2020年3月12日更新

『NARUTO -ナルト-』謎多き存在・ゼツを解説!物語を影で煽動していた黒幕的存在

ナルト ゼツ サムネイル

『NARUTO -ナルト-』に登場し、意味深な発言や行動が多かった謎の存在であるゼツ。物語を影で煽動し、とある目的を達成するために暗躍していました。本記事ではそんな怪しさ満載のゼツについて詳しく解説します。

目次

『NARUTO -ナルト-』怪しすぎる存在・ゼツを解説!まずはプロフィールをおさらい【ネタバレ注意】

ゼツは、右半身が黒、左半身が白色で、眼は黄色く髪は緑色という特殊な外見を持った忍です。ギザギザの葉のようなもので体が覆われており、その容姿からナルトは「トゲトゲアロエ野郎」と呼んでいました。 右半身と左半身はそれぞれ別の人格を持っており、会話をすることや分離することができます。一方で左右の性格が異なるので意見が食い違うことも多くある様です。地面や草木などと同化して身を潜めることが出来る力や、人を食べる事でチャクラを得るという能力も持っています。 ※本記事では『NARUTO -ナルト-』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

暁のメンバーとして活動するゼツ 諜報的な役割を担う

サスケ奪還編の終盤、終末の谷でのサスケとナルトの戦いの決着後で初登場を果たすゼツ。2人の戦いの様子を監視していたようで、突如地中から現れて「面白いことになってきただろう。」と半身に問いかける姿があります。 暁は基本2人1組で行動するのですが、当初ゼツのみ単独で行動していました。初登場以降目立った動きはなく、暁のメンバーが出現する場に補佐的な役割として現れます。他の仲間が捕まえた人柱力を回収したり、戦いの際に出た死体の処理、敵の様子や戦いを記録して報告する、などが主な活動です。 サスケVSイタチ編でのイタチの死後、マダラとしての本性をあらわにしたトビとのツーマンセルでの行動が増え、存在感も大きくなっていきます。そして、半身のそれぞれに分かれて白ゼツはサスケが結成したチーム「鷹」に、黒ゼツはトビにつき別行動を取ることになりました。

白ゼツ・黒ゼツに分離可能!異なるそれぞれの能力を解説

ゼツは半身の黒と白に分離が可能です。分離した状態のゼツをそれぞれ、白ゼツ・黒ゼツと呼び、持っている能力も異なります。

白ゼツ

ゼツの左半身体です。別名「饒舌」と言われており、子供っぽい無邪気な喋り方をします。 胞子の状態で分身を取り付かせ、チャクラを奪い取ったり(胞子の術)、九喇嘛モードのナルトにしか判別が不可能な成り代わりの術を持っており、戦闘型では無いですが、錯乱や妨害を得意としています。 戦闘に関しては、デイダラにも「相変わらずよえーな」と言われたり、暁内でも有名な弱さのようです。

黒ゼツ

ゼツの右半身体です。別名「毒舌」と言われカタコト口調で話します。白ゼツに比べると冷静沈着な性格をしています。 単体ではそれほど強くありませんが、他者に寄生して強さを発揮。 白ゼツの半身を得ていた時には木遁の力、オビトに取り付いた時は神威や外道・輪廻転生などの瞳術を使い、それなりの強さを見せていました。

ゼツの亜種・グルグルがヤマトを取り込み強力な存在に!

第三次忍界大戦時にマダラが生み出した存在で、トビを覆っていた葉のような部分の個体がグルグルです。ねじれ模様に穴の開いた顔をしており、暁でのトビの正体を隠すため、体を覆っていました。また、オフィシャルキャラクターブックの「秘伝・陣の書」には本名がトビと記載されています。 トビから離れて以来姿を見せていませんでしたが、マダラの完全復活後に、柱間の細胞を移植された事で木ノ葉で唯一木遁の術を扱えるヤマトを取り込み登場。柱間細胞を取り込んだ事で、木遁の術である真数千手の観音像を発動させ、忍連合に襲いかかります。 五大性質変化を使いこなし、穢土転生のヒルゼン(3代目火影)と互角に戦うほどの力を見せ、連戦で疲弊していた忍連合の足止めを行いました。

白ゼツの正体は柱間細胞によって生み出された人工生命体!?

