韓国ドラマ「アラムンの剣/アスダル年代記 シーズン2」のキャスト・あらすじ！日本での配信予定

根強い人気のある韓国ドラマ『アスダル年代記』。その続編となるシーズン2が、4年越しに配信決定しました！本記事ではそんな「アスダル年代記 シーズン2」について、詳しい情報を紹介します。ぜひチェックしてください！

「アスダル年代記 シーズン2」は、シーズン1のラストから約8年後の世界を描きます。 アスダル王国の王となったタゴンと、イナイシンギとしてアゴ族・モモ族をまとめあげたウンソム。さらにはアサ・シンの再来として神という存在になったタニャと、タゴンの子供を身ごもったテアラに加え、自分はタゴンの後継者だと信じているサヤ。 これらの人物たちが8年という時を経て、それぞれの思惑を胸にアス大陸の行方を左右していくのです。そしてタゴン率いるアスダル王国は、ウンソム率いるアゴ連盟と大戦争を控え、お互いの出方を探りますが……。

『アスダル年代記』のシーズン2は『アラムンの剣』というタイトルに変わり、韓国では2023年9月9日からtvNで放送開始されます。 日本では『アスダル年代記』がディズニープラスで7月26日から配信されており、シーズン2の『アラムンの剣』もディズニープラスで同日から海外配信されるようです。

タゴンはタニャを操り、守護神アラムン・ヘスラとしてアスダルの王に君臨した人物です。アス大陸征服のためには冷酷な手段をいとわず、武力で部族を制圧します。 そんなタゴン役を務めるのは、チャン・ドンゴン。シーズン1からの続投となりました。チャン・ドンゴンといえば日本でも知名度の高い俳優ですが、もちろん韓国でも言わずと知れたトップスター。シーズン1でも愛と王座との狭間で葛藤する姿を熱演し、高い実力を見せつけました。 シーズン2では8年の時を経て、どのような王になっているのでしょうか。ウンソムとの争いの行方に注目しましょう。

イグトという種族であり、優れた能力を持つウンソム。シーズン1では伝説の英雄「イナイシンギ」としてアゴ族に認められ、複数の部族をまとめあげました。そんなカリスマ性にあふれるウンソムは、暴君タゴンに立ち向かう存在です。 一方サヤはタゴンの養子として育てられ、彼の後継者である人物です。シーズン1のラストではウンソムと双子である事実を知り、衝撃を受けていました。 このウンソムとサヤを1人2役で演じるのがイ・ジュンギです。シーズン1では『ヴィンチェンツォ』などで有名な俳優ソン・ジュンギが演じましたが、キャスト交代となりました。 交代には賛否両論あったものの、イ・ジュンギもドラマ『悪の花』などで高い演技力を見せており、期待できるキャスティングです。

ワハン族であるタニャは、奴隷としてアスダルに連行されたものの、そこで神の存在であるアサ・シンとして認められた人物です。ウンソムと共に育ち、彼に惹かれていましたが、離れ離れに。 シーズン1のラストではタゴンの操り人形として動きながらも、民へ寄り添うことで少しずつ力をつけようとしていました。 今回そんなタニャを演じるのはシン・セギョン。シーズン1のキム・ジウォンから交代となります。シン・セギョンは『新米史官ク・ヘリョン』や『それでも僕らは走り続ける』で主演を務め、実力派女優としても知られています。

常に政治的に行動するテアラは、シーズン1のラストでタゴンの子供を身ごもりました。 父ミホルを亡くし、タゴンを恨みながらも、権力を分けることを条件に彼と結婚。そして裏では何やら企んでいる動きを見せます。 そんなテアラを本作で演じるのは、シーズン1同様キム・オクビンです。凛とした美しさを持ちながら、貪欲でしたたかな女性を見事に演じ、視聴者を圧巻しました。 シーズン2ではタゴンの妻、そして母としての姿を見せてくれるのか、楽しみです。

シーズン2を観る前に、シーズン1のラストをおさらいしましょう。シーズン1のラストでは、テアラがタゴンに子供を身ごもったことを告げ、彼の妻になることに成功します。 その頃ウンソムはアゴ族の英雄「イナイシンギ」として彼らの信頼を得て、山の部族たちを総括していました。 一方タニャはアサ・シンの再来として神同様の存在となり、民たちに慈悲をかけ、心を通わせていきます。その後タゴンに従い戴冠式を行ったタニャは、彼を王としました。 アスダル王国の王となったタゴンは、早速「東の土地を制圧すること」を民たちに命令。これはウンソム率いる部族連盟と、タゴン率いるアスダル王国の戦争を匂わせる展開でした。 そしてタゴンの後継者であるサヤは、タゴンの怪しい動きに不安を覚え、さらには自分がウンソムと双子であるという事実を知ってしまいます。

「アスダル年代記 シーズン1」では多くの謎が残されたまま、最終回を迎えました。 細かい伏線もたくさんありましたが、おそらく最も大きな謎は、ウンソムがアラムン・ヘスラではなく、イナイシンギとなって幕を閉じたことではないでしょうか。
本作には「青い星が出た日に生まれた者はアサ・シン(鈴)・アラムン・ヘスラ(剣)・イナイシンギ(鏡)という役割を担い、世界を壊す」という言い伝えが登場します。このうち、アサ・シンはタニャです。 そしてウンソムは特別な乗れる馬に乗るなど、明らかにアラムン・ヘスラである雰囲気でしたが、シーズン1のラストでアラムン・ヘスラとなったのはタゴン。 おそらくこの謎は、シーズン2もしくは制作が噂されるシーズン3で解明されると思われます。

「アスダル年代記 シーズン2」の監督はキム・グァンシク、脚本はキム・ヨンヒョンとパク・サンヨンの2人が担当します。監督はシーズン1を担当したキム・ウォンソクから交代となりました。 キム・グァンシク監督は、映画『安市城 グレート・バトル』(2018)で大迫力の歴史アクションを手がけた人物であり、本作でもその手腕を発揮してくれると予想されます。 一方キム・ヨンヒョン＆パク・サンヨン作家はドラマ『六龍が飛ぶ』を手がけたコンビで、シーズン1に引き続き脚本を務めることになりました。 監督は変更となりましたが、すでに実力はお墨付きです。安定感のある脚本家との素晴らしいタッグに期待しましょう！

本作の大きな見どころは、前作同様、壮大なスケールのストーリーです。シーズン1では数多くのキャラクターが登場し、多数の伏線が散りばめられました。本作ではそれらの謎が明かされていく過程を楽しめるはずです。 また本作から新たにキャストを務めるイ・ジュンギとシン・セギョンの演技も見どころの1つ。2人とも実力派で、多彩な表現ができるため、8年後のウンソム(サヤ)とタニャを魅力的に演じてくれるでしょう。 「アスダル年代記」は架空の地が舞台であり、特殊な用語も多いため、理解するまでには少し時間がかかりますが、深い世界観にとことんハマってしまう作品ですよ！

韓国ドラマ『アスダル年代記』のあらすじ・キャスト情報を紹介しました。スケールの大きい作品のため、シーズン2を観る前には前作の復習も必要ですね。 新たなキャストや伏線回収に期待しつつ、配信を待ちましょう！