「ヒロアカ」ホークスが死亡!?個性消失説から裏切り者説まで解説!
さまざまなヒーローの卵やプロヒーローが登場し、それぞれの活躍を見せてくれる『僕のヒーローアカデミア』。中でも「速すぎる男」の異名で知られるホークスは、作中でも特に人気の高いプロヒーローです。 この記事ではそんなホークスのプロフィールをはじめ、死亡説や裏切り者説などについても詳しく紹介していきます! ※この記事は『僕のヒーローアカデミア』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
「ヒロアカ」ホークスのプロフィール
ホークスは18歳で事務所を立ち上げ、その年のビルボードチャートJP下半期でいきなりトップ10入りを果たした、天賦の才の持ち主です。10代でのトップ10入りは史上初の快挙であり、その結果彼は「速すぎる男」という異名を手に入れました。 ホークスはフレンドリーな性格でファンサービスにも積極的なので、実力のみならずその人気もトップクラスです。魅力的なルックスも相まって若者から多くの支持を受け、国民支持率はベストジーニストに次ぐ2位に位置しています。 このように順風満帆に見えるホークスですが、実はその幼少期は非常に過酷なものでした。その時に彼の心の支えとなっていたのが、トップヒーローのエンデヴァーです。ホークスは彼への憧れを胸に努力を続け、今や肩を並べるスーパーヒーローに成長しました。 ちなみに、そんなホークスが掲げている目標は「ヒーローが暇を持て余す世の中を手に入れる」こと。このユニークな考え方には、平和を愛する彼の信念が強く反映されています。
【死亡?】ホークスは個性消失して瀕死?
結論から言えば、ホークスは現在まだ生存しています。しかしこれまで死亡の危機に陥ったことは2回もあります。
ホークスはオールフォーワンと対決し死亡寸前に
戦闘 | 38巻385話 |
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ヒーローたちとオールフォーワンとの最終決戦には、ホークスもサポートという形で参加しています。しかし荼毘との戦いで翼を失ったせいで、その後回復してからもわずかな翼しか生やせず、かつてのチート級の強さは見る影もありません。 さらに戦闘の中、「巻き戻し」の効果で若返ったオールフォーワンは、辺り一面を吹き飛ばし、ボロボロになったホークスを軽々と持ち上げるとその個性を奪ってしまいました……! オールフォーワンによればホークスの個性はすでに「ゴミクズ同然」になっているようで、彼がいかに満身創痍であるかがうかがえます。その後、ホークスは死亡こそしなかったものの、まともに立ち上がれないほどボロボロになってしまっていました。
あんなに強くて大胆不敵だったホークスがこんなボロボロに……痛々しくてつらい。
ホークスの個性が消失!復活の可能性は?
- 荼毘との戦闘で翼を燃やし尽くされたため
- その後も翼がかなり減っていたため
- オールフォーワンに個性を奪われる描写があったため(確定事項)
そもそもホークスに個性消失の噂が立ったのは、荼毘に翼を燃やされて以来、これまでのように個性を発揮する場面がぐっと減ってしまったからです。その時点では単なる噂でしたが、オールフォーワンに個性を奪われる展開が描かれ、それが現実になってしまいます。 また「オールフォーワンを倒せば個性が戻るのでは」と囁かれていましたが、最新展開でオールフォーワンが死亡しても個性は持ち主に戻らないと判明。これによりホークスの個性が復活しないことはほぼ確定となってしまいました。 ただオールフォーワンがホークスの個性を奪う際、「因子が爛れている」と発言していたため、彼の剛翼はその時点で大きく劣化していたと推測されます。いずれにせよ、ホークスはその個性を使うことが出来なくなっていたのかもしれません。
【裏切り】ホークスはスパイ?荼毘との接触
ホークスのスパイ疑惑の真相とは?
九州でエンデヴァーと協力してハイエンドを討伐した後、ホークスはヴィラン連合の荼毘と接触し、ホークスがハイエンドの手引きに協力していたことが明らかになります。しかし、この裏切り行為は、ヒーロー公安委員会から秘密裏に依頼されたものでした。 公安委員会は、神野(かみの)の戦いでは情報不足により相手の戦力を見誤るという過ちを犯してしまったことから、ヴィラン連合の内部情報を知ることを重要視し始めました。そこで、ヴィラン連合に送り込むスパイとして、ホークスに白羽の矢を立てたのです。 公安委員会は、ホークスの観察眼と情報収集力を評価しており、名誉や名声に頓着せず、長期目標のみを見据えて動くことができるホークスが、スパイとして適任と考えています。さらに、スパイ活動中の多少の犠牲にも目を瞑ることができる男と見込んでいるようです。 ホークスは、自身の手が汚れても皆が安心できるならと、この依頼を引き受けました。そして、荼毘との接触を試みることで、ヴィラン連合への潜入を画策し、公安委員会に情報を流すために暗躍しています。 すべては「ヒーローが暇を持て余す世の中」のため。ヴィラン連合との戦いで重要なカギを握るであろうホークスから今後も目が離せません!
