2020年2月4日更新

『ドラゴンボール』マイは小悪党からヒロインへ!?未来編ではあのキャラと恋人に

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ドラゴンボール マイ

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『ドラゴンボール』マイの初登場はコミカルな小悪党!?ピラフ一味の紅一点【ネタバレ注意】

マイは、『ドラゴンボール』原作初期に登場しました。小悪党のピラフ一味のメンバーで、登場当初は一応悟空たちと敵対関係にありました。ドラゴンボールを使って世界征服を目論むピラフ、その部下で犬のシュウ、紅一点のマイがセットで登場します。 マイはピラフに対して敬語で話すものの、くだらない下ネタ(原作)や苦言(ドラゴンボール超)を遠慮なく言う間柄であり、厳格な上下関係はありません。同僚にあたるシュウとは対等な関係で、原作では悟空たちとの戦いで連携する様子も見られました。マイの地の口調は男口調で、凛々しい女軍人を思わせます。 『ドラゴンボールZ 神と神』では、マイ本人が年齢を「41歳」だと語っています。そして同時点でブルマは38歳だったため、ブルマの3歳年上です。そして初期ブルマの年齢は16歳だったため、マイの初登場時の年齢は19~20歳です。

『ドラゴンボール超』ではヒロイン級の活躍!?ちょい役から重要な活躍を見せるように

マイは原作では初期にちょこっと登場した小悪党でしたが、『ドラゴンボール超』では重要なヒロインです。子供の姿では憎めないキャラクターとしてストーリーを和ませ、大人の姿ではシリアスで精神的に人々を率いるリーダーとして活躍しました。

なぜか子供の姿で登場!

マイは『ドラゴンボールZ 神と神』で、ピラフ、シュウと一緒に子供の姿で登場しました。ドラゴンボールを集めたピラフが「若くしてくれ」と願ったところ、想定以上に若返って子供の体に戻ってしまった姿です。マイはピラフを責めていましたが、シュウは犬の寿命が尽きそうになっていたからよかったと喜んでいました。 元々ピラフ一味はくだらないボケを連発する憎めない小悪党たちでしたが、子供の姿になったことでコミカルさに拍車がかかりました。精神まで子供のように、悪く言えばガキっぽく、良く言えば無邪気になっています。 マイが未来からきたトランクスについて「あの陰のあるハンサムなマスク、イかしてる……」と呟いたときは、ブルマから「あんたちっちゃいのに、言うことおばさんみたいね」と突っ込まれました。

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トランクスと相思相愛に

マイとトランクスは、現代世界と未来世界のそれぞれで相思相愛の関係になりました。 「現代世界」は、『ドラゴンボールZ 神と神』の世界線です。子供の姿に戻って自分と同じくらいの年齢になったマイをトランクスが気に入り、母親のブルマに対してガールフレンドだと紹介してしまいました。今作の終盤では、マイもトランクスのガールフレンドを自称しています。 「未来世界」は、アニメ『ドラゴンボール超』の「“未来”トランクス」編で登場するトランクスとマイも、交際していると公言はされていなかったものの、相思相愛の関係だといえます。ベジータから2人をパートナー扱いされた際に、2人とも真っ赤になって否定していることからそれが伺えました。

悟空たちのいない未来世界で、トランクスと共に闘う

『ドラゴンボール超』の「“未来”トランクス」編では、トランクスとマイが中心となって「未来世界」で活躍しました。 「未来世界」は、原作セル編で成長したトランクスがやってきたのと同じ世界です。未来世界は人造人間を撃破した後、悟空にそっくりのゴクウブラック出現で再び壊滅寸前に追い込まれてしまいます。そのレジスタンス団の中心人物がマイであり、たった1人残った超戦士がトランクスでした。 未来世界のマイは、とてもシリアスで芯の強いキャラクターです。原作のような軍服を着てショットガンを装備していますが、戦闘力は一般人並みで武闘家でもありません。しかし唯一の超戦士トランクスを支える精神的支柱になり、重要な役目を果たしました。

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住んでる世界を破壊したザマスを倒し、平和な世界線で暮らすことに

未来世界を壊滅させようとするザマスとゴクウブラックを倒した後、トランクスとマイは「並行世界」に移動してその後を過ごします。 「未来世界」はザマスとゴクウブラックが合体した合体ザマスが暴走し、収拾がつかなくなって全王により宇宙ごと消されてしまいました。未来世界が宇宙ごと消えてしまったため、取り残されたトランクスとマイは、平和な並行世界に移りました。 「並行世界」は、ビルスがザマスを破壊したことによって生まれた世界です。並行世界にも元々トランクスとマイは存在していたので、並行世界にはトランクスとマイが2人ずついるようになりました。

「ドラゴンボール」シリーズでマイを演じた声優は山田栄子(やまだえいこ)

マイを演じた声優は、山田栄子です。原作初期のアニメ化作品『ドラゴンボール』、アニメオリジナル作品『ドラゴンボールGT』、『ドラゴンボール超』全てでマイ役を務めました。 山田栄子は、81プロデュース所属の声優です。やや低めの声質が特徴的で、『世界名作劇場』で数多くの役を担当していることで知られています。代表作は『赤毛のアン』のアン・シャーリー役、『小公女セーラ』のラビニア・ハーバート役、『キャプテン翼』の岬太郎役などです。

『ドラゴンボール』のマイには他ヒロインと一味違った魅力が!様々な表情がファンの胸を打つ

マイは、原作者の鳥山明によってヒロインとなるよう提案されました。「“未来”トランクス」編では、レジスタンス団のリーダーという重要な役割を果たして人気を博しています。子供の姿では、世界征服を目指していたはずがいつのまにかカプセル・コーポレーションに居ついています。 シリアスなストーリーでも、コミカルなシーンでも、様々な表情を見せたのが人気の理由なのでしょうね。