2020年8月21日更新

「ジョジョ第6部」ジョジョ3大兄貴エルメェス!「愛と復讐のキッス」での男泣きは必見

「ジョジョ」エルメェス サムネイル画像

1世紀以上に跨がるDIOとジョースター家の因縁についに決着がつく『ジョジョの奇妙な冒険』第6部「ストーンオーシャン」。エルメェスは主人公の空条徐倫と同じ刑務所に囚われた女囚です。彼女の男気溢れる名シーン・名言を振り返ります。

目次

エルメェス・コステロは義理堅い兄貴肌!徐倫の親友に【ネタバレ注意】

エルメェス・コステロは『ジョジョの奇妙な冒険』第6部「ストーンオーシャン」に登場する女性キャラクター。ドレッドヘアに強面(こわもて)の顔が特徴的な彼女は、見た目に違(たが)わず男気溢れる性格の持ち主です。姉を殺した犯人を追って自ら刑務所に入り、そこで主人公の空条徐倫(くうじょうじょりーん)と親友になります。 エルメェスの年齢は21歳ですが、表記によっては23歳となっていることも。若いながらも悲惨な過去を乗り越えてきた彼女は、信念が強く頼りがいのある人物です。義理人情に厚く面倒見も良いため、刑務所の新人である徐倫に対して頼もしい姿をたびたび見せてくれます。 台詞や行動の男らしさから、「ジョジョ」ファンの間で「兄貴」と呼ばれているエルメェス・コステロ。性別を超えた魅力溢れる彼女のスタンドや物語での見どころを徹底解説します。 ※この記事では『ジョジョの奇妙な冒険』のネタバレ情報を取り扱っています。未読の方はご注意ください。

スタープラチナに匹敵するスタンド「キッス」!近距離の戦闘が得意

徐倫が父・空条承太郎(くうじょうじょうたろう)から差し入れられたペンダントに入っていた「矢」の破片は、徐倫だけでなくエルメェスにもスタンド能力を開花させました。エルメェスのスタンド名は「キッス」。手から出したシールを貼って対象物を2つに分離したり、シールを剥がして対象物同士を再結合させたりすることが出来る能力です。 シールを剥がして物を引き寄せるほかに、敵にシールを剥がさせてトラップとして使用するなどの応用も可能。ただし再結合する際は対象物に少なからずダメージが加わるため、自分や仲間の体に使用するには危険が伴います。 スタンド「キッス」は近距離戦闘が得意。シール自体の持続時間は長く遠距離攻撃も可能なことから、その強さは承太郎のスタンド「スタープラチナ」に匹敵すると言います。

エルメェスの初登場は?刑務所に囚われる徐倫にアドバイス

エルメェスの初登場は第1話。無実の罪で囚われの身となった徐倫と共に、留置場から刑務所へ向かうバスの車内で徐倫と言葉を交わします。これが2度目の逮捕だと語る彼女は、刑務所経験者として初対面の徐倫にアドバイスをします。 そのアドバイスとは、「刑務所では100ドルから200ドルの現金を持っていないと命に関わる」というもの。長身でスタイルが良いエルメェスですが、豊胸手術のたまものである巨乳の中には刑務所で賄賂として使用するための現金を隠し持っていたのです。エルメェスの面倒見の良さが垣間見えるシーンでした。 ちなみにエルメェスの罪状はコンビニ強盗。彼女は自分をかばってくれた姉を殺した犯人に復讐をするため、あえて罪を犯したのです。スポーツ・マックスというヤクザの男を標的にした彼女の復讐劇は、「ストーンオーシャン」の中でも見応えのあるストーリーとなっています。

「ストーンオーシャン」の黒幕・プッチとの最終決戦!エルメェスの最期は?

「ストーンオーシャン」の黒幕、エンリコ・プッチとの最終決戦の場には、徐倫や承太郎に加えてエルメェスの姿もありました。プッチは承太郎の持つDIOの記憶を奪うため、徐倫を冤罪で刑務所に収監した上に、一時は承太郎を仮死状態にまで追い込んだ人物です。 時間を無限に加速させる能力「メイド・イン・ヘブン」を使い、時を止める能力を持つ承太郎をも圧倒したプッチ。そんな強敵相手に怯むことなく、エルメェスは真っ先にプッチを攻撃。しかしその攻撃をあっさりとかわしたプッチは彼女の両腕を切断、一撃で命を奪いました。 その後、加速する時の中でエルメェスの肉体は朽ちていき、彼女の死亡は確実なものとなってしまいます。

エルメェスが徐倫たちに最後まで付き合った理由は?当初の目的は達成済み

エルメェスの当初の目的は、姉を殺した犯人への復讐。しかし、復讐が終わった後も彼女は徐倫達と黒幕プッチを追撃し、最後まで歩みを共にしました。 プッチとの最終決戦。その場にはエルメェスの他にも11歳の少年・エンポリオや徐倫に求婚を続けるナルシソ・アナスイ、記憶をなくしたウェザー・リポートなど囚人仲間の姿も。徐倫とは異なり、彼らはプッチ打倒に命をかける理由があるとは言い切れない仲間達でしたが、誰もが徐倫のカリスマ性に惹かれ集まった仲間達です。 エルメェスが徐倫に最後まで付き合ったのも、親友である徐倫を助けたかったからという理由だったのかも知れません。友達や仲間には迷わず命を賭ける姿からは、彼女の情の厚さが見て取れます。

