2022年9月30日更新

ドラマ『六本木クラス』ネタバレあらすじを最終回まで紹介!原作漫画の結末は?

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ドラマ『六本木クラス』のあらすじ

主人公の宮部新はある日、日本最大規模の巨大外食産業「長屋ホールディングス」の跡継ぎ・長屋龍河が起こした事件によって、唯一の家族である父親を奪われます。それだけでなく事件については、龍河の父親で「長屋ホールディングス」の会長・茂によってもみ消されてしまうのでした。 絶望を味わされた新は、自分からすべてを奪った親子への復讐を誓います。そのためにまずは六本木に「居酒屋みやべ」をオープンし、飲食業界でのし上がっていくことに。 やがて新の周りには、そのまっすぐで熱い人柄を慕った仲間たちが集まってきます。信念を大切にひたすら前に進み続ける新。果たして彼と仲間たちは、目指す場所へとたどりつけるのでしょうか。

第1話:父の死と退学の悲劇……大復讐劇のスタート!

2006年秋。新(竹内涼真)は警察官の試験を受ける道中で優香(新木優子)と出会います。そして父・信二(光石研)と養護施設「ひかり園」に行き、食料を運んでいるとまたもや優香と遭遇。 優香はこの施設の出身で、信二は優香のことを娘のように可愛っていました。そして新は優香と同じ高校に転校することとなり、偶然席も隣同士になったのです。 しかし新は転校初日、龍河(早乙女太一)が桐野(矢本悠馬)をイジめている現場を目撃。止めに入ろうとした新に、優香は「龍河は長屋ホールディングス会長の息子で後継ぎだから」と忠告。長屋ホールディングスは学校に多額の寄付をしており、教師たちも龍河に逆らうことができません。 しかし新は「だから?」と龍河を殴ってしまいます。実は新の父・信二は、長屋ホールディングスに20年勤務していたのでした。

校長室には会長で龍河の父・茂(香川照之)がおり、茂は「土下座をすれば許す」と新に告げます。しかし新は「信念を持ってやったこと」と土下座を拒否。新は高校を退学となり、信二も息子を誇らしげに思い会社を退職しました。 翌日、龍河は高級車で学校にやってきて優香に車を自慢。後日ランニング中の新は、大学の面接に遅刻しそうな優香を見かけました。優香は誰も止められなかったイジメを止めた新を認めていて、「私を好きになったらダメだから」と言いつつ連絡先を交換したのです。 信二は「みやべ」という居酒屋を開くも、買い出しに行く途中車にはねられてしまいます。信二の葬儀の日、新の前にやってきた刑事の松下(緒形直人)は、犯人の写真を見せ相手が示談を望んでいると伝えます。怒った新ですが、その時優香は事故を起こした車が龍河の車であることに気付きました。 それを聞いた新は龍河の元に行き、龍河に殴りかかります。そばにあったレンガで龍河にトドメを刺そうとした瞬間、松下ら警察がやってきて威嚇射撃。優香は「おじさんはそんなこと望んでない!」と訴え、新は警察に捕まってしまったのです。 茂は再び、新に「土下座をすれば許す」と圧をかけますが新は強く拒否。さらに茂は優香が龍河の車と警察に証言したことを知り、生活の面倒を見ることを提案。それを見た龍河は新と示談したいと弱気になりますが、茂は「庭師が罪を償っている。長屋の後継者が罪を認めるなんてありえない!」と口にします。 こうして新は、懲役2年以上3年以下の判決を受けてしまったのでした。

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第2話:二代目みやべをオープン!優香はまさかの裏切り者……!?

新(竹内涼真)は刑務所に入り、面会に来た優香(新木優子)と再会。優香は大学に合格し、長屋ホールディングスからの奨学金をもらう予定とのこと。新は茂(香川照之)の自伝を読み、自分も飲食店をやりたくなったと伝えます。優香から「復讐ってこと?」と聞かれ、新はその言葉に満ち溢れたのでした。 3年後、新は出所し優香と六本木の夏祭りを楽しみます。新は六本木で店を出すことを優香に話しました。 7年後の2017年。高校生の葵(平手友梨奈)はIQ162、多才でフォロワーが70万人もいるインフルエンサーです。葵は同級生のいじめをSNSにアップし、その母親からビンタされそうになったところを通りがかった新に止められました。葵の同級生・龍二(鈴鹿央士)はそんな彼女に憧れています。 新は亮太(中尾明慶)、りく(さとうほなみ)の3人で二代目みやべをオープン。しかし全然客は入らず、新はパンダの着ぐるみを着てチラシ配りをすることに。

