FBIのアンドレ・キャメルの基本情報・活躍を徹底解説！新声優や無能エピソードも紹介【名探偵コナン】

アンドレ・キャメルは『名探偵コナン』に登場するキャラクターです。2023年4月14日に公開される劇場版黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)にも登場するということで、どんなキャラなのか気になっている人は多いでしょう。 本記事ではアンドレ・キャメルの基本情報やこれまで活躍を徹底解説していきます。 ※この記事は2023年3月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

アンドレ・キャメルはアメリカ連邦捜査局(FBI)の捜査官。初登場は原作58巻のエピソード「赤と黒のラッシュ」です。同じくFBIに所属する赤井秀一が追加戦力として日本に呼び寄せました。 人相が悪く悪人のように思われがちなキャメルですが、実際にはお人好しで善良な性格。しかし騙されやすくドジな面もあり、同僚の足を引っ張ってしまうことがたびたびあります。 もちろん無能なだけの人物ではなく、作中では同じFBIのジョディ・スターリングや赤井秀一と共に活躍する場面もありますよ！

第58巻において、アンドレ・キャメルは驚異的にドライビングテクニックを披露します。登場時から「ドライブテクには自信がある」と笑みを浮かべるアンドレ・キャメル。強面の人相に加えて怪しそうな雰囲気を出す彼に、コンビを組むことになったジョディ・スターリング(と読者)は「こいつ怪しいな……」と感じます。 爆弾処理のために車を飛ばすことになったアンドレ・キャメルとジョディ。初めはジョディが車を運転していたものの、渋滞に巻き込まれてしまいます。そこで運転が得意なアンドレ・キャメルに交代。見事なドライビングテクニックで爆弾処理に成功しました。

華麗なドライビングテクニックを披露したアンドレ・キャメルですが、失態も数多くあります。。最もやらかしてしまったのは、キャメルが原因で黒の組織に潜入していた赤井秀一の正体がバレてしまったエピソードです。 『名探偵コナン』本編の2年前、黒の組織へ潜入して捜査をしていた赤井秀一。同じFBI捜査官のキャメルも協力して捜査にあたっていました。しかしキャメルが親切心から老人に声を掛けたことで赤井秀一の正体がバレてしまい任務は失敗。赤井秀一の恋人であった宮野明美の死につながる事態に発展してしまいます。 この出来事について、赤井秀一はキャメルを過度に責めることはしませんでした。しかしキャメルは自身の失敗を大変悔やんでいました。彼のお人好しな性格が仇となってしまったわけです。

原作第85巻で描かれる「緋色シリーズ」においても、キャメルはやらかしてしまいます。赤井秀一を殺害した黒の組織の一員である安室透が現れた際には怒りを見せたキャメル。しかし情報を漏らすことはなく、平静さを保ちます。 その後に現れたジョディ・スターリングに対して機密情報を話し合うものの、実は彼が会話していたのはジョディに変装していた組織の一員ベルモットでした。安室とベルモットはグルであり、まんまと騙された形になりますね。 キャメルの不用意な発言から、楠田陸道の事件に関する機密情報と、赤井が実は生きているのでは？と疑われてしまうことになります。

映画｢緋色の弾丸までアンドレ・キャメルの声を担当していたのは、声優の梁田清之。渋みのある低い声のキャラを得意としていました。『スラムダンク』の赤木剛憲役や『機動戦士ガンダムF91』のザビーネ・シャル役などで有名です。 2022年11月頃、友人の真殿光昭から死亡したことが発表されました。後任には声優の乃村健次がキャスティングされています。

アンドレ・キャメルの声を引き継いだのは、青二プロダクションに所属する声優、乃村健次です。パワーのある低音ボイスにより、マッチョなキャラクターや中年男性を得意としています。 これまでに『BLEACH』のヤミー・リヤルゴ役や『ゴールデンカムイ』の牛山辰馬役などを担当しました。 乃村健次が新たに演じるアンドレ・キャメルの演技にも注目したいところですね。

アンドレ・キャメルの劇場版初登場作は「異次元のスナイパー」。FBIが事件に絡むストーリーであり、キャメルの他にも同僚のジョディ・スターリングや上司のジェイムズ・ブラックも登場します。 この映画において、アンドレ・キャメルは犯人を取り押さえる活躍を見せました。彼の活躍の一部始終を見たい人は、ぜひ映画「異次元のスナイパー」を視聴してみましょう。

劇場版純黒の悪夢(ナイトメア)でもアンドレ・キャメルは登場します。本作は黒の組織が暗躍するストーリー。それに対抗してFBIのキャメルやジョディ・スターリングも登場したわけですね。さらにCIAや公安警察などの組織が続々と参戦する点も見どころです。 キャメルはジョディやジェイムズと共に黒の組織の捜査を進めていきます。彼らが謎に包まれた黒の組織の尻尾を掴めるのか、ぜひその目で確かめてみましょう。

2023年4月14日に公開予定の黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)でも、キャメルは登場予定です。本映画は「純黒の悪夢」に続いて黒の組織が事件に関わるストーリー。組織のNo.2であるラムの側近を務める謎の人物ピンガが鍵を握ると予想されています。 キャメルたちFBIと黒の組織が衝突する展開も考えられますね。「黒鉄の魚影」でキャメルがどのように活躍するのか要注目です。

ジョディ・スターリングはFBI捜査官の1人であり、キャメルの同僚にあたります。初対面の際はキャメルの人相の悪さから怪しむ場面もありましたが、卓越したドライビングテクニックを見せた後は彼を素直に褒め称えています。 その後も同じFBI捜査官として行動を共にする場面がよく描かれています。映画で登場する際も大体セットです。怪しまれないために偽装カップルを装った場面もありました。

赤井秀一はキャメルと同じくFBI捜査官を務めている人物。キャメルの能力と人柄を信頼しており、わざわざ日本に呼び寄せたほどです。しかし本編でキャメルは何度も赤井の足を引っ張る結果に……。赤井の恋人だった宮野明美の死の原因を作ってしまったことから、キャメルは赤井に負い目を感じています。 赤井が暗殺された際は、彼を殺害した組織の一員である安室透に怒りをあらわにしたり、赤井が生きていたことがわかると涙目になって喜んだりと、仕事仲間以上の信頼関係があることが作中から見てとれます。

FBI捜査官の指揮官であり、キャメルや赤井秀一、ジョディ・スターリングの上司です。彼も赤井やキャメルと同様日本に来日しており、主人公のコナンと協力して事件にあたる、キャメルたちに指示を出す指揮官として活躍するなどしています。 劇場版作品においても、FBIの指揮官としてたびたび登場します。「黒鉄の魚影」においてもキャメルたちと共に活躍が期待できるキャラクターです。

アンドレ・キャメルのモデルとなったのはロボットアニメ『機動戦士ガンダム』に登場する「ドレン大尉」です。ドレン大尉は「キャメル」という名称の戦艦を指揮していたこと、赤井秀一のモデルである「シャア・アズナブル」の部下だったことが由来となります。 ドレン大尉はシャアから信頼を得ていた優秀な指揮官でした。赤井と関連するキャラクターとして、同じガンダムを由来とした名前がつけられたわけです。

FBI捜査官のアンドレ・キャメルについて解説しました。キャメルは優秀な捜査官ながらも、ドジでおっちょこちょいな面もある憎めないキャラクターです。 新作映画黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)に登場するキャメルはどのような活躍を見せてくれるのか、彼の出番にぜひ注目してみてください。