2020年5月25日更新

【SAO】整合騎士のアリスを解説!青と金の鎧が印象的な金木犀の剣士

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【SAO】整合騎士のアリスを解説!青と金の鎧が印象的な金木犀の剣士 サムネイル

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「SAO アリシゼーション」アリス・シンセシス・サーティは高潔な騎士!【ネタバレ注意】

『ソードアート・オンライン』のアリシゼーション編のメインヒロイン、アリス・シンセシス・サーティ。アンダーワールドの剣士たちの中でも最高峰に位置する「整合騎士」として、人界の治安維持に努めています。番号は30番と若いながらも、その実力は整合騎士内でも第3位という上位に食い込みます。 金髪碧眼で、性格はとにかく真面目。加えて高潔さを持ち合わせており、誰よりも騎士らしい人物像として描かれています。が、物語が進むにつれてその高潔なさまが変化していくのも特徴です。 青いドレスに黄金の鎧を身に纏った、美しく可憐な姿が印象的。カッコ良さと美しさを兼ね備えた装備は、あらゆる人の目を奪うでしょう。金木犀の騎士と呼ばれることもあるので押さえておきましょう。 ※本記事では『ソードアート・オンライン アリシゼーション』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

剣術はキリト以上!神器「金木犀の剣」を使う

アリスが使用する武器は「金木犀の剣」という剣。永久不朽という属性を持ち“世界最初の破壊不能オブジェクト”としてかつて存在していた金木犀の樹から作られた剣です。完全支配術では剣を無数の花びらに変えて攻撃します。1枚1枚が大地を穿つほどの絶大の威力を持っている、非常に強力な攻撃です。 アリスの強さは整合騎士第3位とされていますが、実質的には第2位だともいわれています。第1位のベルクーリを師としていることが、彼女が強い要因の1つなのかもしれません。 キリトと戦った際には、彼ですら苦戦するほどの強さを見せました。絶戦を繰り広げた結果、なんとかキリトが勝利を収めましたが、場合によってはアリスが勝利していた可能性は十分にあり得るでしょう。

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その正体はやはり、アリス・ツーベルクだった

整合騎士としてカッコよく登場したアリスという人物。しかし「SAO」ファンの方であれば、多くの方がアリスの正体を察していたのではないでしょうか。そう、アリス・シンセシス・サーティは、アリシゼーション編の序盤で登場した、キリトとユージオの幼なじみであり、共に育ったあのアリスです。 アリスは幼少期、ダークテリトリーに足を踏み入れるという禁忌を犯したことで整合騎士に連れ去られてしまい、その後行方不明になっています。実は、連れ去られたのちアリスは最高司祭・アドミニストレータによって“シンセサイズの秘儀”を施されました。アドミニストレータに絶対忠誠を誓うようになり、アリス・ツーベルクとしての記憶は失っています。

キリトたちと再会するも別人のように冷たい性格に

シンセサイズの秘儀を施されたことで、記憶を失っているアリス。それによって、かつての明るく誰にでも優しかったアリス・ツーベルクの性格は、まるで別人かのように冷たくなっていました。多くの時間を共に過ごした、キリトとユージオのことも全く覚えていません。アリスを探していたユージオですが、彼にも“性格が全然違う”と評されています。 高潔な騎士となり、アドミニストレータへの絶対的な忠誠を誓っているアリス。正義感を胸に、整合騎士として活躍しています。とはいえ、幼少期のアリス・ツーベルクとしての記憶も断片として残っている様子も見せています。 もはや別人格ともいえるアリスですが、アリス・ツーベルクとしての記憶や人間性などはまだ完全に失われていないといえるでしょう。

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公理教会から叛逆!右目の封印「コード871」を破る

アリス・ツーベルクとしての記憶を失っていたアリスですが、先ほど触れた通り記憶の断片は残っています。キリトと一時的に協力関係を結んだ際、アリス・ツーベルク時代の色々な情報を与えられました。 故郷のルーリッド村のことや、幼少期のこと、ユージオのこと。そして“アドミニストレータの悪行”について聞かされたアリス。彼女は、なんと自らの意志で公理教会を裏切ることを決意しました。 本来であれば、公理教会への裏切りは、右目の封印「コード871」が痛みによって抑制します。しかし、アリスは自らの強い意志で右目の封印を破ることに成功。公理教会、そしてアドミニストレータへの叛逆を決意したののです。 この封印を破ったことにより、アリスは人口知性“A.L.I.C.E.”として完成しました。

