2021年4月21日更新

『梨泰院クラス』全話あらすじネタバレ解説!マイノリティに生きる若者を描く

韓ドラ

2020年からNetflixで配信開始し、日本でも大ブームを巻き起こしたドラマ『梨泰院クラス』。全16話からなる本作は、夢に向かって奮闘する若者たちの姿が、多くの人々の心を揺さぶりました。この記事では、そんな『梨泰院クラス』のあらすじを各話ごとに解説していきます。

目次

復讐心で成り上がれるか?『梨泰院(イテウォン)クラス』あらすじとネタバレまでを紹介

正義感の強い主人公の青年が、飲食業界で成り上がっていく様を描いたドラマ『梨泰院クラス』。主人公が持つ強い信念に、心揺さぶられたという人も多かったのではないでしょうか。 この記事ではそんな熱い青春ドラマ『梨泰院クラス』のあらすじを、各話ごとに詳しく解説していきます。ネタバレを含む内容もあるので、まだ作品を観ていない人は注意して読み進めてくださいね。

第1話

主人公のパク・セロイは警察官を目指す熱い志しを持った青年。そんなセロイは父の転勤に伴い、高校を転校することに。そして転校初日、クラスメイトのいじめを目撃してしまうのです。 正義感の強いセロイはいじめを見過ごすことができず、いじめをしていたチャン・グンウォンを殴ってしまいます。実はグンウォンは、セロイの父親が勤めている国内最大外食企業・チャンガグループの御曹司。父親は会社をクビになり、セロイは高校を退学になってしまいます。 一方、チャンガが支援する児童養護施設で育ち、支援の担当者であったセロイの父と本当の親子のような関係であるオ・スア。スアはセロイの同級生でもあります。スアとセロイはお互いの生き方に共感し、連絡先を交換するのでした。 セロイの父はひき逃げ事件に遭い、急に亡くなってしまいます。その犯人はあのグンウォン。セロイは怒りに支配され、グンウォンをボコボコに殴ってしまうのでした。

第2話

父親を殺した犯人であるチャン・グンウォンを殴りつけるセロイ。グンウォンの頭を石で殴ろうとした瞬間、目の前にスアと刑事が現れます。もはや自暴自棄となっていたセロイは泣き叫びながらグンウォンにとどめを刺そうとしますが、スアの必死の説得によって我に返るのでした。 その後拘置所へ移されたセロイの元に会長が尋ねに来て、息子に謝ったら許してやると言いますがセロイはそれを拒否します。病院から自主退院したグンウォンは自分の罪を認めようとしますが、会長から「労働者は家畜だと思え」という教えを受けセロイに罪を擦り付けます。 結局懲役3年を経て出所したセロイはその足で“梨泰院”へ。そこで出会ったスアから好意を伝えられ「お金持ちになる」事を夢見るようになります。 そして梨泰院で自分の店を開くことを決心します。

第3話

7年の時が経ち、チャンガグループの戦略企画室長としてバリバリ働いていたスア。セロイも夢を叶え、梨泰院に無事お店をオープンさせていました。 第3話から登場するチョ・イソは、人気ブロガーであり傍若無人なソシオパス。イソはある日、後ろに乗っていたバイクの急ブレーキにより、セロイのもとへ突っ込むという事故を起こしてしまいます。セロイは意識を失い、病院に運ばれるのでした。 セロイが目を覚ますと、事故を起こしたバイクを運転していた青年・グンスが謝罪に訪れます。セロイは“申し訳なく思うなら、今度店に来てくれ”とチラシを手渡すのでした。 店を訪れたグンスたち。店のスタッフに、イソ達の年齢確認をするよう指示し店を離れたセロイでしたが、アルバイトのスングォンはそれを怠りーー。セロイの店は未成年に飲酒させたことにより営業停止に。しかもそれを警察に通報したのはスアだったのです。

第4話

店が営業停止になってしまったセロイですが、落ち込むことはなく、ここからまた心機一転がんばろうと気合を入れ直します。一方、イソとグンスは飲酒の罰として、学校でランニングと謝罪文を書かされていました。そしてイソは徐々にセロイの存在が気になり始めるのでした。 新年を迎え、20歳になったイソ。イソはクラブへ出向きますが、そこで出会ったナンパ男と口論になり、叩かれてしまいます。トイレへと逃げ込んだイソ。 なんとそこには偶然セロイが……。セロイは状況を察知し、トイレの外で待っていたスアとともにイソを連れ出し、梨泰院の街を走り抜けるのでした。 イソは、セロイの店の宣伝支援を申し出ます。店のダメ出しをするイソに関心するセロイ。イソは“自らの力でセロイの人生を甘いものにする”と誓ったのです。

