2022年5月9日更新

映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』のあらすじをネタバレ解説!赤井の正体がバレる?

名探偵コナン 緋色の弾丸
(C)2020 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

コロナ禍での公開延期を経た劇場版第24作『名探偵コナン 緋色の弾丸』! 大人気漫画『名探偵コナン』の劇場版第24弾となる今作では、原作でも重要なキャラクターである赤井秀一を中心に、彼の家族が集結します。 そこでこの記事では映画「緋色の弾丸」をネタバレ解説していきます。赤井ファミリーの活躍も紹介するので是非最後まで読んでみてくださいね!

「緋色の弾丸」のあらすじ【ネタバレ無し】

公開日2021年4月16日(金)
興行収入76.5億円
脚本/監督櫻井武晴/永岡智佳
ゲスト声優浜辺美波
挿入歌「永遠の不在証明」

舞台は世界最大のスポーツの祭典「WSG -スポーツ・ワールド・ゲームス-」が開催されようとしている日本・東京。 その開会式に合わせて、日本の技術を結集した世界初の「真空超電導リニア」が発表されます。これは新名古屋駅と東京に新設される芝浜駅を最高時速1000キロで結ぶ、革新的な移動手段です。 世間が盛り上がりを見せる中、大会のスポンサーが集まるパーティー会場が襲われる事件が発生。大手企業のトップが拉致されてしまいます。そしてその事件を陰から監視する赤井とFBIの姿が。 コナンの推理によって、15年前にアメリカのボストンで起きたWSG連続拉致事件との関連性が発覚します。さらにその事件を管轄していたのはFBIでした。 これは偶然なのか、仕組まれたものなのか、謎が加速する中で赤井ファミリーが集結して――。

「緋色の弾丸」の結末・犯人【ネタバレ】

名古屋から東京へ超高速で向かう超電導リニアの中、コナンと真純は犯人を追い込みます。体験乗車が中止になったため無人であるはずのリニアの中には、行方不明のアラン会長、そして犯人の姿が。 そこでコナンはFBIに頼、リニアに乗るはずだった人物に電話を一斉発信します。そうすることで唯一着信がなかった人物=犯人をあぶり出しました。その後、赤井が得意の狙撃で犯人の肩を命中し、事件は一件落着……と思いきや、もう1人の共犯者がリニアを遠隔操作で制御不能にしてしまいます。 この危機に対して、コナンたちは万国旗をパラシュート代わりに、大型サッカーボールをクッション代わりに使うことでなんとかリニアを減速させます。リニアは競技場に突っ込み、競技場は真っ二つなるほどの大惨事に!しかし奇跡的にリニア内のコナンたちは無事生還し、事件は収束するのでした。

犯人は誰?犯行動機は?

先に説明した犯人とは、WSG広報担当の白鳩舞子とチーフエンジニアの井上治。15年前の連続拉致事件がきっかけでそれぞれFBIを恨んでいました。偶然出会った2人は、FBIへの復讐のために今回の事件を計画することにしたのです。

白鳩舞子の犯行動機

白鳩舞子の正体は15年前の連続拉致事件の犯人・イシハラマコトの娘。白鳩舞子という名前は父親の名のアナグラムでした。 彼女は無実を訴え続けましたが、父は逮捕され、母は心労により亡くなってしまいます。FBIは冤罪を作り上げたと思い込み、長年FBIを恨んでいました。そして今回のWSGにて、FBI長官だったアランが会長に選ばれたことを知り、復讐を思いついたのです。

井上治の犯行動機

井上治の父親は、15年前の事件で最初の被害者となったスポンサー企業のトップでした。事件によりスポンサーを降りたことで、世間から「テロに屈した」とバッシングを受け、重役を解任されていたのでした。 井上は15年前の事件の後に発生した模倣犯を目撃しており、その人物が15年前の事件とも関わっていることをFBIに証言するものの、FBIはそれを黙認したと言います。 井上も白鳩同様、家族の人生を破壊した連続拉致事件を冤罪で片付けようとするFBIのことを強く恨んでいました

