『オーバーロード』あらすじネタバレ解説!アニメ4期決定の大人気ダークファンタジー
『オーバーロード』の4期や最終巻について気になる!
アニメ『オーバーロード』4期は原作のどこから?
『オーバーロード』のアニメ3期は原作小説9巻までが描かれました。その続編となる4期は原作小説10巻からとなります。4期の放送後、劇場版「聖王国編」の上演が決定していますが、この「聖王国編」は原作の12~13巻。 以上のことから、4期は原作の10巻~11巻までが描かれると予想できます。
『オーバーロード』は17巻で完結する?
作者の丸山くがねが17巻で完結するとSNSで発信しているので、17巻完結予定と考えていいでしょう。とはいえ、これまでも1冊予定が上下巻の2冊になって発売されたこともあったので、1~2冊オーバーすることは十分にありえそう。 近年は約2年スパンでの発売となっているので、17巻は2024年頃の発売となりそうです。
【アニメ1期】(原作1~3巻)
日本最大のオンラインゲームだった「ユグドラシル」がサービス終了を発表し、強プレイヤーであったモモンガは強制ログアウトの時を待っています。 しかし時間が来てもログアウトはされず、そればかりか周りのNPC達が喋り出す始末。モモンガこと鈴木悟は、ゲームごと異世界に転移してしまったのです。 元々NPCであった階層守護者達を従えたモモンガは、その後自身の力を試すように襲われた近郊の村を助けます。強プレイヤーであったモモンガに、手も足も出ないスレイン法国の特殊部隊「陽光聖典」。 そして敵を虐殺し村を救ったモモンガは、他に転生者がいる可能性を考え自身の名をギルド名であった「アインズ・ウール・ゴウン」と改めるのでした。
“冒険者モモン”異世界攻略に乗り出す!
黒い鎧を着込み、戦闘メイドのナーベラルと共に「冒険者モモン」として人間社会への潜入を試みたアインズ。そんな彼は冒険者チーム「漆黒の剣」と一緒に、ンフィーリアの護衛の任に就きます。 一時、別行動を取り戻ったモモンはゾンビ化した漆黒の剣のメンバーを発見しました。そしてンフィーリアが墓地にいると知ったモモンは、墓地で彼女を攫ったクレマンティーヌとカジットと対峙します。 2人を倒したアインズは、階層守護者であるシャルティアが謀反を起こしたことを知りました。精神攻撃を受け敵対してしまったシャルティアと相対するアインズ。その後シャルティアを倒したアインズは、金貨を使って彼女を復活させます。 そして彼は、シャルティアに精神攻撃をかけた相手を倒すため、異世界攻略に乗り出す決意を固めるのでした。
【アニメ2期】(原作4~6巻)
ユグドラシルプレイヤーの存在が見え隠れする中、アインズは戦力強化のためリザードマンの部族に宣戦布告をします。 突如宣戦布告されたリザードマン部族は、他のリザードマン部族を仲間に引き入れる案を発案しました。そして難しい交渉の末仲間を増やしたリザードマン部族は、アンデッドを率いるアインズの部下、コキュートスに見事勝利してみせます。 敗北を喫したリザードマン部族に、今度はコキュートス1人で進軍するように命じるアインズ。そしてリザードマン部族はコキュートス達の圧倒的な力に為す術なく殺されてしまいます。 しかしリザードマン部族のザリュースの気概を気に入ったコキュートスは、彼を生き返らせるようアインズに頼むのでした。
奴隷の少女ツアレ奪還のために
アインズの執事をしているセバスは、奴隷の少女であるツアレと出会います。リ・エスティーゼ王国を裏側で牛耳る「八本指」という組織の奴隷であったツアレ。 そしてツアレを助けようと奮闘するセバスは、ソリュシャンに裏切りを勘繰られました。その後八本指の娼館を襲撃しツアレを助けたゼバスは、アインズに尋問されます。しかしゼバスの無罪は証明され、そのままツアレを仲間として迎えたアインズ。 そして八本指にツアレが攫われ、アインズもツアレを奪還するために動きます。そして八本指を服従させたモモンは、階層守護者のデミウルゴス扮した悪魔ヤルダバオトとの偽りの戦闘に勝利し、デミウルゴスの作戦通り最強の戦士となるのでした。