第5話

店のスタッフとして働くことを申し出たイソ。初めは難色を示していたセロイですが、マネージャーとしてイソを雇うことに決め、2ヶ月間で店をリニューアルするために奮闘します。 店の内装などに対し、鋭い指摘を行なっていくイソ。そしてイソは“料理が美味しくないのが1番の問題だ”と、料理担当でトランスジェンダーのヒョニを責め立てます。 しかし、セロイは真面目に働くヒョニのことを評価しており、ジェンダーのことは全く関係ないと断言。ヒョニは解雇を免がれます。 イソのマーケティングのおかげで、リニューアルオープンは大成功。初日にして、30万円の売り上げを出すことに成功しました。 酔ったスアに偶然出くわしたセロイ。セロイは面倒臭い絡みをする酔っ払いのスアを、優しく慰めます。セロイにキスしようとするスア。しかしそこにイソが現れ、スアの口を自分の手のひらで塞いでしまいます。

第6話

店のスタッフ達の食事会に、なぜか参加しているスア。セロイは“自分の店・ダンバムをフランチャイズにする”という夢を語り、そのためにはスタッフ達の協力が必要不可欠であることを示します。その影で、スアとイソの恋愛バトルはますますヒートアップしていくのでした。 翌日、出勤したスアはデヒの机の上の家族写真を見てグンスを認識。そしてグンスがダンバムで働いている事実を話し、調査ファイル渡します。デヒは、セロイの店・ダンバムを監視するようスアに命じるのでした。 ある日取材を受けるためテレビ局を訪れたセロイ。そこでグンウォンと遭遇し、グンウォンは“お前のせいでスアが困っているから少し頭を使え”とセロイに警告します。 セロイはスアのためにチャンガを破壊することを決心し、なんと父親の死亡保険金をすべてチャンガへと投資。驚いたデヒはダンバムを尋ねます。

第7話

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セロイの店・ダンバムを訪れたデヒは料理を注文。店中に緊張が走ります。デヒはセロイになぜ大金をチャンガグループへつぎ込んだのか尋ね、セロイは“長期的に見ての投資です”と顔色ひとつ変えず答えるのでした。 実は以前、チャンガの専務・ミンジョンと会い、あることを持ちかけていたセロイ。それは、“後継者にそぐわないグンウォンではなく、ミンジョンが後継者になるべき”という内容でした。 セロイの言うことを受け流そうとしたミンジョンは、“デヒ会長が自らあなたの店に現れたらもう一度話しましょう”と答えていましたが、その時がついにやってきたのです。 ミンジョンが示していたミッションをクリアしたセロイ。彼は“あなたと組んで会長たちを追い出す”と握手をするのでした。 イソに今までの出来事を打ち明けるセロイ。イソは話を聞けば聞くほど、セロイのことが愛おしく思えるのでした。

第8話

突然ダンバムのビルのオーナーが家賃の値上げと立ち退きを要請してきたと聞き、電話をかけ直すセロイでしたが、電話に出たのはデヒでした。デヒは新しいビルのオーナーとなっていたのです。 セロイがデヒのもとへ訪れると、デヒは“文句があるなら土下座をしてみろ!”と吐き捨てます。しかしセロイは高校を退学になった時と同様に信念を貫き、権力には決して屈しないのでした。 ダングムを辞めると言い出すグンス。イソはそれを止めもせず、賛成していました。セロイはそんなイソに対して怒り、“簡単に仲間を切り捨てるお前に腹を立ててる”と怒鳴ります。 納得のいかないイソに対しスアは、“彼の信念は変わらないから、好きなら一緒に進む道を考える事よ”と助言するのでした。 一方で、梨泰院の違う通りに建物を買い、店を移転したセロイとダンバムチーム。新しい看板を掲げ、再オープンに向けた戦いが始まっていきます。

