2025年12月10日更新

刑事役が似合う俳優ランキング!若手からベテランまで【2025最新版】

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踊る大捜査線 織田裕二

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刑事役が印象的な俳優15人をランキング形式で紹介

性別や年齢を問わず人気があり、同クールに複数作品放送されることもある刑事ドラマ。数多くの名作が生まれ、何人もの俳優が刑事役を演じてきました。 多くの作品で刑事を演じた俳優や、1作のインパクトが強烈に印象に残っている俳優もいます。そこで今回は、若手からベテランまで刑事役が印象的な俳優15人を、ciatr独自のランキング形式にして紹介しましょう! なお刑事役で出演した作品数、作品の人気や知名度、俳優自身の人気や知名度を基準に、ランキングを作成しました。

1位:水谷豊「相棒」

刑事役と言えばやはりこの人!2000年に放送開始して以来、25年以上も続いている「相棒」シリーズにて、特命係の係長・杉下右京を演じる水谷豊です。 杉下は冷静沈着に事件を解決するスマートさと、犯人に対して激高する人間味を持ち、多くの刑事ドラマファンから愛されるキャラクター。水谷=「相棒」のイメージが強いですが、90年代を代表する刑事ドラマ「刑事貴族」シリーズなど、多くの作品で刑事役を演じてきました。 同作のシリーズ2~3で演じた主人公・本城慎太郎は、破天荒なお調子者という杉下と正反対の刑事なので、ぜひチェックしてみてください!

2位:織田裕二「踊る大捜査線」

「踊る大捜査線」にて、脱サラして刑事となった異色の主人公・青島俊作を演じ、シリーズを大ヒットに導いた織田裕二。 同作は、刑事ドラマの主人公としては一線を画した設定、青島とエリート官僚・室井慎次との衝突から見える、警察組織の内部構造を描き話題を呼びました。「事件は会議室で起きてるんじゃない!」などの青島の名言に心打たれ、カーキ色のモッズコートをはためかせて現場を駆け回る姿に、憧れを抱いた人も多いのではないでしょうか。 行動力と正義感を持ち合わせ、いつも被害者や市民のために奔走する青島は本当にかっこよく、熱い男・織田裕二だからこその魅力があります。

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3位:田村正和「古畑任三郎」

田村正和のハマり役と言えば、はやり「古畑任三郎」シリーズの主人公・古畑役ではないでしょうか。刑事ドラマ=「古畑」と言う人も多く、彼の最も有名な出演作です。 本当に役を演じているのか、田村の素そのものではないか、とまで言われるほどハマっており、ドラマ史に残る名作となりました。本編は『古畑任三郎 FINAL』(2006年)をもって完結しましたが、そのあまりに特徴的な口調はものまね芸人たちのみならず一般人にも真似する人が多く、若い世代にも知名度があります。 2021年に惜しまれながら亡くなってしまった田村正和ですが、彼が演じた古畑のキャラクターはいつまでも愛され続けるでしょう。

4位:舘ひろし「あぶない刑事」

舘ひろしが刑事を演じた「あぶない刑事」は、まさに彼の代表作です。大ヒットを記録した本作はシリーズ化され、2024年には映画『帰ってきた あぶない刑事』が公開。70歳を過ぎた舘ひろしが変わらぬアクションを披露し、大きな話題を呼びました。 「あぶない刑事」で舘ひろしが演じているのは、通称タカと呼ばれる刑事。バイクのハーレーに乗り、ショットガンを撃つなど破天荒なキャラクターです。ワイルドながらダンディーで色気のある舘ひろしの演技は高い評価を得ています。 その他、「西部警察」シリーズや『愛しの刑事』(1992年)など、数多くの作品で刑事役を務めている舘ひろしです。

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5位:柴田恭兵「あぶない刑事」

「あぶない刑事」で舘ひろしのバディ役を務めているのが柴田恭兵。同じく破天荒な刑事役でありながら、舘ひろしとはまた違うキザな雰囲気が魅力です。 柴田恭兵演じる刑事・ユージは、高度なドライビングテクニックの持ち主で、覆面パトカーを華麗に乗りこなします。その姿がセクシーでかっこよく、大きな見どころ。また走るのも得意という設定で、『帰ってきた あぶない刑事』でも衰えを感じさせない瞬足を披露しました。 舘ひろし同様、他にもさまざまな刑事ドラマで活躍しています。

