ドラマ『偽装不倫』で復帰する仲間由紀恵のおすすめ出演作を紹介!
仲間由紀恵は1979年10月30日生まれ、沖縄県出身の女優です。血液型はA型。 1993年に地元沖縄のタレント養成学校「沖縄タレントアカデミー」に入学、翌年ドラマのオーディションでグランプリに輝き、女優デビュー。その後1998年に放送された金城武主演のドラマ『神様、もう少しだけ』に出演し、同ドラマの大ヒットによって、知名度が一気にアップします。 ドラマや映画などに数多く出演し女優としてキャリアを重ねる一方、近年は司会者としても活躍。「紅白歌合戦」の紅組司会を4回、「日本レコード大賞」の司会を2回務めているほか、フジテレビ系列で放送中の音楽番組「MUSIC FAIR」では2016年4月から同局アナウンサーの軽部真一と共に現在も司会者を務めています(2019年6月現在。産休期間を含む)。 2014年に、かねてより交際中だった俳優・田中哲司との結婚を発表。今後の活躍がますます期待される、日本を代表する実力派女優のひとりです。
1.『神様、もう少しだけ』
『神様、もう少しだけ』は1998年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 人気音楽プロデューサー・石川啓吾は、最愛の恋人を亡くして以来、思うように曲が書けずに自堕落な生活を送り、レコード会社からも契約を切られる寸前。一方、どこにでもいそうな今時の女子高生・叶野真生は、代わり映えの無い日々に虚しさを感じていました。 そんな真生の唯一の生きがいは、啓吾が作った楽曲を聞くこと。啓吾がプロデュースする人気女性シンガー・瀧村カヲルのコンサートを楽しみにしていた真生ですが、ある日チケットを入れた財布を紛失。止む無く援助交際によって報酬を手にし、そのお金で再びチケットを手に入れることに成功します。 後日、コンサートへ行った帰り道で啓吾が乗る車に遭遇し、雨の中を必死に追いかける真生。これが2人の出会いでした。啓吾は自分のファンだという真生を部屋に招き、一夜を共にします。 数ヶ月後、憧れの人と過ごした思い出を胸に充実した日々を送る真生のもとに、啓吾から連絡が。再び会う約束をした2人でしたが、待ち合わせ前に立ち寄った病院で、真生は自身がHIVに感染していることを宣告されます。すべてはチケットを手に入れるために犯した、たった一度の“過ち”が原因でした。これはそんな2人の間に芽生えた切ない恋模様を軸に、啓吾に思いを寄せるカヲルや、HIVに感染した真生に動揺する家族の思いを絡めて描いたラブストーリーです。 人気音楽プロデューサー・石川啓吾を演じたのは、金城武。また啓吾の大ファンで、彼のコンサートに行くために犯した過ちが原因でHIVに感染してしまう女子高生・叶野真生を深田恭子が演じており、今作はこの2人の知名度を上げブレイクのきっかけを作った出世作として知られています。 仲間由紀恵はこの作品に、瀧村カヲル役で出演。啓吾がプロデュースする人気シンガーで彼に思いを寄せており、小さな“嘘”によって啓吾と真生の仲を一時的に引き裂く、物語のキーパーソンを好演しています。
2.『TRICK』
『TRICK』は、テレビ朝日系列で放送された作品です。2000年7月期に連続ドラマの第1シリーズ、2002年に第2シリーズ、2003年に第3シリーズがそれぞれ放送されているほか、「新作スペシャル」と題されたスペシャルドラマを3本、さらには劇場版やスピンオフ作品なども制作された人気シリーズです。 自称天才マジシャンのヒロイン・山田奈緒子と大学の物理学教授・上田次郎のコンビが、彼らの周囲で巻き起こる不可解な事件や超常現象に潜む巧妙なトリックを見破り、見事解決に導いていく姿を描いた物語です。仲間由紀恵は今作で主人公・山田奈緒子を演じ、主演を務めています。奈緒子が放つ決めゼリフ「お前のやったことは、全てまるっとお見通しだ!」という言葉も話題となりました。 また、奈緒子と共に怪事件の真相究明にあたる自称天才物理学者・上田次郎を、阿部寛が好演しています。