【解説①】犯人が用いたトリックとコナンの推理

空港にて突如として白い煙が充満し、気を失ってしまったコナン達。これは犯人が人為的に起こした超電導MRIで起こり得る「クエンチ」と呼ばれる現象でした。 そして真犯人の目星がついていたコナンは、赤井に依頼しスポンサー全員に電話をかけます。MRIにて電子機器が故障し唯一電話がかからなかった人物、それが広報担当の白鳩です。また白鳩の名前が15年前に逮捕された石原のアナグラムであると見抜いたコナンは、白鳩が真犯人であると断定したのでした。 またコナンと真純は共犯者として、井上の名前を挙げました。理由は白鳩の危機を回避するため井上にしかできないリニアの遠隔操作が為されたため。コナンは真空“超電導”リニアのエンジニアである井上が、“超電導”MRIの操作に長けているであろうことも見逃していなかったのです。

【解説②】赤井秀一の狙撃に注目!狙撃が成功した理由は?

作中1番の注目ポイントは、赤井秀一の神業とも言える狙撃シーンです。彼はタイトルにもなっている「緋色の弾丸」を使って、走行中のリニアに乗る犯人を撃ち抜く大活躍を見せました。 ここでは赤井が狙撃に成功した要因を2つ紹介します!

要因①:銀の弾丸

まず1つ目の要因は、彼が鉛玉ではなく銀の弾丸を使用した点です。ターゲットが乗っていたリニアは、磁力を利用して走っています。レールには磁力が流れており、トンネルの壁にも磁石が埋め込まれていました。 そのため普通の銃弾を使用してしまうと、磁力に吸い寄せられてしまいます。そこで彼が用意したのが、特注の銀製の弾丸でした。磁力の影響を受けない銀の弾丸だったからこそ、遠距離の狙撃に対応できたのです。

要因②:真空トンネル

2つ目の要因は、通過するトンネルが真空状態だったことです。 赤井は時速1000キロで走るリニアの後方からの狙撃を余儀なくされていました。距離も空いていたため、普通に狙撃しても空気抵抗で失速してしまい到底追いつきません。 しかしリニアは途中のトンネルを真空にすることで、空気抵抗を減らし速度を上げていました。そのため赤井が撃った弾丸も空気抵抗を受けずに、失速することなくリニアに追いついたのです。

【解説③】ED後の「すごいシーン」とは

「緋色の弾丸」公開前、作者の青山剛昌は「エンディングの後に、超すごいシーンが来る」と口にしていました。 原作者もすごいと言うほどのそのシーンとは、メアリーが沖矢昴のことを「小僧」と呼ぶシーン。沖矢の姿に変装した赤井は、車に乗り込み発進しようとします。と、その時。後部座席に潜んでいたメアリーが、沖矢昴の後頭部に銃を突きつけ、「おい、FBIの小僧!」と言うのです。 彼女はMI6としてジョン・ボイドを警護をしていました。そのため、FBIのせいでその要人に危険が迫ったと沖矢に忠告しに来たのでした。

なにが「すごい」シーンなの?

このシーンがなぜすごいかというと、メアリーが実の息子である沖矢とついに対峙したからだと考えられます。沖矢昴の正体がバレたかと思わせるこのシーンは、作者をはじめ、コナンファンにとっては「すごい」シーンなのではないでしょうか。 銃を突き付けるというメアリーの態度は、確かに息子に向けたものではありません。しかしこのすごいシーンをきっかけに、彼女が沖矢昴=赤井秀一だと気付いた可能性も否定できませんね。

【考察】原作・アニメ本編に繋がる伏線まとめ

原作・アニメ本編に繋がる伏線まとめ

  1. メアリーが赤井=沖矢であると気づく?名言されてはいないものの、正体に近づいた可能性は高いのでは?
  2. 世良真純がコナン=新一であると気づく新一の携帯電話をコナンが使っているのを真純が目撃!
  3. 羽田秀吉がキーパーソンに?「緋色の弾丸」とは彼のこと?

