2020年8月31日更新

ドラマ『怪物くん』キャストは現在どうなった?あの子役はイケメン俳優に成長!

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ドラマ『怪物くん』キャストの現在を紹介!あの子役はイケメン俳優として話題に?

藤子不二雄Aによる同名漫画を実写ドラマ化し、2010年に放送された『怪物くん』。主演を嵐の大野智が務め、主題歌には嵐の「Monster」が起用されました。 本作は人間界へやって来た怪物界のプリンス・怪物くんと彼に付き従う3人のお供たち、そして人間界の友人が巻き起こす騒動を描く、ファンタジーコメディです。愉快痛快な世界が見事に再現され、同年にはスペシャルドラマ、2011年には続編となる3D映画が制作されました。 この記事では、そんな『怪物くん』の個性豊かなキャラたちを演じたキャストの現在を紹介していきます!

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怪物界の登場人物・キャスト

怪物くん/大野智(嵐)

怪物くんは怪物大王の息子として生まれ、王位を継承する予定のプリンスです。しかし彼は世間知らずでプライドが高く、性格は頑固で短気と問題だらけ。 そしてとうとう大王の怒りが爆発し、手足が伸びたり姿を変えたりする超能力を封じられた状態で人間界に送られ、修行することになりました。 意外にも情に厚く、人間界で出会ったヒロシに強い友情を感じ、心を通わせる怪物くん。そんな怪物くんを演じたのは、人気アイドルグループ嵐のリーダー・大野智です。 大野は連ドラ初主演作の『魔王』(2008年)で復讐に燃える主人公を好演し、その演技力の高さが評価されました。その後も月9ドラマ『鍵のかかった部屋』(2012年)や自身初のラブコメドラマ『世界一難しい恋』(2016年)などで、次々と主演を獲得。 2020年末をもって嵐としてもソロとしても芸能活動を休止する旨を発表しており、2017年の映画『忍びの国』以降、俳優としての出演作はありません。

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怪物大王/鹿賀丈史

怪物大王は怪物くんの父親であり、怪物ランドを治める最高権力者。頑固で短気な性格ですが、一人息子には対しては子煩悩な一面もあり、怪物くんに王位を継いで欲しいと願っています。 しかし息子のワガママには手を焼いており、断腸の思いで怪物くんを人間界へと送りました。 怪物くんの父を演じた鹿賀丈史は劇団四季出身の俳優で、1980年に同劇団を退団。1993年からTV番組『料理の鉄人』で美食アカデミー主宰に扮し、強烈なキャラクターが話題になりました。 その後は国民的な人気俳優として知られ、近年も大河ドラマ『西郷どん』(2018年)や『七つの会議』(2019年)といった話題作に出演。 2020年10月公開の映画『みをつくし料理帖』では料亭「日本橋登龍楼」の店主・采女宗馬役を演じ、ベテランとして作品を支えています。

ドラキュラ/八嶋智人

ドラキュラは怪物くんのお供の1人で、美人と日光に弱い吸血鬼。頭の回転が早く博識なため怪物くんの教育係を任されていますが、なかなか言うことを聞いてもらえません。由緒正しい一族の出身であるゆえにプライドが高く、潔癖症の一面もあります。 ドラキュラを演じたのは、メガネがトレードマークの個性派俳優・八嶋智人です。月9ドラマ「HERO」シリーズや朝ドラ『マッサン』(2014年)など様々なジャンルの作品に出演し、コミカルからシリアスまでこなすバイプレイヤーとして活躍。 俳優やタレントから、声優まで幅広く活動しており、2019年には三谷幸喜脚本による新作歌舞伎『月光露針路日本 風雲児たち』で、歌舞伎初出演を果たしました。

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オオカミ男/上島竜兵(ダチョウ倶楽部)

オオカミ男も怪物くんのお供の1人です。満月や丸い物を見ると凶暴なオオカミに変身し、鋭い爪や牙をむいて、優れた嗅覚や身体能力を見せます。 ただし変身前の能力は人間並で、涙もろく情に厚い性格。そのため普段は、怪物くんの世話を焼くのが好きなただの中年男性にしか見えません。 そんなオオカミ男を演じたのは、ダチョウ倶楽部の「竜ちゃん」こと上島竜兵。リアクション芸人のイメージが強いですが、演技力にも定評があります。月9ドラマ「5→9」(2015年)などの作品をはじめ、2016年放送の大野智主演ドラマ『世界一難しい恋』(第9話)にも出演。 2019年公開の映画『決算!忠臣蔵』では、『怪物くん』の劇場版を手がけた中村義洋監督と再タッグを組み、元赤穂藩の藩士・早川惣介を演じました。

