『7人の脱出』の最終回ネタバレ・全話あらすじ!キャスト相関図も解説
大ヒットドラマ「ペントハウス」シリーズのスタッフ・キャストが再集結した群像復讐劇『7人の脱出』。衝撃の最終回に驚いた人も多いはず!その余韻のまま、シーズン2の独占配信も4月11日から始まります。 そんなロスを解消すべく、この記事では『7人の脱出』の全話あらすじをネタバレありで解説します。キャストや相関図など詳しい情報もお届けしますので、ぜひ予習復習にチェックしてください! ※この記事は『7人の脱出』の重要なネタバレを含みます。
原題 | 『7인의 탈출/7 Escape』 |
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配信日 | 2023年10月2日 |
話数 | 全34話 |
日本配信先 | Lemino独占先行配信 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
演出 | チュ・ドンミン |
脚本 | キム・スノク |
タップできる目次
- 『7人の脱出』1話(日本版1〜2話)ネタバレあらすじ
- 『7人の脱出』2話(日本版3〜4話)ネタバレあらすじ
- 『7人の脱出』3話(日本版5〜6話)ネタバレあらすじ
- 『7人の脱出』4話(日本版7〜8話)ネタバレあらすじ
- 『7人の脱出』5話(日本版9〜10話)ネタバレあらすじ
- 『7人の脱出』6話(日本版11〜12話)ネタバレあらすじ
- 『7人の脱出』7話(日本版13〜14話)ネタバレあらすじ
- 『7人の脱出』8話(日本版15〜16話)ネタバレあらすじ
- 『7人の脱出』9話(日本版17〜18話)ネタバレあらすじ
- 『7人の脱出』10話(日本版19〜20話)ネタバレあらすじ
- 『7人の脱出』11話(日本版21〜22話)ネタバレあらすじ
- 『7人の脱出』12話(日本版23〜24話)ネタバレあらすじ
- 『7人の脱出』13話(日本版25〜26話)ネタバレあらすじ
- 『7人の脱出』14話(日本版27〜28話)ネタバレあらすじ
- 『7人の脱出』15話(日本版29〜30話)ネタバレあらすじ
- 『7人の脱出』16話(日本版31〜32話)ネタバレあらすじ
- 『7人の脱出』17話(日本版33〜34話)ネタバレあらすじ
- 『7人の脱出』最終回を詳しくネタバレ
- 『7人の脱出』あらすじ!衝撃の復讐劇
- 『7人の脱出』のキャスト相関図
- 『7人の脱出』の見どころ
- 『7人の脱出』キャスト
- 【キャスト】カメオ出演した俳優
- 『7人の脱出』の監督・脚本家を紹介!ペントハウス製作陣が再集結
- 『7人の脱出』season2―リベンジ―がLeminoで独占配信決定!
- 『7人の脱出』キャスト・最終回ネタバレを紹介!シーズン2にも期待が高まる
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『7人の脱出』1話(日本版1〜2話)ネタバレあらすじ
優しい養父母イ・フィソとパク・ナニョンに育てられた高校生のパン・ダミ。しかしある日、ダミの前に実母のクム・ラヒが現れ、ラヒのもとに引き取られることに。ラヒはドラマ制作会社「LHメディア」の代表で、実はダミが受け取る遺産を利用して自分が手がけるドラマを成功させようとしていました。 そんなことも知らず、新しい生活に希望を抱くダミ。学校で人気者のハン・モネと親しくなりますが、彼女には裏の顔があり、困難な状況に陥っていきます。
実母のラヒに利用され、学校ではいじめを受けた上にモネにも利用され……ダミがあまりにも可哀想!