伏線①:メアリーが赤井=沖矢であると気づく

『名探偵コナン』本編では、赤井秀一の現状を知るのは赤井ファミリーの中では秀吉だけでした。しかし上記した通りメアリーが沖矢=赤井だと気付いたのであれば、物語に大きな影響を及ぼすでしょう。 確信はしてなかったとしても、何かを感じている可能性は高いです。

伏線②:世良真純がコナン=新一であると気づく

世良真純は登場当初から、コナンは新一なのでは?と疑っていました。なぜなら真純と新一は10年前に1度会っているからです。 「緋色の弾丸」の劇中では、新一が「新一用の携帯電話」を真純に見せるシーンがあります。からの「新一」と呼ぶ声は電話から漏れ聞こえ、真純に自分が新一だと暗に伝えたことになります。 母のメアリーを元の姿に戻す方法を探っている真純がコナン=新一だと気づいたとなれば、本編の物語にも大きく関わってくるでしょう。

伏線③:羽田秀吉がキーパーソン?

赤井秀一は自身の弟である秀吉を、「日本一、いや世界一のブレーンだ」と評しています。実際に本作では、素晴らしい活躍を見せていました。彼が詰将棋のように犯人を追い詰めるシーンは、作中でも特に人気が高いです。 登場人物の中でもトップの頭脳を持つと言われる秀吉は、本作においてまさに赤井家の最終兵器「緋色の弾丸」と言えるでしょう。そしてコナンと秀一はベルモットから、「銀の弾丸(シルバーブレッド)」と呼ばれています。 「世界一のブレーン」とまで言われれば、最終局面での活躍も簡単に想像できます。「銀の弾丸」に続き対黒の組織のキーとなるのは、「緋色の弾丸」羽田秀吉なのかもしれません。

赤井ファミリーの活躍まとめ!赤井秀一の正体はバレたのか?

本作の見どころは、なんと言っても赤井秀一とその家族。特に赤井は人気も高く、スクリーンで活躍する姿が待ち望まれていました。 また彼は黒の組織を欺くために死を偽装しており、日常生活は大学院生の沖矢昴として過ごしています。赤井は危険が及ぶのを恐れ身近な人物にもその正体を口外しておらず、母と妹も生存を知りません。 そして本作では沖矢と妹の真純、母のメアリーが接触するシーンが描かれ、大きな話題となりました。 そこでここでは作品の見どころとして、赤井家の活躍シーンを1人1人に焦点を当てて紹介していきます。家族が沖矢の正体に迫る場面の解説もするので、ぜひチェックしてください!

赤井秀一

赤井家の代表とも言える赤井秀一は本作のキーとなったFBI所属なだけあり、メインキャラクターの1人として登場しています。作中では序盤からコナンと情報を共有する姿が描かれ、ラストでは特殊弾で犯人の肩を撃ち抜く活躍を見せました。 本作では、コナンの“悪人であろうと生かそうとする”という考え方に対して“FBIとしての非情さ”を垣間見せています。

羽田秀吉

私用で偶然名古屋に来ていた秀吉ですが、作品の終盤では長所を活かした活躍を見せました。彼の最大の武器は赤井家でも1番と言われる「頭のキレ」です。 犯人を外に逃し、車で追う赤井秀一。そんな赤井の前に現れたのは、酔っぱらった由美を連れた秀吉でした。すぐさま状況を察知した秀吉は詰将棋のように予想外の道から犯人を追い詰めていきます。FBI捜査官のキャメルが見失ったと告げても、頭を指しながら「ここにいます」と余裕で答える秀吉。 そして秀吉の言う通りに動いたFBIは、見事犯人検挙に至るのでした。

世良真純

作品中盤からコナンと行動を共にする真純は、なんと犯人を追いかけてきた倉庫内で赤井扮する沖屋と拳を交えます。赤井は真純に気付いたものの、真純は相手が赤井だと気付いていない様子でした。 赤井は沖屋としての姿では、真純と接触した経験があります。そのため何も言わないということは、沖矢であるとわかっていない可能性もあるでしょう。しかし相手の顔にマスクだとわかってしまう傷を付けた真純は、相手が沖矢だと見当がついていれば、彼が何者かの変装だとわかったことになります。 赤井が使う格闘術は、特徴的な「截拳道(ジークンドー)」です。直接戦った彼女の脳裏には、亡くなったはずの兄の姿がよぎったのかもしれません。 また犯人確保後のリニア内では、コナンと話している人物を詮索しだします。コナンと話しているのは、真純が殉職したと思っている赤井です。結局はトラブルにより赤井の存在がバレることはありませんでしたが、紛れもなく作中で真純が赤井の真相に1番近づいたシーンでした

