【2021年】ダニエル・ラドクリフは現在何してる?過去には病気や薬物とのウワサも
ダニエル・ラドクリフの現在は?病気を乗り越えて出演した作品の数々
本名 | ダニエル・ジェイコブ・ラドクリフ |
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生年月日 | 1989年7月23日 |
出身地 | イギリス ロンドン |
身長 | 165cm |
愛称 | ダン |
「ハリー・ポッター」シリーズで主役を務め、誰もが知る人気俳優となったダニエル・ラドクリフ。しかし「ハリー・ポッター」シリーズ終了後、以前よりも見かけなくなった、という印象を抱いている人も多いかもしれません。 この記事では、彼が乗り越えてきたさまざまな壁や現在の生活、これまでの出演作について紹介していきます。
2021年現在は何をしている?
現在はどんな生活を送っている?
ダニエル・ラドクリフは2021年現在32歳で、ニューヨークを生活拠点としています。テレビシリーズ『グッドガールズリボルト』で知られている女優エリン・ダークと愛犬とともに、穏やかな日々を過ごしているとのこと。2人は『キル・ユア・ダーリン』(2013)で共演したことをきっかけに、交際に発展。2021年現在、結婚にはまだ至っていないそうです。
最近出演した映画は?
ダニエル・ラドクリフは直近で映画『ガンズ・アキンボ』(2019年)に出演し、両手が拳銃に固定されたままデスゲームに参加させられる男を演じました。また『プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵』(2020年)では、鍵を自作して脱獄を試みる反アパルトヘイト活動家に扮しています。「ハリー・ポッター」シリーズが完結して10年経った今も、精力的に活動を続けているようです。
映画「ハリーポッター」シリーズで一躍人気俳優に!
ダニエル・ラドクリフは、2001年から始まった映画「ハリー・ポッター」シリーズで一躍人気俳優となりました。 彼がハリー役を務めることになったのは、オーディションがきっかけ。BBCのドラマでダニエルの演技を見たクリス・コロンバス監督が、彼の両親に「オーディションを受けてほしい」と直談判していたのだそうです。 また原作者J・K・ローリングもオーディションでラドクリフを見た時に、「彼よりも素晴らしいハリーは見つからない」と呟いたと言われています。 しかし両親は、息子の「ハリー・ポッター」シリーズへの出演に乗り気ではなかったそう。シリーズすべてをロサンゼルスで撮影する条件が提示されたため、1度オファーを断っていました。 その後ワーナーブラザーズがイギリス撮影と2作品のみの契約を提示したため、ダニエルは契約を交わすことになります。
俳優になったきっかけ
ダニエル・ラドクリフは協調運動障害を抱えており、なかなか学校生活を楽しむことができませんでした。学校以外での活躍の場を探した結果、両親が子役経験があったことも影響し、俳優を目指すことに。 1999年には、10歳でTVドラマ『デビッド・コパーフィールド』でデビューしました。このドラマでの演技がきっかけで、のちにハリー役を掴んだのです。
10代の頃からヘビースモーカー&アルコール依存症?
ダニエル・ラドクリフは、18歳の頃からヘビースモーカーでした。1日に20本以上ものタバコを吸ってしまうため、24歳の頃にはリハビリ施設への入院も経験しています。 また同じく18歳の頃から、アルコール依存症に悩まされた過去も。若くしてトップスターとなった経験から、世間の注目を浴びすぎてしまったことがきっかけだと話しています。
2012年ごろに持病の「群発頭痛」を告白
ダニエル・ラドクリフは2012年に、英インデペンデント紙のインタビューにて難病である「群発頭痛」に悩まされていることを告白。 主演映画である『ウーマン・イン・ブラック』(2012年)の宣伝ツアー中に発症し、その痛みからインタビューをキャンセルせざるを得ないこともありました。時には1日に12錠もの鎮痛剤を飲んだにも関わらず、痛みがおさまらなかったと語っています。
「群発頭痛」とはどんな病気?
