ドラマ「ハリー・ポッター」のキャスト・候補者まとめ!ポリコレと原作再現はどこまで両立できるのか?
世界中で愛される「ハリー・ポッター」シリーズのドラマ化が発表されました。この記事ではドラマ化に関する最新情報を紹介します。 魔法の世界を描いたシリーズは、2001年から2011年にかけて全8作の映画として映像化していますが、キャストや公開日はどうなるのでしょうか?
ドラマ「ハリー・ポッター」の最新情報
タイトル | 未定 |
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スタッフ | 製作総指揮:J・Kローリング 監督:マーク・マイロッド 脚本家/ショーランナー:フランチェスカ・ガーディナー |
キャスト | 未定 |
配信サービス | HBO Max |
配信日 | 未定 |
「ハリー・ポッター」シリーズの映画化も行ったワーナー・ブラザース・ディスカバリーが、2023年4月12日に「ハリー・ポッター」のテレビドラマシリーズの製作を発表。系列の動画ストリーミングサービスであるHBO Maxにて配信される予定です。 原作1冊を1シーズンとして最低でも7シーズンが製作予定とのことで、製作総指揮に原作者のJ・Kローリングが起用されることからも、原作により忠実なストーリーになる事が予想されます。
ドラマ「ハリー・ポッター」のキャストはどうなる?
全世界で大ヒットした映画版「ハリー・ポッター」のキャストの再起用はあるのでしょうか?現時点でキャストの詳細はわかっていませんが、映画版のキャストは起用せず、ドラマではキャストを一新するようです。 現実的に、1作目で11歳のハリーを映画版でハリーを演じたダニエル・ラドクリフが演じるのは考えにくいので、妥当な決定ですね。 また原作のイメージに忠実なキャスティングを実現するため、イギリス出身の俳優を中心に採用する方針だという発表もありました。 映画版のキャストのイメージが強いので、映画版に似たキャストを起用するのか、舞台「呪いの子」のように映画のビジュアルに縛られないキャストになるのか、注目です。
ドラマ「ハリー・ポッター」のキャストはポリコレ?懸念の声
黒人俳優のハーパ・エッシードゥがスネイプ役の候補として噂されるようになったことで、ファンの間ではドラマ化に対する不安の声が挙がりはじめています。 アラン・リックマンが演じたスネイプのイメージが強いため、あまりにも見た目が違うキャスティングに困惑している人も多いようです。 また制作側はキャスティングについて、様々な多様性に配慮すると明言しているため、ポリティカル・コレクトネスに配慮しすぎたキャスティングになるのではという声も。ファンとしては多様性に配慮しすぎた結果、原作の世界観を表現できない可能性を危惧しているようです。 しかし、実際には原作においてスネイプをはじめ、ほとんどのキャラクターは肌の色が明記されていません。 実際に舞台『ハリー・ポッターと呪われた子ども』ではハーマイオニー役に黒人俳優が起用されましたし、原作者のJ.K.ローリングも「肌の色は限定していない」と断言しています。 ドラマでは肌の色やジェンダーにとらわれない、新たな解釈の「ハリー・ポッター」が見られることでしょう。
主人公3人のオーディションが開始!キャストは誰に?
2025年から始まるイギリスでの撮影に向け、ハリー、ロン、ハーマイオニー、3人のオーディションがようやく始まったことが明らかになりました!米Varietyなどの複数メディアによると、オーディションの条件も明かされているようです。 3人の役に応募するための条件は、2025年4月時点に9歳から11歳までの子どもで、イギリスかアイルランドに住んでいるというもの。 さらに応募の際には自己PRと、自分の好きな作品あるいは自作の何かから一節を読み上げたもの、あわせて2本の映像を送ることが求められています。 なお子役オーディションの応募の締め切りは2024年10月末で、3万人を超える応募があったようです。 また今回のキャスティングでは多様性に配慮し、どの役に関しても性別や人種、ハンディキャップ、性的指向などは問わないと発表されています。そのため映画とは全く違うビジュアルの3人が並ぶ可能性も大いに考えられますね。
スネイプ先生のキャスト候補が判明!
ホグワーツの魔法薬学教授、セブルス・スネイプ役の有力候補として名前が挙がっているのは、映画『MEN 同じ顔の男たち』のパーパ・エッシードゥです。 エッシードゥは現在34歳(2024年12月時点)。映画版でスネイプを演じたアラン・リックマンが第1作の公開当時55歳だったことを踏まえると、かなり若い人選に思えます。 ただ「特定のキャラクターについては年齢を原作通りにする」と名言している制作陣にとっては、第1巻時点で31歳だったスネイプ役にエッシードゥは理想的と言っていいでしょう。 一見陰湿な悪役教師のようで、実は誰よりも深い愛情を秘めていたスネイプ先生。シリーズの中でも特に人気の高いキャラクターなだけに、ドラマではどんな姿を見せてくれるのか気になりますね。
ハグリッドのキャスト候補が判明!