メアリー世良

真純と共に行動し、指揮役を担っていたメアリー。作中ではコナンが真純と接触したことで早々に離脱してしまいますが、エンドロール後に衝撃の再登場を果たしました。 沖屋の車に潜伏し、自分の息子とは知らずに拳銃を突きつけたのです。 しかし今回の事件は大事には至らなかったからと打つことはしませんでした。 本作は真純、メアリー共に、赤井家の運命が徐々に交錯しているのが伝わってくる仕上がりになっていると言えます。

メアリーは本当に赤井に気づいていない?

原作にて赤井とメアリーは、手合わせをした経験があると語られています。そして本作中で、メアリーは沖矢と直接対決をしました。赤井は数少ないジークンドーの使い手であり、メアリーであれば癖やスタイルも記憶しているでしょう。 また彼女は沖矢が何者かの変装であること、FBIの人間であることにも気付いています。「ジークンドーの使い手」であり「変装に長け」ている「FBI捜査官」が目の前にいれば、我が息子の姿が重なるのではないでしょうか。 また原作では赤井も母の幼児化には確信が持てない状況でした。しかしメアリーの幼児化が映画内で確信に変わった可能性も十分あります。

エンドロール後には「警察学校組」を思わせる仕掛けが!

名探偵コナン ハロウィンの花嫁
(C)2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会 

劇場版コナンでは毎年恒例で、映画の最後に次作のヒントと言える映像が短時間で流れます。今回の「緋色の弾丸」でも、しっかりと用意されていました。 満開の桜が咲き乱れる警視庁が映され、1人の「お前ら、出番だってよ!」の声に「おう!」と呼応する複数の声。この映像をもとにファンの間ではさまざまな考察がされていました。 そして「原作のスピンオフとして発表されていた、「警察学校組」にまつわる話なのでは?」と大きな話題となったのです!

2022年公開の劇場版は「ハロウィンの花嫁」!

その後時を経て発表された「劇場版名探偵コナンシリーズ」の次回作は、「ハロウィンの花嫁」! メインキャラはお馴染みの仲良しカップル、高木佐藤刑事ですが、しっかりと警察学校組の5人も登場します。松田陣平降谷零を含む同期組は、人気が高いものの未だ謎も多くあります。 次作で彼らの謎の真相が明かされるのか、2022年4月15日の公開日を心待ちにしましょう!

「緋色の弾丸」の登場キャラクター&声優

石岡エリー役/浜辺美波

劇場版恒例のゲスト声優として、女優の浜辺美波が参加することが発表されました。 浜辺が演じるのは、超電導リニアの客席担当を務める石岡エリー。25歳の彼女はリニアスタッフのアイドルを自称しており、ぶりっこでオーバーリアクションな彼女に、コナンたちが苦笑いすることもあるようです。 小さい頃からコナンが好きだったという浜辺は、いつかコナンのお仕事ができたらいいなという思いがずっとあった反面、ファンだからこそ邪魔をしたくないという思いもあったと言います。 さらに公式サイトで、「本当は鳥や豚の鳴き声とか、擬音でもいいから、いつか何かの役を演じさせて頂けたらと思っていたのに、出演できるだけでなく人間の役をいただけて光栄すぎて緊張しています」とコナン愛に溢れたコメントを残しています。 2019年のアニメーション映画『HELLO WORLD』以来となる、浜辺の声優としての演技にも注目です。

江戸川コナン役/高山みなみ

名探偵コナン

本作の主人公。黒の組織によって子供の姿に変えられてしまった高校生探偵・工藤新一が真の姿です。 FBIの赤井秀一とは協力体制を取っており、彼の死の偽装や、以降の仮の姿である沖谷昴を家族ぐるみで匿っています。 声を演じるのは、もちろん高山みなみです。『魔女の宅急便』のキキ役や『忍たま乱太郎』の乱太郎役でも知られています。

