朝ドラ『あまちゃん』でブレイクを果たした橋本愛のおすすめドラマを紹介!
橋本愛は1996年1月12日生まれ、熊本県出身の女優です。血液型はO型。 2008年に、オーディションでのグランプリ受賞を経て芸能界デビュー。翌2009年には、女性ファッション雑誌「Seventeen」のミス・セブンティーンに、応募総数5000人余りの中から選ばれ、同じく選ばれた広瀬アリスらと共に専属モデルとして活動を始めます。 同時に映画『Give and Go』『告白』などに出演し、女優としてもデビューを飾ると、その後は数々の映画やドラマに出演。2013年に出演した映画『桐島、部活やめるってよ』などでの演技が評価され、その年の「キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞」など、複数の賞を受賞し話題を集めます。また、同年放送の朝の連続テレビ小説『あまちゃん』に、主演の能年玲奈(2019年現在、“のん”に改名)演じるヒロインの親友・足立ユイ役で出演し、一躍ブレイク。お茶の間に広く名前が知れ渡るようになります。 近年はNHK大河ドラマに2年連続で出演(2018年『西郷どん』、2019年『いだてん~東京オリムピック噺~』)するなど、ますます女優として活躍の幅を広げており、今後の展望が期待される若手実力派女優のひとりです。
1.『MM9-MONSTER MAGNITUDE-』
『MM9 -MONSTER MAGNITUDE-』は2010年に、毎日放送が制作した作品です。山本弘原作のSF怪獣小説『MM9』が、今作の原案となっています。 “M(Monsterの略)”や“S(Supernatural Beingの略)”が多発する日本でその出現を予知・予測し、警報を発令する架空の部署「気象庁特異生物対策課(通称「気特対(きとくたい)」)」を舞台に、機動班1年目の新人・藤澤さくら(石橋杏奈)や、彼女と行動を共にする機動班4年目の先輩・朏万里(尾野真千子)など、個性豊かな気特対所属のメンバーたちが、日夜災害に備えて戦う過程を描く物語。日本を代表する特撮スタッフたちの英知が結集され、想像をはるかに超えるクオリティの高いモンスターたちが多数登場したことでも、大きな注目を集めた作品です。 橋本愛はこの作品に、二田良秋津(ふたら・あきつ)役で出演。近隣にある桜ケ丘中学校に通う女子生徒で、一見ごく普通の少女ながら、実は並外れた能力をもつ“S”。中学校で発行する学校新聞の取材がきっかけで気特対メンバーと出会い、その後彼らと何かと関わることになるのですが、目的や正体は謎に包まれている、という役どころです。
2.『罪と罰 A Falsified Romance』
『罪と罰 A Falsified Romance』は2012年に、WOWOWの連続ドラマW枠で放送された作品です。ドストエフスキー原作の長編小説『罪と罰』を原案とし、舞台を現代の日本に移して執筆された落合尚之原作の同名人気コミックが、今作の原案となっています。 大学をドロップアウトし自宅に引きこもる作家志望の主人公・裁弥勒(“たち・みろく” 。演:高良健吾)は、卑劣な手口で援助交際グループを牛耳る女子高生・馬場光(橋本愛)を“生きていても他人も自分も傷つけるだけの害虫”と見なし、彼女をこの世から“抹殺”しようと決意します。しかし崇高な目的のもとに決行されたはずの殺害計画は、弥勒を取り巻く周囲の人々を巻き込み、予想外の方向へと展開していくことに。 そんな中、弥勒が出会ったひとりの女性・飴屋英知香(水川あさみ)は、思わぬ結果にひとり苦しむ弥勒の心の闇に触れ、そっと寄り添っていきます。そんな英知香に癒され、いつしか心惹かれていく弥勒。果たして弥勒が犯した罪は、そして英知香との関係は、どのような結末を迎えるのでしょうか? 橋本愛は前述の通り、女子高生専門の売春組織を率いる女子高生・馬場光を演じました。両親はテレビにもしばしば出演する有名人で、暴力団とも繋がりがあり、上納金を納めています。売春組織を牛耳る一方でクラスメイトに陰湿ないじめを行うなどの素行の悪さから、弥勒の崇高なる“目的”のターゲットになってしまうという役どころです。
3.『はつ恋』
『はつ恋』は2012年に、NHK総合テレビで放送された作品です。『Doctor-X 外科医・大門未知子』『花子とアン』などを手掛けたヒットメーカー・中園ミホが、今作の脚本を担当しています。 言語聴覚士として働く主人公・村上緑(木村佳乃)は、心優しい夫・潤(青木崇高)との間に息子の健太を授かり、幸せに暮らしていましたが、ある日健康診断で肝臓癌を患っていることが発覚。しかも手術が非常に困難な、極めて珍しい症例であることがわかり、途方に暮れます。 愛する緑のために必死で執刀できる医師を探す潤は、同じ癌の治療のためにパリから来日していた日本人医師・三島匡(伊原剛志)の存在を知り、執刀してほしいと懇願。一度は断った三島でしたが、ある理由からそれを承諾し、緑と面会することに。しかし三島の顔を見た緑は、彼の執刀を激しく拒否します。なぜなら三島は緑のかつての恋人で、一方的に別れを告げられた辛い初恋の相手だったからです……。 緑に拒絶されながらも、緑を執刀できるのは自分しかいないと、必死に説得する三島。そんな言葉に戸惑いながらも、緑は潤と健太のために、三島の執刀を受ける決意をします。今作はそんな緑が、愛する家族への罪悪感を抱えながらも、かつての恋人と再び恋に落ちていく過程を描く、切ないラブストーリーです。 橋本愛はこの作品で、木村佳乃演じる主人公・緑の高校時代を演じ、主に回想シーンで登場しました。同級生だった三島と交際し、三島が東京の医大に進学してからも交際は続いていましたが、ある日妊娠が発覚。そのことを伝えるために上京した際に、三島から辛辣な言葉で一方的に別れを告げられ、心に深い傷を負ってしまうという役どころです。