ホグワーツの森番であるハグリッド役の候補として名前が挙がっているのは、映画『ソー:ラブ&サンダー』でヘラクレスを演じたイギリス人俳優のブレット・ゴールドスタインです。 ハグリッドといえば、映画版キャストのロビー・コルトレーンが演じた「親しみやすい大男」のイメージが強いですよね。そしてどんなときも優しくハリーを包み込み、支えてくれた作品の良心のような存在。ちょっぴり不器用で問題を起こしがちな所もありますが、そんな所も魅力の愛すべきキャラクターです。 候補として挙がっているゴールドスタインは渋い役どころが多いので、どちらかというと野暮ったい雰囲気のハグリッドをどう演じるのか注目です。
ダンブルドア校長のキャスト候補が判明!
ホグワーツの校長・ダンブルドア役には映画『シャザム!』や「キングスマン」シリーズで存在感を放ったイギリスの俳優、マーク・ストロングが検討されているようです。 ストロングは現在61歳。ダンブルドアを演じるにはかなり若いように思えますが、全シリーズ続投を想定してのキャスティングと考えれば妥当かもしれません。 映画版では1、2作目をリチャード・ハリスが演じ、3作目以降をマイケル・ガンボンが引き継ぎました。またスピンオフ作品である「ファンタビ」シリーズでは、ジュード・ロウが若き日のダンブルドア役として出演しています。 ハリスやガンボンのような、髭をたっぷり蓄えたTHE・魔法使いなビジュアルを期待するファンが多いですが、ドラマではもう少しスタイリッシュなダンブルドアが見れるかもしれません!
ヴォルデモート役は誰に?映画版俳優が希望するキャスト
ヴォルデモート役の具体的な候補はまだ明らかになっていませんが、映画のキャストであるレイフ・ファインズが映画『オッペンハイマー』のキリアン・マーフィーの名前を挙げ、話題になっています。 トーク番組に出演したファインズは、「ドラマ版のヴォルデモートはキリアン・マーフィーがいい」という視聴者のコメントに対し、「素晴らしい。キリアンなら大賛成だ」とコメントしました。 ハリーの宿敵である悪の帝王・ヴォルデモート。ただ恐ろしいだけでなく、カリスマ性を感じさせる難しい役です。また、ヴォルデモートは原作では切れ長の目で鼻がない、蛇のような見た目をしているとされており、ビジュアル面でも映画とどのような違いがあるのか注目です。 実際にマーフィーにオファーがあったのかどうかは不明ですが、ヴォルデモートを誰よりも理解しているであろうファインズのお墨付きがあるなら期待が持てそうです。
ドラマ「ハリー・ポッター」の他キャストを徹底予想
2024年12月時点ではドラマ「ハリー・ポッター」のキャスティングは、残念ながらほとんどが不明なままです。 シーズン1で描かれる「賢者の石」における主要キャラクターであるクィレル先生や、シリーズを通してのメインキャラであるドラコやウィーズリー家も全く情報が出ていません。 ドラコやウィーズリー家の子どもたちはハリーたち同様に、子役オーディションによる選考となりそうなので発表までもう少し時間がかかるかもしれませんね。
実写ドラマ「ハリー・ポッター」のあらすじは?映画と違う?
実写ドラマ「ハリー・ポッター」は、原作を1冊ずつ描くと発表されていて、映画とあらすじは大きく違わないと思われます。 一方で、1作を2時間ほどで描いた映画とは異なり、ドラマでは1シーズンをかけて1作を追うため、原作の細かなシーンまで映像化されるのではないでしょうか。各キャラクターの掘り下げが深く行われることに期待したいですね。
映画版のハリー役もドラマ化に期待
映画シリーズで主人公ハリー役を務めたダニエル・ラドクリフは、以前から各メディアに対しドラマ化を予期するかのようなコメントを残しています。 米ウェブサイトIGNのインタビューでは、「僕が最後のハリーというわけではない」と発言。リブート化されたら「絶対に観たい」と期待感を示しました。 また英ウェブサイトTV Guideのインタビューでは、「私が生きているうちに、別バージョンがあると思う。現状では映画シリーズが神聖化されているが、それもいつかは色あせる」と興味深い分析を披露しています。 そして、「(ハリー・ポッターの世界から)テレビドラマにできるほかの物語が、確実にある」とも語っているのです。
ドラマ「ハリー・ポッター」のキャスト続報に注目
今回は「ハリー・ポッター」の実写ドラマ化の噂について、最新情報をまとめました。 特に“本家”の映画版で主役を務め、ハリーのイメージを定着させたダニエル・ラドクリフが、インタビューでテレビドラマ化に太鼓判を押す発言をしていることに期待感が高まりますね。 ciatr編集部ではこれからも最新情報をお届けしていきますので、続報をお楽しみに。