故郷での生活を経て、過去の自分を受け入れる

キリトの手によってアドミニストレータは打ち倒され、公理教会は崩壊。戦いの最中意識を失っていたアリスが目を覚ますと、目の前には隻腕のキリトが。激闘の果てにキリトは、半植物状態になってしまったのです。とはいえ、一命は取り留めていました。 アドミニストレータ撃破後、ベルクーリと共に公理教会の立て直しを図っていたアリスでしたが、しばらくすると“キリトを粛清するべきだ”という意見が噴出し始めました。この世界においてアドミニストレータは絶対的な存在であり、彼女を殺めたという事実、公理教会を崩壊させたキリトを許せない人もいたのです。 アリスは騒ぎを起こさないために、そしてキリトを守るために、彼を連れてカセドラルを発ちました。キリトを介護しながら村はずれの丸太小屋で生活することを決定。丸太小屋で生活するうちに、妹のセルカ、そしてキリトとの交流により、アリスは徐々に柔らかくなっていきます。そして、過去の自分……アリス・ツーベルクを受け入れられるようになりました。 真面目で冷徹だった高潔な騎士・アリス・シンセシス・サーティの面影を残しつつも、柔らかく優しい、温かさを持つ人物へと変化しました。

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機械の体を得て、現実世界へ!真性人工知能として世間を騒がせる

アンダーワールドで巻き起こった人界とダークテリトリーの戦争。当初は参戦していなかったアリスですが、ルーリッド付近にまで敵の手が及んできたことから、ついに参戦します。紆余曲折あって無事戦争は終結……アスナらの助けもあったことで、混乱の渦に巻き込まれていたアンダーワールドはなんとか平穏を取り戻したのでした。 アリシゼーション編でアンダーワールドの住人として登場していたキャラクターは、基本的に全員人工知能です。アリスもその例外ではありません。しかしアリスは機械の体を得て、アンダーワールドが平穏を取り戻したのち、現実世界へやって来ました。“世界初の真性人工知能”として、全世界、ありとあらゆる分野に衝撃を与えています。

ALOではケットシーとして再登場!にゃりす様がかわいすぎる

そんなアリスは、アルヴヘイムオンライン(ALO)に参加するようになりました。彼女が選択した職は、ケットシー。理由はアンダーワールド同様に“飛竜に乗ることができる竜騎士になれるから”というもの。アンダーワールド時代では飛竜を乗りこなしていましたから、ピッタリですね。 種族特性としてネコミミとシッポが生えており、かなり萌え要素がてんこ盛りになったアリス。それでも青いドレスに黄金の鎧という装備自体は変わっておらず、彼女らしい高潔さあふれる雰囲気を身に纏っています。その可愛らしさと高潔さを兼ね備えているからか、一部からにゃりす様と呼ばれているようです。 当初アリス・シンセシス・サーティとして登場したときは冷たく、気高く、親しみを持ちづらいキャラクターだったアリス。しかし、物語が進むにつれてどんどんと身近な存在になり、今やとても可愛らしいヒロインの1人となりました。

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アニメ版「SAO」でアリスを演じる声優は茅野愛衣

アリスを演じている声優は茅野愛衣(かやのあい)。かやのんという愛称で呼び親しまれている声優です。元々はリラクゼーションの仕事をしていたそうで、ある日偶然見た『ARIA』の空気に癒され、アニメに関する仕事に興味を持ち始めたという経歴を持っています。 落ち着いた柔らかい声から、ハスキーボイス、元気っ子まで幅広い属性のキャラクターを担当しており、声優として非常に魅力のある人といえるでしょう。 アリス以外にも『とある魔術の禁書目録』の五和(いつわ)役、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の本間芽衣子(ほんま めいこ)役、『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズの暁切歌(あかつき きりか)役なども担当されています。アニメ・ゲームなどで非常に数多くのキャラクターを担当しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

【SAO】アリスが見せるさらなる活躍に期待!

今回の記事では『ソードアート・オンライン』に登場するアリスについて注目してきました。高潔な騎士であるアリス。キリトとユージオの前に立ちはだかっていた超強力な「敵」だった彼女ですが、最終的には心強い仲間になりました。 キリトたちとの交流を経て物腰柔らかくなり、冷たい部分が目立った性格は一変。とても柔和で親しみやすい人物へと変化を遂げています。まさにアリシゼーション編におけるメインヒロインであり、彼女の存在なくしてアリシゼーションを語ることはできません。 人工知能でありながらも、今や現実世界に飛び出してきたアリス。ALOでもキリトたちと行動を共にしており、すっかりメインキャラの1人となりました。これからも、キリトたちと共に活躍を見せてくれることでしょう。今後は「SAO」の物語だけでなく、アリスからも目を離さないようにしてくださいね。