『7人の脱出』2話(日本版3〜4話)ネタバレあらすじ
モネは産んだばかりの赤ん坊を、チェリーエンタ代表のヤン・ジンモに預けます。約束の時間に遅れたダミは、ラヒから祖父のパン・チルソンに謝りに行くよう命令されますが、雨の中で門前払いされて倒れてしまいます。 その頃、モネが学校で出産した噂が広まり、モネはダミを身代わりにすることを思い付きます。ジンモにチャンネル「緋文字」でフェイクニュースを流させ、ダミをスケープゴートに仕立て上げるのでした。その一方で、モネはオーディションで注目を集めます。
モネの卑劣なやり方には怒りが収まらない!ラヒも実の娘に冷たすぎる……。
『7人の脱出』3話(日本版5〜6話)ネタバレあらすじ
ダミは養父母に心配をかけまいと事情を説明しに戻り、ナニョンもフィソもダミの言葉を信じます。その翌日、ダミは真実を語るため学校へ戻りますが、そこにはフェイクニュースを信じた生徒や保護者の姿がありました。 それでも予定通り、生配信を始めたダミ。ところがその最中にダミが銃撃され、現場には銃を手にしたフィソが倒れており、そばにはダミのニット帽が落ちていました。チルソンはフェイクニュースを流した「緋文字」を調べ始めます。
衝撃の急展開!すべてがダミを陥れる罠のように感じる。
『7人の脱出』4話(日本版7〜8話)ネタバレあらすじ
チルソンは「緋文字」の裏でジンモが指示を出していたことを突き止め、ラヒからは出資金も家も取り上げます。ラヒと遺産を巡って争っていたチルソンの恋人チャ・ジュランすら、家から追い出されるはめに。 一方、フィソはダミ殺害容疑で不当逮捕されていました。拘置所を抜け出したフィソは、自分を嵌めたナム・チョルの家に侵入します。出産疑惑に悩むモネはラヒに事実を打ち明けますが、その時チルソンがダミの件で会見を開くという連絡を受け……。
フィソまで陰謀に巻き込まれてしまった!チルソンがどう動くのか気になる。
『7人の脱出』5話(日本版9〜10話)ネタバレあらすじ
結局ダミ殺害という無実の罪で死刑判決を受けたフィソ。刑務所では受刑者のボス的存在のカン・ギタクがフィソを狙って大やけどを負わせます。刑務所から脱出を試みるフィソ、そしてフィソに成り代わって復讐計画を進めるチルソン。 ラヒはモネに出産を秘密にさせて芸能活動をサポートし、5年後にモネは女優として成功していました。済州島のリゾートホテルでファンイベントを開催したモネの前に、ティキタカ会長マシュー・リーとして顔を変えたフィソが現れます。
いよいよフィソの復讐が始まる……復讐計画はかなり大規模!
『7人の脱出』6話(日本版11〜12話)ネタバレあらすじ
パーティ中に起こったツアー客の死亡事件は、襲われそうになったモネの仕業でした。マシュー・リーが計画した無人島でのサバイバルゲームに巻き込まれ、危険な沼地を渡って脱出を試みるラヒやモネたち。後から来た者たちを踏みつけて向こう岸に渡り切ります。 結局、ラヒ、モネ、ジンモ、ジュラン、そしてギタクの組織のチンピラであるドヒョクは無人島から脱出し、事件を隠蔽するために相互協力する約束を交わします。その中にはモネの担任だったコ・ミョンジとナム・チョル刑事もいました。
ここでタイトル回収の「7人の脱出」が完了。それぞれが互いの罪を知りながら隠している……。
『7人の脱出』7話(日本版13〜14話)ネタバレあらすじ
モネのマネージャーであるソン・ジアはモネに曲を提供していましたが、それを自作曲だと騙っているモネが許せなくなっていました。一方、ラヒは本当にフィソは服役しているのか疑い始めます。 ラヒはマシュー・リーを追って海へ向かいますが、そこにジュランから連絡が入りました。指定された場所に行くと一緒に無人島から脱出した6人がいて、全員が互いにダミの事件と関係していたことが明らかに。さらに無人島での集団死亡事件の真相も暴かれつつあり、ナム・チョル刑事が再調査を始めます。
モネはダミを殺した夢を見るほど追い詰められてる様子。7人は協力関係にあるけど絆は薄そう。
『7人の脱出』8話(日本版15〜16話)ネタバレあらすじ
事務所から追い出されることを恐れたモネは、ラヒの弱みを検事総長オム・ジマンから聞き出して関係を維持しようとします。その一方でラヒは、ミョンジにジアの過去を暴露させて追い詰めていくのでした。 さらにラヒたちはチルソンの居場所を突き止め、チョルがチルソンに毒を盛って病院送りに。その間にもジンモがチルソンの側近を拉致してフィソの居場所を聞き出そうとしていました。しかしチルソンは、謎の人物「K」によって命を落としてしまいます。
謎の人物「K」とは一体……?最期まで孫を想って行動したチルソンが胸アツ!
