2021年4月1日更新

『シャドーハウス』をネタバレあらすじ解説!不穏なダークファンタジーの魅力に迫る

シャドーハウス

2021年にはアニメ化も決定した漫画『シャドーハウス』。2018年からソウマトウによって『週刊ヤングジャンプ』で連載されており、独特な世界観と可愛いキャラクターを取り巻く不穏な設定が話題です。本記事では、そんな『シャドーハウス』をネタバレ解説しなから、魅力をたっぷりお伝えします!

目次

『シャドーハウス』の魅力をネタバレあらすじ解説!【アニメ放送決定】

シャドーハウス

漫画『シャドーハウス』は、ソウマトウによって『週刊ヤングジャンプ』で2018年から連載されているゴシックミステリー作品。2021年3月現在、コミックスは7巻まで発売されていて、2021年4月からはアニメ化することも決定しています。 本記事ではそんな本作の基礎知識を紹介し、ネタバレも交えながら魅力を詳しく解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてください!

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まずは『シャドーハウス』の基礎知識をチェック

シャドーハウスとは

断崖に佇むシャドーハウスは、訪れる人のいない、大きくて不思議な館。 貴族のまねごとをしている、顔のない「シャドー一家」や、彼らの「顔」として従えれられている「生き人形」の他に、返事をしない顔のない人形などが暮らしています。彼らが外出することは禁止されていて、外にはいくつもの罠が仕掛けられているとのうわさも。

生き人形とは

「生き人形」とは「シャドー一家」の一人ひとりに専属で付いている、精巧に作られた人間のような心を持った人形とされていますが、真相は不明。食事や睡眠を必要としており、人間と同じ特徴を多く持っています。 彼らはシャドー一家への強い忠誠心を持っており、主人の「顔」として鏡のような存在になることを求められています。

主な生き人形のキャラクター

エミリコ:本作品の主人公で、ケイトに仕える少女。明るくおてんばな性格から、周りからは「お花畑」とも揶揄されています。 ミア:サラに仕える少女。エミリコが初めて出会った他の生き人形で、元気で明るい性格です。 ショーン:ジョンに仕える少年。目が悪いものの、主人に合わせるために普段は眼鏡を付けていません。 ラム:シャーリーに仕える少女。内気な性格で、他の生き人形たちにからかわれています。 ルウ:ルイーズに仕える少女。主人・ルイーズから溺愛されています。

シャドー家とは

顔のない真っ黒な体を持つ一家。貴族のまねごとをし、生き人形たちを従えています。彼らは負の感情を持つと体からすすが出るといった特徴があり、すすで汚れた部屋は生き人形たちによって毎日掃除されている模様。 “お披露目”という儀式を経て彼らは成年と扱われ、シャドー一家のトップ「偉大なるおじい様」に認められることを望んでいます。

主なシャドー家のキャラクター

ケイト:エミリコを従えているシャドー。自分のすすを操る能力を持っています。 ジョン:ショーンを従えているシャドー。ケイトに一目惚れし、婚約を持ちかけるも断られています。 偉大なるおじい様:生き人形の生みの親とされている、シャドー一家のトップ。「シャドー家を統率するシャドーハウスの王、生き人形の生みの親、偉大なる創造主様」と生き人形たちから呼ばれています。

『シャドーハウス』ネタバレ①:ケイトとエミリコ

シャドーハウス

シャドー一家の一人・ケイトが従えている生き人形の少女・エミリコは、ケイトの顔としてふさわしくなるために、すすで汚れる部屋の掃除や文字の勉強に勤しんでいました。 シャドーハウスの常識から外れた、エミリコの数々の行動にケイトは驚かされつつ、二人は少しずつ距離を縮めていきます。 ある日、エミリコは窓の外をのぞくと、上の階で掃除をしていた生き人形の少女・ミアと出会いました。それからしばらくすると部屋の外の掃除の日になり、ミアはエミリコを迎えにきます。彼女に連れられ初めて部屋の外にでたエミリコは、大きな部屋やたくさんの生き人形たちの姿に驚くのでした。 エミリコが外の掃除を終えた数日後。彼女にとって初めての、班で知らないことを教え合う「授業」を行っている最中に、すすの集合体である「こびりつき」の集合体「亡霊」が現われます。「こびりつき」は、生き人形を殺してしまうこともある危険な存在です。 生き人形・ローズマリーが犠牲になりかけるものの、エミリコがかけた花瓶の水によって、なんとか「亡霊」を退治するのでした。

『シャドーハウス』ネタバレ②:“お披露目”のはじまり

シャドーハウス

こどものシャドーたちは“お披露目”で資質が試され、“お披露目”をクリアしたシャドーは成人として扱われます。ケイトとエミリコは、ジョンとショーン・パトリックとリッキー・ルイーズとルウ・シャーリーとラムの同期たちとともに“お披露目”に臨むのでした。 「おじい様と共にある棟」に住んでいる特別な生き人形・エドワードによって、長い廊下の先にある“お披露目”の会場に案内されます。そこにはたくさんの食事や飲み物が。 パーティ会場を再現した場所で、いかにシャドーと生き人形が正しく振る舞えるか、という内容の一次選考が行われました。 シャドーと生き人形がペアとなってダンスを踊った後に、シャドーたちは美しい庭園に招待され、生き人形たちは会場に留まるよう指示されます。しかし、シャドーたちはいつまで経っても戻ってきません。残された生き人形たちは閉じ込められた部屋から脱出するための手がかりを探します。 その頃シャドーたちは、庭園のあちこちにある檻に囚われることに。これは、囚われた彼らを生き人形たちが助ける、という“お披露目”の二次選考でした。 なんとかパーティ会場から脱出した生き人形たちは、エドワードにいくつかのルールを告げられ、難解な仕掛けがある庭園へと足を踏み入れていきます。

『シャドーハウス』ネタバレ③:“お披露目”終了!振る舞われたコーヒーの中身は……?

