韓国ドラマ「花様年華」全話あらすじ・ネタバレ!再会した初恋同士の恋の行方は?
『スターの恋人』(2018年)で主人公の恋人役を演じたユ・ジテと、日本ドラマのリメイク作品『マザー~無償の愛~』(2018年)に出演したイ・ボヨンのW主演作「花様年華」。 ここからはそんな本作のあらすじや見どころを紹介していきます。
※本記事では、「花様年華」のネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。
30秒でわかるあらすじ
大学の先輩後輩であるハン・ジェヒョンとユン・ジス。ジェヒョンは学生運動を率いるほど正義感が強く、一方ジスは裕福な家庭で成長し大学ではピアノを専攻している完璧なお嬢様です。 大人になった現在は、ヒョンソングループ会長の一人娘の婿になり、冷酷な性格になったジェヒョン。対するジスはヒョンソングループから不当に解雇されてしまい、スーパーのアルバイトとピアノレッスンの掛け持ちをしていました。 そんな2人は自分の子供が通う学校で思わぬ再会を果たします。お互い初恋相手だったことから、この出来事をきっかけに再び惹かれ合い……。
メインキャストを紹介
ハン・ジェヒョン役/ユ・ジテ(現在)、ジニョン(過去)
超有名大学の法学部出身で、当時は責任感が強い生徒でした。しかしとある出来事を境に性格が一変。今はヒョンソングループ会長の娘と婚約しており、さらに金と地位のために仕事をする冷徹な人柄に変化してしまいました。
ユン・ジス役/イ・ボヨン(現在)、チョン・ソニ(過去)
ジェヒョンの大学の後輩で裕福な家庭出身。しかし事故によって母と妹を失ってしまい、厳格な父と2人で生きてきました。ヒョンソングループに非正規雇用として勤めていましたが不当解雇され、現在はシングルマザーとしてアルバイト生活をしています。
1・2話のあらすじ
大手企業ヒョンソングループに婿入りしたジェヒョンは、会長であるチャン・サンの罪を被って4年の刑期を終えます。早速会社に顔を出しますが、建物の前には不当解雇された人たちによるデモが行われていました。そして「デモ隊の始末」という面倒な仕事を押し付けられる始末……。 一方ジェヒョンの大学時代の後輩であるジスはお嬢様だった人生から一変、アルバイトを掛け持ちするシングルマザーになっていました。 そんなある日、息子のヨンミンが学校で同級生に怪我をさせたという連絡が。そして学校で待っていたのは、ヨンミンが怪我をさせた子の父親であり大学時代の先輩でもあるジェヒョンで……。2人はかつて恋人関係でしたが、お互いに気まずくなりその場はお開きになります。 その後寒い中外を歩いているジスを見かけたジェヒョンは、彼女に手袋をプレゼントし……。
3・4話のあらすじ
他の女性と関係を持っていると思ったジェヒョンの妻チャン・ソギョンは、学校での暴力問題を提訴しようとします。その後再び呼び出されたジスは、ソギョンに土下座することに。 しかしそこへ現れたジェヒョンがソギョンに対して異議を唱えます。なんとか示談にすることに成功し、ジスを車で家に送るジェヒョン。 一方不当解雇デモにジスが参加していることを知ったソギョンは警察を出動させます。そしてたまたまヒョンソン会社の前を通りかかったジスは、警官に捕まりそうになり……。 しかしジェヒョンが会長と取引したため、ジスを含むデモ隊は解放されることに。2度目の再会をきっかけにジスは「25年前、姿を消したことをどう思ったか」とジェヒョンに問いますが彼は答えません。 その後ジェヒョンは彼女と海に向かい、過去の出来事を全て話すのでした。
5・6話のあらすじ
海辺で語り合う2人は、大学時代に帰ったような充実した時間を過ごしました。そんな中ジェヒョンとジスは、お互いに新たな感情が芽生えていることに気がつき……。 2人でいるときは幸せですが、現実に戻るとさまざまな困難が立ちはだかります。ジスはソギョンに過去の出来事や関係を暴かれ、さらにジェヒョンは何者かに尾行されていました。ジェヒョンは秘書と出掛けた際に映画館へ逃げ込み、何とか追っ手から逃れます。 一方ジスの元夫であるセフンは、ジェヒョンとジスが一緒に車に乗っているところを見かけてしまいました。そして彼らを引き離すために、ソギョンとセフンは手を組みます。 出勤したジェヒョンは、借名取引の容疑で検察に出頭することに。一方ジスはセフンからジェヒョンと一緒にいる写真を見せられ、親権者変更を要求されてしまいます。
7・8話のあらすじ