『7人の脱出』9話(日本版17〜18話)ネタバレあらすじ
ジンモはギタクがフィソに協力していることを知って疑念を抱き、フィソとの内通を疑われたドヒョクは、マシューの機転によって難を逃れます。その後、チルソンからダミの殺害犯を聞いていたドヒョクは、戻ってマシューにその名を伝えました。 ラヒはティキタカスタジオ代表に就任、チェリーエンタはティキタカと提携することに。マシューはその祝賀パーティに済州島事件の生存者を招待します。そしてマシューは、「K」の正体がソンチャングループの後継者シム・ジュンソクであることを突き止めていました。
かなり対立関係が入り組んできたような?Kとマシューはどういう関係?
『7人の脱出』10話(日本版19〜20話)ネタバレあらすじ
7人ともKとソンチャングループを敵に回すことになり、フィソにも狙われている状況。モネはジアの死に動揺し、彼女がKの存在に気付いていたことを明かしました。彼らはマシューに頼るしかなく、マシューは7人の大切なものを奪っていく計画を実行に移します。 まずミョンジの双子が行方不明になり、ジンモは財産を奪われ、チョルは麻薬で検察に逮捕されてしまいました。検事総長のジマンまで巻き添えを食い、Kに助けを求めますが、見放されそうになると秘密を盾に脅そうとします。
マシューはどこまで先を見越して計画してるのか?7人はまだマシューの正体を知らない……。
『7人の脱出』11話(日本版21〜22話)ネタバレあらすじ
マシューはシム・ジュンソクが計画のすべてを知って監視していることに気付いており、ラヒたちはKを捕まえるために利用されていたことを知らされます。マシューは自分がフィソであることを明かし、彼らの過去の罪を暴露しました。 マシューに従うか、Kに助けを求めるかの2択を迫られたラヒたち6人。マシューは彼らをKから守る約束をして、6人はマシューと手を組むことを選びました。バーのマダム・ペンヒにハンナを預けていたジンモは、ハンナの実の親を明かし、危険が及ぶことを伝えます。
ハンナって、学校で噂になったモネが産んだ子!父親がK?
『7人の脱出』12話(日本版23〜24話)ネタバレあらすじ
ソンチャングループを追い込むために、7人に制限時間32時間以内にクリアするべき任務を課したマシュー。その内容はソンチャングループへの妨害活動で、もし失敗すれば命を落とすと脅されます。 Kに狙われるため、ジンモはペンヒとハンナを海外に逃そうと画策。その頃ギタクがソンチャングループに寝返ったのかと怪しむドヒョクは、監視映像を恐る恐る見てしまいます。ラヒとミョンジ、ジュランは任務に失敗しますが、命まで奪われることはありませんでした。
7人は罪人なのに、なぜかそれ以上の巨悪に立ち向かってる感じがして憎み切れない。
『7人の脱出』13話(日本版25〜26話)ネタバレあらすじ
ギタクはマシューの本当の正体を知っていました。しかしドヒョクはまだ騙されたまま、ギタクが裏切者だと信じています。ギタクはこれまでの行動から、マシューが本当にフィソなのか疑っていました。そしてついにマシューは自分が「K」であることを認め、ギタクを拉致してしまいます。 一方マシューへの忠誠心を示すため、ラヒはダミの実母であることを公表。娘のために制作した映画にも言及し涙を流します。これによってソンチャングループを糾弾する声が上がり、シム会長は窮地に立たされました。
マシューが「K」?つまりフィソではない……??一体どういうこと?