フランケン/チェ・ホンマン

フランケンは怪物くんのお供の1人で、ボディガードのような存在です。話す時の言葉は全て「フンガー」。大柄かつコワモテな見た目に反し、小さくて可愛いものが好きな一面もあります。のんびりとした性格で心優しい彼は、人間のウタコに好意を抱くように。 繊細な心を持つ大男を演じたのは、韓国のシルム選手やキックボクサー、総合格闘家、そして俳優としても活躍するチェ・ホンマン。2008年公開の『特命係長 只野仁 最後の劇場版』で謎の用心棒を演じ、スクリーンデビューを果たしました。 しかし2011年以降、詐欺や暴行容疑など複数のスキャンダルを起こし、表舞台から姿を消します。2019年6月に韓国で復帰戦を行い、格闘家として再スタートを切りました。

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爺や/半海一晃

爺やは怪物ランドの王家に仕える執事であり、怪物くんのお世話係です。怪物大王と怪物くん親子の橋渡し的な役割も担っている人物。 また怪物ランドと人間界を繋ぐ「審判の間」の門番であり、人間界の怪物くんを心配して助言するなどおせっかいを焼いています。 爺やを演じた半海一晃は、90年代から様々なドラマに出演してきたベテラン俳優です。これまで刑事や医師、執事といったさまざまな役を演じてきました。代表的な出演作は、ドラマ『デスノート』(2015年)や『SUITS/スーツ』(2018年)などです。 2020年12月公開予定の『新解釈・三國志』に、赤壁の戦いにて周瑜(しゅうゆ)の補佐を務めたとされる軍師・魯粛(ろしゅく)役で出演することが決定しています。

悪魔界の登場人物・キャスト

デモキン・正義くん/松岡昌宏(TOKIO)

デモキンは悪魔界のプリンスにして、知力と武力で悪魔たちを統べるリーダー。人間界を乗っ取り、怪物界を征服して、悪魔界がすべての頂点に立つことを目論んでいます。100年前に怪物ランド征服を実行しましたが、怪物大王との一騎打ちに敗れて力を失い、復活の時を待っていました。 怪物くんとは対照的なプリンスを演じたのは、TOKIOのメンバー・松岡昌宏です。2016年に放送開始したドラマ「家政夫のミタゾノ」シリーズは彼の新たな代表作となっており、2017年の第6回コンフィデンスアワード・ドラマ賞にて主演男優賞を受賞。 2019年にはテレビ東京系のドラマ『死役所』に主演し、これによって民放全局の連ドラ主演を制覇するなど、俳優としても着実にキャリアを積んでいます。 2021年4月1付で、ジャニーズグループの関連会社・株式会社TOKIOの設立が発表されており、松岡は取締役副社長と広報担当に就任しました。

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デモリーナ・高杉よし江/稲森いずみ

デモリーナは悪魔族の幹部で、デモキンからの寵愛を受けている彼の右腕的存在。デモキンを復活させるべく策を巡らせ、部下たちを人間界に送り込んでいきます。 かつては高杉よし江という名の人間で、家族や恋人からの裏切りを苦に自殺しようとしたところを、デモキンの力で悪魔に転生しました。 デモキンを愛する女悪魔を演じたのは、今やベテラン女優となった稲森いずみ。1996年に月9ドラマ『ロングバケーション』でヒロインの後輩を演じ、大ブレイクしました。 以降はドラマを中心に活躍し、2018年放送の『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』(2018年)で、25年連続となる連ドラレギュラー出演を果たすことに。2019年放送の『まだ結婚できない男』では男勝りなカフェの雇われ店長を好演し、視聴者の視線を集めました。

アックマー/津田寛治

デモリーナの指示で人間界へと送り込まれたアックマー。単純な戦闘力だけでなく、さまざまな人間や他者になりすます能力を持っています。弱い心の隙に入り込み、欲望を吸い上げて人間たちを滅ぼしていく悪魔族の戦士です。 アックマーを演じたのは、映画やドラマ、舞台、アニメまで幅広く活躍する津田寛治。2010年代以降は映画監督・脚本も手がけ、多数の作品を発表しています。 津田は独特の存在感を放つ名バイプレイヤーですが、2018年には映画『名前』で主演を務め、さまざまな人間になりすましながら暮らす主人公に扮しました。2021年から放送予定の大河ドラマ『青天を衝け』への出演も決定しており、水戸藩主・徳川斉昭の側近である武田耕雲斎を演じます。