【アニメ3期】(原作7~9巻)
階層守護者たちから尊敬されるアインズですが、実は裏では支配者らしい振る舞いを練習していました。そして部下のプレアデスやアルベドは休暇を満喫します。 その後アインズは他国への進撃を開始するため、デミウルゴスの助言に基づき「アインズ達の拠点であるナザリックに、人間を侵入させる」作戦を実行しました。 突如現れたナザリックの調査に乗り出す、冒険者であるワーカーを惨殺するアインズ。そして彼は「人間がナザリックに侵入して激怒している」という建前を作り、進軍を開始するのでした。
アインズの快進撃が止まらない!ついに建国へ
そして次にアインズは、周りの国も恐れる大国である「バルハス帝国」に目をつけます。守護者を2人バルハス帝国に送り込んだ彼は、帝国を恐怖の渦に巻き込みました。 守護者の強さをみたバルハス帝国の皇帝、ジルクニフはアインズに勝つことは不可能だと悟り、彼に会談を申し込みます。そしてバルハス帝国は、事実上ナザリックの配下となったのです。 次々と進軍するアインズは、リ・エスティーゼ王国にも宣戦布告をします。アインズと戦う道を選ぶリ・エスティーゼ王国。しかしアインズによって軍隊を壊滅させられ戦士長を失ったリ・エスティーゼ王国も、ナザリックに降伏します。 そして2つの国を取り込んだアインズは、「アインズ・ウール・ゴウン魔導国」の建国を宣言するのでした。
【アニメ4期】(原作10~11巻)
新たな国でアインズは執務に時間を割く、穏やかな日々を送っています。そしてアインズが冒険者組合を魔導国の下に付けようと交渉する中、リ・エスティーゼ王国では異常が起こっていました。戦争で親を失った孤児や、精神を病んだ者が多発したのです。 一方その頃バルハス帝国では、ジルクニフも先の戦争での被害に頭を抱えていました。そして憤慨するジルクニフは、アインズに対抗するべく魔導国を恐れるスレイン法国から使者を招きます。 そしてアインズに隠れながら使者と密会しようとするも、偶然が重なり失敗に終わってしまうジルクニフの一計。そしてジルクニフはアインズに、魔導国の属国にして欲しい旨を伝えるのでした。
「ルーン」を求めて
ジルクニフの提案に困惑するアインズは、決断から逃げるようにドワーフの住む山脈に遠征に向かいます。 過去の汚名を返上するチャンスだと、奮起するシャルティア。そしてドワーフの住処に到着したアインズは、彼が欲している技術である「ルーン」の開発者、ゴンドと出会いました。 一方その頃ドワーフの首都は、敵であるクアゴアの襲撃を受けています。クアゴアを撃退するアインズ。アインズはルーン技術者の招集と引き換えに、クアゴア撃退と王都奪還を約束しました。 クアゴアを支配するフロスト・ドラゴンの息子であるヘジマールは、戦力差を見極め即座にアインズに服従します。そしてクアゴアとフロスト・ドラゴンを共に服従させたアインズは、ルーン技術者を引き連れ、帰路につくのでした。
【最新ネタバレ①】(原作12~14巻)
ローブル聖王国に亜人連合軍を率い進軍し、地獄へ染め上げると宣言するヤルダバオト。そして数々の強者を葬られ、聖王国は為す術なく蹂躙されてしまいました。そして聖王国最強の武人であるレメディオスは、敵対するアンデッドのアインズに助けを求めます。 モモンはすぐに派遣できないと告げ、その代わりに自らが救援に向かうことを提案するアインズ。次々と作戦を成功させるアインズですが、彼はこのシナリオを考えたデミウルゴスの期待に応えられるかを不安に感じていました。 元々はレメディオスの配下であったネイアは、蘇生されたことでアインズに心酔していきます。そして彼女はアインズを支持する勢力のリーダーになるまで成長しました。一方レメディオスは聖王国内で、少しずつ立場を悪くしていきます。
ついに魔導国軍と王国軍がぶつかり合う……?