するとバイクに乗った葵と龍二が、飛び出してきた少年に気付いて急ブレーキをかけ、葵は宙を舞います。新は飛んできた葵を受け止め、葵は無傷。再び2人は再会したのでした。 その頃優香は茂に会い、茂は新が六本木に店を出したことをなぜ伝えなかったかと優香を責めます。優香は茂に、「私は長屋の人間です」と決意を伝えました。 そして新は病院で葵に、着ぐるみではなくSNSで店を宣伝することを教えられました。 その後葵と龍二は、先輩の篤志(町井祥真)とクラブに行き長屋の居酒屋へ。しかし店にいた優香によって葵の年齢がバレて追い出され、新の店にやってきたのです。新の店では酔っ払った篤志が、店員の亮太を猿よばわり。殴り合いのトラブルになり、そこに警察がやってきました。 警察は喧嘩ではなく、未成年が飲酒していると通報があったと言います。店の外には優香が携帯を持って立っていて、「デートは今度にしよう……」と呟いていたのでした。

第3話:葵の高まる気持ち……私が最高の男にしてみせる!

新(竹内涼真)の店で亮太(中尾明慶)が未成年の葵(平手友梨奈)たちに酒を提供してしまい、新は2ヶ月の営業停止処分を受けることに。警察にいた龍二(鈴鹿央士)を引き取りにきた龍河(早乙女太一)は、龍二の親戚。 長屋家の力で新を助けようとしますが、新は強く拒否します。龍河は「殴れ」と新を挑発しますが何とか耐え、「俺の計画は20年がかりだよ」と龍河に復讐を宣言したのでした。 葵は新の事件について調べ、新の父がひき逃げされ新が刑務所に入っていたことを知ります。そんな葵は受験した大学全てに合格。しかし合コンをしていても、新と出会ってから何もかも面白くなくなってしまったのでした。 合コンを抜け出した葵は、立花(瀬戸利樹)という合コン相手に追いかけられてしまいます。葵は立花を侮辱する言葉を投げかけ、怒った立花はビルのトイレまで追いかけてきました。しかしそこでちょうど、葵は用を足す新と遭遇したのでした。

新は、「助けは必要ない?」と葵に問います。葵は「助けてください」と素直に伝え、殴りかかってきた立花を殴り葵の手を引いて逃げ出しました。新は優香(新木優子)とデート中で、新は優香の手も引いて3人で走ることに。葵は助けてくれたお礼に、お店の宣伝方法を教えると3人でカフェに入ったのです。 葵は優香に、新との関係を聞きました。「新は10年くらい私のことが好き」と優香は強気に伝え、葵も新のことを「興味あります」と言います。 すると葵は、新のお店が未成年に酒を提供していると通報したのは優香ではないかと指摘。優香もそれを認め、新にも打ち明けます。しかし新は、「優香にも何か理由があったんだ」と怒りません。 そして葵は20歳を迎えたことから、新と2人でお酒を飲みに行くことに。 葵はお酒を飲みすぎたと倒れた新を、膝枕します。葵は寝ている新を見ながら、「好きだ」と認めキスをしました。そして後日、葵は「一緒にいたいから、ここで働かせてください。夢は私が叶えてあげます」と新に伝えます。葵は新を平凡な男ではなく、最高の男にすることを誓ったのでした。

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第4話:二代目みやべのリニューアル!三角関係が激化!

葵(平手友梨奈)が二代目みやべで働きたいと新(竹内涼真)に申し出た時、すでに龍二(鈴鹿央士)がアルバイトに採用されていました。葵はマネージャーとして働くことになり、二代目みやべはリニューアルに向けて準備を開始したのです。 その頃長屋では、龍河(早乙女太一)の見合い話が進んでいました。しかし茂(香川照之)は龍河が優香(新木優子)を好きだと知り、茂は「中立ではなくこれからは長屋側につけるか」と問います。優香は「自分は長屋の人間」と、改めて覚悟を示しました。 その頃葵と龍二は、亮太(中尾明慶)と3人でクラブへ。そこで亮太は黒髪の美女を気に入りますが、その美女はなんとりく(さとうほなみ)。りくは皆に、トランスジェンダーであることをカミングアウトしました。