『7人の脱出』14話(日本版27〜28話)ネタバレあらすじ
拉致されたギタクは脱出しようとしますが、マシューに刺されて海に投げ込まれてしまいます。ペンヒを人質に取られ、マシューに従わざるを得なくなったジンモ。そんな中、モネはシム会長に「K」との関係を正直に語りました。 マシューは、ソンチャンギャラリー創立20周年記念パーティで名画を贋作に差し替えるという、新たな任務を6人に課します。贋作をすり替えに行ったジンモたちは、そこで血を流している女性の死体を見つけました。
マシュー=Kが何を考えてどう計画しているのかわからなくなってきた。まだ二転三転する?
『7人の脱出』15話(日本版29〜30話)ネタバレあらすじ
シム・ジュンソクはシム会長の実の息子ではなく、ミン・ドヒョクが実の息子。それを知っていたジュンソクは彼をライバル視していました。 マシューはシム会長に会い、ソンチャングループを攻撃する理由を問われますが、答えをはぐらかします。パン・ダミの死についても話しますが、シム会長はマシューの正体に疑問を持ち始めました。 モネは警察から脱出して逃亡中のドヒョクを助け、ドヒョクがKに狙われていることを知ります。ドヒョク自身、Kの狙いが自分だと気付いていました。ドヒョクはマシューを疑い、携帯に盗聴器を仕掛けます。 盗聴器によってマシューが「K」であることがわかり、ドヒョクはギタクの行方を心配して復讐を誓いました。一方ペンヒもマシューの正体を知り、ハンナを連れて必死に逃げ回ります。しかしマシューとともにビルの屋上から転落してしまい……。
やっぱりまだ二転三転!ドヒョクがシム会長の実子とは……マシュー=ジュンソク=Kってややこしすぎ!
『7人の脱出』16話(日本版31〜32話)ネタバレあらすじ
ペンヒととも転落したマシューは、電線に引っかかって生き延びます。しかしペンヒは命を落としてしまいました。モネは娘のハンナを守るために、ハンナが死んだように見せかけてマシューを欺き、身を隠します。 DNA鑑定の結果、ドヒョクがシム会長の実の息子であることが判明。息子は死んだと思っていたため、にわかには信じられないシム会長でしたが、ドヒョクを守るためにマシューに銃で撃たれて、病院に運ばれました。 ジンモもマシューがKであることを知り、モネはジンモにハンナが生きていることを伝えます。そして、シム会長はドヒョクに重要なパスワードを教えていました。 その頃、チルソンの遺産を手に入れようとしていたラヒは、ジュランとチョルに盗みに入るよう命令。遺産を盗み出したジュランたちはトラックで逃走しますが、検問で車を降りた隙に何者かがトラックを盗んでしまいます。
モネはやはり娘を守ろうとするよね。命を落としてまでハンナを守ったペンヒ……。
『7人の脱出』17話(日本版33〜34話)ネタバレあらすじ
シム会長はドヒョクの助けを得て、病室を抜け出して緊急の記者会見を開きます。すべての真実が暴露されることを恐れたマシューは、手下を会見場に向かわせました。 ジュランたちが盗んだチルソンの遺産は、ドヒョクが奪っていました。彼に味方するモネにラヒの携帯に盗聴器を仕掛けさせ、ラヒの本音とマシューの計画を暴いたのです。ラヒとマシューの口論がドヒョクによって生中継され、マシューの正体が白日の下にさらされました。 秘密を知られて追い詰められたラヒは密航船を待つジュラン、チョル、ミョンジを騙し、モネ、ドヒョク、ジンモをもマシューを利用しようして抹殺しようとします。しかしラヒもマシューに欺かれていました。 マシューによって爆弾が仕掛けられたビルの屋上に追い込まれた7人は、マシューの忠実な犬になるか、ドヒョクと一緒に死ぬかという究極の2択を迫られます。結局、6人全員が生き延びることを選んでマシューとともにヘリコプターで逃亡。残されたドヒョクは、間一髪のところを島から脱出していたギタクによって助けられました。
裏切りに次ぐ裏切り!もはや誰が悪人か善人かなんてどーでもいいくらい、ヒリヒリするクライマックス!
『7人の脱出』最終回を詳しくネタバレ
マシュー・リーの正体とは?
