2023年3月27日更新

実はいいやつ?士道龍聖(しどうりゅうせい)の強さやモデルを解説【ブルーロック】

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「ブルーロック」士道龍聖(しどうりゅうせい)は乱暴だがいいやつかもしれない

凶暴すぎる性格!

異名 不明
年齢 17歳
身長 185cm
出身 東京都
血液型 不明
能力 超空間感覚
BLランキング 「青い監獄」TOP6のNo.2
声優 不明

士道龍聖を一言で表すなら、『ブルーロック』の作中で最も凶暴で危険な男です。初登場は88話においては、イガグリにアイアンクローをかましているという強烈なシーンでした。 その他にも二次選考の2vs2において、対戦相手に暴力を振るってしまうため、誰も試合してくれない。試合中に相手チームに暴力を振るってしまうため、レッドカードを貰って敗北。 このように能力があるにも関わらず、問題行動ばかりを繰り返したという類を見ない理由で、最後まで選考で残ってしまっていたのです。 その凶暴性は留まることを知らず、三次選考では同チームの糸師凛と試合終わりに毎回のように殴り合う。U-20日本代表に暴力を振るうなど、最早キラーマシーンとも言える存在です。

素直な一面もある

しかしこの凶暴性は、実は本人の純粋さから来るものだったりします。その象徴とも言えるシーンが、三次選考において、潔達と共に試合を行った際です。 試合終盤、氷織から放たれたボールに、糸師や士道より早く反応した潔が、直撃蹴弾でゴールを決めて勝利します。 その一瞬の潔の輝きに対して、士道は「好きになりそうだお前の爆発」と称賛を送ったのです。 しかもその直後にを認めない発言をした糸師に対して、「ラストプレーは潔世一がNo.1」と言い、糸師に殴りかかったのです。 自身を昂らせてくれる存在を求め、そして認められる素直さが、彼のいい所なのです。 勿論どんな理由があろうと、人に暴力を振っていい理由にはなりませんが……。

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見た目が特徴的

士道と言えばその見るからに凶悪そうな見た目と、顔に垂れた2本の前髪でしょう。 度々他キャラには「触覚」と呼ばれるほど、作中でも彼のトレードマークになっています。また蜂楽に「日サロ触覚」と言われた際には、「日サロじゃねぇ太陽光だ」と返しています。 この事から彼自身も、あの髪型が「触覚」であることは認めているようです。

【能力】天才・士道龍聖の強さの秘訣とは

圧倒的な身体能力

あれだけ凶暴で、スタンドプレーばかりする士道が「青い監獄」に居続けられる理由はなんなのか?その答えはただひとつで、身体能力がとてつもなく高いことです。 普通ではシュートしようと思わない体勢や、状況であっても正確で強力なシュートを打てるセンス。そしてパワーが強い選手に負けないフィジカルと、最善のゴール地点に忍び込める俊敏さ。 士道を最強格の選手たらしめる理由は、挙げればキリがないほどです。しかしプレイが攻撃特化であるため、ゲームメイクや守備の力はまだ荒削りという弱点もあります。 そこが糸師凛がNo.1、士道をNo.2と分ける差でしょう。

超空間感覚によってノールックシュートも繰り出す!

もうひとつ士道を最強格の選手にしている力が、「超空間感覚」です。これは端的に言えば、空間を把握する力が異常に高いということです。 具体的な精度を表すなら、ペナルティーエリア内であれば背中越しであろうも、ゴールを捉えられる程正確な感覚です。 これを用いて三次選考では、殆どゴールを見ないでシュートを決めるという、常人離れした技を見せつけました。 勿論この能力を活かして、理想のパフォーマンスが出来るのは、その圧倒的な身体能力があってこそでしょう。 この2つの能力があるからこそ、士道は「青い監獄」の中でも糸師凛と並び戦えるのです。

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【覚醒】糸師冴によってFLOW状態に!