「群発頭痛」とは、まるで目の奥をナイフでえぐられるような痛みに襲われる病気です。群発期に入ってしまうと、2時間ほど続く痛みが毎日1~2回ほど襲ってくるとのこと。原因は未だ解明されておらず、治療薬の注射や純酸素吸入などで治療します。 群発頭痛の発症にはアルコールの影響も考えられているため、アルコール依存症で悩まされた過去が関与しているのかもしれません。
薬物依存症との疑惑も?
ダニエル・ラドクリフは、英デイリー・ミラー紙にて薬物の使用が報じられたこともあります。しかし使用した証拠はなく、その後も逮捕などには至っていません。 あくまでも疑惑が生じているだけで、実際には薬物依存症ではないようです。
自分の血筋についても告白!さまざまな血が入り混じっている?
ダニエル・ラドクリフは、主演映画『ウーマン・イン・ブラック』(2012年)の公開当時、自身の複雑な血筋を告白しました。 祖父・祖母が南アフリカ人であっただけでなく、ポーランドやロシアなどの血が流れているとのこと。また父はアイルランド北東部アルスター出身のプロテスタント、母はユダヤ人ですが、ダニエル自身は無宗教だといいます。
ダニエル・ラドクリフの出演作10本を振り返る!新作映画は?
ここからは、ダニエル・ラドクリフが出演してきた代表作を振り返っていきましょう。
『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001年)
「ハリー・ポッター」シリーズの記念すべき第1作目。世界でも大人気のこのシリーズは、本作から始まりました。 主演を務めたダニエル・ラドクリフは当時まだ小学生で、あどけなく可愛らしい演技を観ることができます。幼いながらも、オーディションを勝ち抜いた演技力に注目です。
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009年)
シリーズ第6作目である『ハリー・ポッターと謎のプリンス』では、20歳となったダニエルが17歳のハリーを演じています。 これまでのシリーズ作品ではあまり見られなかったラブロマンスや、「死」に焦点をあてられた悲劇的ドラマなど、大人になっていくハリーたちならではのストーリーが魅力です。
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(2010年)
「ハリー・ポッター」シリーズのラストを飾る作品の前編。翌年の2011年にはPART2が公開され、2001年の第1作目の公開から10年の時を経て完結しました。 ハリーとその宿敵・ヴォルデモート卿との因縁の戦いが、前後編にわたって描かれていきます。10年間の戦いがどのように幕を閉じるのか、必見ですね。 ちなみに10年間続いた「ハリー・ポッター」シリーズの撮影で、ダニエルが撮影を欠席したのは胃腸炎にかかった2日だけだったと言われています。
『キル・ユア・ダーリン』(2013年)
『アメイジング・スパイダーマン2』で知られるデイン・デハーンと、ダニエル・ラドクリフが共演を果たしたサスペンス映画。 本作で彼はエリン・ダークとセクシーな濡れ場シーンを演じ、その後プライベートで交際をスタートさせました。
『もしも君に恋したら。』(2013年)
海外で2013年に公開された『もしも君に恋したら。』では、ゾーイ・カザンと共演しています。 日本では2015年2月にWOWOWで初公開されました。 ダニエル・ラドクリフが演じるのは、恋人が教授と浮気しているのを知って学校をドロップアウトした冴えない主人公ウォレスです。 親友の手助けによりシャンティーと出会うも彼女には恋人がいて……。
『ホーンズ 容疑者と告白の角』(2013年)
同名のベストセラー小説を映像化したスリラー映画『ホーンズ 容疑者と告白の角』で、主演のダニエル・ラドクリフにはなんと角が! ある日突然恋人を何者かに殺されてしまう主人公イグは、その殺人事件の容疑者として世間から疑われてしまいます。 そんな彼の頭に、突然2本の角が生えてきました。その角はある力を宿しており、イグはその力を使って真犯人を探すことにするのです。 日本では2015年5月9日に劇場公開されました。