第9話

デヒ会長のセミナーを訪れたイソ。デヒはセミナー後にイソをオフィスへと呼び出し、“チャンガへ来ないか”とスカウトをします。イソは、“あなたは私ではなくセロイを見ているだけです”と毅然と断るのでした。 新しいビルへの移転作業は進み、税金対策のためにダンバムを法人化することに。セロイは会社名のアイディアをスタッフから集い、“梨泰院クラス”という名前を掲げることになります。 ある夜、セロイはスアと酒を飲み、告白をします。しかしそれに勘付いたイソは、“スアと付き合ったら店を辞める”と言うのでした。 その後、グンウォンがイソをスカウトしたいと店を訪れます。2億5000万の年棒を提示してきたグンウォンでしたが、イソは今までグンウォンがしてきたことを巧みに喋らせ、携帯で録音。イソはグンウォンに熱いコーヒーをぶっかけてしまいます。

第10話

店を出てイソを追いかけるグンウォン。イソが助けを求めながら逃げたので、グンウォンは警察に連行されてしまいます。イソは15年前にグンウォンが犯した罪の自白をSNSで拡散。長家の株価は大暴落し、デヒ会長はグンウォンを殴りつけます。 セロイはミンジョンに“解任議案なら今だ”と伝えます。しかしイソは、“グンウォンを書類送検するためには、オ・ビョンホン元刑事の証言が必要です”と告げ、ミョンジョンとセロイはビョンホンの家へ向かうことに。 ビョンホンは、娘に誇れる父親でいるために証言することを決めたと話します。 スアはデヒに、息子を切るべきだと助言しますが、デヒは断固反対。チャンガではデヒの解任議案が決行されます。 デヒは記者会見を開き、“グンウォンが罪を犯し、彼ひとりですべてを隠蔽した”と告白。グンウォンには懲役7年が課せられましたが、デヒの解任議案は否決されてしまいます。

第11話

再び店を辞めると申し出るグンス。セロイは引き止めますが、グンスには新しい志があると知り、背中を押すことにします。そして店を去るグンス。グンスはチャンガでスアとともに働くことになります。 そんな中、以前出演できなかった番組「最強の居酒屋」から再度オファーが。ヒョニはカレーの貝煮込みで勝負し、1回戦を無事突破します。 そして放送を見たJMホールディングのジュンミョン社長から投資のオファーが舞い込み、セロイは悩んだ末、50億ウォンの投資を条件に契約が成立します。 また、そのニュースを聞き、他の投資家からもオファーが。その総額は100億以上にのぼり、セロイ達はフランチャイズ展開の準備を始めるのでした。 「最強の居酒屋」の2回戦も、タンバムの優勝で幕を閉じました。その祝勝会で、イソはセロイのことが好きだと告白。しかし、セロイは“好きになるな”と返答。イソは横断歩道の真ん中で号泣してしまいます。

第12話

JMホールディングのジュンミョン社長が、ダンバムへの投資を撤回し潜伏したとの報告が。この大きな投資話は、すべてデヒ会長が仕向けた罠だったのです。 そして、他の投資家たちも次々と投資を辞退。すでにオフィスを借り、店のオーナーを集め、5億ウォンを使っていた一同はパニックになってしまいます。 そんな中、偶然知り合ったトニーの祖母・キム・スルレが、引退した有名な投資家だということが発覚。セロイが電話で投資を頼むと、キムは“「最強の居酒屋」で優勝すれば投資する”と約束をします。 決勝戦当日、ネット上に“ヒョニがトランスジェンダーだ”という記事が出てしまう騒ぎに。それはグンスがチャンガを勝たせるために流したものでした。セロイは自分が代わりに出演しようとしますが、イソから勇気をもらったヒョニは、覚悟を決めて決勝の厨房に立つのでした。

第13話

生放送の「最強の居酒屋」で、トランスジェンダーであることを告白したヒョニ。そして堂々と最高の料理を披露し、ダンバムは見事優勝を果たします。キム・スルレからの投資も決まり、セロイは世界的にダンバムを展開していくことを決意するのでした。 そして4年の時が経ち、株式会社梨泰院クラスは大企業に成長。ソウルに自社ビルを構え、セロイは代表取締役に、創立メンバーたちも幹部として活躍していました。一方チャンガではグンスが活躍。第2のデヒとして冷淡に仕事をこなしていました。 膵臓がんで倒れてしまったデヒ。余命半年の宣告を受けてしまいます。それを聞きつけたセロイはデヒに電話で、“お前は僕に罰せられるべきだから、まだ死ぬな”と吐き捨てるのでした。

