2020年6月11日更新

【NARUTO 】風遁使いテマリは「砂の三姉弟」の長女!結婚後は鬼嫁?

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「ナルト」 テマリ 編集記事 サムネイル

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『NARUTO-ナルト-』テマリのエピソードを振り返る!【ネタバレ注意】

4代目風影である羅砂(らさ)の娘・テマリは、カンクロウと我愛羅(があら)の2人の弟を持つ3姉弟の長女。金髪を4つに分けて束ねた髪型が特徴的な“くノ一”です。 砂隠れの里出身で「砂の三姉弟」と呼ばれる彼らですが、テマリとカンクロウは一尾の人柱力である末弟の我愛羅を怖がっている節があり、登場時の兄弟仲はギクシャクとしたものでした。 『NARUTO -ナルト-』終盤、テマリは長女として“弟達から頼られたい”という願望を秘めていたことが発覚することから、彼女にとってカンクロウと我愛羅は守るべき弟達だったことがわかります。我愛羅が5代目風影となってからは、カンクロウと共に我愛羅の護衛を務めていました。 我愛羅の成長に伴うテマリの変化や主な戦闘シーン、そして第四次忍界大戦後の気になる結婚相手を紹介します。 ※この記事には、『NARUTO-ナルト-』に関するネタバレが含まれていますので、読了していない方はご注意ください。

砂隠れのクールビューティー!結婚後は鬼嫁?

初登場時の16歳から物語終盤には19歳にまで成長し、砂隠れのクールビューティーと言っても過言ではない美貌と強さを身につけたテマリ。気が強く好戦的な性格ですが、他者を気遣う優しさや敵の戦闘力を冷静に分析する理知的な部分も垣間見せています。 敵を倒した際に笑顔で手を振るなどといった残忍な一面が描かれていた当初とは異なり、「木の葉崩し」編以降ではそのような様子は見られなくなりました。 しかし、第四次忍界大戦後に結婚したテマリが夫や義父に恐れられるほどの怖い嫁となった様子が描かれていることから、彼女の強気な性格は未だ健在なようです。

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最強の風遁使い!巨大な鉄扇を駆使する戦闘スタイル

テマリは『NARUTO -ナルト-』作中では珍しい風遁(ふうとん)使い。彼女自身が強いこともありますが、第四次忍界大戦では「自分よりも強い風遁使いはいない」と発言しています。 普段から背負っている背丈ほどの巨大な扇は、鉄で出来た「鉄扇」と呼ばれる忍具。戦闘時には扇を開き、風を起こして戦う遠距離攻撃を得意としています。また、開いた扇は敵の攻撃を防ぐ防御にも適している他、扇に乗って移動することも出来る優れもの。 敵の攻撃パターンから瞬時に勝利への道を導き出す事が出来る頭脳派でもあるテマリ。持ち前の優れた分析力に加え、周囲の木々を切り裂く大技や、対象の肉体を傷つけず身につけた物だけを切り裂くという繊細な技術も兼ね備えています。 風影の子供だったテマリは幼少期から厳しい鍛錬を積み、下忍の頃からかなりの手練れとして知られていました。木ノ葉の里で開かれた中忍試験予選では、優秀と名高かったテンテンを一瞬で打ち負かしています。

頭脳戦!テマリvsシカマル

木ノ葉隠れの里で行われた中忍試験本選。とあるハプニングから予定よりも早く出場することになったテマリとシカマルの対戦が始まります。しかし、相手が女性だと知ったシカマルはやる気を見せず、反対にテマリは好戦的な様子を見せていました。 影を伸ばして戦うシカマルの「影真似(かげまね)の術」を見たテマリは、影を伸ばせる範囲を計算し、シカマルを効果的に追い詰めていきます。しかし、シカマルは太陽の傾きや地面に掘られていたトンネルを用いた作戦を取り、見事テマリの死角を突いて形勢逆転。 冷や汗を流すテマリでしたが、チャクラが切れてしまったシカマルは「ギブアップ」を宣言します。中忍試験ではシカマルに譲られる形でテマリが勝利を掴みました。 テマリとシカマル、どちらも分析に長けた忍でしたが、頭脳戦ではシカマルの方が一枚上手だったようです。

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力技で圧倒!テマリvs多由也

サスケの奪還任務での出来事。5代目火影の綱手(つなで)から増援要請を受けた砂隠れの里からは、「砂の三姉弟」が任務に参加しました。 テマリが駆けつけたのは、その時窮地に陥っていたシカマルの元。サスケ誘拐の実行犯「音の四人衆」の1人・多由也(たゆや)と交戦していたシカマルは、笛の音色で幻術を操る遠距離型の敵を相手に苦戦していました。 シカマルから多由也の能力を聞いたテマリは、撤退した方が良いと止める声も聞かず、大型忍術「斬り斬り舞い」を繰り出します。森林の広範囲を一気に刈り取る力技によって木々が倒れ、その下敷きになった多由也は死亡。テマリの強さが相手を圧倒した瞬間でした。

第四次忍界大戦後はシカマルと結婚

第四次忍界大戦後、テマリは奈良シカマルと結婚し、奈良テマリに改姓。結婚をきっかけに木ノ葉の里に移り住み、2人の間にはシカダイという名前の男の子が生まれている様子が描かれています。 作中では好戦的な人物として描かれていたテマリですが、結婚後も強気な性格は変わることなく、家庭でも夫や子供に恐れられる「恐妻」だそうです。 その片鱗は多由也戦の時から現れており、強烈な力業を間近で目にしたシカマルが、内心「こいつうちの母ちゃんより怖えー女だな」と怖がるほど。実際、性格もシカマルの母親と似ているといいます。

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アニメ版『NARUTO-ナルト-』でテマリを演じるのは朴璐美(ぱくろみ)

アニメ版『NARUTO-ナルト-』でテマリを演じたのは、声優の朴璐美(ぱくろみ)。1972年1月22日生まれの東京出身、事務所はLALに所属しています。 数々のアニメ作品で主役や人気キャラクターを演じていて、代表作には『∀ガンダム』のロラン・セアック、「鋼の錬金術師」シリーズのエドワード・エルリック、『BLEACH』の日番谷冬獅郎(ひつがやとうしろう)、『NANA』の大崎ナナなどです。 女性声優でありながら少年の声にも高い評価を獲得しています。男勝りなテマリの声にはまさに適役だったのではないでしょうか。

魅力的な女性キャラ・テマリ!息子シカダイの活躍も見逃せない

登場時から期待の新人として紹介され、「ナルト」のストーリーを通して誰にもひけを取らない強さを手に入れたテマリ。強く美しい“くノ一”である彼女は、今でも多くの「ナルト」ファンから人気を集めています。 2020年6月現在、テレビ東京で放送されている「ナルト」の次世代物語『BORUTO -ボルト-』では、テマリの一人息子シカダイの活躍も描かれています。親譲りの頭脳によるシカダイの知略は、主人公ボルトを助けることもしばしば。今後の活躍も見逃せません!