2023年4月29日更新

【あらすじ解説】「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の敵は全スパイダーマン!前作のラストネタバレから続編を徹底考察

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続編「アクロス・ザ・スパイダーバース」の作品概要

正式タイトル 『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
公開日 2023年6月16日
声優キャスト マイルズ・モラレス(スパイダーマン)役/シャメイク・ムーア グウェン・ステイシー(スパイダーウーマン)役/ヘイリー・スタインフェルド ミゲル・オハラ(スパイダーマン2099)役/オスカー・アイザック ジョナサン・オーン(ザ・スポット)役/ジェイソン・シュワルツマン
監督 ホアキン・ドス・サントス , ケンプ・パワーズ , ジャスティン・K・トンプソン

『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は、革新的な映像で高い評価を得て、アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編。 日本公開は2023年6月16日で、2024年公開予定の3作目『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』とは2部作となっています。マルチバースを舞台に「スパイダーマン」世界の可能性を新たに広げたシリーズの続編とあって、この2部作にも大きな期待が寄せられています。

「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のあらすじ

物語は「スパイダーバース」の後、マルチバースを自由に移動できるようになった世界が舞台。マイルスは久しぶりにグウェンに声をかけられ、あるユニバースへと導かれます。 そこには、前回出会ったピーター・B・パーカーもおり、スパイダーマン2099と呼ばれるミゲル・オハラを筆頭に様々なユニバースから選ばれたスパイダーマンたちが集結していました。そしてそこで、愛する人と世界を同時に救うことができない「スパイダーマンの哀しき定め」を突きつけられます。 しかしその運命に抗おうと、両方を守り抜くことを誓うマイルス。そんな彼を敵視する無数のスパイダーマンたちが立ちはだかり、マルチバースのスパイダーマン同士が戦うことに......!

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【解説①】前作のラストが鍵!続編との繋がりをネタバレ復習

スパイダーマン スパイダーバース

前作でヴィラン・キングピンを倒し、無事に別次元から来たスパイダーピープルをもとの世界に戻すことに成功した主人公のマイルス・モラレス。その後、彼は自分の住む世界で2代目スパイダーマンとして活躍するようになります。 前作「スパイダーバース」のラストは、ベッドに横になっているマイルスに、「今、ヒマ?」とグウェンの声がして終わりました。このシーンが次作「アクロス・ザ・スパイダーバース」への布石になっており、この後にマイルスはグウェンにミゲルたちがいるユニバースに導かれることになるようです。

【解説②】ミゲル・オハラの目的とは?スパイダーマンだらけの真相

スパイダーマン2099ことミゲル・オハラとは何者?

「アクロス・ザ・スパイダーバース」の予告に登場しているスパイダーマン2099ことミゲル・オハラとは、どんな人物なのでしょうか?マイルスはグウェンに導かれて、他のバースのスパイダーマンたちが集結しているユニバースに行きますが、そこを仕切っているのがミゲルです。 マイルスもミゲルに紹介されますが、「お前はまだ未熟だ。ドクター・ストレンジとあいつのようにな!アース199999の」と彼の仲間入りをよく思っていない様子。さらにスパイダーマンの定めを受け入れず、このユニバースを出ようとするマイルスを追って戦うことになるようです。

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ミゲル・オハラはなぜユニバースを移動できるのか?

前作ポストクレジットシーンでは、マイルスたちを監視していたらしき人物が登場しました。その人物こそ、スパイダーマン2099ことミゲル・オハラ。コミック初のラテン系スパイダーマンである彼は「狙った次元へ跳ぶ初めての人間」で、アース928をホームとする未来人です。 ポストクレジットでは、ミゲルが1967年から1970年に放送されたテレビアニメの世界「アース67」へ。早速その世界のスパイダーマンに「一緒に来てくれないか」と頼みますが、「指をさすんじゃない!」と怒られてしまいます。その後、2人は言い合いになり、映画はそのまま幕を閉じました。 このポストクレジットシーンで、ミゲルが受け取っていた赤い腕輪が「狙った次元へ跳ぶ装置」のようで、マイルスを誘いに来たグウェンも同じような赤い腕輪を付けていました。 ミゲルはこの装置でマルチバースを行き来し、様々なバースからスパイダーマンたちを集めているようです。その目的はまだ謎ですが、マイルスを自分の次元に攫ったことについては、前作でも監視していたためコントロール下におこうとしているのかもしれません。