大手企業「ティキタカ」の代表として7人の罪人たちの前に現れたマシュー・リー。その後、マシュー・リーの正体は、顔を変えたダミの父、イ・フィソであることが明かされました。マシュー・リーはダミの復讐を企てる父であり、正義の存在としてしばらく物語は進みます。 しかしマシュー・リーの真の正体はイ・フィソではなかったのです。物語の終盤で、マシュー・リーはイ・フィソのふりをした別の人物であることが判明します。 その正体は財閥シム会長の後継者シム・ジュンソクでした。さらにシム・ジュンソクはなんと事件の黒幕である「K」であり、シム会長の実子でもなかった、という事実。 シム・ジュンソクはシム会長の本当の息子であるミン・ドヒョクを恨み、殺そうとしていたのです。そのためにイ・フィソの存在を利用し、全く別の人物の顔になって周囲を騙していたのでした。
生き残ったのは誰?
『7人の脱出』のラストは、真の正体が明らかになったマシュー・リーが、ビルの屋上で罪人たちに選択を迫る様子が描かれました。その選択とは、“ミン・ドヒョクと一緒に死ぬか”、それとも“マシュー・リーの仲間になるか”というもの。 ビルの爆発が迫る中、チャ・ジュラン、コ・ミョンジ、ナム・チョルの3人は迷うことなくマシュー側につきます。クム・ラヒ、ハン・モネ、ヤン・ジンモは迷いますが、最後には生き延びることを選び、マシューの仲間となりました。 マシューと6名の罪人がヘリコプターで脱出した後、ミン・ドヒョクは絶体絶命かと思われましたが、ヤン・ジンモと対立するカン・ギタクが間一髪のところでドヒョクを助けます。しかしその場で本物のイ・フィソは死亡。 よってマシュー・リーと7人の罪人は全員生き残り、死亡したのはイ・フィソをはじめ、ダミやバン会長など周囲の人物のみでした。
続編に期待が高まるエンディング
ダミやチルソン、フィソとこの物語の善人すべてが退場してしまうという、まさかのエンディング!生き残ったのは、すべて悪人のみ!そんな破天荒な終わり方でざわつかせたシーズン1でしたが、すでにシーズン2が「リベンジ」の名のもとに制作されています。 韓国では3月末から放送、日本でも4月上旬からLeminoで独占配信が決定。リベンジというだけに、ギリギリ生き残ったドヒョクと6人が、マシューに復讐していく内容になりそうです。 シーズン1では「フェイクニュース」が登場人物たちを翻弄したことを踏まえると、続編でもその仕返しが始まるのではないでしょうか?いずれにしても新たな裏切りのデスゲームに期待が高まります!
『7人の脱出』あらすじ!衝撃の復讐劇
ある少女の失踪事件に関わる「7人の罪人たち」が主人公。済州島のリゾート地で銃弾に襲われ、自然災害にも見舞われた生き残りの7人が無人島から脱出するところから物語は始まります。 2018年9月、ドラマ制作会社の代表クム・ラヒは資産家のパン会長から新作ドラマの出資金を得るため、パン会長の孫娘ダミを養父母から引き取ります。ラヒはダミの母親であり、養父母がダミの心臓の手術代で負った多額の借金を肩代わりすると約束しますが、目的はパン会長にダミを差し出すことでした。 ミョンジュ女子高校に入学したダミは、そこでアイドル志望の人気者であるハン・モネと出会います。しかし裏の顔を持つモネには、さらなる秘密が。モネと深い関りのあるチェリーエンタ代表のヤン・ジンモが、ダミを身代わりにするためにフェイクニュースを流します。 フェイクニュースを信じた生徒や保護者たちから糾弾されるダミ。その疑いを晴らすため奔走するダミでしたが、次第に養父母まで巻き込む大事件に発展していくのでした。
『7人の脱出』の口コミ・感想
ダミに対して罪を犯した7人の悪人たちが主人公。キーマンであるマシュー・リーがいつ出るのかと思ったらやっと9話で出てきた!ここから冒頭の済州島に舞台が移り、いよいよ7人の脱出が始まります。『ペントハウス』好きな人なら一気にハマるはず。
さすがは『ペントハウス』の監督・脚本という感じで、次々と衝撃的な物語がスピーディに展開!悪人が主人公になっている復讐劇とは?という感じで序盤は観ていましたが、とにかくダミが可哀想で復讐の機会が訪れることを願うのみ。
『7人の脱出』のキャスト相関図
『7人の脱出』の見どころ
複雑に絡み合う人間関係と深層心理
