2024年3月12日更新

韓国ドラマ「九尾狐伝(クミホ伝)」最終回ネタバレ・全話あらすじ!2人の結末はどうなる?

このページにはプロモーションが含まれています
『九尾狐<クミホ>伝~不滅の愛~』
© STUDIO DRAGON CORPORATION

『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(2016年)のイ・ドンウクが主演のファンタジーラブロマンス「九尾狐伝(クミホ伝)」。本記事ではメインキャストや制作陣、あらすじをネタバレありで紹介しています! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

AD

【ネタバレなし】「九尾狐伝(クミホ伝)」のあらすじ

1999年春のある晩、幼い少女ナム・ジアは交通事故に遭いますが、謎の男性に助け出されます。しかし両親の遺体は見つからず、行方不明となってしまうのでした。 21年後、未解決事件を追うドキュメンタリー番組のプロデューサーとして働いているジア。この日は結婚式場で起きた花嫁失踪事件を追っていました。 そして真実を突き止めるために訪れた先で、21年前に自分を助けてくれた男性イ・ヨンと出会います。さらにヨンの正体は、なんと九尾狐だということを知り……。 伝説の生き物と人間のファンタジーラブロマンス劇です。

九尾狐とは?

イ・ドンウクが演じ、本作のタイトルにもなっている九尾狐は、中国に伝わる伝説の生き物です。名前の通り9つの尻尾を持つ狐の姿をしており、霊獣・妖怪・神獣などさまざまな言い伝えがあります。また日本では、この世の動物たちの長である「瑞獣」とされていました。 そんな九尾狐がテーマになっている韓国の作品は、『僕の彼女は九尾狐』(2010年)や『九尾の狐とキケンな同居』(2021年)など、数多く存在しています。

「九尾狐伝(クミホ伝)」の口コミ・感想

九尾狐<クミホ>伝~不滅の愛~』の総合評価
4.5 / 2人のレビュー
吹き出し アイコン

30代女性

「トッケビ」でイ・ドンウクを好きになったけど、本作の彼も格好良すぎます!ヨンはコミカルなんだけど、愛した女性を想い続ける姿がめっちゃ切ない……。「トッケビ」でも見せた美しくて幻想的なシーンにうっとりしました!

吹き出し アイコン

20代女性

ラブロマンスな展開はもちろん良いんだけど、ファンタジーな世界観も個人的にはハマった。伝説に記されている妖怪がたくさん登場して面白い!最初から最後まで恋愛要素とファンタジー要素がたっぷり味わえてドキドキだったな。

AD

1〜2話のあらすじ・ネタバレ

1999年の春、ナム・ジアは狐峠で交通事故に遭い、9歳という若さで両親と離れ離れになります。意識を失った彼女が目を覚ますと、目の前には両親に化けた狐の姿が。恐ろしい出来事に怯えるジアでしたが、赤い傘を差した男イ・ヨンが現れて狐を退治するとともに、ジアの記憶を消してしまいます。 21年後、ジアはミステリー番組のプロデューサーになり、日々不可解な事件を追っていました。ある日彼女は結婚式場で起きた花嫁失踪事件の解明のため、目撃情報があった狐峠へ向かいます。 そこにいたのは、数年前に自分を助けてくれたヨンでした。そして行方不明になった両親を探すため協力を求めるジア。そんな中、とある島で白骨化した死体が発見され、2人は調査へ向かいます。 そこで昔両親が島を訪れていたことを知ったジアでしたが、突然島人に襲われてしまい……。

3〜4話のあらすじ・ネタバレ

調査をした結果、島では不可解な出来事が何度も起こっていることを知る2人。異常を感じたヨンは、ジアを島から出そうとしますが彼女は「両親を探すためにやってきたのだから帰れない」と反抗します。 しかしヨンの嫌な予感は的中し、なんとジアが1人のタイミングでヨンの異母兄弟イ・ランが姿を現すのでした。両親のことを教えてやる、と話すラン。ところがジアは提案を断るのでした。その直後、ランと契約を交わした島の巫女がジアに襲い掛かります。 そこへヨンが登場し、無事ジアを救い出しますが勢い余って巫女を殺してしまいました。その結果、ヨンは地獄へ送られることに。しかしジアの安全を考慮した彼は、魔除けの道具を渡します。 数日後、ヨン不在で同僚の葬式に参加するジア。そこへ再びランが現れ、魔除けの道具を破壊されます。さらにジアの命を狙う亡霊たちに襲われてしまい……。

AD

5〜6話のあらすじ・ネタバレ

そんな彼女を救ったのは、地獄から帰還したヨンでした。そこでヨンは、ジアがかつての恋人・アウムの生まれ変わりであることに気付きます。ジアの幸せを願ってアウムのことを話さないヨンでしたが、2人は前世と同様に惹かれ合うのでした……。 そして両親を見つけるために民族村へとやってきたジアとヨン。そこでヨンは韓服を着たジアを見てアウムを懐かしみ、思わずキスをします。戸惑うジアでしたが、これは本物の愛だと信じ受け入れるのでした。 一方民族村に訪れていたランは、人の前世や過去を見ることができる眼鏡を手に入れるべく、とある占い師のもとへ向かいます。そこでランは眼鏡を買うために、自分の1番大切なものである兄・ヨンを捧げるのでした。 そして占い師によって攫われるヨン。しかしジアが持っていた狐玉を捧げることで、ヨンを救うのでした。