4.『あまちゃん』
『あまちゃん』は2013年に放送された、NHK朝の連続テレビ小説です。『池袋ウエストゲートパーク』『木更津キャッツアイ』などを手掛けたヒットメーカー・宮藤官九郎が、初めて脚本を担当した朝ドラとしても知られています。物語は、 主人公・天野アキ(能年玲奈)が、母・春子(小泉今日子)に連れられて彼女の故郷である岩手県北三陸を訪れ、そこで出会った春子の母で、自身にとっても祖母にあたる天野夏(宮本信子。愛称:なつばっぱ)が生業とする海女を目指す序盤、 アキが北三陸での“地元アイドル”としての活動を経て上京し、そこで出会った様々な地方出身の仲間たちと共同生活を送りながら、共に東京でアイドルを目指す過程を描く中盤、 2011年に発生した東日本大震災で大きな被害を受けた北三陸が、アキやそこに暮らす人々の奮闘によって復興への兆しを見せ始める姿を描いた終盤という、大きな3つの章に分かれています。アキがそれぞれの場所で立場を変えながら奮闘する姿を、北三陸と東京にいるアキの大切な家族や仲間たち、その他大切な人々とのエピソードに絡めて描いた、笑えて泣ける物語。ストーリーの面白さもさることながら、北三陸の美しい海やそこでとれる海産物、海女さんたちの活躍などを広くお茶の間に紹介したことでも知られ、今作は空前の大ヒットを記録しました。 橋本愛は今作に、アキの親友・足立ユイ役で出演。アイドル志望の美少女で、アキと共にアイドルユニット「潮騒のメモリーズ」を結成し、一緒に上京することを夢見ていましたが、父が病に倒れてしまったり、そのせいで母が絶望し失踪するなど、次々と不幸に見舞われます。しかし大きな挫折を経て、ローカルアイドルとして奇跡の復活を果たす、という役どころです。
5.『ハードナッツ! 〜数学girlの恋する事件簿〜』
『ハードナッツ! 〜数学girlの恋する事件簿〜』は2013年に、NHKBSプレミアムで放送された作品です。翌2014年には、NHK総合テレビでも放送されています。 天才的な数学の才能を持ちながらも、コミュニケーション能力が乏しいことがたまにキズな主人公・難波くるみ(橋本愛)が、自身のもとを偶然訪れた刑事・伴田竜彦(高良健吾)と共に、連続爆破テロ、密室殺人、企業脅迫事件などといった様々な難事件を、得意な数学の力を使って解決に導いていく過程を描く物語。事件を追いかける一方で、伴田に恋心を抱いたくるみが、事件と同様に数学の力を駆使して彼にアタックを仕掛けていく過程が、コミカルなタッチで描かれています。 橋本愛は前述の通り、今作の主人公・難波くるみを演じました。東都大学数学科に籍を置く大学生で、大学の寮でひとり暮らしをしています。師事する教授が長期出張に出たのをいいことに教授の研究室を私物化するなど、風変わりな性格ですが、そんなくるみが数学を学び始めたのは、町工場を営んでいた自身の父が、大企業の陰謀によって亡くなったことがきっかけでした。父の命を奪った大企業に復讐を遂げるという目標を胸に、強い意志を持って数学の勉強に励んでいる、という役どころです
6.『若者たち2014』
『若者たち 2014』は2014年に、フジテレビ系列で放送されました。1966年に同局で放送された田中邦衛主演の同名人気ドラマ『若者たち』が今作の原案となっており、今作は同作を現代版としてリメイクした作品となっています。 今作の舞台は、佐藤家。その家族構成は、 父親の死をきっかけに高校を中退し、兄弟たちを養うために道路作業員の職に就いた長男で、人一倍家族に対する思い入れが強い旭(妻夫木聡)、 難病を患い闘病中の恋人の手術費用を工面するために詐欺をはたらき、2年の刑期を終えて出所するも、被害者女性の家族たちからの恨みをかってしまう次男・暁(瑛太)、 病死した母親に代わって兄弟たちの面倒を見てきた長女で、同僚の医師との不倫の恋に思い悩む看護師・ひかり(満島ひかり)、 独自の価値観や恋愛観を持つロマンチストで、演劇に打ち込むあまり学業は二の次となっている国立大学5年生の三男・陽(柄本佑)、 暁の詐欺事件をきっかけに陰湿ないじめを受けて高校を中退してしまった、内向的で不器用な予備校生の四男・旦(野村周平)の5人です。 今作はそんな佐藤家の面々が、それぞれ心に悩みや痛みを抱えながら、それでも強く逞しく生きていく過程を、彼らを取り巻く人々が織りなす日常の物語に絡めて描いた物語です。 橋本愛は今作に、旦が通う予備校に在籍する高校3年生・永原香澄役で出演。他人や世間に対する屈折した考えの持ち主で、周囲の人々を嘘偽りで翻弄するという悪い癖があります。旦と陽の両方から好意を寄せられて二股をかけ、そのことに怒った旦からの執拗な嫌がらせに思い悩んだ結果、学校へ通えなくなってしまう、という役どころです。
7.『いだてん〜東京オリムピック噺〜』
????????\メモリーオブ復興運動会/????????
— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) June 23, 2019
第一部のキャストが大集結した復興運動会のシーン????????♂️
たくさんの笑顔があふれるオフショットをお届けします????#いだてん pic.twitter.com/hfIG4lEQ1R
『いだてん〜東京オリムピック噺〜』は、2019年放送のNHK大河ドラマです。前述の『あまちゃん』で脚本を担当した宮藤官九郎が、初めて手掛けた大河ドラマとしても話題となっています。 物語は、日本で初めてオリンピックに参加したマラソン選手・金栗四三(六代目中村勘九郎)を主人公とする第1部「金栗四三篇」と、日本にオリンピックを招致した男・田畑政治(阿部サダヲ)を主人公とする第2部「田畑政治篇」という2部構成となっています。今作は共に“オリンピック”という祭典に心を奪われ、開催に向けて尽力した男たちと、実際に出場した選手たち、さらには彼らと共にオリンピックの開催に携わった人々の日々を描く物語です。日本が初めて参加し、歴史的大敗を喫した1912年のストックホルム大会、中国との戦乱の影響で幻に終わった1940年の東京大会、その後の敗戦・復興を経て、1964年に念願の東京オリンピックが実現するまでの過程が描かれています。 橋本愛は今作に、落語家で今作の語りを担当している、ビートたけし演じる古今亭志ん生の若き日の姿=本名・美濃部孝蔵(森山未來)の友人・小梅役で出演。浅草で働く遊女で、四三とは共に熊本県出身という共通点があったことから、親しげに声をかけていくという役どころです。
2019年10月ドラマ『同期のサクラ』
????5ショット大公開????
— 【公式】「同期のサクラ」水曜よる10時スタート (@douki_sakura) September 12, 2019
ニュースでもありましたが、#同期のサクラ に同期5人が無事入社しました????
まだ1年目の初々しさが満載です✨#高畑充希#橋本愛#新田真剣佑(@Mackenyu1116)#竜星涼 #岡山天音#豪雨の前に#せーの#はいどうき???? #全身バージョン pic.twitter.com/0n2VERt275
『同期のサクラ』は日本テレビ系列で、2019年10月期に放送される連続ドラマです。2017年7月期に同局で放送された人気ドラマ『過保護のカホコ』の脚本を担当した遊川和彦が、同作主演の高畑充希と再びタッグを組んで制作する作品として、放送前から早くも話題となっています。 主人公は、北国の小さな離島から上京したひとりの女の子・北野サクラ(高畑充希)。「生まれ育った離島と本土を繋ぐ、大きな橋を架けたい」という、些か大きすぎる夢を胸に抱き、大手ゼネコン「花村建設」への就職を決めたサクラは、そこで個性豊かな“同期”のメンバーと出会います。 当初は冷めた態度で仕事に取り組んでいた同期たちも、夢に向かって脇目も振らずに突き進むサクラの姿に影響され、少しずつやりがいを見出していくことに。しかし“忖度できない”サクラの真っ直ぐすぎる性格は、同期たちをも巻き込んで、時に思わぬ騒動を巻き起こしていきます。 今作ではどんな逆境にも屈することなく自分を貫いたサクラと、彼女を取り巻く同期たちが織り成す10年間の物語が描かれ、前述の高畑のほか、サクラの同期役として、新田真剣佑・竜星涼・岡山天音が出演します。 橋本愛も今作で、高畑演じるサクラの同期5人組のひとり・月村百合を演じます。忖度が苦手なサクラとは対照的に、クールで場の空気を読むことが得意な百合。しかし“夢に対してひたむきである”という点は、サクラと共通しています。そんな百合は、10年かけてサクラとどんな関係を築いていくのでしょう?ぜひ主演の高畑同様、橋本の熱演ぶりにも注目してご覧下さい。
デビュー当時の初々しい少女の役から、近年演じてきた大人の女性まで、様々な役柄を演じて女優としての幅を確実に広げてきた橋本愛。今後の活躍から、ますます目が離せませんね。