本作のストーリー本筋を担うのは、パン・ダミ銃撃失踪事件に関わった7人の罪人たちへの復讐劇ですが、実はそこには何筋ものサイドストーリーが複雑に絡まり合っています。しかも本筋には二転三転する真相の反転が仕掛けられていて、ただ本筋を追うのも大変! 何より、7人の思惑と欲望が相互の人間関係をより複雑にしており、その中で巻き起こる心理戦は本作の大きな見どころ。ごく少数の善人が悪人たちの欲望による計略に巻き込まれる中、展開する裏切りの連鎖には観ているこちらも何度も裏切られてしまいます。 それでも悪人の中にも善の心が垣間見える時もあり、人間の深層心理の複雑さにも触れていて、ヒューマンドラマにより深みを加えているところも魅力です。
メインキャストの高い演技力・豪華なCG映像
悪人を主人公にした群像復讐劇ということで、一癖も二癖もある悪人ぶりを見せてくれるメインキャストたちが、本作の大きな見どころ。どのキャストもこれまでとは違った一面を見せてくれるはず! また「ペントハウス」シリーズにも負けない豪華な映像も必見のポイントです。無人島のシーンではCGがたっぷり使われている模様。そこから序盤のダミの物語、そして7人の脱出へかけてまさにジェットコースター的展開が用意されていて、スピード感は半端なし! また、あまりにも衝撃的な内容で韓国放送時には物議を醸し出したほど。ネットでの誹謗中傷といった現代社会の闇も感じさせるシリアスな要素にもぜひ注目してみてください。
『7人の脱出』キャスト
マシュー・リー役/オム・ギジュン
韓国大手のモバイルプラットフォーム企業「ティキタカ」の代表・マシュー・リー。突然「ティキタカ」の代表として表舞台に現れた謎に包まれた人物で、その正体は第9話で明かされます。 演じているのは、韓国ミュージカル界のトップスターとして活躍するオム・ギジュンです。1995年の『リチャード三世』で舞台デビューし、2009年の初演から出演している『三銃士』では主演を務めて代表作に。 テレビや映画の出演も多く、ドラマ「ペントハウス」シリーズでは冷酷な建設会社社長のチュ・ダンテ役を務めて注目を集めました。
生年月日 | 1976年3月23日 |
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身長 | 180cm |
主な出演作 | ミュージカル『三銃士』(2009年) ドラマ「ペントハウス」シリーズ(2020~2021年) ドラマ『シスターズ』(2022年) |
@werther777 |
クム・ラヒ役/ファン・ジョンウム
ドラマ制作会社「LHメディア」代表であるクム・ラヒ。自分の欲しいものを手に入れることに関しては手段を選ばず、製作準備中のドラマの出資金を受けるためにとった行動がその後の人生を左右することになります。 演じているのは、女性アイドルグループ「Sugar」の元メンバー・ファン・ジョンウム。 2004年にグループを脱退した翌年には女優に転向し、『彼女はキレイだった』(2015年)や『キルミーヒールミー』などに出演。ロマンティックコメディの女王と呼ばれるようになりました。
生年月日 | 1985年1月25日 |
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身長 | 167cm |
主な出演作 | ドラマ『秘密』(2013年) ドラマ『キルミーヒールミー』(2015年) ドラマ『サンバプ屋台』(2020年) |
@jungeum84 |
ミン・ドヒョク役/イ・ジュン
暴力団組織の出身で、7人の罪人の中では「傲慢」と「裏切り」の罪を犯したミン・ドヒョク。冷酷で乱暴なイメージを持たれていますが、実は心は熱い人物です。 演じているのは、アイドルグループ「MBLAQ」のボーカル担当・元メンバーのイ・ジュン。2009年のRain(ピ)主演の映画『ニンジャ・アサシン』で主人公の幼少期を演じたことでも知られています。 2014年にMBLAQを脱退し、翌年から俳優に転向。2022年の主演ドラマ『最愛の敵〜王たる宿命〜』では李氏朝鮮第12代王イ・テ役を務めました。
生年月日 | 1988年2月7日 |
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身長 | 180cm |
主な出演作 | 映画『ニンジャ・アサシン』(2009年) ドラマ『静かなる海』(2021年) ドラマ『最愛の敵~王たる宿命~』(2022年) |
なし |
ハン・モネ役/イ・ユビ