第14話

余命宣告を受けたデヒを解任させる方法について話し合うセロイたち。そして、デヒの汚職を暴露し、イソを後任にする計画を立てます。 カフェバーでスアと会うセロイ。スアはセロイに“まだ私を好き?”と尋ねますが、セロイは困ったように頭を掻くのでした。 株主総会の当日、過労で倒れ病院へ運ばれてしまったイソ。投票はグンスの根回しもあり、否決に。そしてセロイはイソが欲しがっていたネックレスを、病室の引き出しにこっそりと忍ばせるのでした。 告白するためにイソの病室に入ったセロイ。しかしベッドは空っぽで、イソが誘拐された事実を悟ります。グンウォンがイソの誘拐を企てていたのです。 ヤクザからのメールを受け、イソを助けに車を走らせるセロイとグンス。そして、グンウォンのもとへと向かっていくグンスが車に轢かれそうになり、それをかばったセロイが車にはねられてしまいます。

第15話

グンスはすぐに119番へ通報をしますが、ヤクザに殴られ、イソとともに拉致されてしまいます。 事件を知ったスアはデヒの元へ。セロイのひき逃げと2人の誘拐がグンウォンの仕業であることを述べ、過去10年分のチャンガの不正をまとめたファイルと退職届をつき出します。 隠れ家からデヒに電話をかけたグンウォン。グンウォンは、誇らしい息子になりたかったけどなれなかったことや、今の自分を止められるのはデヒだけだということを告白します。そして2人を閉じ込めている場所を伝えるのでした。 意識不明で重体のセロイ。セロイは夢の中で父親に会い、勇気付けられます。そして、ついにセロイは目を覚ますのです! デヒが2人の居場所を知っていると聞きつけたセロイは、急いでデヒのもとへ。デヒはこの期に及んで“私にひざまずけば居場所を教える”と言い、セロイはデヒの前で初めてひざまずくのでした。

第16話

デヒは高笑いして見せますが、心は満たされず、2人の居場所をセロイに教えます。セロイは“あなたのような汚い人を追って来た人生は愚かだった”と言い捨て、スングォンとともに2人を助けに向かうのでした。 グンスがグンウォンを止めている間に、なんとか逃げ出したイソ。グンウォンとヤクザの乗った車がそれを追いかけます。イソと追っ手たちの車を発見したセロイはそこに突っ込み、足止めに成功。イソはセロイに駆け寄り、セロイは優しく抱きしめ“愛している”と伝えます。 セロイたちはイソを守るためになんとかグンウォンたちに打ち勝ち、グンウォンは逮捕されるのでした。 スアの内部告発により様々なことが明るみになり、デヒは全てを失うことに。デヒはセロイのもとを訪れ土下座し、今までの行いを謝罪します。セロイはチャンガを買収し梨泰院クラスと合併させ、さらに会社を大きくしていくことを決意するのでした。 川辺でデートをするセロイとイソ。セロイは温かい幸福を手に入れ、幸せな時間を過ごすのでした。

今最も注目されている若手が出演!登場人物と主要キャスト

パク・セロイ役/パク・ソジュン

パク・ソジュン
©Yonhap News/YNA/Newscom/Zeta Image

人気俳優パク・ソジュンが演じた主人公のパク・セロイは、確固たる信念を持ち、正義感に満ち溢れた青年。曲がったことが嫌いでひたむきに仕事に取り組みますが、恋愛には疎く、ピュアな一面も魅力的なキャラクターです。

チョ・イソ役/キム・ダミ

実力派女優のキム・ダミが演じたのは、フォロワー70万人を超える人気インフルエンサーのイソ。傍若無人さが目立つイソですが、マーケティングの才能と、セロイを愛する気持ちは誰にも負けない熱い気持ちを持った女性です。

オ・スア役/ナラ

元アイドルで女優のナラが演じたオ・スアは、セロイの初恋の相手でやり手な美女。スアもまた自分の信念に忠実で、ビジネスの才能に溢れた女性です。小悪魔的な魅力でセロイを翻弄しますが、最後には恋敵であるイソに敗れてしまいます。

ビジネスのお手本になるかも!?『梨泰院(イテウォン)クラス』は現代の韓国を描いた作品

夢に向かって突き進む現代の若者たちの姿を描いた『梨泰院クラス』。作中ではビジネスについても詳しく描かれており、若い女性だけではなく、バリバリ働いている男性からも絶大な支持を得ています。 現代のビジネスシーンを的確に捉えている内容が、普段韓国ドラマを見ない層にも響いたんですね。 若者達の信念が眩しい『梨泰院クラス』。観ればあなたもきっとハマるはず!