「ヒロアカ」レディナガンは生きてる？過去や強さと2つの個性について紹介！

レディナガンは、漫画『僕のヒーローアカデミア』に登場するキャラクターです。作中では原作311話で初登場し、ヴィラン(敵)として主人公のデクの前に立ち塞がりました。 レディナガンは敵でありながら魅力的なキャラデザと活躍により「かっこいい」「かわいい」と大好評のキャラクターです。アニメ『僕のヒーローアカデミア』で担当する声優も決定し、アニメでの活躍も期待されています。 本記事ではそんなレディナガンの死亡説や2つの個性、再登場や復活はあるのかについて解説していきましょう。 ※この記事は『僕のヒーローアカデミア』の重要なネタバレを含みます。

レディナガンは刑務所の「タルタロス」に収監されていた犯罪者です。大量脱走が起こった際に脱獄し、AFOに目をつけられデクへの刺客として登場しました。 ピンクとダークブルーの2色の髪と、個性により右腕に仕込まれたライフルが特徴的な人物です。 魅惑的な容姿とスタイルを誇るキャラですが、実年齢は30歳を越えているとのこと。かつては公安に所属するプロヒーローだったものの、仲間を殺害したためタルタロスへと収監されていました。

レディナガンの個性については『僕のヒーローアカデミア』の作者いわく、映画『ウォンテッド』からアイデアを得たとのこと。 『ウォンテッド』は2008年にアメリカで公開されたアクション映画です。主演のアンジェリーナ・ジョリーが演じるヒロインは組織の女殺し屋であり、おそらく彼女のアクションからヒントを得たのでしょう。

AFOが仕掛けていた裏切りへの対策により爆発して死亡したかに見えたレディナガンですが、なんとか生きています。 デクとの戦闘の後重傷を負いましたが、ホークスに助けられ病院に搬送され、奇跡的に一命をとりとめました。 病院に運ばれて生きていたことが発覚したあとは、登場していません。ただし一命をとりとめたということで、再登場の可能性は大いにある状況でした。

なんと最新378話にて、過去ヴィランであるジェントルとともにレディナガンが包帯を巻いた姿で再登場。 378話では、死柄木が肉片の弾丸をジェントルに向かって発射したところに、それを止めるために狙いを定めるナガンが描かれました。 ナガンが味方としてヒーロー側につき、デクたちと共闘する展開が考えられます。今後も味方についたナガンの活躍にいっそう期待です。

レディナガンは「ライフル」と「エアウォーク」という2つの個性を持っています。「ヒロアカ」世界においては、個性は1人につき1つだけ。例外はAFO(オール・フォー・ワン)とOFA(ワン・フォー・オール)だけです。 レディナガンが個性を2つ所持しているのは、AFOから「与えられた」から。もともと持っていた「ライフル」の個性により、必中のスナイパーとして遠距離戦では無類の強さを誇ります。 さらに近距離戦も強く、隙がない実力者です。プロヒーローの中でNo.2にランクインしたホークスレベルの実力者とされています。

「ライフル」はレディナガンの先天的な個性であり、彼女の代名詞です。右肘から先がライフルに変形し、髪の毛はライフルの弾となります。 特筆すべきは射撃技術であり、同じ遠距離タイプのスナイプ先生の個性「ホーミング」のように必中の個性でないにもかかわらず、3km先の獲物を外さず当てる驚異的な技術を持っています。

「エアウォーク」はAFOに与えられた後付けの個性です。名前の通り空中を歩くことができ、浮遊することもできます。 「ライフル」とあわせると移動しながらでも、空中でも狙撃ができる砲台として機能。レディナガンの機動力の低さを補う能力として活躍しました。

レディナガンはタルタロスに収監される前は、公安のプロヒーローとして活躍していました。もともとは現No.2ヒーロー・ホークスの先輩だったとのことです。 公安時代はプロヒーローとして活躍しつつ、ヒーロー社会を維持するために法では裁けない悪人を裁く「始末屋」として働く、2つの顔を持っていました。 プロヒーローとして華々しく活躍しながら裏では自身の手を汚す日々に、彼女の精神はすり減っていったのです。

「ヒーローとヴィランの違いとはなんなのか？」「自分自身はどっちなのか？」ヒーロー社会に絶望したレディナガンは、*当時の公安委員長を殺害し、刑務所へ収監**されました。 事件の真相は歪められ「レディナガンが仲間のヒーローを殺した」と報道されることになります。 そして『僕のヒーローアカデミア』開始時には、彼女は重犯罪者が収監される刑務所「タルタロス」にいました。本編でタルタロスの集団脱獄が起こった際に、彼女も逃げ出すことになります。

AFOによるタルタロス襲撃によって起こった集団脱走。かつてヴィランとして登場したマスキュラーやムーンフィッシュと共に脱獄チャンスを得たレディナガンは、治崎(オーバーホール)を連れてタルタロスから脱出します。 しかし脱出しようとした矢先にAFOと邂逅。レディナガンを知っていたAFOは彼女を勧誘します。

AFOからデク捕獲を依頼されたものの、脱出できればよかったレディナガンはAFOの依頼を拒否します。しかしレディナガンがヒーロー社会に絶望していることを知っていたAFOは言葉巧みに煽り、彼女を説得しました。 AFOから「エアウォーク」の個性を与えられたレディナガンは、AFOの指示によりデクを狙います。

AFOの元に降ったレディナガンは、雨が降る日にデクを襲撃。「ライフル」と「エアウォーク」の個性を操り、デクを追い詰めていきます。

戦闘開始からしばらくは、長距離からの精密な射撃でデクを翻弄します。さらにデクが集めたデータにないAFOに与えられた個性「エアウォーク」を使い、デクに対して有利をとる立ち回りを見せました。 しかしデクはOFA(ワン・フォー・オール)の中に眠っていた新たな力「発勁」を使用。スピードを上げたデクの動きに対応できず、一気に劣勢となります。 追い込まれたレディナガンがとった行動は「治崎(オーバーホール)を人質にとって隙を作る」という元ヒーローとしてはあまりに汚い戦法でした。 しかし人質戦法はうまくいかず、最後はデクの新技で倒され、ライフルの銃身も折れてしまいます。

敗北したレディナガンに、デクは手を差し伸べます。「あなたの心はまだヒーローのままだ」と。 改心しかけた彼女でしたが、AFOが裏切りを想定して密かにつけていた爆弾によりレディナガンの身体は爆発してしまいます。 しかしかつての後輩のホークスに助けられ、なんとか命は助かりました。ホークスにAFOに関する情報を伝えた後は、病院に搬送されています。

2023年2月現在アニメ未登場のレディナガンですが、すでに担当する声優は決定しています。レディナガンを演じるのは、声優の種﨑敦美です。 近年大活躍中の声優であり『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のダイ役や『SPY×FAMILY』のアーニャ・フォージャー役、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』のエンポリオ・アルニーニョ役*など、主演キャラクターを数多く演じています。 少年役から少女役、大人の女性まで幅広く演じる種﨑敦美の演技は非常に高く評価されています。デクとの戦いが今から楽しみですね。

本記事では、「ヒロアカ」で活躍したキャラクター・レディナガンについて解説しました。憧れていたヒーローに絶望してヴィランとなってしまったレディナガン。 原作での再登場も期待されていましたが、アニメ「ヒロアカ」でも声優が決定しアニメでの登場が間近です。 放送の前に原作を読み返してアニメ登場を楽しみに待ちましょう！