事件に巻き込まれた少女パン・ダミに対して「最大の罪」を犯したアイドル志望のハン・モネ。裕福な家庭で育ち、人が羨む美しさを生まれ持っていますが、その完璧な顔の裏にはある欠点を隠し持っています。 演じているのは、歌手のキョン・ミリの娘で女優のイ・ユビ。2012年のドラマ『世界のどこにもいない優しい男』ではソン・ジュンギの妹役で共演し話題に。また2021年のドラマ『ユミの細胞たち』での主人公ユミの恋路を邪魔するルビ役も印象的です。
生年月日 | 1990年11月22日 |
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身長 | 166cm |
主な出演作 | ドラマ『ヴァンパイア・アイドル』(2011年) ドラマ『ピノキオ』(2014年) ドラマ『朝鮮駆魔師』(2021年) |
@yubi_190 |
チャ・ジュラン役/シン・ウンギョン
7人の罪人の1人で、「詐欺」と「姦淫」の罪を犯した産婦人科医チャ・ジュラン。物語が進む中、クム・ラヒとヤン・ジンモとともに、ある事件を起こすことになる人物です。 演じているのは、演技派の中堅女優シン・ウンギョン。1980年代から映画・ドラマともに多数出演し、様々なジャンルのドラマで幅広く活躍。『皇后の品格』で演じた太后カン氏や、「ペントハウス」シリーズでの成金のタワーマンション住民カン・マリ役などで良く知られています。
生年月日 | 1973年2月15日 |
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身長 | 171cm |
主な出演作 | 映画『二人の女』(2010年) ドラマ『皇后の品格』(2018年) ドラマ「ペントハウス」シリーズ(2020~2021年) |
なし |
ヤン・ジンモ役/ユン・ジョンフン
芸能企画会社「チェリーエンターテイメント」代表を務めるヤン・ジンモ。7人の罪人の1人で、事件を自作自演したり、世間を操作・扇動することで成功しようとする人物です。 演じているのは、「ペントハウス」シリーズのハ・ユンチョル役で知られるユン・ジョンフン。2022年のドラマ『流れ星』では、大手芸能事務所のマネジメントチーム長カン・ユソンを演じ、「ペントハウス」とは大きく異なる役柄に魅力を感じるファンが続出しました。
生年月日 | 1984年2月15日 |
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身長 | 180cm |
主な出演作 | ドラマ『応答せよ1994』(2013年) ドラマ「ペントハウス」シリーズ(2020~2021年) ドラマ『流れ星』(2022年) |
@yoonjongactor_official |
コ・ミョンジ役/チョ・ユニ
名門のミョンジュ女子高校で教師を務めるコ・ミョンジ。生徒であるハン・モネから賄賂をもらって贔屓したり、自分の汚点を知っているパン・ダミを嘘をついて学校から追い出そうとしました。 演じているのは、2000年代から2010年代にかけて映画・ドラマで活躍した女優チョ・ユニ。2002年に『オレンジ』でドラマデビューし、『私に嘘をついてみて』や『棚ぼたのあなた』などのロマンティックコメディに出演しています。
生年月日 | 1982年10月13日 |
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身長 | 170cm |
主な出演作 | ドラマ『オレンジ』(2002年) ドラマ『私に嘘をついてみて』(2011年) ドラマ『棚ぼたのあなた』(2012年) |
@mixnutcookie |
ナム・チョル役/チョ・ジェユン
7人の罪人の1人で、ドクソン警察署の刑事ナム・チョル。パン・ダミの養父母の依頼でダミ失踪事件を調査していく中で、彼の隠れた欲望が目覚め始めてしまいます。 演じているのは、ドラマを中心に多数の作品に出演している中堅俳優チョ・ジェユン。『応答せよ1994』や『胸部外科:心臓を盗んだ医師たち』、『ペントハウス2』など、本作の共演者とも多くの作品で共演しています。
生年月日 | 1974年10月29日 |
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身長 | 171cm |