7〜8話のあらすじ・ネタバレ

ヨンはアウムとの悲劇の発端となったイムギ(蛟竜)の一部が、ジアの体の中に存在していることを知ります。 そしてジアとの生活が安全ではなく、幸せになることはないと悟るのでした。とはいえ2人は同居生活を始め、さらにヨンは獣医であり従者でもあるク・シンジュを傍に付けます。 そんなある日、ジアは放送局の社長宅に同僚とともに招待されました。そこで社長から「2階に行ってはいけない」という警告を受けますが、物音がしたため階段を上がってしまうジア。2階にはなんとイムギの本体がいましたが、ヨンから電話が掛かってきたことで出会わずに済みます。 家に帰るとランからの届け物である眼鏡が置いてあり、ジアは前世でヨンに殺されたことを知ってしまいました。そのことが原因で2人は距離を置きますが、ジアの目の前に謎の女性が現れ狐峠へ連れていかれます。一方ランも女性によってとある森へ連れ去られており……。

AD

9〜10話のあらすじ・ネタバレ

謎の女性・妖怪オドゥクシニに「救える命は1つだけ」と伝えられたヨンは悩んだ末、大切な弟を救うことに。オドゥクシニとその光景を見ていたイムギはヨンの答えに納得がいかず、ヨンは夢の世界に閉じ込められてしまいます。 一方ジアは両親と再会を果たしていました。幻想の世界で幸せな暮らしを送る彼女でしたが、ヨンの言葉を思い出して現実世界へと帰還します。そしてヨンは九尾狐としての力を発揮し、夢の世界の中でオドゥクシニを剣で斬るのでした。 夢から覚めたヨンはジアと再会します。一方ランはシンジュから治療を受けますが、寿命が尽きかけていました。そして兄と自分を危険に晒したイムギのもとへ向かいます。しかしイムギを匿う社長に、ヨンの身体を捧げるよう脅されてしまうのでした。 数日後、建設現場でミイラ化した遺体が発見された事件を追っていたジアのチーム。そこでジアは社長宅で見つけたものと同じ付け爪を発見し……。

11〜12話のあらすじ・ネタバレ

社長のもとへやってきたジアは、社長が両親を連れ去った犯人だと知ります。そして両親を返してほしいのなら、ヨンを差し出すよう言われるのでした。しかしジアは両親を取り戻すこととヨンを守ることの両方を選択し、強い意志を見せます。 一方ランは契約の関係で社長と結託することに。そして社長の手によって気を失ったヨンは、いよいよイムギに体を奪われようとしていました。しかしジアの活躍でイムギの行く手は阻まれ、さらにヨンを連れてきたことで契約を成立させたランは本当の姿を現します。 なんと社長に捕まっていたのはランではなく、ヨンだったのです。そしてヨンはランを救うことに成功し、晴れて自由の身となります。さらに隙を見てジアは両親の奪還に成功するのでした。 しかしランはイムギに操られた従者キ・ユリによって大怪我を負います。そして社長を味方につけ、イムギ討伐へ向かうジアとヨンでしたが……。

AD

13〜14話のあらすじ・ネタバレ

社長に言われた通りの方法でイムギを倒しますが、手応えはありません。次の瞬間ジアの顔に竜の鱗が出現し、ヨンは彼女の中にイムギの本体がいることに気が付きます。 どうすることもできない状況に、三途の川の門番・奪衣婆はジアの寿命を短くするよう書き換えるのでした。そしてユリはランを助けるために、自らを犠牲にしてイムギの生贄となります。 一方民族村で占い師が使用していた衣領剣を使って、ジアの中のイムギを斬ろうとするヨン。その瞬間ジアの意識はイムギに変わり、ヨンに鱗を飲ませようとします。しかしこれはヨンの作戦だったのです。すでに構えていたヨンは鱗を吐き出し、イムギの秘密を知ることに成功。 ところがイムギを怒らせたことで伝染病が蔓延してしまいます。社長から始まった病は警察官へ、さらにジアのチームメンバーにまで……。そしてジアの目の前に銃を持った社長が現れるのでした。

15〜16話のあらすじ・ネタバレ

殺されそうになるジアでしたが、イムギの一部が姿を現したことで無傷で済みます。一方ヨンは三途の川の主の座を与えることをイムギに約束し、すべてを終わらせようとしていました。 そんな中、奪衣婆はヨンを呼び出し、犠牲を出さずにイムギを倒すことができる剣を渡します。しかし事態は急変。初めからジアを手放すつもりがなかったイムギは、なんと再び彼女の意識を奪い始めたのです。 咄嗟にヨンは鱗を飲みイムギの存在を自分の身に宿すと、ランが2人を剣で刺し殺します。そしてヨンとイムギは三途の川へ落ちていくのでした。 そこから多くの時が流れます。少しずつ普通の生活を送り始めていたジアとランでしたが、ヨンを復活させようと占い師のもとに訪れていました。そしてかつて交換した狐玉を返してもらうため、ランは自身の命を引き換えにします。 数日後、狐玉の力で人間になったヨンと再会するジア。その後2人は結婚し、幸せな生活を送るのでした。

