サソリオーグは長澤まさみ!『シン・仮面ライダー』で色っぽくなった旧さそり男を徹底解説
庵野秀明の最新作『シン・仮面ライダー』(2023年)に登場した怪人・サソリオーグ。出番は一瞬でしたが、長澤まさみが演じたかなりクセの強いキャラクターは強烈なインパクトを残しました。 TVシリーズでは「さそり男」が登場していたこの怪人、スピンオフ漫画では「サソリ」という女性として登場していて、今後の展開にもまだ注目が集まっています。 この記事ではそんなサソリオーグのについて考察します。一部映画のネタバレが含まれるので注意してください!
『シン・仮面ライダー』サソリオーグの概要
正式名称 | SASORI-AUGMENT-01 |
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能力 | 猛毒 |
性格 | 陽気で狂気的 殺し合いにエクスタシーを覚える |
キャスト | 長澤まさみ |
サソリオーグの登場シーン
サソリオーグはSHOCKERの上級構成員。陽気で狂気的な性格で、色っぽいコスチュームを纏った怪人です。彼女の従えるSHOCKER下級構成員も足を露出した色っぽい格好をしています。 オーグ仲間に対しても有効なほど強い毒を使って戦いますが、部下を盾として使ってしまうような自己中心的な性格のためか、仮面ライダーではなく政府の特殊部隊によって殺害されていました。 政府はのちに、サソリオーグの毒を使って対オーグ用の銃弾を開発。この武器は、のちにハチオーグに対して使われることになります。 はさみこそ一緒でしたが、性別や性格、見た目も元祖『仮面ライダー』のさそり男とはまったく別の存在として描かれているようです。
演じたキャストは長澤まさみ!
映画公開まで明らかになっていなかったサソリオーグのキャストは、なんと『シン・ウルトラマン』にも出演していた長澤まさみでした。 片方だけ垂れた長い前髪と、顔半分を隠す仮面をつけて、深いスリットの入ったタイトなワンピースで戦う姿は圧巻!クレイジーに恍惚とした笑顔も相俟って色気が強すぎると話題です。庵野監督の性癖が好きな人は今すぐ劇場に急ぎましょう。
「真の安らぎはこの世になく」に登場するサソリ
『シン・仮面ライダー』のスピンオフとして連載されている漫画『真の安らぎはこの世になく』。実はこの作品に「サソリ」と呼ばれる女性が登場しています。 見た目は美しい女性ですが、クモと同じくイワンによって手術を施された改造人間であるようです。まだ幼い主人公イチローに対して「エクスタシーしない?」という過激な発言をするなど、かなり変わった性格をしています。 今は緑川イチローを支える優しいお姉さん的存在ですが、今後より本格的な「オーグメント」を受けて、本格的にサソリオーグに進化していくものと思われます。 またイワンが引き入れたということは過去に深刻な「絶望」を経験しているはずなので、そのあたりのエピソードや続きが描かれるのを楽しみに待ちましょう。
元ネタはさそり男?
身長 | 185cm |
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体重 | 94kg |
強さ | ハサミのような左手や人食いサソリを操り戦う |
登場回 | 第3話・第13話 |
登場回
さそり男の初登場は『仮面ライダー』の第3話『怪人さそり男』です。 さそり男の正体は仮面ライダー1号こと本郷猛のオートバイレースのライバル早瀬五郎。彼はレースで勝てない本郷に対し強いライバル心を抱いており、ショッカーにさらわれ改造されるときですら「本郷を倒すチャンスだ」と考えたほどです。 本郷を倒すため最初は仲間を装い近付き、勝利を確信すると正体を現し彼を追い詰めます。しかし本郷を倒しきることができず、仮面ライダー1号に変身した本郷に返り討ちにされてしまいました。 その後、第13話の『仮面ライダー対ショッカー』に再生怪人として再登場を果たしています。
『シン・仮面ライダー』サソリオーグ様が美しすぎる……
スピンオフ漫画『真の安らぎはこの世になく -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-』では大きく活躍していながら、映画では一瞬の出番とともに散ってしまったサソリオーグ。 しかし出演時間は短くとも、長澤まさみが実写にしたクレイジーな色っぽいサソリオーグは、多くの人の心に焼きついたことでしょう。 サソリオーグの僕となりたい人は、ぜひもう一度映画館に行って彼女のエクスタシーを感じてみてください!