい教官たちとの間で、様々な騒動を起こしてしまいます。果たして洋子は難関をクリアし、無事にCAになれるでしょうか……? 相武紗季はこの作品に、若村弥生役で出演。洋子とは同期生で、入社式に出会い意気投合。その後彼女の良き理解者となりますが、CAを目指した経緯は対照的で、子供のころからCAになることを目標に頑張ってきた女性です。整備士訓練生である中原翔太(錦戸亮)に片思いをしますが、当の翔太は洋子に惹かれており、切ない恋に焦がれるという役どころです。
2.『華麗なる一族』
『華麗なる一族』は2007年に、TBS系列で放送された作品です。山崎豊子原作の同名小説が、今作の原案となっています。 舞台となるのは、1960年代の神戸。「阪神銀行」で頭取を務める父・万俵大介(北大路欣也)と、大介が率いる万俵財閥の主力企業「阪神特殊製鋼」の専務を務める大介の長男で、今作の主人公である万俵鉄平(木村拓哉)が繰り広げる、長年にわたる確執と、骨肉の争いを軸に、個性あふれる面々からなる万俵一族と、彼らに繋がる人々の日常を描く物語。鉄平と大介の複雑な親子関係以外に、大介と正妻の寧子(原田美枝子)、さらには万俵家で絶大な政治力を発揮する大介の愛人・高須相子(鈴木京香)との奇妙な三角関係が描かれているほか、山本耕史・吹石一恵・長谷川京子・仲村トオルら豪華なメンバーが万俵家の人々を演じ、脇を固めています。 この作品で相武紗季は、万俵家の次女・万俵二子(つぎこ)を好演。兄の鉄平同様、大介と相子の関係を快く思わず、相子が計画する万俵家存続のための“閨閥結婚”にも難色を示します。阪神特殊製鋼で働く青年・一之瀬四々彦(成宮寛貴)と恋仲となり、結婚を夢見ますが、彼のためにも閨閥結婚を受け入れる決意をし、一度は別れを決断。しかしその後再び交際し、共にアメリカへと旅立つという役どころです。
3.『歌姫』
『歌姫』は2007年に、TBS系列で放送された作品です。サタケミキオ(宅間孝行)原作の同名の戯曲、およびサタケ主宰の劇団「東京セレソンデラックス」の舞台が、今作の原案となっています。 舞台となるのは、戦争の傷跡が色濃く残る、高度経済成長期真っ只中の時代。戦争によって記憶を失った末にとある街へと流れつき、そのまま10年間その街で暮らす、映画館「オリオン座」の映写技師・四万十太郎(長瀬智也)と、まだ幼い少女だった頃に太郎と初めて出会い、10年の時を経て美しく成長したヒロイン・岸田鈴(相武紗季)は、喧嘩を繰り返しながらも、お互いを憎からず思い合う存在。ふたりの恋が成就することを誰もが願っていた矢先に、突如太郎の妻を名乗る女性が現れ……。 今作は、戦争によって運命を狂わされた太郎と鈴の悲しく切ないラブストーリーです。また、ふたりを取り巻く人々の日常を描く、笑いあり涙ありのホームコメディという側面もあり、佐藤隆太・大倉忠義・斉藤由貴・高田純次・風吹ジュンら、豪華なメンバーが脇を固めていることでも話題となった作品です。 相武紗季は前述の通り、今作のヒロイン・岸田鈴を演じました。少女時代に出会った主人公・太郎のことを兄のように慕い、美しく成長した10年後には彼を男性としてひたむきに愛するようになります。腐れ縁ゆえに喧嘩をすることもあるものの、その思いは次第に通じ合うようになっていましたが、ある日太郎の妻を名乗る女性が現れます。鈴と太郎の切ない恋の行方が、今作の大きな軸となっています。
4.『天地人』
『天地人』は、2009年に放送されたNHK大河ドラマです。 主人公は、幼いころから親元を離れ、小姓として主君・上杉景勝(北村一輝)に仕えた忠誠心あふれる家臣・直江兼続(妻夫木聡)。今作は「愛」の文字をその兜に掲げ、主君への愛、家族への愛、そして民への愛を胸に戦った、兼続の苦難と波乱に満ちた半生を軸に、兼続とともに戦乱の世を駆け抜けた武将や家族、そして彼らに続く人々の物語を、1年に渡って壮大なスケールで描いた歴史絵巻です。 相武紗季は今作に、上杉景勝の妹・華姫役で出演。上杉謙信の養子で景勝の義兄弟でもある上杉景虎(玉山鉄二)に思いを寄せ、周囲の計らいで彼と結婚、仲睦まじい夫婦となります。謙信の没後、景勝と跡目を争うこととなった景虎を支え、兄との縁を切ってでも夫と添い遂げることを宣言。その言葉通り、館の陥落を機に景虎の命を受け、共に自害するという役どころです。
5.『トライアングル』