荼毘に裏切りがバレたホークスに1度目の死亡説が流れる
戦闘 | 27巻264話~267話 |
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公安の一員として、危険分子が集まる超常解放戦線に潜入していたホークス。彼はそこで掴んだ情報を秘密裏に伝えるため、エンデヴァーにいくつかのヒントを伝達します。それによりエンデヴァーは「敵はヴィラン連合が乗っ取った解放軍」で「その数は10万」という重要情報を手に入れました。 そこからヒーローたちは準備をはじめ、死柄木弔を中心とした敵の総本山に攻撃を仕掛けます。この中でホークスは個性「二倍」により兵力を増やせるトゥワイスを警戒し、彼の暗殺を企てました。 潜入先とはいえ仲間として活動していたトゥワイスに同情を感じながらも、ホークスは攻撃を加え致命傷を与えます。しかしホークスの裏切りに気付いた荼毘がそこに現れ、なんとホークスの本名を口にして動揺を誘い、トゥワイス殺害を妨害してきたのです。 その後ホークスは何とかトゥワイスに止めを刺したものの、荼毘の炎により背中に大ダメージを負うことに。彼は翼をすべて燃やされ喉も焼かれるという重傷を負い、以降の個性使用に大きな制限を受けてしまいます。
【過去】ホークスの壮絶な幼少期
ホークスは殺人犯の父親と、それをかくまう母親の間に生まれ、劣悪な環境で育ちました。暴力的な父親に虐げられる毎日を送っていた彼でしたが、ある日エンデヴァーによって父親が窃盗で逮捕されます。その後、ホークスは母と2人で路頭に迷うことに。 しかし、偶然ホークスの目の前で交通事故が起きた時、彼は咄嗟に個性を用いて人命を救助。その功績が公安上層部の耳にとまり、当時まだ子供だったホークスは公安の保護下に置かれるようになります。それ以来、母親は莫大な謝礼と引き替えにホークス(鷹見)との関わりを一切絶つことに。 そして彼は特別なヒーローになる為の厳しい訓練に身を投じることとなり、スパイもこなせるプロヒーロー・ホークスが誕生したのです。
【活躍】ヒーローが暇を持て余す世の中の為に!ホークスの活躍集
スパイとしてトゥワイスから情報収集
ホークスは敵連合にスパイとして入り込もうとしたものの、やはりプロヒーローという肩書きのせいで中々信頼されなかったため、監視役として敵連合のトゥワイスがつくようになりました。 気の良い性格をしたトゥワイスは「仲間の役に立とうって人間に悪ィ奴はいねぇ」と言って、早々にホークスを信じ切ってしまいます。そしてホークスをスパイだと疑いもせず、聞かれるままに様々な情報を漏らしてしまうことに。
エンデヴァーへの秘密の暗号とは?
ホークスはヒーロー内部にも敵が潜んでいることを察していました。そこで彼は、最も信頼するプロヒーローであるエンデヴァーに対し、暗号を用いて敵の情報を告げることに。 その手段とは、「異能解放戦線」という本に心酔したふりをしてエンデヴァーに本を貸すというもの。マーガーが引かれた文章の一部をつなぎ合わせることで、ホークスが本当に伝えたい情報が浮かび上がります。 本を渡したときのホークスの態度に不審を抱いたエンデヴァーは、すぐに本の中に潜んだ暗号に気がつきました。
かつての先輩・レディナガンへ想いを伝える
かつて公安に所属していたものの、敵を殺し続ける日々に苦悩したレディ・ナガン。彼女はヴィランサイドに堕ち、オールフォーワンの協力者として緑谷を狙っていました。その戦いの中でホークスは公安の先輩であるナガンと対峙し、自身が持つ熱い想いをぶつけます。 その言葉はナガンの心を打ち、彼女が持つオールフォーワンの重要情報を引き出すことに成功しました。戦いの連続でボロボロになっていたナガンはホークスに対し、「私は心が保たなかった。君はなんでそんな顔でいられる」と不思議そうにつぶやきます。 ホークスはエンデヴァーのことを思い出しながら「支えてくれる人がいた」、「俺、楽観的なんす」と朗らかに戦い続ける理由を告げたのでした。
【個性】“速すぎる男”は飛ぶだけじゃない!