みやべのリニューアルは評判でしたが、葵はりくの料理にダメ出しをします。りくは料理の経験がなく、葵はりくをクビにすることを新に話しました。 しかし新はクビにせず、給料を2倍出すから2倍頑張ってほしいと伝えます。こうしてりくは葵に認められるほどの新しい唐揚げを生み出し、店の看板メニューとなりました。 葵は高校時代の同級生で区長の娘・瑠衣(東野絢香)と偶然再会。2人は揉み合いの喧嘩になる中、葵は自分の飲酒問題を警察に連絡したのが優香ではなく瑠衣であることを知ります。 そんな優香は酔っぱらって、新のことを考えていました。帰りに新と会い、優香は酔っぱらった勢いで新にキスしようとします。しかし葵が優香の頬を掴んで防ぎ、「合意のないキスは強制わいせつ罪です」と言い放ったのでした。

第5話:ついに最大の敵が来店……新の仕組んでいた復讐とは!

新(竹内涼真)は二代目みやべをフランチャイズ化して全国展開する予定だと、優香(新木優子)や葵(平手友梨奈)たちに伝えます。茂(香川照之)はこのことを優香に聞き、優香に二代目みやべから目を離さぬよう忠告しました。 その頃新は料理対決番組へ出演できることになりましたが、対戦相手はなんと長屋。しかし龍河(早乙女太一)が新が前科者であると暴露したため、出演は取り消しになってしまいました。 葵は新に、優香は本当はみやべを通報していないと伝えます。すると新は優香の元へ走り、優香を長屋から自由にすると宣言。そして新は、ずっと運用していた父の遺産8億円を使って、長屋ホールディングスの株を購入しました。

茂は新が株を買ったと知り、二代目みやべに来店。食事をした茂は、みやべは長屋のライバルではないと言い放ちました。 新の資産を運用していたのは、高校時代の友人・桐野(矢本悠馬)でした。桐野は龍河にずっといじめられていて、新が桐野を転校初日に助けたため新は高校を退学に……。桐野は拘留された新の面会に行き、そこで手を組むことを約束していたのでした。 さらに新は長屋の専務であり大株主である相川(稲森いずみ)に声をかけ、自分と組んでほしいと頼んでいました。 相川は新に、長屋の株1%購入と茂が二代目みやべに来店することのミッションとし、クリアしたら手を組むと約束。見事そのミッションをクリアしたため、2人は握手をして茂たちと戦うことを決めたのでした。

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第6話:新の復讐が本格始動!葵はマネージャー失格!?

茂(香川照之)は相川(稲森いずみ)を呼び出し、信頼していることを告げます。しかし茂は、相川と新(竹内涼真)が密会していることを知っていました。 その後茂は龍二(鈴鹿央士)を呼び出します。その時、龍河(早乙女太一)に殴られた龍二。龍二は愛人の子で、小さい頃から龍河のストレスのはけ口にされていました。茂は龍二に留学を勧めるも、みやべで働きたいと拒否します。 葵(平手友梨奈)は龍二に、新のことが好きだと伝えます。しかし自分のことが好きなら、長屋の後継者になってほしいとも伝えました。その後葵は、新ととある場所へ。そこは二代目みやべに食材を卸している、松下(緒形直人)の家。松下はかつて刑事で、新と龍河の事件を担当していました。

松下は龍河の罪を、上からの圧力で当時もみ消していました。新は松下に、真実を証言してほしいと頼みます。帰り道、新の過去を全て知った葵は、改めて新への恋心を痛感しました。 すると、みやべが入るビルのオーナーが変わったと新に連絡が入ります。そのオーナーとは、茂でした。 新は茂の元に行き、「全てのビルを買収してやる、それが強さだ」と茂に告げられます。茂は再び新に土下座を強要しますが、新は逆に「全ての悪縁を断ち切るには、茂が罪を認めて自分に土下座することだ」と、その場を去ったのでした。 龍二は葵から新の過去を聞き、二代目みやべを辞めると言います。龍二は自分が長屋に戻ることで、茂にもうみやべに手を出さないでほしいと頼むとのこと。葵はこのことを望んでいて喜びますが、その姿を見た新は葵に「マネージャー失格」と告げたのでした。

第7話:六本木クラス設立!仲間とはいったい何……?