6位:阿部寛「新参者」

「TRICK」や「下町ロケット」シリーズなど、多くの代表作を持つ阿部寛は、大学教授、建築家、クライマーなど幅広い役柄をこなすことで知られています。 長いキャリアの中で、彼が刑事役に初挑戦したのが「新参者」シリーズの加賀恭一郎。高身長なのも相まって、鋭いまなざしで犯人を追い詰める様は、強い威圧感を放っていました。原作小説のファンからはキャラクターの再現度も高く評価され、約8年も続く長期シリーズに!連続ドラマが終了した後も、映画が2本公開されています。 阿部にとって加賀は、「TRICK」の上田次郎に次いで長く演じたキャラクターであり、本人にとってもファンにとっても印象深い作品と言えるでしょう。どこか愁いを帯びた刑事・加賀を演じられるのは阿部寛以外に考えられません!

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7位:西島秀俊『ストロベリーナイト』、「MOZU」

ドラマ『きのう何食べた?』(2019年)で、ゲイの弁護士という難役を見事に演じたのも記憶に新しい西島秀俊。そんな彼も多くの作品で刑事役を演じ、強い印象を残しています。 大人の色気と落ち着いた佇まいでファンを魅了する彼は、ドラマ『ストロベリーナイト』や『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(2017年)で、寡黙な刑事を好演。特に『ストロベリーナイト』では主人公を慕う後輩刑事役で、切ない演技を披露しています。さらに「MOZU」シリーズでは過激なアクションや表情1つ、視線1つで語る演技を披露し、男女問わず支持を集めました。 スマートなエリート刑事と言えば、西島をイメージする人が多いのではないでしょうか。

8位:唐沢寿明「ボイス」「THE LAST COP」

『THE LAST COP/ラストコップ』

唐沢寿明も刑事役が似合う俳優の1人です。韓国ドラマをリメイクしたドラマ「ボイス」(2019年)では妻を殺され、復讐に燃える敏腕刑事を熱演。感情を爆発させるシーンや、キレキレのアクションシーンで多くの人を魅了しました。 一転して「THE LAST COP」では自由でハチャメチャな刑事・京極を演じ、ギャグを連発するなど「ボイス」とはまったく違う演技を披露しています。同じ刑事役でも、コメディからシリアスまで幅広いキャラクターを演じ分けられるのは実力があるからこそです。 その他、2025年放送のドラマ『コーチ』では警視庁警務部人事課に所属する元刑事を演じています。

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9位:寺島進「刑事ゼロ」

いぶし銀の魅力を持つベテランで、名バイプレイヤーとして活躍する寺島進。強面の彼は、刑事役と同様に悪役のイメージも強い俳優です。 「アンフェア」シリーズや『刑事ゼロ』では、一歩間違うとヤクザにも見えてしまうような荒っぽさがありつつも、男気溢れる刑事を演じました。特に『刑事ゼロ』で演じたベテラン刑事・福知は、昭和感のある口調と貫禄のある雰囲気で、存在感を残しています。 一方、主演を務める「駐在刑事」シリーズでは、お茶目な駐在を違和感なく演じており、安定感のある演技はさすがベテランと言えるでしょう。

10位:綾野剛『日本で一番悪い奴ら』「MIU404」

唯一無二の存在感を持ち、多彩な演じ分けでカメレオン俳優と称される綾野剛。映画『日本で一番悪い奴ら』(2016年)で、正義だと信じ悪に染まっていく実在の刑事を演じ、第40回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞しました。 2020年6月より放送のドラマ『MIU404』では、考えるよりも先に体が動く“野生バカ”な刑事に扮し、星野源と共に主演を担当。また同年11月公開予定の『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』では、北川景子と初バディを組み警視庁捜査一課の敏腕刑事を演じました。 繊細な役から、猪突猛進の刑事まで幅広く演じ分けられる演技力はさすがです。