『アンダーカバー』(2016年)
ダニエル・ラドクリフが主演を務め、実在するFBI捜査官マイケル・ジャーマンのエピソードをもとに製作された作品。彼はワシントンを標的とする大規模テロの可能性が浮上したことをきっかけに、ネオナチ組織に潜入して計画を阻止しようと奮闘する若手捜査官ネイトを演じました。 鍛え上げられた肉体美や、これまでのルックスとは打って変わったスキンヘッド姿が新鮮です。
『スイス・アーミー・マン』(2016年)
2016年7月1日に公開された『スイス・アーミー・マン』でダニエル・ラドクリフが演じたのは、超人的な力を持った半死体というなんとも変わった役どころです。 無人島で1人暮らす男ハンクが人生に絶望して自殺を図ろうとしているところに、砂浜に死体が流れ着いてきます。慌てて駆け寄ると、すでに亡くなっている様子。 しかし彼を森の中に引きずって行くなかで、実は完全に死んでいないことが発覚します。しかも彼は小さな刀で図太い丸太を真っ二つにしてしまったり海の上を走ることができたりと、人間とは思えない力を持っていました。 超人的な力を持った半死体のマニーとハンクは次第に友好を深め、2人で無人島を脱出する計画を立てていくのですが……。
『フライト・リミット』(2018年)
ダニエル・ラドクリフが主演を務め、メリル・ストリープの実の娘グレイス・ガマーなどと共演したサスペンススリラー映画です。 麻薬密売組織から、コカインの密輸を任されていた元空軍のショーン。しかし麻薬取締局DEAからは、妻の病気を治療することとの交換条件で別の任務を依頼されていて……。ダニエルの危機感迫る演技に注目です。
『プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵』(2020年)
ダニエル・ラドクリフ主演で、実際にあった脱獄劇をもとにしたスリラー映画。白人でありながらも反アパルトヘイト運動に加担したとして投獄されたティムとスティーブンの2人は、木片を集めて鍵を作り、出口までの扉を開けていこうと奮闘していきます。 派手な演出やアクションはないものの、にじり寄るようなスリルに目が離せません。
意外なエピソードも紹介!実は◯◯が得意?
上手なラップを披露!
テレビ番組にてダニエル・ラドクリフが、ブラッカリシャスの「Alphabet Aerobics」というラップ曲を披露してネット上で話題になりました。 ちなみになぜダニエルがラップを?という方もいるかもしれませんが、彼はラップ好きで知られておりエミネムのファンと公言してもいます。 しかもそのラップは、観客がスタンディングオベーションするほどの出来!投稿された動画に対しては「すごい!」との声が多数届きました。 またイギリス英語を話す彼が、アメリカ英語を取得していることを指摘する人も。 当のブラッカリシャスも「ダニエル……待ってろ、新曲を聽かせてやるぜ」とコメントしています。
大のパンクロックファン!
そんなラップを披露したダニエル・ラドクリフですが、大の音楽ファンとしても知られています。そんな彼のお気に入りはクラッシュやピクシーズ、セックスピストルズ、キラーズなどのパンクバンドです。
舞台俳優として活躍!
また彼は自分のハリー・ポッターとしてのイメージを打ち破るために、17歳の時にブロードウェイの舞台『エクウス』(2008年)に出演しています。しかも本作で、フルヌード姿を披露。 その後もブロードウェイでは、2018年の『The Lifespan of a Fact』などで主演を務めています。
ハリー・ポッターからさまざまな役柄へ!ダニエル・ラドクリフの今後に期待
「ハリー・ポッター」シリーズで一躍人気俳優となってからも、さまざまな作品で主演を務めているダニエル・ラドクリフ。 アルコール依存症や持病を乗り越えながら、さらなる活躍を見せています。今後はどのような作品で演じてくれるのか、これからのダニエル・ラドクリフの活躍にも注目していきましょう!