新(竹内涼真)は仲間を切り捨てようとした葵(平手友梨奈)を怒り、葵は新に人生を賭けていると伝えます。すると新は、ビルを購入することを皆に打ち明けました。葵は新を理解できずにいましたが、改めて好きだと自覚。龍二(鈴鹿央士)が店に必要だと感じた葵は、新と仲直りをしたのでした。 新は桜庭通りにビルを購入。すると通りすがりの老人・弘子(倍賞美津子)は、「この店は1年以内に潰れる」と予言しました。 一方葵は茂(香川照之)のセミナーに参加し、その後2人は食事へ。茂は葵の手腕を見込んで長屋に誘いますが、葵は新のために働いていると拒否したのでした。

新は二代目みやべを法人化すると言い、会社名は「六本木クラス」に決定。そこに松下(緒形直人)が娘とともにみやべにやってきますが、松下は相川(稲森いずみ)が何者かに盗撮されているのを発見。相川はすぐに、茂の仕業であると気づきました。 新はその頃、近隣の店の改装を手伝うように。新は店を繁盛させるために、桜庭通りを再生させようとしていました。それを知った弘子は、「昔のあいつに似てる」と新に興味を示します。 一方の葵は、そんな新を理解できず出て行ってしまいます。龍二は新に、「社長の言うことを聞くだけなら仲間じゃない。葵にはきちんと説得すべき」と伝えたのでした。 その頃茂は、松下がみやべに野菜を卸していると知り、松下を呼び出します。茂は松下に月500万円で独占契約を持ちかけました。しかし松下は、「子どもは親の背中を見て育つ」と断ります。そして自分は12年前、龍河(早乙女太一)のひき逃げ事件をもみ消した刑事であることを茂に明かしました。 その頃龍河は、みやべにやってきて葵に話があると誘い出します。葵をスカウトしたい龍河に対し、葵は「出かけてきます」とついて行ったのでした。

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第8話:会社と息子、どっちを選ぶ?新たちの作戦がスタート!

龍河(早乙女太一)は葵(平手友梨奈)を長屋にスカウトし、葵は話に乗るふりをして龍河を持ち上げます。龍河は気分よく12年前の事故のことを話し始め、葵はその会話を録音。葵は龍河に殴られてしまいますが、新(竹内涼真)と警察が来て龍河は逮捕されました。 翌日、龍河の逮捕とひき逃げの自白音声が世間に流れます。茂(香川照之)は龍河を厳しく叱りました。 一方ニュースを見た松下(緒形直人)は、娘に龍河の罪を隠ぺいしたことを打ち明けます。すると娘はいなくなってしまい、松下家にやってきた新と相川(稲森いずみ)も探すことに。そして見つかった娘に、松下は「堂々と生きる」ことを誓ったのでした。

新と葵、相川と桐野(矢本悠馬)は、今が茂の解任決議案を出すチャンスだと動きます。葵は龍河を立件すること、そして茂が会社ではなく息子を取ることが決議案を出す条件だと言いました。 その頃長屋では、弁護士が龍河を不起訴に持ち込もうとしています。優香(新木優子)は茂に龍河を切るしかないと進言しますが、茂は「二度と家族を切れなどと言うな」と優香に断言したのでした。 茂が龍河を切り捨てないという情報を得た相川は、茂の解任決議案を提出。龍二(鈴鹿央士)は父が落ちぶれていく様子に落ち込みますが、新は長屋を叩き潰すことを改めて龍二に宣言しました。 龍河は裁判前、茂に「一度も息子として抱きしめたことがなかった」と抱きしめられます。龍河は父は自分の味方だと思っていましたが、茂は突然会見を開きました。茂は会見で龍河を庇うのではなく、龍河が12年前のひき逃げ犯だと打ち明けたのです。茂は息子を見捨て、会社を選んだのでした。 新たちは作戦が失敗し、呆然。解任決議案も否決され、新たちは大ピンチに陥ったのでした。

第9話:みやべがフランチャイズ化!ついに葵が告白……!

