2020年9月28日更新

【リゼロ】ベアトリスはツンデレ!?金髪ツインテで可愛いだけじゃない!

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re:ゼロから始める異世界生活 リゼロ 2期 ベアトリス
(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員

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「リゼロ」のベアトリスが可愛い!禁書庫にいる理由は?【ネタバレ注意】

ベアトリスはロズワール邸の人の目に触れてはならない本を保管する隠し部屋、禁書庫で司書を務めています。身長140センチで見た目は12歳前後の幼い少女です。金髪ツインドリルにレースたっぷりのドレスと、ゴスロリ的な見た目が特徴。 ほかのも青い瞳にはピンク色で蝶型の虹彩が描かれているなど、どこか浮世離れしたメルヘンチックな雰囲気を感じさせます。 見た目の愛らしさに反し、つんけんした性格で人前にもあまり出たがりません。自分のことを「ベティー」と呼び、語尾に「なのよ」「かしら」をつけた特徴的な話し方をします。 ※本記事では『Re:ゼロから始める異世界生活』のネタバレが含まれますので、注意してください。

見た目はかわいい少女!しかし謎も残るベアトリスの正体

ベアトリスが初登場したのは、原作では2巻、アニメでは1期4話です。エルザに襲われ治療を受けたスバルが、目を覚ましてからロズワール邸をぶらついていると、偶然彼女のいる部屋へと入ってしまいます。 外見的にはかわいい少女にしか見えないベアトリスに対し、スバルはお得意の軽い調子で距離を詰めようとします。ベアトリスは初対面にもかかわらず馴れ馴れしい彼に刺々(とげとげ)しいながらもきちんと応対。 しかしついに我慢が限界になり、スバルの胸に触れ彼を気絶させてしまいます。ここでようやく、彼女がただの人間でないことに気がつくスバル。しかし彼女の正体については明かされず、謎が残されます。

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仮契約をスバルと結び、「死に戻り」から彼を守る!

互いに第一印象が最悪だったベアトリスとスバルですが、ロズワール邸で何度も繰り返される死に戻りを回避するため、4周目のループでスバルはベアトリスに助けを求めます。結果、2人の間に仮契約が交わされることになりました。ベアトリスは契約に従い、スバルの生命を脅かすものを妨害します。 5周目でも、ベアトリスはスバルに対し呪いやその解き方の知識を与えたり、傷の治療をしてくれたりと、さまざまな面でサポートをします。なんだかんだと言って、お人好しな一面があるのです。 こうしてベアトリスが手助けしてくれたおかげで、スバルは危ない局面を乗り切ることができました。

第4章で明かされるベアトリスの素性!

謎めいた存在だったベアトリスですが、第4章でようやくその正体が明かされます。そこには、強欲の魔女・エキドナの存在が絡んできます。 第4章で「聖域」に閉じ込められてしまったスバルは、そこにある結界を解くためにエキドナからの試練を受けることになりました。彼は死に戻りによってループを繰り返す中で、次第にベアトリスの秘密に迫っていきます。 ベアトリスが「福音」を持っていることに気付き、エキドナとの関係を疑ったスバルは彼女を問い詰めます。そこで、ずっと隠されてきたベアトリスの素性が判明するのです。

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ベアトリスの正体は人工精霊!エキドナとの契約で禁書庫を守り続けていた

ベアトリスの正体は、エキドナに作られた「人工精霊」です。そのため、エキドナのことを「母様」と呼び慕い、彼女と交わした契約のために400年もの間、禁書庫を守り続けてきました。 ちなみにパックも同じようにエキドナ作の人工精霊で、2人の間には昔から親交がありました。だからこそベアトリスは、パックのことを兄のように慕っていたのでしょう。 見た目に反した強さ、妙に大人びた達観したような態度、禁書庫から決して出ない理由など、さまざまな謎がこの事実によって解き明かされていきます。スバルとの仮契約を律儀に守りつづけたのも、彼女が約束を重んじる精霊だったからです。

ベアトリスとエキドナの契約内容は?禁書庫に閉じ込められた?

