2020年1月27日更新

【ヒロアカ】オール・フォー・ワンを徹底紹介!まさにチート能力をもつ悪の象徴的存在

僕のヒーローアカデミア 3rd Vol.4

『僕のヒーローアカデミア』で、敵(ヴィラン)の黒幕として登場したオール・フォー・ワン。平和の象徴オールマイトとの因縁の戦いや、死柄木弔との関係、チートすぎる個性と必殺技など徹底解説していきます!

目次

『僕のヒーローアカデミア』悪のカリスマ、オール・フォー・ワンについて解説!【ネタバレ注意】

週刊少年ジャンプで連載中の『僕のヒーローアカデミア』は、アニメや映画化されるほどの大人気作品。そして多くのヒーローが活躍する「ヒロアカ」の敵役である敵(ヴィラン)連合のブレーンとして、登場したのがオール・フォー・ワンです。 オール・フォー・ワンというのは彼の個性名で、本名は不明。彼の個性は、「他者の個性を奪い自分のものにし、また他者に持っている個性を与えることができる能力」です。つまり欲しいと思った個性を奪い、複数の個性を自分にストックすることができるチート能力だといえます。 ちなみに主人公の緑谷出久が所属する雄英高校の奇襲作戦の裏で、手を引いていた人物でもありオールマイトの師匠・志村菜奈を殺したのもオール・フォー・ワンです。 ※この記事は2020年1月時点までの『僕のヒーローアカデミア』情報を含みます。ネタバレには注意して読み進めてください。

いったい何歳?超常黎明期(れいめいき)から暗躍していた

オール・フォー・ワンは、人類に「個性」が発現し始めた超常黎明期(れいめいき)からずっと生きていて、裏の世界で暗躍し続けています。詳細は明らかになっていませんが、オールマイトは彼が100年以上生き続けているのは、「成長を止める個性」の類を使用しているのではないかと予想されています。 超常黎明期、オール・フォー・ワンには無個性で病弱で体の弱い弟がいました。弟は正義感が強く、兄が悪事に手を染めていることに心を痛めていましたが、非力な彼にはあがいてもどうすることもできませんでした。 ある日、オール・フォー・ワンはそんな弟に、「個性をストックする個性」を与えます。それは無個性の彼にはなんの意味もないと思われたのですが、実は彼にはもともと「個性を与える個性」が宿っていたのです。 そしてオール・フォー・ワンの弟は、自分の兄を止めてほしいという願いをこめて、自分の個性を継承させたのでした。それから代々受け継がせているのが、デクの個性「ワン・フォー・オール」なのです。

5年前、オールマイトとの戦いに敗れ重傷を負う……。

『僕のヒーローアカデミア』物語が始まるよりも5年前、オール・フォー・ワンとオールマイトは、お互いに瀕死の重傷を負うほどの激闘を繰り広げていました。 この戦いより前にオール・フォー・ワンの手にかけられた師匠・志村菜奈の想いを継いだオールマイトは、ヴィランによる犯罪が多いアメリカに渡って鍛錬を重ねることに。その後、オール・フォー・ワンに再び挑んだのが5年前なのです。 オール・フォー・ワンは長年かけて集めた部下の大半をオールマイトに倒された上に、自身も頭部をつぶされ瀕死の重傷を負いました。どうにか生き延びたものの、視力を失い自分で生命を維持することすら難しい体に……。 ちなみにオールマイトもこの戦いで、呼吸器官半壊と胃袋も全摘出となり何度も手術を繰り返し、後遺症にも苦しんだ結果、今のガリガリな姿になってしまったのです。

死柄木弔と師弟関係に!敵(ヴィラン)連合を育てる

オール・フォー・ワンは、ヴィラン連合のリーダーである死柄木弔を幼い頃に保護し育ててきました。その目的は、自分の後継者を探すのもありますが、死柄木の出生の秘密も関係しています。死柄木の本名は志村転弧(しむらてんこ)といい、オールマイトの師匠・志村菜奈の孫にあたるのです。 オール・フォー・ワンは神野の戦いで、死柄木の件について「オールマイトが嫌がるだろうと思ってそうした」と発言。案の定、オールマイトはひどく心を痛めそれ以降、死柄木のことをヴィランとして見られていない様子……。グラントリノに指摘され、彼の件から外されています。 またオール・フォー・ワンは、死柄木が家族を殺してしまった過去に苦しんでいることを利用し、彼がそのときの嫌な気持ちを忘れないように家族の手を肌身離さず持ち歩かせているのです。彼にさまざまな経験をさせながら、後継者として悪の道から外れないように誘導しているのですね。