茂(香川照之)は相川(稲森いずみ)を呼び出します。茂は秘書・磯部(太田奈緒)が相川に加担していたことを見抜いており、「私は長屋のためなら何でもする」と改めて伝えました。その後相川は新(竹内涼真)に、長屋の唐揚げを作ったのは茂ではなく信二(光石研)だと教えました。 龍河(早乙女太一)は懲役6年の判決を受けます。優香(新木優子)はそんな龍河に、所有する株を会長名義に変える書類を手渡しました。茂は完全に、龍河を切り捨てたのです。 一方の龍二(鈴鹿央士)は、二代目みやべを辞める決断を下しました。こうして龍二は長屋に入社。優香の下で働くことになったのです。 そんな中、二代目みやべはテレビ局から三ツ星スタジアムへの出演依頼が届きました。長屋も出演することになり、茂は「優勝が絶対」と意気込みます。一回戦では、みやべが1位で長屋が2位。この結果に、茂は激怒しました。

テレビ出演で二代目みやべは注目を集め、葵(平手友梨奈)もフランチャイズ化するなら今ではと判断。すると投資家の古関(夏生大湖)が、二代目みやべに出資したいとやってきました。 新は「10億」と投資を依頼すると、なんと古関は快諾。他の投資家たちもみやべに出資し、このことは大きなニュースになったのです。 準決勝でも、二代目みやべは長屋に完勝。その後飲みに行き、当たった人が何でも答えなければいけないゲームをします。すると龍二が「葵を女として見たことがありますか?」と新に質問。新は妹で大切なパートナーだから「ない」と断言してしまいます。 これを聞いた葵は、涙を流して出ていきました。葵は新に「愛してます、私じゃだめですか?」と告白するも、「好きになるな」と断ります。新は葵に龍二の気持ちを利用したことも怒り、葵は雨の中しゃがみこんで涙を流していたのでした。

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第10話:投資話がなくなった……!?りくの秘密が暴露!

新(竹内涼真)にフラれた葵(平手友梨奈)は、しばらく休暇を取ることに。そんな中、10億円の投資をしてくれる予定だった古関(夏生大湖)が、突然投資話はなかったことにすると連絡してきました。 葵の「鉄は熱いうちに打て」という言葉を信じ、新たちが先走ってしまったことだけが理由と思われましたが、実はこの騒動も茂(香川照之)の差し金。フランチャイズに申し込んだ起業家たちから、二代目みやべの信頼を失わせる目的だったのです。 葵は自分の責任だと新に謝罪。新は葵に「俺に人生を賭けたんなら俺を信じてほしい」と伝え、優香(新木優子)には「復讐が終わるまで俺は幸せになれない」と決意を語りました。 新たな投資家を探す新たちは、リストから弘子(倍賞美津子)を発見。弘子は不動産界では大物で、葵は弘子を店に呼びました。弘子は新に投資をすると持ち掛けるも、新は「自分の力で長屋に勝つ」と断ったのです。弘子は怒って、帰ってしまいました。

しかし新は仲間たちのことを思い、やはり弘子の投資を受けることを決意。葵も弘子のご機嫌を取り、弘子は新に「三ツ星スタジアムでの優勝」を投資の条件に提示しました。 迎えた三ツ星スタジアム決勝の日。龍二(鈴鹿央士)は茂(香川照之)に頼み、三ツ星スタジアムの担当になってある秘策を用意していました。 そんな時、りく(さとうほなみ)がトランスジェンダーであるというネット記事が出回ります。りくはまだ両親にも明かしておらず、激しく動揺してしまいました。 龍二はこの記事を流すことで、みやべの棄権を狙っていました。しかしりくは新の励ましや葵の言葉を受け、出場を決意。「私はトランスジェンダーです」とカメラの前で宣言し、決勝戦に挑んだのです。

第11話:ついに現代へ!新の新しい作戦と葵への気持ちは……!

三ツ星スタジアムの決勝では、りくは独創的な料理を作って見事優勝。茂(香川照之)は長屋が2位になったことに怒っていましたが、龍二(鈴鹿央士)がりく(さとうほなみ)のトランスジェンダーを公表したことだけは褒めました。 みやべは約束通り田辺(倍賞美津子)から投資を受けることになり、新(竹内涼真)たちは喜びます。一方茂は長屋の会議で、龍二を後継者にすることを正式に発表しました。 4年後の2022年。新の会社「RC」は大企業へと成長していました。一方の茂は体調を崩し、すい臓がんを患っていることが発覚。体調は日に日に悪化していきます。 そんな時、龍河(早乙女太一)が出所。龍河は入院する茂に会いに行き、「父さんが大切な長屋は僕が守る」と言い出しました。

新も茂が病気だと知り、茂に電話をかけます。新は「そんなに簡単に死なれたら困る。あなたに罰を与えるのは僕だ」と改めて宣戦布告し、茂は少し元気を取り戻しました。 新は長屋の会長派の人物のスキャンダルを流し、代わりに葵(平手友梨奈)を長屋の社外取締役にする作戦を決行。その頃葵は、新が徐々に自分を女として見てくれていることに気づき始めていました。 優香(新木優子)はまだ新が自分を好きか不安になり、「葵さんのことが好きなの?15年だよ。いつ私を自由にしてくれるの?」と新たに詰め寄ります。葵は偶然その場面に遭遇し、出て行ってしまいます。新は優香ではなく葵のことが気になり、葵を追いかけていったのでした。

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第12話:葵が拉致!?新が重体!?新の復讐が大ピンチに!