『トライアングル』は2009年に、フジテレビ系列で放送された作品です。新津きよみ原作の同名推理小説が、今作の原案となっています。 東京・大阪・パリ・上海を舞台に、25年前に少女が河川敷で何者かに殺された事件「葛城佐智絵殺害事件」を巡る秘密、人間関係、様々な謎をサスペンスタッチで描くミステリードラマ。事件によって初恋の少女を殺され、そのトラウマを未だ心に抱え続けるインターポールの刑事・郷田亮二(江口洋介)、亮二と共に事件の真相に迫る中で、当時捜査を担当した自身の父に対する疑惑を深めていく大田西署の刑事・黒木舜(稲垣吾郎)、事件の被害者・葛城佐智絵の両親に引き取られ、“佐智絵の代わり”として育てられた葛城サチ(広末涼子)の3人を中心に、物語は展開されます。 次々と現れては消えていく、容疑者たち。新たな犠牲者までもが現れる中、事件は15年前に八ヶ岳で発生し、亮二の両親と兄が亡くなった「八ヶ岳別荘火災事件」との関連も見え隠れするなど、さらに複雑化していきます。果たして事件の真相とは……?そして犯人は、一体誰なのか……? 相武紗季はこの作品に、亮二の妹・郷田唯衣役で出演。「八ヶ岳別荘火災事件」では亮二に背負われ、命からがら二人で逃げ延びます。両親亡き後は亮二と別れて叔父夫婦と暮らしていましたが、事件の真相を追求するために帰国した亮二と再会し、同居。亮二を信じて支えていく中で、亮二と共に真相を追う舜に惹かれていきます。自身の父に対する疑惑に苦しむ舜の姿に心を痛め、亮二同様舜のことも支えていくという役どころです。
6.『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』
『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』は2009年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 PBA(プロフェッショナル・バスケットボール・アソシエーション)に参加するプロバスケットボールチーム「JC ARCS(ジェイシー・アークス)」に所属する主人公・上矢直輝(山下智久)は、プレッシャーに弱い性格が災いし、本来の実力を発揮できない日々。一方、書店員のアルバイトをしながらプロのバイオリニストを目指す白河莉子(北川景子)もまた、理想と現実のギャップに思い悩む日々を過ごしていました。 そんなふたりが偶然に出会い、意気投合。友人として、親しい付き合いが始まります。しかしそんなふたりの関係は、徐々に恋愛感情へと変化していき……。 今作ではこのふたりに芽生えた恋の物語を軸に、直輝の恋人・七海菜月(相武紗季)、莉子に一目惚れし積極的にアプローチを仕掛けるJC ARCSヘッドコーチ・川崎智哉(伊藤英明)、海外のチームから移籍してきた直輝のライバル・代々木廉(金子ノブアキ)、莉子とルームシェアする親友・海老名麻衣(貫地谷しほり)らが絡み、それぞれの友情・恋愛のストーリーが描かれていきます。 相武紗季は前述の通り、直輝の恋人・七海菜月役で出演。JC ARCSの専属チアリーディングチーム「JC MINX(ジェイシー・ミンクス)」のキャプテンを務め、しっかり者で礼儀正しく、後輩たちからも信頼される好人物です。しかし裏ではクールで現実的な一面を持ち、バスケも恋愛も中途半端な直輝には不満タラタラ。そのため直輝に対して強いライバル心を抱く廉と、誘われるままに関係を持ち、その現場を目撃されたことで直輝とは別れることになります。しかし直輝のことが忘れられず、莉子との関係を壊そうと画策していくという役どころです。
7.『家政婦のミタ』
『家政婦のミタ』は2011年に、日本テレビ系列で放送された作品です。『魔女の条件』『女王の教室』『過保護のカホコ』などを手掛けたヒットメーカー・遊川和彦が、今作の脚本を担当しています。 主人公は、依頼人に頼まれた仕事は“何であろうと”完璧にこなすものの、決して笑わず、媚びず、全く感情が読めないスーパー家政婦・三田灯(松嶋菜々子)。そんな三田の次の派遣先は、母を亡くしたばかりの5人家族・阿須田家。 家長の阿須田恵一(長谷川博己)は、妻の凪子(大家由祐子)を事故で亡くし消沈する日々(後に、実は恵一の浮気を苦にした自殺であったことが判明)。また恵一の子供たち・結(忽那汐里)、翔(中川大志)、海斗(綾部守人)、希衣(本田望結)の4人も母の死に大きなショックを受けており、家の中は荒れ果て、心もバラバラ。家庭はもはや、崩壊寸前でした。 三田はそんな家を見違えるほどきれいに片づけ、美味しい食事を作り、子供たちの宿題までも一緒にこなすなど、完璧な仕事ぶりを披露します。