そんな士道を更に上の段階へ導くのが、FLOWという状態です。FLOWを簡単に説明すると、適度な目標へ挑戦することで辿り着く、「挑戦的集中」という没頭状態と言えます。 これを士道に発現させたのが、糸師冴です。冴はU-20代表戦において、士道に「挑戦」となるパスを何度も与えました。 そして士道に「最高のゴールを想像し続ける」ことを求めます。常に士道へ「決められるかもしれない状況」を味わせることで、スムーズにFLOWの状態へと持って行ったのです。 こんな野生児を上手く操るだけでなく、覚醒も促すなんて糸師冴はやはり格が違いますね……。そしてそんな冴を、士道はえらく気に入ります。

FLOW状態だとどうなる?

FLOW状態になった士道はそのパフォーマンスもさることながら、「超空間感覚」の精度がグッと引き上がります。 具体的に言うとペナルティーエリア外であっても、エリア内の時と同等のパフォーマンスが可能になるのです。 あの身体能力に、化け物じみた感覚など、最早誰が手をつけられるのでしょう?実際「青い監獄11傑」はこの士道に、エリア外からオーバーヘッドでシュートを決められています。

【来歴】士道龍聖の活躍を時系列で振り返る

二次選考

初登場となった二次選考では、その凶暴性を遺憾なく発揮して、読者に強烈なインパクトを与えました。なんと初登場からイガグリの頭を、割る勢いでアイアンクローしていたのですが。 おまけに自身の方針に不満を持ったイガグリの頭を、かかと落としでかち割ろうとまでしたのです。そんな場面に割って入った國神達と、生き残りをかけた試合をすることになります。 試合始まって数回のプレーで、國神玲王の能力の底を見抜く洞察眼。そして並外れた身体能力で、2人を完膚なきまでに叩きのめしたのです。 そして士道は玲王を選び、國神に引導を渡す形となりました。

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三次選考

三次選考では世界選抜チーム相手にゴールを決めた為、TOP6のNo.2に選ばれます。そして同じくNo.1に選ばれた糸師凛とAチームを組みます。 「青い監獄」は実質この2人のどちらかを軸とし、チームを組むことを方針とします。そして試合ではゴールを見ないでシュートを決めると言う、離れ技を披露し潔を圧倒します。 しかし試合最終盤に頭角を表し、ゴールを決めた潔を称賛するなど、素直な一面も見せました。 ただチームメイトの糸師凛と絶望的にウマが合わず、何度も試合後に喧嘩する場面が見られました。 そしてついには素行不良ということで「仕置き室」に監禁。代表スタメンからも外され、ベンチメンバーとなる予定でしたが……。

U-20日本代表戦

U-20日本代表に加わった糸師冴が、日本代表のFWに不満を持ったことで、士道の運命は変わります。なんと冴は士道をFWとして、日本代表のチームに引き入れたのです。 そして士道は「青い監獄」の前に冴と共に立ちはだかることになります。前半戦はスポンサーの意向もあり、士道は出番がありませんでした。 しかし冴が試合を放棄しようとしたことで、主将の愛空が士道の投入を決意。冴と共に「青い監獄」のゴールを狙います。 そして冴の導きもあってFLOW状態に突入します。ゴールを見ずにオーバーヘッドでシュートを決めると言う離れ技を見せ、士道龍聖の名前を世界に轟かせました。

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最終選考「新英雄大戦(ネオ・エゴイスト・リーグ)」

代表戦から2週間の休憩を経て、再開した「青い監獄」。代表メンバーとなった士道も、再び監獄へと舞い戻っていました。 そしてヨーロッパ5大リーグの1つであり、大富豪達の投資によって勢いが強まっているフランスのチームを選びます。そして再び糸師凛と、切磋琢磨する日々が始まったのです。 現時点の契約金ランキングではNo.4に食い込んでいます。 現状あらゆる選手が自身の能力を底上げしている「新英雄大戦」。元々化け物じみた士道は、一体どれほどの成長を遂げているのでしょう?楽しみですね。

【魅力】士道龍聖は野生的でかっこいい!