ホークスの個性は「剛翼」。背中に生えた羽一枚一枚を分離させて、思いのままに操ることができます。見た目からも想像がつく通り、飛行しながら羽を武器に戦うヒーローです。移動スピードに関していえば、全ヒーロー中最速といっても過言ではないでしょう。
- ①人や物を運ぶ
- ②羽を射出して遠距離攻撃を行う
- ③羽を手に持って剣のように使う
- ④周囲の状況を広範囲にわたって把握する
- ⑤振動幅から音の種類を割り出す
ただし、力押しには弱いと本人が語っているように、攻撃のパワーが低く、サポート向きの個性と言えます。また、羽を使いすぎてしまうと飛行が不安定になるという弱点もあります。
【性格】No.2ヒーロー・ホークスの素顔に迫る!
ホークスの性格は、マイペースで自由奔放。出世欲がなく、名誉や名声には興味がありません。しかし「欲しい」と思ったら我慢できない性分で、欲望のままに自分勝手な行動をとることもあります。そのため先輩ヒーロー達から良くない印象を抱かれることも。 それでもどこか憎めない気さくな性格で、適当そうに見えて細かいところまでしっかり気配りができるマメな一面も持っているところが、国民から愛される理由でしょう。 「ヒーローが暇を持て余す世の中」を作るという理想を持っており、その理由は単純に「楽がしたいから」と説明しています。ただの面倒くさがりのようですが、その理想のためには手段を選ばない度胸と行動力も備えているのです。 自身が汚れることもいとわず、理想の世の中を最高速度で手に入れるために疾走する姿は、No.2にふさわしいカッコ良さを感じます。
【弟子】常闇の新技はホークスからのアドバイスのおかげ!?
常闇踏陰(とこやみふみかげ)は、職場体験およびインターンの行先として、ホークスの事務所を選んでいます。常闇は体育祭の結果からホークスに声を掛けられました。 轟焦凍(とどろきしょうと)にも指名を行ったそうですが焦凍が仮免試験に落ちたこともあり、常闇が来てくれて良かったと後に語っています。 職場体験の際、常闇がホークスに指名理由を尋ねたところ、「鳥仲間であることが2割、1年A組の人にヴィラン連合の話を聞きたかったのが半分」とのこと。伝書鳩のような扱いをされた常闇はショックを受けていました。 しかし、ホークスはインターンでも常闇を受け入れます。後進育成なんかする気がなかったホークスですが、必死に食らいつこうとする常闇の姿勢をみて、考えを改めるのです。 常闇を夜間飛行に誘ったホークスは声を掛けた理由の3割は「常闇がもったいないことをしていると思ったから」と伝えます。彼は、長所を伸ばすことも忘れないほうが良いと語り「飛べる奴は飛ぶべきだよ」と常闇にアドバイスを送るのです。 そして、そのアドバイスを頼りに、常闇は新しい技「黒の堕天使(だてんし)」を生み出します。これは、常闇の個性「黒影(ダークシャドウ)」を使って、自身を抱えることで飛行移動を可能にする技です。ホークスのアドバイスのおかげでさらなる高みに上った常闇。今後の成長が楽しみですね。
【声優】アニメでホークスを演じるのは中村悠一!
テレビアニメ版に先駆け、2019年12月公開の映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』にホークスが登場!そして中村悠一が担当声優となることが発表されました。 中村はホークス役での起用に関して、「ホークスという人物の、一筋縄ではいかなそうな非常に面白いキャラクター性、原作に於いても“これから彼がどう動いていくのか?!”という点で予測不可能で、これからの展開をとても楽しみにしています。」と公式サイトでコメントしています。
声優が変わった?
ホークスの声優は変わらず中村悠一が務めています。検索で「声優変わった」というワードが出てくることがありますが、そのような事実はありません。
個性を奪われた後はどうなる!?ホークスの今後から目が離せない
今回は「ヒロアカ」の“速すぎる男”ホークスを紹介しました。彼は壮絶な過去を抱えながらも、スパイ兼ヒーローとして大活躍しています。彼が作中で人気ヒーローなのも納得ですね。 強キャラとして登場したにもかかわらず、個性を奪われボロボロになるなどなかなかに不憫な目に遭っているホークス。今後彼の活躍や完全復活があるのか、ファンとしては気になりますね。