「ヴィジランテ」灰廻航一の強すぎる本当の個性を解説!本編との繋がりも紹介
大人気漫画『僕のヒーローアカデミア』の公式スピンオフである「ヴィジランテ」。本作では、ひょんなことから「ヴィジランテ(自警団)」として活動することになった大学生・灰廻航一の奮闘が描かれます。 この記事では、そんな本作の主人公である灰廻航一について徹底紹介!個性や作中での活躍について解説していきます。 ※本記事は「ヴィジランテ」のネタバレを含みます。
「ヴィジランテ」灰廻航一(はいまわりこういち)のプロフィール
名前(なまえ) | 灰廻航一(はいまわりこういち) |
---|---|
活動名 | 親切マン→ザ・クロウラー→ザ・スカイクロウラー |
個性 | 滑走→斥力を操る力 |
大学 | 仁波大学社会学科1年 |
生年月日 | 2月22日 |
性格 | 気弱で温厚 |
身長 | 172cm |
声優 | 梅田修一朗 |
灰廻航一は気弱で心優しい、ごく平凡な男子大学生。彼は夜になると、オールマイトなりきりパーカーを着て、「親切マン」としてちょっとした人助けをするということをたびたび繰り返していました。 ある日、灰廻はゴロツキに襲われていたところを「鉄拳掃除人」ことナックルダスターに助けられ、彼に巻き込まれる形で「自警活動」を始めることになります。暴力が苦手な性格ゆえ、はじめは及び腰でしたが、次第にヒーローとしての力に目覚めていくのでした。
個性「滑走」はなぜチート級?真の能力「斥力を操る力」が強すぎる理由を解説
「滑走」の基本情報
灰廻の個性である「滑走」は、「三点以上の接地」――例えば両足と手を地面や壁につけることで発動します。いわゆる移動系の個性ですが、制御可能なスピードは自転車くらいとかなり地味です。 さらに発動条件の特性上、姿勢を低くしないと使えないせいで、作中では「キモい」「ゴキブリみたい」とまで言われてしまっています。
真の能力は「斥力を操る力」
当初は地味で戦闘には役立ちそうもないように見えた灰廻の個性ですが、後にその真の力が「手足で斥力を操る力」だと判明しました。斥力とは簡単にいえば反発する力のことで、うまく使えば移動だけでなく攻撃手段としても活かせます。 ちなみに灰廻は赤ん坊の頃は自身の個性を使って空を飛んでいたそうで、その頃から能力を活用するポテンシャルに恵まれていたことがうかがえます。しかし、心配性の母親によって個性の使用を制限されていたため、いつの間にか上手くできなくなってしまいました。
「斥力を操る力」が強すぎる理由
個性を「滑走」として使う場合、攻撃手段は足払いや体当たりなどの地味なものしかないため、当初の灰廻の役割は「囮」でした。能力を使いこなせるようになってからは、高速移動したり走る新幹線にへばりついたりできるようになりましたが、やはり地味です。 転機は、空気砲「KGD(気合をギュッとしてドーン)」を撃てるようになったこと。この技は銃弾程度の威力を誇り、近距離はもちろん狙撃のように遠距離攻撃として使用できます。 このように灰廻の能力は、本編のヒーローたちと比べると派手さでは劣りますが、応用の効く非常に便利な能力であるのは確か。使いこなせば最強といっても過言ではないかもしれません。
灰廻航一のバトルシーンとヒーローとしての成長
灰廻航一のバトルシーン
当初は体当たりをはじめとした地味な攻撃しかできなかった灰廻ですが、次第に能力を使いこなし、壁面にへばりついたり高く跳躍したり、前述の「KGD」を撃ったりできるようになります。 また、「考えるより先に身体が動く」タイプであり、後にその特性が強敵との戦闘にも活かされていきます。
ヒーローとして成長した灰廻航一
暴力が苦手な灰廻は、当初ヴィジランテとしての活動にあまり積極的ではありませんでした。しかし、元来困っている人を放っておけない性格であること、個性の本来の使い方を知っていったことなどから、正義のため自身の力を振るうようになります。 それに伴い、「親切マン」というヒーロー名(?)を「ザ・クロウラー」に改名。これは「crawl(這うという意味の英単語)」からとられたものです。 さらに、彼のヒーロー名は最終的に「ザ・スカイクロウラー」になります。はじめは地面を這いまわっていた彼が「空を泳ぐ者」という意味の名を名乗るようになったということに、その成長を感じてしんみりとしてしまいます。
「ヒロアカ」本編と灰廻航一の関係
灰廻は「ヒロアカ」本編でもほんの一瞬だけ登場しており、プロヒーローとして活動していることが示唆されています。「ヒロアカ」本編では424話、漫画では最終巻第42巻に登場しました!セリフはなく、友情出演という程度のものでしたが、ファンからは喜びの声が上がっていました。 また「ヴィジランテ」では、「ヒロアカ」のキャラが準レギュラーとして登場することも多いです。中でも飯田天哉の兄・飯田天晴(インゲニウム)は、灰廻に個性の使いこなし方のヒントを与えるなど、重要な役割を果たしていました。ふたりの共闘も注目ポイントです!
「ヴィジランテ」灰廻航一は強すぎる個性を持つ主人公!
「ヴィジランテ」の主人公であり、デクとはまた一味違った魅力を持つ灰廻航一。地味と思われた個性を使いこなし成長していく姿からは目が離せません! 「ヒロアカ」本編とあわせて、スピンオフ作品である「ヴィジランテ」も楽しんでみてはいかがでしょうか。