【解説③】敵はスパイダーマン全員?暗躍するヴィランの影も

マイルズがスパイダーマンと敵対した理由を考察

スパイダーマン スパイダーバース

予告では「敵は全スパイダーマン」というキャッチコピーが搭乗していますが、なぜマイルスは彼らと敵対することになったのでしょうか? 愛する人を救うか、多くの人の命を救うかという二択を常に迫られ続けている「スパイダーマンの哀しき定め」。この運命をマイルスが変えようとしたことがきっかけになっているようです。どのバースのスパイダーマンも、この定めを変えることはできなかったということでしょう。 そんなスパイダーマン界の「異端」であるマイルスを、愛する人を失うという犠牲を払ってでも多くの人を守るという信条を持ってヒーローとして戦ってきたスパイダーマンたちは許せないのかもしれません。

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予告に登場したヴィラン、ザ・スポットの活躍は?

予告には「アクロス・ザ・スパイダーバース」で初登場するヴィランの姿も!全身が真っ白で、体中に黒インクを落としたようなスポット(斑点)があるキャラクターで、その名もザ・スポット。コミックでは次元間を移動して犯罪を犯すスーパーヴィランとして登場しています。 実はこの黒いスポットがすべて次元を結ぶ小さなポータルで、これによって次元間を移動できる能力を持っているのです。マイルスがマルチバースを横断する「アクロス・ザ・スパイダーバース」で、ザ・スポットがキーマンとなることは確実ですね!

【解説④】愛する人か世界か?全スパイダーマンが通る「運命」の選択

『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)
(c) 2018 Sony Pictures Animation Inc. All Rights Reserved. | MARVEL and all related character names: (c) & TM 2019 MARVEL.

「アクロス・ザ・スパイダーバース」の大きなテーマになっているのは、今までのスパイダーマンたちすべてが体験してきた「スパイダーマンの哀しき定め」に抗おうとすること。前作「スパイダーバース」でも、ピーター・B・パーカーもグウェンも愛する親族を失っていることが語られました。 これはこのアニメシリーズのみならず、これまでの全スパイダーマンたちが経験していること。その運命に抗おうというのですから、大胆でチャレンジングなテーマといえるでしょう。 1作目の日本版ポスターには「運命を受け入れろ」というキャッチコピーがありましたが、これはマイルスに「スパイダーマンの定め」を含めて“スパイダーマンになる運命を受け入れろ”ということでした。しかし2作目でその運命を“受け入れない”選択を、マイルスはすることになります。

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「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のキャラ・キャスト

マイルス・モラレス(スパイダーマン)役/シャメイク・ムーア

グラフィティ・アートを得意とするニューヨークの高校生マイルス・モラレス。前作「スパイダーバース」で、スパイダーマンとして活躍していたピーター・パーカーの死後、その後を継いで2代目スパイダーマンになりました。 マイルスの声優を務めるのは、アメリカ出身の俳優・歌手・ラッパーのシャメイク・ムーアです。

日本語版吹き替え声優は小野賢章

マイルスの日本語吹き替えを担当するのは、映画「ハリー・ポッター」シリーズで主人公ハリーの声優を務めた小野賢章です。声優業はハリーの声を担当してからで、俳優として多くのミュージカル舞台に出演しています。