シャドーハウス

“お披露目”の二次選考は、シャーリーとラムを除いて全員が突破という結果となりました。成人になった彼らは祝杯され、飲めば不安もなくなると言うコーヒーを飲むことに。このコーヒーには「偉大なるおじい様のすす」が入れてあり、生き人形たちは洗脳されてしまいます。 コーヒーを飲んだエミリコの異変を察知したケイトは、「こびりつき」を体内に取り込んでしまうとかかる病気・すす病の対処方法である“水を大量に飲ませる”ことを試み、エミリコの正気を取り戻すことに成功。 シャドーハウスに疑問を抱いていたケイトは、その思いをエミリコに伝えるのでした。 それから、手紙を用いてジョンとショーンへ協力を求めることに。すす入りのコーヒーを与えられる「喜びの会」という、毎週行われる星つき主催のイベントの存在を知ったことをきっかけに、ケイトとエミリコは星つきを目指すことを決意します。 1週間後の「喜びの会」にて、以前すす病になった生き人形・ローズマリーから突然大量の「こびりつき」が出現。「亡霊」も現れて場が混乱する中、エミリコの活躍によって騒ぎが再び収められるのでした。

『シャドーハウス』ネタバレ④:“亡霊騒ぎ”の犯人発覚

シャドーハウス

“亡霊騒ぎ”の犯人として星つきから疑いをかけられたケイトは、この事件の解決を条件に一度は見逃してもらうことに。彼女は同期のシャドー3人と共に情報収集をしながら推理していき、ローズマリーの主人・マリーローズが犯人であることを突き止めます。 マリーローズはシャドー家のこどもの最年長者として、シャドーが生き人形の体を取り込む儀式「一体化」を近々にする予定とのこと。2度に渡る“亡霊騒ぎ”は自分の生き人形であるマリーローズの人格が無くなってしまうことを受け入れられず、反抗するために起こした事件だったのです。 謎のシャドー・ローブ様の正体として姿をあらわしたマリーローズは「こびりつき」を操る能力を持っていることが判明。能力を使ったローズマリーにケイトとジョンは追い詰められたものの、エミリコとショーンの協力もあって、なんとか彼女を取り押さえることに成功しました。 星つきへと引き渡されたマリーローズは「おじい様と共にある棟」に運ばれることに。運ばれている最中、彼女は亡霊をつくって廊下の壁を破壊し、エドワードを襲った上でローズマリーとともに崖下へ飛び降り、心中するのでした。

ほのぼのなのに不穏?『シャドーハウス』の特別な魅力に迫る

シャドーハウス

ほのぼのな日常に不穏な空気が迫る……?

主人公の少女・エミリコが陽気に暮らしている様子が描かれていますが、彼女が住むのは「外から訪れる人が一切いない大きな館」という謎深き設定。 また、エミリコが初めて出会った生き人形・ミアは明るく友好的な性格ですが、主人と共にいるときは性格が大きく変わってしまいます。 洗濯や食事の配膳などの仕事をする、返事をしない顔を隠された人形。生き人形たちがすすの掃除しないと現れる「こびりつき」という化け物の存在の所以も気になりますね。

エミリコとケイトの関係性が光る!

元気で前向きな性格のエミリコと、思慮深くて頭の良いケイト。性格が正反対の2人の関係性は、今作での注目ポイントです。生き人形の名前はシャドーに似せるのが一般的ですが、個人として生き人形を尊重するケイトは、自分の生き人形に「エミリコ」という名前を付けています。 シャドーハウスのルールでは、生き人形はシャドーの「顔」としての役目を忠実にこなすもの。感情豊かなエミリコはケイトの鏡のような存在にうまくなりきれず、周りからはバカにされてしまいます。しかし、2人は協力して館で起こる問題を解決していき、評価を得ていくのでした。

まだまだ明かされない!シャドーハウスにまつわる謎

話の序盤から登場する「顔のない生き人形」。2021年3月現在、彼らの正体の仮説は立てられていますが、完全にその正体は明かされていません。 また、シャドーハウスを統べる者・偉大なるおじい様についても、詳しいことはまだまだ明らかにされていない模様。今後の連載にも目が離せません。

『シャドーハウス』の謎は明らかになるのか……?

ここまで、『シャドーハウス』の基礎知識やネタバレ、魅力について解説してきました。本作は、ゴシックな世界観だけではなく、可愛らしいキャラクターが登場する裏腹に、不気味で謎が多い設定の魅力的な作品です。 2021年4月からはアニメも放送されることが決定しており、今後のメディア展開も期待できます。ぜひこの期に本作を観てみてはどうでしょうか。