士道の魅力といえば、なんといっても「人間の本能」に従いサッカーをしていることです。士道は自身のサッカーを、「生命活動」と評しています。 人は誰しも「自分」と言う存在を残すために生きています。それは子孫を残したり、誰かの記憶に残ったり、創作活動をしたりするのもそれに当たります。それが人間の「生存活動」でしょう。 そして士道にとってそれがサッカーということなのです。試合中士道はゴールは「受精」の瞬間とも言っています。 現代には珍しいくらい本能に実直で、素直で、野生的な所が士道の魅力でしょう。

【名言】士道龍聖のセリフに心震える!

自分を壊せない人間に爆発は起こせない

士道が二次選考において、國神を下した際に発したセリフです。悪役らしい登場した士道ですが、その哲学は確かに響くものがあります。 國神は「サッカーでヒーローになる」という夢を抱いた、真っ直ぐで清らかな人間でした。しかしその清さが、フィールド上では時に枷にもなります。 故に國神は自身の信念が邪魔して、もうひとつ殻を破ることが出来ないのです。そんな國神の性質を見抜き、的確な言葉を士道は送ったのです。 暴力的ですが、人生において「一瞬の爆発」に全てをかけてる士道は、実際圧倒的な実力を誇っています。

吹き出し アイコン

初登場時は嫌なやつ枠だ!と感じていた士道ですが、この言葉が國神の殻を破るキッカケになるんですよね……。それはそうと國神を落としたのは許さない。

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俺のサッカー細胞が炸裂(スパーク)しろと肉踊る

U-20日本代表戦において、誰よりも早くFLOW状態に突入した士道が発したセリフです。 玲王や我牙丸の新しい技術や、好判断に阻まれて、上手くゴール出来ずにいました。再び攻撃やり直しかと思った瞬間に、士道は背中で「ゴールを感じた」のです。 その瞬間士道のサッカー細胞が血湧き踊ります。明らかに今までの士道では決められない距離でも、士道はボールへ向かって跳躍します。 そしてノールックからのオーバーヘッドシュートをかまし、世界に士道龍聖の名前を轟かせたのです。士道のサッカーセンスが詰まった名セリフと、名場面と言えるでしょう。

吹き出し アイコン

受精、孕めなど、サッカー漫画では絶対に見ないような単語が並ぶインパクトのある回。それを締めくくるに相応しい、士道のオーバーヘッドに痺れます。

【元ネタ】士道龍聖のモデルを考察してみた

結論から言うと、士道のモデルとなった選手は、イブラヒモビッチではないかと考察されます。彼自身の好きなサッカー選手をとして、イブラヒモビッチと語っているのですが、それ以上にプレースタイルが酷似しています。 裏付けるシーンが原作130話の、あのオーバーヘッドキックのシーンです。実はこのシーン、イブラも現実で同じプレイをしていました。ヘディングにより後ろに逸れたボールを、そのままゴールへ直でシュートした、あの神がかりなプレイです。 それ故に士道と同じように暴言が目立ち、悪童と呼ばれたイブラヒモビッチは、彼のモデルと言えるでしょう。

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【声優】士道龍聖を演じるのは誰!?

士道龍聖の声優は、現状発表されていません。なのでここからは、筆者の「この人だったらいいな」という願望も込めた、声優予想を書いていきます。 筆者が予想する士道の声優は、ずばり岡本信彦です!実際原作で初めて士道を見た時から、筆者は「岡本顔だな」と感じていました。 明らかに悪そうな人相と、分かりやすいくらいの野生児っぷりと凶暴さ。岡本信彦が演じるにぴったりな役と言えるでしょう。 恐らく士道のアニメでの登場は2クール目からと思われます。今からキャストの発表が待ち遠しいですね。

「ブルーロック」士道龍聖の最終選考での活躍は?

ここまで士道龍聖の凶暴さと、その能力や活躍まで解説してきました。現在原作で描かれる「新英雄大戦」では、士道はフランスのチームに所属しています。 糸師凛と士道という、2トップが所属していることは潔にとって脅威でしょう。そして潔は、糸師凛と士道を同時に相手取るのは、この新英雄大戦が初となるはずです。 元から最強レベルのストライカーが、どんな成長を遂げ主人公の前に立ちはだかるのか、今から楽しみですね!