グウェン・ステイシー(スパイダーウーマン)役/ヘイリー・スタインフェルド

ヘイリー・スタインフェルド (z)
©️Bridow/WENN.com

別次元ではロックバンドのドラマーとして活躍しているグウェン・ステイシー。「スパイダーバース」でマイルスと出会い、親友になります。続編では彼をマルチバースの旅に誘う役割もあるようです。 グウェンの声優を務めるのは、ドラマ『ホークアイ』(2021年)でケイト・ビショップ役を演じたヘイリー・スタインフェルドです。

日本語吹き替え声優は悠木碧

グウェンの日本語吹き替えを担当するのは、『魔法少女まどか☆マギカ』の鹿目まどか役で知られる声優の悠木碧です。『あっぱれさんま大先生』などに出演した元子役としても有名で、女優・歌手としても活動しています。

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ピーター・B・パーカー(スパイダーマン)役/ジェイク・ジョンソン

「スパイダーバース」でマイルスのメンターとなった別次元の40代のピーター・パーカー。「アクロス・ザ・スパイダーバース」ではMJとの間に娘が生まれているようです。 ピーターの声優を務めるのは、アメリカ出身の俳優ジェイク・ジョンソン。ドラマ『New Girl/ダサかわ女子と三銃士』(2012~2018年)のニック・ミラー役で知られています。

日本語吹き替え声優は宮野真守

ピーターの日本語吹き替えを担当するのは、俳優・声優・歌手とマルチに活躍する宮野真守です。声優の代表作にアニメ『DEATH NOTE』の夜神月役があり、2023年1月から「ゴチになります!24」のレギュラーメンバーに就任しました。

ミゲル・オハラ(スパイダーマン2099)役/オスカー・アイザック

オスカー・アイザック
WENN.com

2099年の別次元のスパイダーマンであるスパイダーマン2099ことミゲル・オハラ。マルチバースのスパイダーマンたちを集め、スパイダー・ソサエティのリーダーを務めています。 ミゲルの声優を務めるのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年)から始まった「スター・ウォーズ」続三部作にポー・ダメロン役で出演したオスカー・アイザックです。

日本語吹き替え声優は関智一

ミゲルの日本語吹き替えを担当するのは、「妖怪ウォッチ」シリーズのウィスパー役で知られる声優の関智一です。他の代表作に『鬼滅の刃』の不死川実弥役や『カードキャプターさくら』の木之本桃矢役があります。

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ジョナサン・オーン(ザ・スポット)役/ジェイソン・シュワルツマン

マルチバースを移動することができる「スポット」を体中に持つザ・スポット。「アクロス・ザ・スパイダーバース」にスーパーヴィランとして初登場します。 ザ・スポットの声優を務めるのは、アメリカ出身のコメディ俳優ジェイソン・シュワルツマンです。『天才マックスの世界』(1998年)や『ダージリン急行』(2007年)などウェス・アンダーソン監督作の常連として知られています。

ついに東映版スパイダーマンが登場決定?レオパルドンにも期待がかかる

「アクロス・ザ・スパイダーバース」には東映が製作した日本版スパイダーマンも登場するようです。 近年、日本では「スパイダーマッ」と呼ばれ、インターネットでネタとして広く拡散されている東映版スパイダーマンは、実は世界のファンからも支持を得ている存在。同作には、スパイダーマンとともに戦う巨大ロボット・レオパルドンが登場し、後の特撮にも大きな影響を与えたといわれています。 実は、日本のスパイダーマンである山城拓也と巨大ロボットのレオパルドンは、「スパイダーバース」の原作コミックに登場しています。またレオパルドンは、前作でマイルスのスケッチブックに描かれ、カメオ出演を果たしました。続編では、宇宙人から入手したブレスレットでスパイダーマンに変身する山城が登場するとみられています。

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「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のあらすじ解説で予習しよう

革新的な映像技術と現代社会に対するメッセージ、そしてコアなファンも納得のさまざまなイースターエッグで大絶賛された『スパイダーマン:スパイダーバース』。その続編には多くの注目と高い期待が寄せられています。 続編『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は、日本では2023年6月16日に全国公開されます!