命じられれば犯罪行為でさえいとも簡単にやってのける三田に、当初は困惑した阿須田家の面々でしたが、そんな三田の行動によって、図らずも家族の絆を取り戻していきます。自分たちに対する三田の深い愛情や思いやりを感じ、三田を大切な“家族”として迎えたいと、いつしか切にそう願うようになる子供たち。 しかし三田には、その優しい申し出を受け入れることのできない理由がありました。彼女が抱えていたのは、あまりにも壮絶な過去と、大きすぎる心の傷。果たして悲しすぎる、三田の過去とは……?そして彼女が心から“笑える”日は、やってくるのでしょうか……? 相武紗季はこの作品に、結城うらら役で出演。凪子の妹で、結が通う高校の体育教師でもあります。世話好きな明るい女性ですが、空気を読むのが苦手で、その行動は空回りばかり。姉の婿である恵一に思いを寄せており、阿須田家の子供たちへの愛情も人一倍ながら、彼らからはいつもトラブルメーカー扱いされてしまうという役どころです。
8.『リッチマン、プアウーマン』
『リッチマン、プアウーマン』は2012年にフジテレビ系列で放送された作品で、翌2013年には、続編となるスペシャルドラマ『リッチマン、プアウーマンinニューヨーク』が放送されるなど、大ヒットを記録したシリーズです。 若くしてIT企業を立ち上げ社長としてその手腕を遺憾なく発揮するも、その性分はおおよそ欠陥だらけの主人公・日向徹(小栗旬)と、そんな徹の会社にインターンとして入社してきた女子大生のヒロイン・夏井真琴(石原さとみ)。そんな生活も価値観も違うふたりが共に仕事をしていく中で、喧嘩を繰り返しながらもお互いを知って精神的に成長し合い、やがて惹かれあい結び合っていく過程を描くラブストーリーです。 また、徹と強い信頼関係で結ばれながらも、後に彼を裏切り失脚させてしまう共同経営者・朝比奈恒介(井浦新)や、恒介の妹で真琴とは徹をめぐる恋のライバルとなる朝日奈燿子(相武紗季)がふたりに多大な影響を与えていくことになります。果たして、徹と真琴の恋の行方はいかに……? 相武紗季は前述の通り、朝比奈燿子役で出演。徹の会社が入るビルの中にあるレストランでチーフシェフを務める有能な女性ですが、厨房の男社会の中で部下からの嫉妬を受けるなど、女性ゆえの苦悩を抱えています。徹には9年前に初めて出会った頃から惹かれており、積極的にアプローチを仕掛け、真琴の良きライバルとなっていくという役どころです。
9.『ミス・パイロット』
『ミス・パイロット』は2013年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 ひょんなことからパイロットを目指すことになった主人公・手塚晴(堀北真希)と、晴とは対照的に幼い頃からパイロットになることを志してきた小田千里(相武紗季)という2人の女性が、男性パイロット候補生たちや、彼らを厳しくも愛のある指導で鍛え導いていく天才パイロット・国木田孝之助(斎藤工)らと共に訓練に励み、プロを目指して邁進していく姿を描く物語。撮影には、全日本空輸株式会社(ANA)が全面協力をしています。 相武紗季は前述の通り、小田千里を演じました。物事をはっきりと言う、自分にも他人にも厳しい性格で、決して志が高いとは言えない晴のことを当初は快く思っていませんでしたが、次第に打ち解け良き友人となります。一方で、座学においては同期の誰よりも優秀でありながら、実際に飛行機を運転する訓練の際にはプレッシャーに弱い性格が災いし、パニックを起こしてしまうこともしばしば。国木田に思いを寄せており、晴を含めた3人の恋の行方にも注目が集まりました。
10.『ラスト・ドクター〜監察医アキタの検死報告〜』
『ラスト・ドクター〜監察医アキタの検死報告〜』は2014年に、テレビ東京系列で放送された作品です。 舞台となるのは、日々多くの遺体を取り扱う「関東監察医務院」。そこで働く主人公・秋田晋也(寺脇康文)は、「生きている人間を相手するよりも、死体のほうが楽」と言い放つ、変わり者だが腕は立つ天才監察医。今作ではそんな秋田が、自身が指導医を務める新人監察医・吉崎薫子(相武紗季)らを巻き込みながら、天才ゆえの発想力の高さで遺体に隠された死因を読み解き、人生最期の思いを拾い上げていく過程を描いています。 相武紗季は前述の通り、今作で吉崎薫子を演じました。大学病院の救命救急センターに勤める臨床医でしたが、教授の勧めで経験を積むために関東監察医務院へ赴任。自身の指導医となった秋田の破天荒ぶりに当初は困り果てるものの、いつしか名コンビのように共に遺体と向き合うようになり、成長していくという役どころです。