AD

「九尾狐伝(クミホ伝)」のキャスト

イ・ヨン役/イ・ドンウク

『九尾狐<クミホ>伝~不滅の愛~』 イ・ドンウク
© STUDIO DRAGON CORPORATION

人間社会に溶け込んだ九尾狐。財閥級の資産を所有しており、現在は来世出入国管理事務所の末端公務員として働いています。容姿・知能・財産のすべてを持ち合わせているパーフェクトボーイ。しかしとある女性に恋をしているようで……。

ナム・ジア役/チョ・ボア

『九尾狐<クミホ>伝~不滅の愛~』
© STUDIO DRAGON CORPORATION

未解決の事件を追うホラードキュメンタリー番組のプロデューサーです(画像右)。恋愛ドラマのヒロインのような清純なビジュアルを持っていますが、内面は積極的で行動派。さらに肝が据わり過ぎているサバサバ系女性でもあります。

イ・ラン役/キム・ボム

『九尾狐<クミホ>伝~不滅の愛~』
© STUDIO DRAGON CORPORATION

ヨンの弟(画像左)。しかし彼とは違って人間と九尾狐のハーフです。ヨンにも負けず劣らずの容姿ですが、内面はまったく違います。繊細で自尊心の塊、さらにはプライドが高すぎる性格。どうやらヨンを恨んでいるらしく、人間も嫌いなようで……。

「九尾狐伝(クミホ伝)」の見どころ

本作の見どころは、やはりファンタジーな世界観あふれるラブロマンスストーリーでしょう! 9つの尻尾を持つ九尾狐として現世で暮らしているヨン。彼はすべてを持ち合わせている完璧な男性ですが、実は大昔の恋人を今でも想い続けているという可愛らしい部分も。美しくもどこか切ない彼の姿は、多くの視聴者が夢中になるはずです! そしてそんなヨンが恋をしたのは、アウムの生まれ変わりである人間のジア。序盤はラブラブな展開が続きますが、中盤からは一気に重めのストーリー展開に。しかし幻想的なCGと、最後まで想い合うヨンとジアの愛に目が離せなくなること間違いなしです!

AD

「九尾狐伝(クミホ伝)」の続編が2023年に放送

「九尾狐伝(クミホ伝)」の続編は『九尾狐伝1938』というタイトルで2023年5月から全12話が韓国で放送されました。 描かれたのはランの死から4か月後の世界。九尾狐のヨンが日本の支配下にあった1938年にタイムスリップし、日本の妖怪たちと戦いながら現代に戻るため奮闘していく物語です。 続編となってはいますが、どちらかというと番外編やスピンオフのような内容で、世界観も異なります。前作でカリスマ性抜群だったヨンが少しコミカルに描かれるなど、変更点も少なくありません。 ただしシーズン1で死んでしまったランに再会したヨンが喜ぶシーンなど見どころも多いため、気になった人はぜひチェックしてみてください!

日本ではアマプラで見放題配信中!

「九尾狐伝(クミホ伝)」の続編となる『九尾狐伝1938』ですが、日本ではAmazonプライムビデオ(アマプラ)が独占配信しています!アマプラに登録すれば、『九尾狐伝1938』が見放題です。 また、アマプラは初めて登録する人であれば30日間無料で利用できます。もちろん無料体験中も『九尾狐伝1938』を観ることができるため、まだアマプラを利用したことがない人はぜひ試してみてください!

「九尾狐伝(クミホ伝)」の制作陣

監督 カン・シンヒョ 相続者たち』(2013年) 『パンドラ 小さな神の子供たち』(2018年)
脚本 ハン・ウリ 『パンドラ 小さな神の子供たち』(2018年)

豪華キャストが集結した「九尾狐伝(クミホ伝)」は、監督・脚本家などの制作陣も有名な人が担当しています。 監督には、2013年に放送され高校生たちの恋や友情を描いたストーリーが大きく話題を呼んだ 『相続者たち』や、エリート刑事&天然刑事が不可解な事件を追う『パンドラ 小さな神の子供たち』(2018年)などを手掛けたカン・シンヒョがメガホンを取りました。 さらに脚本は同じく『パンドラ 小さな神の子供たち』で制作陣に加わり、執筆に携わったハン・ウリが担当しています。

AD

「九尾狐伝(クミホ伝)」最終回ネタバレ・全話あらすじを結末まで!

『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』のイ・ドンウクが主演のファンタジーラブロマンスドラマ「九尾狐伝(クミホ伝)」。 本作には霊獣・妖怪同士の戦いや、九尾狐と人間の恋愛模様などハラハラドキドキな展開が盛りだくさん!そして切なくもロマンティックな世界観に魅了されてしまうこと間違いなしです。