ジェヒョンと息子を守るため、セフンに身を寄せることになったジス。そのころジェヒョンは検察からの取り調べに追われつつ、ジスを心配していました。そしてジスのことを思いながら、大学時代の彼女との思い出の場所・江村へ向かいます。 そこにはなんとジスもいました。ジェヒョンはジスに本当の気持ちを告げ、セフンに会いに行きます。そこで、ジスとの映像を公開してもいいから彼女に手を出すなと宣戦布告。セフンはその日の出来事をソギョンに伝え、2人は新たな計画を実行するのでした。 ソギョンはヨンミンの授業参観日に合わせて、保護者たちにジスの悪い噂を吹き込みます。さらにセフンはヒョンソングループに不当解雇された人々の弁護士として、ジェヒョン相手に訴訟を起こしたのです。 加速していくセフンとソギョンの復讐劇によって、2人は次第に追い詰められていきます。
9・10話のあらすじ
ロマンティックなデートを終えたジェヒョンは、ジスにプレゼントを渡して告白します。大学時代の悲しい出来事を思い出し、少しためらうジスですが次第に想いを受け入れていきました。 一方セフンはジェヒョンの過去を探っており、とある秘密を見つけ出します。そのことをネタにジスに対して脅しをかけ始め……。 そしてジスはジェヒョンに大学時代の苦しい出来事を赤裸々に話します。その後2人が学校へ向かうと、ソギョンが流した噂が原因で喧嘩するヨンミンとジュンソの姿が。そこでジェヒョンとジスは、お互いの息子に2人の本当の関係を説明し、真実を全て話します。 その後問題ばかりだった父親について語るジェヒョンとジス。そしてジェヒョンは、自分の父親が不正を行っていた会社を内部告発したせいで悪者扱いされ、自殺したことを明かすのでした。
11・12話のあらすじ
ジスはレッスン代が払えない女の子に秘密裏にピアノを教えていたことが理由で、仕事をクビになってしまいます。ジェヒョンはそんな彼女を支えるために、大量の食材をプレゼントするなど奔走していました。 ある日施設に入っていたジスの父親・ヒョングは、ジェヒョンを呼び出し2人の関係を知ります。怒られると思っていたジェヒョンとジスですが、ヒョングは応援することを誓い、過去の冷酷な行いを2人に謝りました。しかし数日後、ヒョングは肺炎が悪化し亡くなります。 一方ジェヒョンはソギョンに別れを告げ、さらにヒョンソングループの株主になるための準備を進めていました。そして悲しみに明け暮れたソギョンは、ヒョングの罪を言い訳にしてジスを苦しめます。 しかしジスはヨンミンと新たな家に引っ越し、心機一転するのでした。
13・14話のあらすじ
そんなある日、ジスの新居のドアに「撤去」と落書きがされていました。なんと新居の大家がソギョンに変わっており、撤去作業員を送り込んできたのです。しばらくソギョンに振り回されていたジスは、体調を崩してしまいます。 ジェヒョンはそんな彼女を病院へ連れていき、付きっきりで見守ることに。しかしセフンは親権獲得のために行動、さらにソギョンはジスへの嫌がらせを加速させ、ついにジェヒョンは離婚訴訟を起こします。 さらにソギョンに対してジスは怒りをぶつけて宣戦布告。その結果ソギョンは検察から不当解雇に関して追及され始めます。 一方ヒョンソングループに不当解雇された女性が、過労で倒れるという事件が発生。ジスは仲間のために必死で彼女を介護します。そんなジスの姿を見たジェヒョンは、正義感を持ったかつての自分に戻ることを決意しました。
15・16話のあらすじ
いよいよ検察による会長の取り調べがスタートします。それに対してソギョンは、自分を突き放した夫ではなく大切な父親を守ること選択。そして会長はジェヒョンへの警戒を強め、報復の機会を窺っていました。 その後ソギョンはジスに対し、自分の父親の会社を奪おうとしているジェヒョンを止めてと懇願します。しかしジスは過去の過ちから今度は正しい選択をすると誓い、彼女の頼みを断るのでした。 一方ジェヒョンはヒョンソングループの株主総会に出席。会社を私有化していた会長とソギョンを解任させるとともに、自身も辞任することを提示します。その結果無事に票を獲得し、復讐を果たすことに成功しました。 今日はジスの誕生日。大学時代から両想いだった2人は、ついに思い出の場所である江村で結ばれます。そしてその場所には、2人が記した「花様年華」の文字が残されていました。
視聴した人の口コミ・感想
最初から最後までロマンティック!大学時代に両想いだった2人がおよそ20年ぶりに再会し、今まで止まっていた時間が動き出したみたいで滅茶苦茶ときめいたなー。まさに王道ラブストーリーって感じでドキドキが止まらなかった。
大学時代の淡い初恋と、現代の大人なラブストーリーがそれぞれ描かれていてとても素敵だった。子供と大人ではこんなにも「恋」の重みが違うのか、って考えさせられる作品。ジェヒョン役とジス役の俳優は演技が自然だし、思わず見入っちゃった。
切ないけど美しい!韓国ドラマ「花様年華」の全話あらすじまとめ
ユ・ジテとイ・ボヨンのWキャストで描かれ、2人の大学時代をボーイズグループGOT7のハン・ジニョンと『ボーイフレンド』(2018年)に出演したチョン・ソニが演じた「花様年華」。 可愛らしくも美しい大人なラブストーリーをぜひ堪能してください!