そして「神野の戦い」へ……

オール・フォー・ワンとオールマイトが互いに瀕死の重傷を負った戦いから5年……爆轟誘拐事件をキッカケに、再び彼らが命がけの戦いをすることになったのが「神野の戦い」です。 前回の戦いで、オール・フォー・ワンは失明し生命維持装置がないと生きることさえできない体となり、オールマイトもまた呼吸器官の損傷などにより限られた時間でしか活動できなくなっていました。 全盛期と比べかなり弱っている状態でも、他のヒーローやヴィランも寄せ付けない圧倒的な強さを披露した両者。オール・フォー・ワンは周囲に一般人を残し、オールマイトが本気を出せないように計らいました。最初は周りに気をつかって戦うオールマイトが不利な状況でしたが、グラントリノの加勢もあり本気のぶつかり合いに! ダメージが重なったオールマイトはガリガリ姿を世にさらしましたが、それでも懸命に戦う彼の姿に鳴りやまないオールマイトコールが巻き起こっていました。 そして最後互いのすべてをかけた拳と拳がぶつかりますが、オールマイト渾身の必殺技「UNITED STATES OF SMASH」が決まりオール・フォー・ワンは敗れます。

最強の個性オール・フォー・ワン、技の一部を紹介!

複数の個性を所持するオール・フォー・ワンの技は、さまざまな個性を複合したものです。ここでは「神野の戦い」で使用された、個性を組み合わせた必殺技の一部を紹介していきます。

『空気を押し出す』+『筋骨発条化』+『瞬発力×4』+『膂力(りょりょく)増強×3』

わかりやすくいうと、腕から放たれる超強力な空気砲です。神野の戦いで、ベストジーニストをはじめ、優秀なヒーローたちが一掃された技で、オール・フォー・ワンのお気に入りの組み合わせ。 オールマイトにも同じ技を使用していましたが、彼もその周囲のビルも吹き飛んでいきました。

『転送』+『衝撃反転』

この技は組み合わせのままで、対象となる物の転送し、それで受けた衝撃を加えた側に反転させる技です。 神野では、オールマイトの強烈なパンチを手元に転送させたグラントリノで受け止め、打撃の衝撃を跳ね返していました。

『筋骨発条化』+『瞬発力×4』+『膂力増強×3』+『増殖』+『肥大化』+『鋲(びょう)』+『エアウォーク』+『槍骨(そうこつ)』

神野の戦いで、オールマイトを確実に殺すとして出した技で、ひたすら腕の強化とパンチの威力を上げるための組み合わせです。 体ほどの大きさに肥大した腕には、小さな腕やらせん状の骨も入っている上に、表面は鋲で覆われなんとも不気味な形容をしていました。

デクの個性はオール・フォー・ワンに奪われていた?

実はデクの個性がオール・フォー・ワンに奪われていた可能性があるのです!ここではなぜそう考察できるのかを説明していきます。 第1話でヒーロー志望の幼いデクに「(無個性だから)諦めた方がいいね」といった医者は、オール・フォー・ワンと行動を共にしているドクターと瓜二つ。つまりこの医者とドクターが同一人物かもしれないのです! もしかするとオール・フォー・ワンがほしい個性を持っている人が来院した場合に、ドクターが知らせて奪い取り、患者には「あなたは無個性です」と告げている可能性があります。 また公式キャラクターブックによると、この医者はツバサ医院の院長で、そこのお孫さんのツバサくんという羽の生えた少年はデクの友達とのこと。しかしツバサくんが、デクと同じ中学に進学することはありませんでした。 そしてコミック7巻に、「翼の生えた脳無が出久を選び掴んだのは何故だ!?のそれとないヒント的なやつのコーナー」と書かれていて、そこにはツバサくんにそっくりな絵が描かれていたのです。このヒントをつなぎ合わせると、ドクターは自分の孫も脳無に作り替えた恐ろしい人物ということになってしまいます……。

オール・フォー・ワンを演じる声優は大塚明夫

大塚明夫

オール・フォー・ワンを演じたは、声優の大塚明夫です。少し鼻にかかったように重みのある声が特徴で、海外映画でもアーノルド・シュワルツェネッガーなど渋い俳優の吹き替えも多く担当。代表作は、『楽しいムーミン一家』のムーミンパパや『攻殻機動隊』のバトーなどがあげられます。 また大塚明夫は、『ルパン三世』で初代石川五エ門を演じた声優の大塚周夫の息子です。

オール・フォー・ワンが遺した“悪の遺伝子”、ヴィラン連合が着々と成長し……

「神野の戦い」でオールマイトに敗れたオール・フォー・ワンは、その後特殊刑務所「タルタロス」に投獄されています。手足を拘束された状態で24時間監視されており、少しでも妙な動きをしたら命を奪われるという状況です。 そのため今後オール・フォー・ワンが動くということは難しそうですが、後継者の死柄木は着々と力をつけています。異能解放軍という巨大組織を従え、ギガントマキア服従にも成功……。ヒーロー社会を揺るがす大事件が起こるXデイは近いのです。 今後オール・フォー・ワンが大きく動くことはなさそうですが、彼の意志を継いだ死柄木がどう動くのかが気になりますね。