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11位:小栗旬「BORDER」「CRISIS」

小栗旬は時代劇から現代劇まで、様々な役柄をこなすマルチプレーヤー。2020年にハリウッドデビューも予定しており、人気と実力を兼ね備えた俳優です。 数多い役柄の中でも、刑事役を演じているのはドラマ『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』(2014年)や『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』などの、シリアスな作品です。特に「BORDER」はダークヒーローを演じた小栗の演技が高く評価され、スピンオフやスペシャルドラマも制作されています。 ブレイク当初は「花より男子」の花沢類のようなイケメン役が多かったのですが、キャリアを重ねる中で刑事役も増えていきました。山田孝之と共演した、「arrows」のCMで演じた刑事の印象が強い人も多いかもしれません。

12位:賀来賢人「ニッポンノワール」

ドラマ『Nのために』、『花子とアン』(ともに2014年)などを経て、「今日から俺は‼」シリーズで遅咲きの大ブレイクを果たした賀来賢人。 同ドラマや花王のCMなどのコミカルなイメージから、ドラマ『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』(2019年)で見せたシリアスな表情に、視聴者から驚きの声があがりました。過去作とは一転、パーマヘアに無精ひげを生やしたワイルドな刑事の姿は、強烈な印象を残したのです。 同作以降は弁護士や医師、社長などの職業から忍者といった特殊な役まで幅広く演じている賀来賢人。また彼の刑事姿が見たいですね!

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13位:北村一輝「ATARU」「ガリレオ」シリーズ

映画ガリレオ『沈黙のパレード』
©2022 フジテレビジョン、アミューズ、文藝春秋、FNS27社

ドラマ「ニッポンノワール」で捜査一課を束ねるボス、南武修介役を演じ、食えないキーマンを好演したことも記憶に新しい北村一輝。 「ATARU」シリーズでは関西弁で話す飄々とした性格の刑事、ドラマ「シグナル」(2018年)では過去を生きる刑事を演じており、どれも話題になった作品ばかり!「ガリレオ」シリーズでも、福山演じる主人公に捜査協力を依頼し、栄転した経歴がある刑事を好演しました。 特にガリレオシリーズ映画『沈黙のパレード』(2022年)では過去の事件と辛い現実に苦しみ、少しずつ病んでいく様子を繊細に演じています。

14位:山田裕貴「ハコヅメ」「爆弾」

『爆弾』、山田裕貴
呉勝浩/講談社 2025映画『爆弾』製作委員会

主演を務めるドラマや映画が続々と公開され、目まぐるしく活躍している俳優・山田裕貴。刑事役を演じることも多く、人気漫画を原作としたドラマ「ハコヅメ」では正義感の強い捜査一係の刑事役を務めました。 また2025年公開の主演映画『爆弾』では犯人と交渉にあたる刑事役を演じ、もじゃもじゃ頭に丸メガネという頭脳派らしいビジュアルを披露。ハコヅメとはまったく印象の違う刑事として登場します。 その他にはドラマ『特捜9』でも新人刑事役を好演しました。

15位:長谷川博己「小さな巨人」

長谷川博己も刑事役が似合う俳優です。2017年に日曜劇場枠で放送されたドラマ『小さな巨人』では、捜査一課から所轄に異動した刑事・香坂を熱演。自分の正義を貫き、どんな事件にも熱い心で立ち向かっていく姿が印象的でした。 同作のような正義感あふれるヒーローだけでなく、気の弱い恋愛下手な男性やサイコパスなど、さまざまなキャラクターを演じられる長谷川博己。香坂とは違った明るいムードメーカーな刑事役なども見てみたいですね!

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時に熱く!時に冷静沈着に!人間味溢れる刑事役俳優たちに憧れる

今回は、刑事役が印象的な俳優をランキング形式にして紹介してきました。お気に入りの俳優はランクインしていたでしょうか? 刑事と一口に言っても、熱血系から冷静沈着な刑事まで、様々なタイプが存在します。刑事ドラマも時代に合わせて変化していますし、今後も新しい刑事像が生まれていくかもしれません。同じ俳優であっても作品によって印象が異なるので、ぜひ観比べてみてくださいね!