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Dr.マリス/飯田基祐

Dr.マリスは悪魔界のドクター(科学者)であり、デモリーナの部下です。デモキン復活のキーマンで、人間たちから吸い上げた欲望を培養し、管理しています。上司に忠実なように見えますが、その裏ではいずれ自分が悪魔界を支配するという野望を持ち、なにかを画策している様子。 Dr.マリスを演じた飯田基祐は、名脇役としてドラマや映画にひっぱりだこのベテラン俳優です。ドラマ『仮面ライダードライブ』(2014年)などでは、クズすぎる上司の演技が話題に。朝ドラ『花子とアン』でも金欲しさに妹を売る兄を演じ、クズな役柄でおなじみになりました。 もちろんクズ役ばかりではなく、2019年にはドラマ『スパイラル〜町工場の奇跡〜』や朝ドラ『スカーレット』などの話題作に出演し、幅広い役を演じています。

人間界の登場人物・キャスト

市川ウタコ/川島海荷

怪物屋敷の近所にあるアパート「アラマ荘」の一室にて、弟とともに暮らす市川ウタコ。早くに両親を亡くしており、通学しながら弟の親代わりをするしっかり者です。料理が得意で、怪物くんにとっては大好きなカレーを作ってくれる不可欠な存在でもあります。 貧乏な生活にもめげず、前向きに生きる女子高生を演じたのは、元子役の川島海荷です。2016年にガールズユニット9nineを脱退し、以降は女優業に専念。2016年から2019年3月まで、情報番組『ZIP!』の総合司会を務めるなど活躍の場を広げています。 2019年には「いだてん」にて3度目の大河ドラマ出演を果たし、コンゴ共和国のボランティア通訳を担当する大河原やす子役を演じました。

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市川ヒロシ/濱田龍臣

市川ヒロシはウタコの弟で、弱虫で冴えないけれど心優しい性格の小学生。学校ではいじめられているため、友達と呼べる存在がいません。怪物くんにとって人間界での唯一の友人となり、さまざまな騒動に巻き込まれていくことに。 ヒロシを演じた濱田龍臣は、本作のほかに大河ドラマ『龍馬伝』で坂本龍馬の幼少期を演じ、天才子役として注目を集めました。 高校生となった2017年には、『ウルトラマンジード』でドラマ初主演を飾り、ウルトラシリーズ初の2000年代生まれの主人公に。その後ドラマ『モブサイコ』(2018年)や映画『記憶にございません!』(2019年)などの話題作にも出演し、主演も務めるイケメン俳優に成長しました。 『怪物くん』では子役のイメージだった濱田も、2020年8月27日で成人を迎え20歳に。今後さらに深みのある演技を見せてくれるでしょう!

お巡りさん/三宅弘城

ヒロシたちが住む町の交番に勤務するお巡りさんは、人間界で騒動ばかり引き起こす怪物くんたちに振り回される苦労人です。怪物くんのことを“人間ではないかも”と疑っており、その正体を暴こうとします。 お巡りさんを演じた三宅弘城は、1993年に劇団ナイロン100℃の旗揚げに参加し、多数の舞台に出演する舞台俳優です。朝ドラ『あさが来た』(2015年)や月9ドラマ『監察医 朝顔』(2019年)などの作品にも出演する一方、宮藤官九郎率いるバンド・グループ魂でドラムとしても活躍。 2019年の大河ドラマ「いだてん」では、降板したピエール瀧に代わって黒坂辛作役を演じたことで話題になりました。

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ドラマ『怪物くん』の世界観は個性溢れるキャストによって生まれた!

ドラマ『怪物くん』では、ヒロシたちとの出会いや人間界での経験を経て、ワガママだった怪物くんが成長して周囲にも影響を与えていく姿が描かれました。 怪物くんをはじめとして、人間ではない登場人物が多いため「実写化は難しいのでは?」とも言われていましたが、原作の世界観を見事に再現!お笑い芸人や格闘家などもキャストに名を連ね、強烈なキャラクターたちが本当に存在するかのように演じました。 放送から約10年が経ち、今やイケメン俳優となった濱田龍臣の成長にも驚かされます。観たことがある人もぜひもう1度観返して、その変化を確認してみると面白いかもしれませんね。