これから長屋の株主総会というときに、葵(平手友梨奈)が過労で倒れてしまいます。株主総会で、葵は長屋の非常勤取締役に選ばれませんでした。龍二(鈴鹿央士)が海外の株主を取り込んでおり、葵たちの作戦は失敗に終わったのです。 一方優香(新木優子)は、茂(香川照之)の命が長くないことを知り、なぜか涙が溢れます。その頃龍河(早乙女太一)は、ヤクザの事務所を訪ねてお金を渡していました。 新(竹内涼真)は葵への気持ちがどんどん高まっていき、欲しがっていたネックレスを買って病院へ。病室にネックレスを置いておき、それに気づいた葵は喜びます。その時、偽物の看護師が葵の点滴を交換しにやってきました。

その後新は、病院で龍二に再会。龍二は今でも葵を思わない日はないと言い、そんな龍二に新は「葵のことが好きだ」と伝えました。そして2人で葵の病室に行くも、葵の姿がありません。 すると新の携帯に、葵を誘拐したと連絡が……。新と龍二が指定された場所に行くと、そこには新と同じ刑務所にいた木野(松田賢二)がいました。木野は動いた龍二に発砲し、龍二を庇った新は銃弾に当たってしまったのです。 龍二がすぐ亮太(中尾明慶)に連絡したことで、新はすぐ病院へ。一方の龍二は葵と同じ部屋に監禁され、龍河は2人に詰め寄ります。 新は意識不明の重体でしたが、その時頭の中で信二(光石研)のことを思い返していました。一方茂は事件のことを聞き、龍河がとんでもないことをしたと焦ります。優香はそれでも隠ぺいしようとする茂に、退職願を突きつけました。 新は、無事に目を覚まします。その目には、涙が流れていました。それを知った龍河は茂に電話をし、「父さんの自慢の息子になりたかった」と涙します。そして龍河は茂に、「全て終わりにする」と告げたのでした。

最終回:ついに最終回!新の復讐の行方は……!?

龍河(早乙女太一)は茂(香川照之)に葵(平手友梨奈)たちを監禁した倉庫の場所を伝え、「どうする?また俺を捨てる?」と言い電話を切りました。目覚めた新(竹内涼真)は、龍河から「葵の居場所は父さんが知ってる」というメールを受け取ります。 新はすぐ葵を助けに行こうとしますが、優香(新木優子)は新を必死に止めました。新は「俺は葵が好きなんだ」と告げますが、優香は「そんなのあんた以外皆知ってた……」と、新を止めきることができませんでした。 新は亮太(中尾明慶)と、茂の元へ。茂の前で土下座をし、何千回でも何万回でも土下座できると茂に伝えました。茂は喜びますが、新は「こんな見苦しい男を長年追ってきたかと思うと、情けない」と告げ去っていきました。 倉庫で殴られていた龍二(鈴鹿央士)を見つけた後、亮太がヤクザたちの相手をし、その間に新は葵を探します。葵は龍河に追いかけられ、フェンスから落ちそうなところを新が助けました。新はその場で龍河と決着をつけ、何度でも立ち上がり龍河を殴って新が勝利。新の長い戦いが幕を閉じたのでした。