ベアトリスとエキドナの間で結ばれた契約は、「『その人』が来るときまで禁書庫を守る」というもの。ちなみに「その人」が誰かというのは指定されておらず、ベアトリスにその判断は委ねるとされています。言ってしまえばこれは、中身のない契約。彼女を禁書庫に閉じ込めておくための鎖でした。 しかしベアトリスには、契約を守る以外の選択肢はありませんでした。そして400年もの時を浪費するうちに、だんだんと自暴自棄になっていってしまったのです。 ある日突然、禁書庫に現れたスバルに対して、ベアトリスはもしかしたらどこか運命めいたものを感じていたのかもしれません。だからこそ仮契約で彼に手を差し伸べたのでしょう。

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福音ではなくスバルを選んだベアトリス!真のパートナーに

ベアトリスの正体を知ったスバルは、彼女を400年の呪縛から解き放つため、必死の説得をしました。彼女ははじめまったく耳を貸さず、またその後もエキドナとの契約を破ることにためらいを見せます。 そんな彼女に対しスバルは「お前がいなくちゃ、寂しくて生きていけない」と訴えかけ、どこの誰とも知らない「その人」ではなく自分を選べ、と叫びます。ベアトリスはこの言葉に心を揺さぶられ、400年の葛藤も禁書庫も、そして福音も捨てスバルとともに生きることを決意しました。 ここでようやくベアトリスはスバルのことを名前で呼ぶようになります。最悪な出会いから仮契約を経た2人が、真のパートナーになった瞬間です。

エミリアの契約精霊パックにはデレデレ?不愛想なベアトリスが一変!

誰に対しても不愛想なベアトリスですが、エミリアの契約精霊であるパックのことは、「にーちゃ」と呼ぶほど慕っています。パックと接するときは心なしか声も高くなり、はしゃいだ様子を見せるのです。 スバルと接するときの様子とはまるで別人で、年相応のような無邪気さが感じられます。 かわいらしい容姿のベアトリスが、猫型精霊のパックをもふもふと愛でている姿には思わずほっこり!普段からは想像もつかないベアトリスの表情、「にーちゃ」という呼び方から、2人の間には長年の付き合いがあることが察せられます。家族のような関係ともいえるかもしれません。

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ベアトリスの名言&セリフを紹介

「ベティーが可愛いのなんて当たり前なのよ」

初登場時、むすっとしているベアトリスを「可愛い顔が台無し」とからかったスバルに対する返答。しれっとこんなことを言ってしまうあたり、自分の愛くるしい容姿を十分すぎるほど理解しているようです。 しかしそんな自他ともに認める可愛い顔で、淡々と毒を吐かれるとなかなかインパクトがありますが……。そこもまた彼女の魅力といえるでしょう。

「気高く尊き存在をお前の尺度で測るんじゃないのよ人間」

こちらも見た目とのギャップが激しい、尊大な一言。スバルをはじめて禁書庫から追い出したときに言ったセリフです。この後スバルを気絶させていることもあり、印象に残る場面でした。 自分のことを「気高く尊い」なんてびっくりしてしまいますが、後々思い返してみると、このセリフも彼女の正体を匂わせるための伏線だったのかもしれません。わざわざ最後に「人間」とつけることで、人外感が醸しだされています。

「ベティーは別に、スバルの一番になったから禁書庫を出たわけじゃないのよ。スバルをベティーの一番にしたいから、禁書庫を出てきたかしら」

騒動が一段落ついた後で、ベアトリスがロズワールに吐き出した本音です。「君はスバル君の一番にはなれない」という言葉に対し、あっさりとこのように返してみせます。 このセリフからもわかる通り、契約後の彼女はスバルにデレデレ。彼から頭を撫でられて喜ぶほどになっています。 素直になってからも言い争いばかりしているのは相変わらずですが、傍から見ればじゃれ合っているようにしか見えません。

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アニメ「リゼロ」でベアトリス役を務めるのは声優・新井里美

アニメでベアトリスに声を当てているのは新井里美です。彼女は昔から「声が変だ」と言われてきたことがきっかけで、声優を志すようになったそうです。 一度聞いたら忘れられないほどの特徴的な声質で、代表作は『とある魔術の禁書目録』の白井黒子、『まほらば~Heartful days』の蒼葉梢(あおばこずえ)。シリアスからギャグまで、幅広い演技をこなします。 ベアトリスを演じる際には、可愛らしくも実力者であることを伝えられるように意識しているとのこと。ちなみにベアトリスもそうですが、なぜかツインテールのキャラクターを演じることが多く、縁があるようです。

「リゼロ」のベアトリスはギャップが魅力!?今後の活躍にも期待

お人形のような見た目に反して、不愛想かつ高飛車な態度をとるというギャップが印象的なベアトリス。物語が進むうちその正体が明らかになり、スバルとの感動的なドラマも展開されました。 400年もの間、禁書庫で一人ぼっちだった彼女が大嫌いだったはずのスバルに心を許すまでの過程には、どうしても心を動かされてしまいます。出会いが最悪だったこともあり、契約時には感慨深いものがありました。 精霊の中でも大精霊に分類される存在であるベアトリス。今後彼女はどんな活躍を見せるのでしょうか。スバルとのじゃれ合いにも注目してみてくださいね。