3.『ウソコイ』
『ウソコイ』は2001年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 カメラマンの主人公・鈴懸彰は、資産家の令嬢・杉野恵美との結婚を控え、彼女と結婚指輪を選んでいました。しかしそこに1人の外国人がぶつかり、彰は持っていた財布を盗まれてしまいます。彰本人が無事だったことを素直に喜ぶ恵美に愛おしさがこみ上げ、事件のことなどすっかり忘れた彰でしたが、それが彼にとって、悪夢の始まりでした。 結婚式当日、駆けつけた彰の友人は、驚くべきことを彼に告げます。なんと彰はすでに結婚していて、相手は会ったこともない外国人女性のフェイ・リンだというのです。フェイにはデザイナーになるという夢を叶えるために、日本に長期滞在するためのビザを取得する必要がありました。考えた末に思い付いたのが、日本人男性との偽装結婚。盗んだ彰の財布から抜き取った運転免許証を元に、フェイは彰との婚姻届を書き、勝手に提出してしまっていたのです。 愛する恵美とその家族に要らぬ心配や迷惑をかけないために、彰はフェイとの離婚成立に向けて奔走することに。一方夢の実現のため、なんとしても離婚だけは阻止したいフェイ。これはそんな2人のバトルの行方を軸に、やがて彰に惹かれていくフェイと、ただひたすらに彰を信じ続ける恵美との三角関係の恋模様を描く、笑えてちょっぴり切ないラブコメディーです。 主人公・鈴懸彰を演じたのは、中井貴一。またデザイナーになる夢を叶えるために彰に近づき、偽装結婚に持ち込むフェイ・リンを、日本でも人気を博した中国人シンガーで女優でもあるフェイ・ウォンが演じています。 仲間由紀恵はこの作品に、杉野恵美役で出演。一回り年上の夫・彰をひたむきに愛し、信じて支え続けるという役どころを好演しました。
4.『ごくせん』
『ごくせん』は森本梢子原作の同名人気コミックを、日本テレビ系列でドラマ化した作品です。これまでに連続ドラマを3シリーズと、後日談を描いたスペシャルドラマを2本放送しているほか、2009年7月には完結編となる劇場版が公開されています。 任侠集団・大江戸一家で育てられた主人公・“ヤンクミ”こと山口久美子は、身分を隠して高校教師となり、男子高校に赴任します。久美子が任されるのは決まって、不良の吹き溜まりと称される“3年D組”。不気味なほどテンションが高く空回りすることも多いものの、教え子たちへの愛情は人一倍強い久美子は、任侠一家の“お嬢”らしく、同じく人一倍強い喧嘩の腕を活かして、教え子たちを悪い方向へ導く悪人たちから彼らを守っていきます。これはそんな久美子の活躍と、彼女の教え子たちとの日々を描いた、笑えて泣ける痛快学園コメディです。 主人公・“ヤンクミ”こと山口久美子を演じたのが、仲間由紀恵です。喧嘩によって教え子たちを守り導いていくという新しい教師像が話題となり、名実ともに仲間の代表作となりました。 また久美子の教え子を演じた俳優たちも豪華で、第1シリーズでは松本潤・小栗旬・脇知弘、第2シリーズでは亀梨和也・速水もこみち・小池徹平、第3シリーズでは髙木雄也・三浦春馬・三浦翔平らが出演しています。
5.『功名が辻』
『功名が辻』は司馬遼太郎原作の同名歴史小説を原案として、2006年に制作・放送されたNHK大河ドラマです。 舞台となるのは、戦国時代から江戸時代前期。愚直で誠実な武将・山内一豊と、内助の功で彼を生涯支えた糟糠の妻・千代を主人公に、ふたりの波乱と苦難に満ちた半生を描く物語です。「一国一城」の夢に向かい、共に手を携えながら戦国の世をたくましく生き抜く夫婦の姿を、1年に渡り壮大なスケールで描いています。 主人公・山内一豊を演じたのは、上川隆也。そして彼をその豊かな知恵と才覚で生涯に渡り支えた妻・千代を、仲間由紀恵が演じており、今作はふたりのW主演作となっています。
6.『ありふれた奇跡』