赤井秀一役/池田秀一

FBI捜査官・赤井秀一はずば抜けた推理力を持つと同時に、優れたスナイパーでもあります。 黒の組織を追っていますが、1度は絶体絶命のピンチに。しかしコナンの手助けにより、見事組織を欺き生き延びました。以降は組織に死んだものと思わせるために、沖谷昴という架空の人物になりすまして生活しています。 本作ではそんな赤井の母や弟・妹が勢ぞろい。人気の高いキャラクターだけに、赤井秀一に注目が集まりますね。 赤井を演じるのは、池田秀一です。「ガンダム」シリーズのシャア・アズナブルが代表作となっています。

羽田秀吉役/森川智之

将棋のプロ棋士である羽田秀吉。 タイトル6冠を達成しているほどの腕前で、警視庁交通課の婦警・宮本由美と交際中です。羽田は赤井秀一の弟で、世良真純の兄。妹とは違い、兄の赤井とは連絡を取り合っています。 赤井や世良とは違い、普段は事件に関わらない羽田。秀でた推理力を持っている彼は、どんな経緯で事件に関わることになるのでしょうか。 羽田を演じるのは、森川智之です。『犬夜叉』の奈落など数多くの作品に出演しており、トム・クルーズをはじめとした吹替でも活躍しています。

世良真純役/日髙のり子

女子高生探偵で蘭と同じクラスに在籍する世良真純。 優れた推理力を見せますが、コナンたちには1歩及ばない様子です。コナンの正体に気づいており、「領域外の妹」と名乗るメアリーと共に行動しています。 未だ兄・秀一の死を知らない世良は、本作で兄に関する真相を知ることになるのでしょうか。 世良を演じるのは、日髙のり子です。『タッチ』の浅倉南を代表に、現在まで第一線で活動しています。

メアリー役/田中敦子

「領域外の妹」を自称する少女ですが、その正体は赤井秀一・羽田秀吉・世良真純の母です。 彼女がなぜ今の姿になったのかは不明ですが、コナンと同じAPTX(アポトキシン)4869で小さくなってしまったのではないかと目されています。まだ謎が多いメアリーが、本作で新たな動きを見せるかもしれませんね。 メアリーを演じるのは、田中敦子です。「攻殻機動隊」シリーズの主人公・草薙素子のようなクールな女性を多く演じています。

宮本由美役/杉本ゆう

宮本由美は警視庁交通部交通執行課の婦警で、少年探偵団からは「ミニパトの姉ちゃん」と言われています。 交友関係が広く、佐藤刑事とも学生時代からの友人です。合コンや徹夜麻雀に励むなどいわゆるオヤジ系女子ですが、大学時代に付き合っていた羽田秀吉と寄りを戻しつつある様子。由美は秀吉と共に、今回の事件に関わることになるのでしょうか。 演じる杉本ゆうは、「銀魂」シリーズのキャサリンのようなコミカルな役から、「テニスの王子様」シリーズの遠山金太郎のような元気な少年まで、幅広いキャラクターを演じています。

灰原哀役/林原めぐみ

コナンと同様、子供になってしまった灰原哀は元・黒の組織のメンバーでもあります。 阿笠博士の元に身を寄せている、組織を追うコナンに協力するクールな女の子です。姉の命を奪った組織とジンには激しい怒りを抱いています。果たしてこの事件に黒の組織は絡んでいるのでしょうか。そうとなれば、哀も黙っていないでしょうね。 「エヴァンゲリオン」作品の綾波レイや「ポケットモンスター」シリーズのムサシなど、演じる林原めぐみは代表作も多い人気声優です。

工藤新一役/山口勝平

黒の組織に薬を飲まされたことで身体が縮み、江戸川コナンを名乗ることとなった工藤新一。 以前は大人顔負けの推理を披露する高校生探偵として活躍していました。コナンとなってからは、一時的に元に戻る薬を使って、工藤新一として登場することも。本作では劇場版お約束の冒頭の一連のシーン以外で、新一の出番はあるのでしょうか。 「名探偵コナン」で怪盗キッドも演じている山口勝平は、「ONE PIECE」のウソップや『らんま1/2』の早乙女らんま役など、ギャグからイケメンまでどんな役もこなします。