11.『マッサン』
『マッサン』は2014年から2015年にかけて放送された、NHK大阪放送局制作の、朝の連続テレビ小説です。 主人公とその妻のモデルとなったのは、ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝と、その妻・リタ。タイトル『マッサン』は、リタが政孝のことをこう呼んだことに由来して付けられました。 大正時代、ウイスキー造りを学ぶため、単身スコットランドへと渡った造り酒屋の跡取り息子・亀山政春(玉山鉄二)は、そこで現地の女性・エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)と出会います。 今作は、愛する女性・エリーを連れて帰国し、周囲の反対を押し切って結婚をした政春が、上質な国産ウイスキーを造るため、最愛の妻や娘、そしてともに夢を追う仲間たちとともに大阪や北海道の地で奮闘する過程を描く物語。同時にエリーが慣れない日本で政春を懸命に支え、戸惑いながらも異なる文化を学び、成長していく姿が描かれた感動作です。 相武紗季はこの作品に、田中優子役で出演。政春をスコットランドに留学させた酒造会社社長・田中大作(西川きよし)の娘で、政春とは許婚のはずでしたが、当の政春にはその気がなく、彼がエリーを連れて帰国したことに愕然とします。以前から政春を慕っていたこともあり、当初はエリーに冷たく当たっていましたが、炊飯の仕方を教えたことがきっかけで打ち解け、良き友人として付き合うようになるという役どころです。
12.『僕のヤバイ妻』
『僕のヤバイ妻』は2016年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 妻・真理亜(木村佳乃)が相続した両親の遺産でカフェを経営する主人公・望月幸平(伊藤英明)は、真理亜との結婚生活に疲れ、愛人・北里杏南(相武紗季)とともに彼女の毒殺を計画。ところがその矢先に、真理亜が誘拐されたことが判明。自身に対する真理亜の愛情に気付いて一度は改心し、彼女の無事を願う幸平ですが、やがて事件の核心に迫る中、少しずつ暴かれていく真理亜の恐るべき“もう一つの顔”に、戦慄することになるのです……。 相武紗季は前述の通り、北里杏南役で出演。幸平が経営するカフェで料理長を務める女性で、彼とは愛人関係にあります。真理亜との生活に疲れて息苦しさを募らせる幸平を見兼ね、猛毒「アドキシン」を使った真理亜の殺害計画を提案するという役どころです。
13.『THE GOOD WIFE / グッドワイフ』
『グッドワイフ』は2019年1月期に、TBS系列で放送された作品です。アメリカで放送されていたドラマ『The Good Wife』が、今作の原案となっています。 出産をきっかけに弁護士を辞めて専業主婦となった主人公・蓮見杏子(常盤貴子)は、東京地検で特捜部長を務める夫・壮一郎(唐沢寿明)を献身的に支え、育児に励み、懸命に家庭を守っていました。しかしそんなある日、壮一郎が突如収賄罪で逮捕され、さらには女性スキャンダルまでもが明るみに出てしまい、それまで幸せそのものだった杏子の日常は一変してしまいます。 スキャンダルの真偽がわからない中、杏子は自身の2人の子供たちを養っていくために、弁護士への復帰を決意。早速司法修習時代の同期・多田征大(小泉孝太郎)の口利きで、多田が共同経営者を務める法律事務所への仮採用が決定します。今作では弁護士として復帰した杏子が、16年ぶりの弁護士活動に戸惑い悪戦苦闘しながらも、事件と真摯に向き合っていく過程を描くとともに、逮捕された夫との関係や子供たちとの関係、さらには自身に思いを寄せる多田との関係など、杏子を取り巻く複雑な人間模様を描いています。 相武紗季はこの作品に、壮一郎のスキャンダル相手・遠山亜紀役で出演。記者として新聞社に勤務する女性で、壮一郎とは情報提供を通じて信頼関係を築いてきたものの、とある事情から壮一郎にハニートラップを仕掛けることに。その現場を写真に撮られ、一線を越えた付き合いをしているという記事を書かれたものの、実際には何もなく、杏子にすべてを話して謝罪し情報提供を約束。しかしその矢先に階段から転落し、意識不明の重体に陥ってしまうという役どころを演じました。
その確かな演技力で観る者を魅了し、様々な役柄を演じ分けてきた女優・相武紗季。次回作への出演が待たれますね。今後もその活躍に、要注目です。