ジョジョの3大兄貴!男前なエルメェスが登場「愛と復讐のキッス」回

復讐のために自ら刑務所に入るという勇敢さ、そして徐倫達仲間に対して見せる頼もしい姿などが印象的なエルメェス。そんな彼女は、第4部に登場する虹村形兆(にじむらけいちょう)や第5部のプロシュートと並んで「ジョジョ3大兄貴」と呼ばれています。 その男気が特によく現れているのが、エルメェスの復讐劇が描かれた「愛と復讐のキッス」回。姉・グロリアは街のヤクザであるスポーツ・マックスの犯行現場を目撃してしまったことから、口封じのために殺されてしまいます。姉の敵を討つためエルメェスはスポーツ・マックスのいる刑務所に自ら入り込み、最後にはスタンド能力で彼を抹殺しました。 目的をやり遂げる行動力や冷静な判断力は、まさにエルメェスを「兄貴」と言わしめる要素になっています。

ウェザー・リポートの死でエルメスが男泣き!【第6部の名場面】

ウェザー・リポートは記憶をなくした男囚として登場し、強力なスタンドで徐倫やエルメェスに協力した重要人物です。彼は自分の名前すら忘れていたため、スタンド名で呼ばれています。 敵の一味を倒した際に、自分の記憶が封じられたディスクを入手したことで記憶を取り戻しますが、そこで彼が黒幕プッチの双子の弟であったことが判明。更にプッチによって恋人を奪われていたことも思い出してしまいます。そして彼は、復讐のために徐倫達と戦いへと身を投じます。 囚人仲間のアナスイと一緒にプッチを打倒寸前まで追い詰めたウェザー・リポート。しかし運命を味方に付けたプッチによって胸を突き破られ、死亡してしまいます。エルメェスや徐倫が駆けつけるも、時既に遅し。 先に逝ってしまった仲間に言葉を掛ける徐倫の影では、男泣きして仲間の死を悼むエルメェスの姿が見られました。第6部の名場面として記憶している読者も多いのではないでしょうか。

エルメェスの残した名言

行動だけでなく言葉にも男らしさが溢れるエルメェス。彼女の残した名言を振り返ります。

人はみんな「あしたは月曜日」ってのは嫌なものなんだ でも……必ず「楽しい土曜日がやってくる」って思って生きている いつも月曜ってわけじゃあないのよ!

自分が自殺する際に、同じ死に方で他人を巻き込めるというスタンド能力の持ち主、サンダー・マックイイーンに心中を申し込まれた際の名言です。非常にネガティブな性格で自殺未遂を繰り返す彼に対し、エルメェスは持ち前のポジティブさを持って彼を説得しようとします。 結局彼は無理心中を強行しようとしてエルメェスのスタンドに阻止されることに。エルメェスが初めて戦ったスタンド使いとなりました。

そしてこの次のも グロリアのぶんだ その次の次のもその次の次の次のも……その次の次の次の次の……次の!次も! グロリアのぶんだあああ─────────ッ これも!これも!これも!これも!これも!これも!これも!これも!これも!

姉グロリアを殺した犯人、スポーツ・マックスに復讐を果たしたときの名言。一度は死んだと思われていたスポーツ・マックスでしたが、実はスタンド能力によって透明なゾンビとして生き延びていた彼は、再びエルメェスを襲おうとしていました。 敵の本領が発揮される中、全身を食いちぎられながらも冷静に機会をうかがっていたエルメェス。スタンド能力によって敵の思惑の裏を掻き、スポーツ・マックスを追い詰めます。そしてこの名言と共に拳のラッシュを炸裂。姉の敵を討ち遂げた名シーンは必見です。

「復讐」とは自分の運命への決着をつけるためにあるッ!

こちらも姉の敵であるスポーツ・マックスを倒した際に生まれた名言です。復讐などをしても死んだ人は帰って来ないとは知りながら、しかし殺された肉親を忘れて生きることなど出来ないと言い切ったエルメェス。彼女にとって復讐とは終わりではなく、これから新しく踏み出すための区切りでした。

男気溢れるエルメェスに惚れ惚れ!6部「ストーンオーシャン」で活躍【ジョジョの奇妙な冒険】

徐倫の良き友であり仲間として最終決戦まで付き合ったエルメェス。プッチによってあっけなく殺されてしまった彼女ですが、その生き様は多くの読者の記憶に残り、「ジョジョ3大兄貴」として名を馳せています。 何も生まないと知りながら復讐に身を投じたエルメェスの復讐劇は、第6部「ストーンオーシャン」を語る上で避けては通れない重要なストーリーです。読めば感動すること間違いなし、そして男気溢れるエルメェスに惚れること間違いなし!