『ありふれた奇跡』は2009年に、フジテレビ系列で放送された作品です。鬼才・山田太一が連続ドラマの脚本を12年ぶりに手掛けたことでも、当時大きな話題となりました。 ある日の夕方、駅のホームで中年の男が佇んでいるところに、ふたりの男女が居合わせます。女のほうは中城加奈、男のほうは田崎翔太。ふたりはそれぞれに思い当たるところがあり、男が飛び降りようとしていると感じて咄嗟に突き飛ばします。しかし男は死ぬつもりなどなかったと、ふたりを激しく非難するのでした。 その場はそのまま別れたふたりでしたが、翔太は可奈のことが気になり、後を追いかけます。偶然入った喫茶店で可奈を見つけ、思い切ってメールアドレスを聞く翔太。これが、ふたりにとって運命の出会いでした。 翌日からメールのやり取りが始まり、ふたりは次第にその距離を縮めていきます。しかしふたりはお互いに、家族にすら言えない秘密を抱えていました。そしてふたりを取り巻くそれぞれの家族たちもまた、同じように秘密を抱えていたのです。これは可奈と翔太の間に芽生えた淡い恋の行方を軸に、それぞれの家族の思いや秘密を絡めて描く、心温まるラブストーリーです。 仲間由紀恵はこの作品でヒロイン・中城加奈を演じました。また加奈と運命的に出会うもう1人の主人公・田崎翔太を加瀬亮が演じ、今作は2人によるW主演作となっています。
7.『99年の愛〜JAPANESE AMERICANS〜』
『99年の愛〜JAPANESE AMERICANS〜』は2010年に5夜連続で放送された、TBS系列のスペシャルドラマです。同局の人気ドラマシリーズ『渡る世間は鬼ばかり』などを手掛けた脚本家・橋田壽賀子が脚本を担当しています。 舞台となるのは、99年前から現代にかけて。生きるためにアメリカの大地を踏みしめ、そこに夢をかけるしかなかった日系移民1世。アメリカで生まれ、祖国・日本を知らずに育った日系移民2世。こうして遠くアメリカの地で生まれた日系移民の家族は、“戦争”という過酷な運命により、日本とアメリカという二つの国の間で引き裂かれようとしていました。 これは戦争に翻弄され、反日感情にさらされてなお、夢を追って海を渡り、命がけでその苦難と運命に立ち向かい戦い続けた日系移民の家族が紡ぐ、愛と勇気の物語です。 今作で主演を務めたのは、草彅剛。草彅は99年前に単身アメリカへと渡った日系移民1世・平松長吉の青年時代(19~29歳まで)と、アメリカで生まれた日系移民2世で長吉の長男・平松一郎の二役を演じました。 仲間由紀恵は、一郎の妻・平松しのぶ役で出演。一郎とは大学でアメリカ人に絡まれていたところを助けられたことが縁で恋に落ち、やがて結婚。子宝にも恵まれ、様々な困難に見舞われながらもアメリカで幸せに暮らすという役どころを演じています。
8.『花子とアン』
『花子とアン』は2014年の上半期に放送された、NHK朝の連続テレビ小説です。世界各国の言語に翻訳され、日本でも多くのファンに愛される物語「赤毛のアン」。これはその赤毛のアンの翻訳者・村岡花子の生涯を原案としたフィクション作品です。 少女時代に単身山梨から上京し、東京の女学校で英語を学んだ主人公・安東はな。故郷での教師生活を経て翻訳家となったはなは、やがて結婚を機に名前を「村岡花子」と改め、震災や戦争を乗り越えて子供たちに夢と希望を与え続けていきます。これはそんな花子が「赤毛のアン」の洋書である「Anne Of Green Gables」を翻訳し、世の中の女性や子供たちに届けるまでを描いた物語です。 主人公・村岡花子を演じたのは、吉高由里子。朝ドラのヒロインはオーディションによって選ばれることが一般的でしたが、今作では吉高への直接のオファーによってヒロインが決定しており、そのことが当時大きな注目を集めました。 仲間由紀恵はこの作品に、葉山蓮子役で出演。花子とは女学校時代に知り合い、紆余曲折を経て、愛する文学について語り合う“腹心の友”となります。卒業後も花子と生涯にわたって交流を続ける、物語のキーパーソンとして、半年間コンスタントに出演し続けました。
9.『美女と男子』