第四次忍界対戦中に穢土転生の術によってうちはマダラが復活します。 マダラは木ノ葉隠れの里を初代火影・柱間と共に築き上げた1人。後に柱間と対立する事になり「終末の谷」での決闘で死亡したと思われていました。しかし、不都合なことは幻に、好都合なことのみ現実にできる瞳術「イザナギ」を発動させ密かに生きていたのです。 マダラは戦いの際に食いちぎった柱間の肉を自身に移植する事で、細胞を取り入れ外道魔像を口寄せする事に成功。そして、自らをそこに接続しオビトに計画を託すまで生きながらえていました。 その間、マダラは柱間細胞を利用し大量に生み出して自らの手足として使役していたのが、白ゼツです。マダラの死後、同じく柱間の細胞を持ち計画を託されたオビトも、第四次忍界大戦に向け7体の尾獣のチャクラを使い10万もの白ゼツを量産しています。

ゼツはマダラによって生み出された存在ではなかった?衝撃的な事実

復活したマダラにより、無限月読が発動したその時。黒ゼツがマダラの胸を突き刺します。「お前を作ったのはオレだ!お前はオレの意思そのものなんだぞ!」と混乱するマダラに「オレの意思は、カグヤだ!」と黒ゼツ。 実は、柱間の細胞でゼツ達を造ったというのはマダラが思い込まされていた嘘でした。黒ゼツの正体は、忍の祖である大筒木カグヤが封印される寸前に産み落とした存在で、白ゼツはかつてカグヤが無限月読の力で造り上げた生体兵器だったのです。 カグヤの復活には、封印されている十尾の本体である外道魔像を解放させる「輪廻眼」と十尾のチャクラを分散させた9体の尾獣を集める必要がありました。マダラならそれが出来ると感じた黒ゼツは、イザナギで蘇生する直前にマダラの体の中に入り込み、柱間のクローンと見せかせて魔像から白ゼツを抽出させたのでした。 黒ゼツはマダラが魔象から切り離される際に、マダラの体内から生まれた様に見せかけて姿を現します。そして、白ゼツの一体と融合しマダラの意志の代行者、またオビトの協力者として暁内で暗躍します。 黒ゼツの思惑通りに、外道魔像の口寄せ・尾獣9体の回収・無限月読発動の全てを一人でやってのけたマダラ。最後の仕上げとしてマダラを触媒にして神・樹界降誕に捕らわれた人間達のチャクラを取り込み、黒ゼツは千年にも昇る壮大な計画を達成させ、大筒木カグヤを復活させたのです。

白ゼツが「BORUTO」に再び登場!ボルトの前に突如出現

サスケはカグヤがゼツを量産した理由を「カグヤをも脅かす存在に対抗するため」と仮説をたてて独自に調査をしていました。そんな中、地上にあった幾つかのカグヤの遺跡に保管されていた白ゼツが活動を再開させます。 そして、炭坑調査をしていたボルト達の前に、複数が合体した2m以上の大型の白ゼツ個体が登場。腕を刃に変形させたり、風遁、火遁、雷遁をベースにした攻撃を行い戦闘能力は高くなっていますが、代わりに知性はなく獣のような叫び声しかあげません。最期は、木の葉丸の螺旋丸で跡形もなく消滅する事になります。

ゼツは『NARUTO -ナルト-』の黒幕中の黒幕!カグヤと共に封印される

ゼツとは、カグヤが戦いのために作り出した白ゼツと封印される間際に生み落とした黒ゼツの集合体。その中でも『NARUTO』の物語の中で暗躍する黒ゼツは、黒幕中の黒幕だったと言えるのではないでしょうか。千年以上の間、母・カグヤを復活させるためだけに裏方に徹するその思いから、重度のマザコン具合が伺えます。 千年以上もかけて復活させたカグヤと念願の再会を果たしますが、千年を考えると再開できたのもつかの間、ナルトとサスケの地爆天星によりカグヤは再度封印されてしまいます。 カグヤ再々復活のためその場から逃れようとする黒ゼツですが、今度は「いつまでも親離れできないガキ」とナルトに揶揄され、地爆天星へと投げ込まれてしまいます。皮肉にもカグヤと一緒に封印される事になるという最期を迎えたのでした。