主な出演作 | 『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』(2018年) 『ペントハウス2』(2021年) 『還魂』(2022年) |
なし |
パン・チルソン役/イ・ドクファ
資産家のパン・チルソン会長は産婦人科医チャ・ジュランの愛人で、パン・ダミの祖父。7人の罪人には含まれていませんが、登場人物の1人に対して罪を犯している人物です。 演じているのは、1970年代から活動しているベテラン俳優のイ・ドクファ。2001年の時代劇ドラマ『女人天下』では権力闘争の栄光と没落を体現したユン・ウォンヒョン役を熱演。代表作の1つ『第五共和国』では全斗煥大統領を演じました。
生年月日 | 1952年5月8日 |
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身長 | 174cm |
主な出演作 | 『オールイン 運命の愛』(2003年) 『第五共和国』(2005年) 『ジャイアント』(2010年) |
@dukhwa.lee |
【キャスト】カメオ出演した俳優
『7人の脱出』は、「ペントハウス」シリーズを手がけた監督と脚本家が再びタッグを組んだ作品です。 そのためか、「ペントハウス」に出演していたキャストが本作にも多く登場。キーマンであるマシュー・リー役のオム・ギジュンをはじめ、7人の罪人たちの中にもジュラン役のシン・ウンギョンやジンモ役のユン・ジョンフンとメインキャストにキャスティングされています。 また、「ペントハウス」からのカメオ出演者も!特に「ペントハウス」で声楽教師マ・ドゥギ役を務めたハ・ドグォンが、ハン・モネの先輩俳優として本人役でカメオ出演しているのは必見ポイントです。
『7人の脱出』の監督・脚本家を紹介!ペントハウス製作陣が再集結
『7人の脱出』を手がけたのは、『皇后の品格』や「ペントハウス」シリーズなどのヒット作を生み出してきたチュ・ドンミン監督と脚本家のキム・スノク。いわゆる“あり得ない展開のジェットコースター的な”「マクチャンドラマ」のジャンルで、突出した物語と演出を強みとしているコンビです。 特に『ペントハウス』は人間の欲望や裏側のドロドロした人間関係にスポットを当てた、マクチャンドラマを代表する大ヒットドラマとなりました。
『7人の脱出』season2―リベンジ―がLeminoで独占配信決定!
続編となる『7人の脱出 season2―リベンジ―』が、日本でも2024年4月11日0時から「Lemino」で独占配信スタートします。原題は『7人の復活』で、シーズン1のラストでマシュー側についた6人の悪人たちが、マシューにどうリベンジしていくかが描かれるようです。 もちろん、シーズン1でかろうじて生き残ったドヒョクのリベンジにも注目したいところ!さらにシーズン2からは、CNBLUEのイ・ジョンシンも新キャストとして出演しています。 本物のイ・フィソが亡くなったことをいいことに、フィソになりすまし続け、世間を欺き続けるマシュー・リー。嘘の世界で帝王になる計画を進めていますが、ドヒョクと6人によるリベンジゲームが幕を開けます。
『7人の脱出』キャスト・最終回ネタバレを紹介!シーズン2にも期待が高まる
韓国ドラマ『7人の脱出』について、キャストや最終回の内容をネタバレありで紹介しました。マクチャンドラマの代表作「ペントハウス」を彷彿とさせるキャストと展開に、胸を熱くした人も多いのではないでしょうか。 その衝撃的な内容やラストに、シーズン2への期待も高まります。ぜひ本作を視聴してみてください!
本記事の参照サイト
https://video.unext.jp/title/SID0098298 https://freelife-shisan.com/escape3/#152930 https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2229299 https://culture-pub.jp/lp/7escape/#chartAnc https://twitter.com/lemino_k/status/1773953301475975627?s=46&t=AT1FFzj0AMVMefQazv4NaA https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000278.000113690.html