阿笠博士役/緒方賢一

様々な発明品でコナンたちをサポートするのが、阿笠博士です。 工藤邸の隣に住んでおり、新一とは昔からの顔なじみ。子供となった新一が真っ先に頼ったことからも、2人の信頼関係がわかります。よく少年探偵団の保護者をすることも。本作でも子供たちを守る役目を担いそうです。 緒方賢一は『あたしンち』の父や『僕のヒーローアカデミア』でグラントリノを演じる大ベテランです。

吉田歩美役/岩居由希子

吉田歩美は少年探偵団の一員で、好奇心旺盛な女の子。コナンに片思いをしており、積極的に好意をアピールしています。 歩美役の岩居由希子は『無人惑星サヴァイヴ』のルナなど、幼い女の子を演じることが多い様子です。

小嶋元太役/高木渉

うな重大好きな食いしん坊・小嶋元太。少年探偵団のメンバーで、素直な正確なあまり、周囲を振り回してしまうことも。 元太を演じる高木は、「名探偵コナン」では高木刑事役も務めており、2人を演じ分ける演技力の高さがわかります。

円谷光彦役/大谷育江

円谷光彦は、常に丁寧語で話す男の子。少年探偵団の一員で、コナンや哀には及ばないものの、小学生離れした知識が持ち味です。 光彦を演じる大谷育江は、「ポケットモンスター」シリーズのピカチュウや『ONE PIECE』のチョッパーのような、かわいらしいキャラクターを演じることに定評があります。

沖矢昴役/置鮎龍太郎

東都大学大学院工学部博士課程の大学院生を名乗っていますが、その正体は赤井秀一。工藤有希子のメイクと阿笠博士の変声機によって変装しています。 赤井の死を偽装し、組織に生きていることを知られないように用意した仮の姿です。無人となっていた工藤邸で生活しています。本作では真純やメアリーにも正体を隠したまま、接触することとなりそうです。 沖矢の声を演じるのは、置鮎龍太郎です。『BLEACH』の朽木白哉や「テニスの王子様」シリーズの手塚国光など、落ち着いたキャラクターを演じることが多くあります。

「緋色の弾丸」の主題歌は東京事変の「永遠の不在証明」

本作で主題歌を担当するのは、8年ぶりに活動を再開した東京事変です。名探偵コナンとの初タッグとなる曲のタイトルは「永遠の不在証明」。 東京事変は今回の起用について、「最早クラシックと呼ばせていただくべき大人気シリーズの映画ですし、同時にこのような暗躍モノこそ、我々東京事変の十八番です」と自信を覗かせています。 「恐縮しつつも、今作本編の余韻という火種に、油を注いで着火するような一曲をご用意致しました」とのコメントの通り、劇場版の緊張感を高めるようなスリリングな1曲となっています。

「緋色の弾丸」全編のネタバレ解説

①:WSGの開催決定!園子の父が失踪?

4年に1度のスポーツの祭典「WSG -スポーツ・ワールド・ゲームス-」。間近に迫ったWSG東京の開催に向け、芝浜ビューホテルではスポンサーが参加するパーティーが開かれています。 コナンたち少年探偵団も園子のコネで参加し、豪華な料理や世界初となる「真空超電導リニア」の解説に目を輝かせていました。しかし会場は突如として停電し、闇に包まれます。明かりが付くと、ほんの数十秒の間に園子の父・史郎が消えていたのです。 少年探偵団の活躍もあり、無事史郎を発見した一行。駆けつけた警部は先日起きた製菓メーカー社長の拉致事件と犯行手口が同じであると話します。 コナンは史郎の財閥のみならず、製菓メーカーもWSGのスポンサーであることが気になり、一連の拉致事件に15年前のWSG連続拉致事件を照らし合わせるのでした。