『美女と男子』は2015年に、NHK総合テレビの「ドラマ10」枠で放送された作品です。 IT企業「斑目コーポレーション」の企画部門に勤めるキャリアウーマン・沢渡一子は、ある日突然社長の斑目から、同社が資本提携した芸能プロダクション「ひのでプロ」への出向を命じられます。一度は強く抵抗した一子でしたが、経営不振に陥っているひのでプロを立て直したあかつきには、本社の中枢部門への復帰を約束するという社長からの言葉に従い、図らずも芸能マネージャーとしての第一歩を踏み出すことに。 並々ならぬ意気込みで単身ひのでプロへと乗り込んだ一子でしたが、そこにいたのは売れないタレントばかり。事務所を立て直すためには新人発掘しかない、と考えた一子は、工事現場で出会ったイケメン・向坂遼に「私と一緒にレッドカーペットを歩かない?」と声をかけ、彼をスカウトします。初めこそやる気のない素振りを見せていた遼でしたが、ひょんなことから演じる喜びに目覚め、スターへの階段を着実に歩み始めることに。 一方で一子には私生活においても、試練が訪れます。なんと一子の夫と実の妹が、不倫関係にあることが発覚。幼い息子を連れて、離婚をする羽目になってしまうのです。そんな境遇の中でも一子の心の支えとなったのは、俳優として成長を続ける遼の姿でした。 これはそんな一子と遼が、小さな対立を繰り返しながらもなくてはならないパートナーとしてお互いを意識し合い、様々な苦難を乗り越えて共に芸能界のトップを目指す姿を描いた、サクセスストーリーです。 仲間由紀恵はこの作品で、沢渡一子を演じ主演を務めました。また一子にスカウトされて芸能界入りし、一子と共にレッドカーペットを歩くことを夢見る青年・向坂遼を、町田啓太が演じました。今作は町田にとっても、知名度を一気に上げた出世作となっています。
2019年夏ドラマ『偽装不倫』
#仲間由紀恵 さんが
— 【公式】偽装不倫 7月10日(水)よる10時スタート! (@gisou_ntv) May 20, 2019
これまでに
演じたことのない
役どころ????
天真爛漫な
年下のイケメンと
不倫する
吉沢葉子とは
どんな女性なのか⁉️
スペシャルインタビュー????
をお届けします✨#偽装不倫 #杏 #宮沢氷魚 #東村アキコ#日テレ #LINEマンガ #文藝春秋
【公式HP】https://t.co/s0atR0fDgj pic.twitter.com/NcrdZHQ3Tc
『偽装不倫』は東村アキコ原作の同名人気コミックをドラマ化し、2019年7月期に日本テレビ系列で放送される作品です。 主人公は、32歳・独身・彼氏ナシの“おひとり様女子”・濱鐘子。結婚を夢見て婚活に励んでいたものの実らず、気持ちを整理するために1人旅に出た鐘子は、飛行機の中で年下の“イケメン男子”・伴野丈と出会います。思いがけず旅先で食事を共にした2人でしたが、その席で鐘子は丈に自分が“既婚者”だと嘘をついてしまいました。すると丈は鐘子に、驚くべき提案をします。 「この旅行の間だけでいいから、僕と不倫しましょう」と。 自らついた小さな“嘘”によって、思いがけず手に入れた“期間限定の恋”と“幸せな時間”。罪悪感と幸福のはざまで、鐘子は葛藤しどんどん深みにはまっていくことになります。果たして鐘子にとってこれは本物の幸せなのか?そもそも本物の幸せって、一体何なんでしょうか……? 主人公・濱鐘子を演じるのは、杏。また鐘子の嘘に気付かずに彼女と“不倫”の恋に落ちる青年・伴野丈を、宮沢氷魚が演じます。 仲間由紀恵はこの作品に、吉沢葉子役で出演。鐘子の実の姉で、既婚者でありながら、自身も年下男子・八神風太(演:瀬戸利樹)と恋に落ちるという役どころを演じます。また仲間にとっては、産休明けて初となる、連続ドラマへの出演となります。復帰作となるこの作品で、どんな演技をしてくれるのでしょう?とても楽しみですね。
天才シンガー、おしとやかなお嬢様、お嬢はお嬢でも任侠一家のお嬢……など、様々な役柄をその演技力で巧みに演じ分けてきた実力派女優・仲間由紀恵。『偽装不倫』での好演が待たれますね。今後のますますの活躍ぶりを期待しましょう。