茶番劇の中で、訓練の一環として自ら命を落とすアインズ。そして聖王国からすれば国の命運が懸かった戦闘にも関わらず、アインズは蘇生後ただの訓練として全てを終わらせるのでした。 王国の下級貴族であるフィリップによって馬車を襲われた魔導国は、王国に宣戦布告を言い渡します。魔導国と戦いたくない王国は、和解を求めますが、当然聞き入れてもらえません。 遂にぶつかる魔導国軍と王国軍。そして各所で死闘を繰り広げる中、遂に魔導国は王国を滅ぼすのでした。
【最新ネタバレ②】(原作15~16巻)
聖王国との一戦が落ち着き、アインズは階層守護者のアウラとマーレに友達を作ってあげようと考えます。双子を引き連れ、親のような気持ちで下準備をしてエイヴァーシャー大森林にあるエルフの国へと向かうアインズ。 アインズとしては友達作りというほのぼのとした気持ちで動いたものの、相変わらず配下たちはこの旅行も世界征服への足掛かりだと考えている様子です。 その頃、魔導国への危機感を募らせるスレイン法国首脳陣は、まず戦争状態にあるエルフの王・デケムを打倒しようと特殊工作部隊「火滅聖典」を投入。彼らはデケムが成功例と評するエルフの少女・ルーギを破り、王都まで攻め入ります。
アインズがついに全面戦争へ動き出す
アインズは当初この戦いに関与しないつもりでしたが、エルフの国のマジックアイテムを法国に奪われる前に奪ってしまおうと王城へ侵入します。デケムと対峙したアインズは、終始彼を手のひらで転がしながら致命傷を負わせました。 大森林に逃げ込んだデケムは、そこで待ち受けていた法国の切り札であり実の娘である「漆黒聖典番外席次“絶死絶命”」アンティリーネに倒されます。絶死絶命はその後、デケムを追撃してきたマーレと対峙。実は高い戦闘力を持つマーレの手で倒された絶死絶命は、ナザリックの牢獄へと連行されます。 アインズが彼女の記憶から法国の情報を引き出そうとしたところ、シャルティアの洗脳事件の元凶が法国だと発覚。アインズは法国との全面戦争に乗り出します。
主要キャラクターと声優を紹介
アインズ(cv.日野聡)
アインズは本作の主人公で、元々は鈴木悟(すずきさとる)という平凡なサラリーマンでした。鈴木はオンラインゲーム「ユグドラシル」のサービス終了と同時に、異世界転生を果たします。 TVアニメの声優は、『弱虫ペダル』の新開隼人役などを演じる日野聡です。
モモン
モモンは情報収集のためにアインズが扮装した、仮の姿です。 モモンは冒険者として活動しており、将来アインズが表舞台に立つ時の下地として、要所要所で英雄として祭り上げられています。
アルベド(cv.原由実)
アルベドは階層守護者統括であり、ナザリックの全NPCの頂点に立つ存在です。外見は絶世の美女で、元々の設定からアインズを深く愛しています。 アルベドを演じているのは、『アイドルマスター』シリーズ四条貴音役でお馴染みの、原由実です。
シャルティア(cv.上坂すみれ)
シャルティアはナザリックの第1、第2、第3階層を任された守護者であり、アインズを愛する「吸血鬼」です。その戦闘力はナザリック随一で、アインズすら及びません。 彼女には『イジらないで、長瀞さん』の長瀞さん役などを演じた、上坂すみれが声を当てています。
『オーバーロード』ネタバレあらすじをチェックしてアニメ4期放送に備えよう
過去にアニメは3期まで放送、原作は14巻まで発売されている『オーバーロード』。 また本作は2017年に劇場版作品も上映されていますが、2作品ともがTVアニメの総集編となっていました。 2021年5月にTVアニメ4期、そして初となる完全新作の劇場版の制作が決定した『オーバーロード』、あらすじをおさらいしながら、公開の時を待ちましょう!