②:蘇る15年前の事件!赤井ファミリーも集結

WSG連続拉致事件はWSGのスポンサーが3人拉致され、逃亡を計った1人が駅で射殺された事件。コナンのもとを沖屋昴として訪ねてきた赤井秀一も、「FBIは今回の拉致事件を15年前の事件の模倣犯だと考えている」と告げます。 そんな中、ときを同じくして大手自動車メーカーのCEOであるジョン・ボイドが毛利探偵事務所の門を叩いていました。15年前の拉致事件の最後の被害者が自動車メーカーのトップであったため、次の標的は自分だと考えていたのです。 ジョンの近辺を調査する小五郎をよそに、コナンはリニアに体験乗車するための説明を受けています。広報担当の白鳩やエンジニアの井上、客席担当のエリーから話を聞き、名古屋国際空港で待機するコナン。その裏には空港を見張るメアリー真純、そして名古屋城を見上げる秀吉の姿があるのでした。

③:開会式当日ついに事件発生!殺さない犯人の目的とは?

コナンは空港で15年前の拉致事件の犯人は最後まで無実を主張していたものの、すでに獄中で亡くなっていると赤井から知らされます。 コナンはその犯人・石原の親族が今回の事件の犯人なのかと疑いますが、リストにそれらしい名前がありません。そこで赤井秀一は、証人保護プログラムにより名前を変えた可能性を指摘します。 その後空港にて健康診断を受けている最中に、突如として白い煙に包まれまるコナン達。気絶してしまったコナンが目を覚ますと、そこからジョンと元FBI長官のWSG協会会長・アラン・マッケンジーの姿がなくなっていました。 しかしコナンは真純と赤井の助けを借りながら取り付けた発信器を活用し、「ジョンを見つけた犯人が拉致した人物を殺す気がない」ことを突き止めます。

④:遂に明かされる真犯人!驚くべき犯人の正体と動機とは?

空港の事件の影響で、警備が手薄となった新名古屋駅。犯人が15年前の事件をなぞり最後はリニアでアランを殺そうとしていると推理したコナンは、真純と一戦交えた赤井を新名古屋駅へ向かわせます。

無人であるはずのリニア発車のカウントダウンに合わせ、なんとか乗車に成功するコナンと真純。赤井は「タイムリミットだ」と呟き、ライフルで弾丸を撃ち込みます。そしてアランを救出したコナンは、犯人の名前として広報担当の白鳩とエンジニアの井上の名前を挙げたのです。 白鳩と井上はそれぞれ、無実を主張しながら無念の死を遂げた石原、15年前の拉致事件の1人の被害者の子供でした。誤認逮捕(と思っている)で人生を狂わせた、当時のFBI長官であるアランに強い恨みを抱えていたのです。

⑤:リニアでの最終対決!コナンたちの運命やいかに

アランを殺そうとする白鳩の肩を、的確に撃ち抜くライフルの銃弾。赤井は鉛ではなく銀の銃弾を使用することで、空気抵抗を無くし時間差の狙撃を実行したのです。 その直後、秀吉の助けもあり、FBIは逃亡した井上の検挙にも成功します。しかし事件はまだ終わっていません。コナン達の乗るリニアがスピードを上げ、制御不能になっていたのです。 絶体絶命のコナンに灰原から「サプライズで使うはずだった巨大な万国旗をパラシュートとして使用する」という名案が届きます。 真純と協力し万国旗で減速しながら、先頭に風穴を開けるコナン。リニアは轟音を響かせながら空中へと放り出され、遂にスタジアムに激突します。コナンの安否を心配する蘭。そこにはしっかりと目を開ける、コナンと真純の姿があるのでした。

『名探偵コナン 緋色の弾丸』赤井ファミリーの活躍を目に焼き付けろ!

謎に包まれた赤井家の運命と事件が交わる、劇場版コナン最新作「緋色の弾丸」。屈指の人気キャラクターである赤井秀一がキーとなる本作はファンには堪らない作品に仕上がっています。 もちろん劇場版ならではの緻密な推理と壮大なアクションも盛り沢山の本作。ぜひ本作を実際に視聴して楽しんでくださいね!