優香は長屋の横領や贈賄の証拠を告発。長屋は家宅捜索を受け、株は暴落しました。茂は田辺(倍賞美津子)に助けを求めますが、「本当に向き合わなくちゃいけない相手を考えるべき」と断られます。そして新だけが、いい条件で長屋の買収に名乗り出ていたのでした。 茂はみやべに行き、新の作った唐揚げを食べます。信二(光石研)の考えた味で、茂は懐かしい味がすると涙ぐみました。そしてお金の代わりに、茂は土下座をしようとします。茂は「悪いことをした」と新に詫びるも、新は「これはビジネスなんです」と肩を叩き、茂は土下座をさせてもらえませんでした。 相川(稲森いずみ)は新から、買収した長屋の経営を任されることに。龍二はアメリカに行くと言い、葵に別れを告げました。優香は新に「幸せになって」と言い、自分の店をオープン。亮太はりく(さとうほなみ)を映画に誘っていました。 葵は優香に「新と付き合ってるんです」と宣言。すると優香は「葵さんなら安心」と笑顔を見せます。こうして新は仲間の大切さを感じながら、心の中の信二と酒を飲んでいたのでした。

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原作漫画『六本木クラス』のあらすじをネタバレ

原作となるのは、ドラマ『梨泰院クラス』の原作ウェブ漫画の日本版。舞台を梨泰院に似ている六本木に変え、日本向きにローカライズした作品です。漫画配信サービス「ピッコマ」で2017年12月から配信され、2019年3月に完結しています。

主人公・新と大企業の因縁の始まり

高校3年生の宮部新は、大手外食企業・JGグループに勤める父親が転勤することになったため、田舎に引っ越します。転校先の高校では、JGグループの跡取り息子・金城龍河が幅を利かせていました。龍河は金に物を言わせて生徒たちを支配していて、周りからは「神」と呼ばれています。 好き勝手振る舞い、気に入らない相手を平気でいじめる龍河。誰もそんな彼に逆らうことはできませんでしたが、新は持ち前の正義感を発揮し、彼のことを一発殴ってしまいました。 しかしもちろん大企業の力には勝てず、彼は転校初日で退学処分を受けてしまいます。彼自身だけでなく父親も、長年働いてきたJGグループを辞めさせられてしまうのでした。

新の復讐劇が今、幕を開ける!

さらにその後、父親は龍河の起こしたバイク事故で命を落とします。大切な人を突然奪われ、絶望のどん底に突き落とされる新。しかしここでも、龍河の父親でJGグループの社長である茂が出てきて、事故についていともたやすく揉み消すのでした。 新は金城親子の悪行を許せず、怒りのままに龍河を殴って懲役3年の刑に処されてしまいます。彼は刑務所にいるあいだ、JGグループに復讐することばかりを考えていました。そして数年後、六本木に居酒屋・ハチミツザナイトをオープンします。彼の目標は、飲食業界でJGグループを抜きトップになることです。 こうして新の、金と権力ですべてを支配しようとする人間たちとの戦いが幕を開けました。

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仲間たちとともに成り上がっていく新

あるとき新は、IQ162を誇る若きインフルエンサー・麻宮葵と出会います。彼女はひょんなことから新に好意を寄せるようになり、彼の夢を叶える手伝いをすることを誓うのでした。 葵はその後、新の幼なじみで想い人でもある楠木優香と、いろいろな意味でライバル関係になることに……。2人はことあるごとに、新をめぐっての激しい恋愛バトルを繰り広げていきます。 その後、さまざまな困難を乗り越え強い絆を結んでいく新と仲間たち。新が始めた小さな居酒屋は、いつの間にか名を知られる大企業にまで成長していました。新はタイミングを見計らいJGグループを吸収しようと目論みます。

【ネタバレ注意】復讐を遂げた新……それぞれのハッピーエンドへ

JGグループはそんな新たちを目の敵にしています。そしてなんと暴走した龍河は、葵の誘拐まで実行してみせるのでした。彼女の居場所を知っているのは茂だけ。そこで新は葵を救うため、仇敵に土下座までしてみせます。 ただしその際の会話を録音し、拉致事件の証拠をしっかりと入手。こうして葵は無事助かり、龍河は逮捕されることとなるのでした。 その後JGグループの株は大暴落し、新たちの会社に吸収合併されます。ようやく観念した茂は、新に過去の行いに対する謝罪と土下座をしてみせました。 新はずっと自分のそばにいて支え続けてくれた葵を愛するようになっていて、最終的には彼女と結ばれます。こうして彼の復讐劇はハッピーエンドを迎えるのでした。

韓国ドラマ『梨泰院クラス』のあらすじはこちら

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ドラマ『六本木クラス』のあらすじネタバレを最終回まで紹介

今回の記事ではドラマ『六本木クラス』のあらすじや1話から最終回までネタバレ、原作漫画のネタバレをしてきました。 内容の予習や復習などにぜひ役立ててみてくださいね。